風力発電利用国ランキングで急速に地位をあげた中国
本日のソフトエネルギーに”アメリカの風力発電が、ドイツを抜いて世界一の規模に。25,170 MW!”という情報をアップしました。アメリカが、首位だったドイツを抜いたという話題です。ブッシュ時代、オイルマネーも含めて風車の投資に回っていました。テキサスの風力の設備容量はかなりの数字になっていました。投資甲斐のあるものであれば、なんでもよく回っていたことがわかります。
さて、アメリカは今年度風車への投資はにぶると云われています。せっかくオバマさんになって、、、意外な推移ですが、金融危機の影響は非常に大きいということです。オバマ政権は、しばらく仕込み時期を耐える必要がありそうです。アメリカの総設備容量は、25,170MWということです。最近の大型風車の平均的なサイズを2.5MWとして計算すると、なんと1万基を越えたことになり、すごい数の風力発電機がアメリカに林立しているわけです。2位がドイツで、23,903MW。
以下、スペイン、中国、インドで、トップ5の国々です。以下は、3,736MWでイタリア、12位日本と下位の国が続きます。トップ5合計で、世界の65%強の容量を占めています。
このトップ5の中で、目立っているのは中国です。
総設備容量は、12,210MWですが、なんと2008年だけで6,300MWの容量を積み上げています。同単年度で8,358MWを増設したアメリカに迫る、2008年度単年度実績で2位の増設量となっています。詳細は、以下のGWECの記事からTables & graphsをダウンロードしてご覧ください。
News / GLOBAL WIND ENERGY COUNCIL,02 / 02 / 2009
・US and China in race to the top of global wind industry
" The United States passed Germany to become world #1 in wind power installations, and China’s total capacity doubled for the fourth year in a row. Total worldwide installations in 2008 were more than 27,000 MW, dominated by the three main markets in Europe, North America and Asia.
Global wind energy capacity grew by 28.8% last year, even higher than the average over the past decade, to reach total global installations of more than 120.8 GW at the end of 2008. Over 27 GW of new wind power generation capacity came online in 2008, 36% more than in 2007.
..........
Annex: Tables & graphs
.......... "
また、GLOBAL WIND ENERGY COUNCILは、世界の風力発電の状況を伝える専用ポータル、「Wind Power Works」を開設しました。
・Wind Power Works
/ News / The Wind Day goes global - promoting wind energy around the world-February 05 2009
[クリッピング / 自然エネルギーの記事など]
[ブックマークのインデックス]
| 固定リンク
« 風力発電 Wind Power / ブックマーク W,う、ふ | トップページ | 水俣市東部に風力発電所 九電関連会社が建設計画 発電量は1万世帯分 11年度めど7基 / クリッピング 西日本新聞 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント