豪カルテックス Caltex、リモートエリアにソーラー給油所を開設

 ウェスタンオーストラリア州のトムプライスとオンスロウという町に、太陽電池の電力でポンプが駆動させる給油所が開設されました。オートブログの記事によると、設置したのは、オーストラリアのエネルギー供給企業のカルテックス Caltex 。しかし、下のカルテックスのリリースにはこのソーラー給油所の詳細が掲載されていません。
 ということで、写真から太陽電池の設備容量を適当に計算。太陽電池の設備容量は、コンテナの大きさとの比較で4kWp強と予測。1日平均の発電量は、18kWh/day程度かな。1個の軽油ポンプ(60リットル/分程度の能力のもの)と計量部その他で1.2kW程度すると、900リットル程度はハンドルできることになる計算。でも、オーストラリアの三連のトレーラー、ロードトレインなんかに給油するとなると、この量では心もとない。計算間違っているかもしれません。何かわかったら直します。
 この給油所は夜間も対応しているとのこと。写真のいずれかのコンテナの中身は、蓄電池なのでしょう。そして、カードでの決済に対応し、給油係りもいない無人の給油所ということです。

 世界初の太陽光発電による給油所というからには、もう少し詳しく知りたいところです。
 

プレスリリース / Caltex、14 March 2016
Caltex looks to the sun in outback diesel supply world-first
Solar_diesel_stop_lr
-----image : 同リリースより

関連
オーストラリアの僻地に世界初の太陽光発電による給油所が登場-----autoblog、2016年03月19日 (World's first solar-powered gas station comes to Australian Outback


コメント続き
 YouTubeの動画を探していたら、Caltexの有人の普通のガソリンスタンドへの太陽光発電の導入に関する動画を見つけました。参考までに掲載しておきます。ガソリンスタンドの屋根に10kWpのシステム、それは3年から5年のうちに元が取れるということがアピールされています。

10 Kw Solar Power Systems In Caltex Service Stations Expected Return On Outlay Is Within 3 to 5 Yrs


(A Grade Solar Solutions Australia,2015/05/20)


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三菱電機、日産 EV”リーフ”+太陽光発電と商用の電源を混ぜて利用できる6kWパワコンを開発

 三菱電機は、日産の電気自動車”リーフ”搭載の蓄電池と太陽光発電、さらには商用の電源を混ぜて利用できる6kWパワコンを世界で初めて開発し、7月31日よりモニター販売を開始すると発表しました。

 今回開発された、EV用パワーコンディショナ「SMART V2H」4機種は、EV(電気自動車)+PV(太陽光発電)、さらに商用の3種類の電力をモニターし、自動で最適制御する「電力需給制御システム」を採用、最適制御して家庭内に給電することで、商用電力消費のピークシフトが可能です。また停電時には、PVから家庭内への給電とEVへの充電、同時にEVから家庭内への給電が可能。停電時でも最大約6kW の電力が家庭で使用可能です。
 今回発売されるモデルはいずれも6kWの出力で、余剰買取単価対応モデルとダブル発電単価対応モデルがあり、価格はいずれも税抜き950,000円です。
 この製品は、系統連系の認証を取得していないため、電力会社との個別の系統連系協議が必要なため、販売会社への個別申し込みによるモニター販売となります。屋外設置モデルで、仕様上、積雪・寒冷・塩害地域での設置は不可ということです。

 また、当初は日産自動車のリーフと接続が可能。さらに、三菱自動車の「MiEVシリーズ」にも順次対応予定です。

 通常の太陽光発電用のパワコンは、停電時の自立運転モードでは、パワコンの専用コンセントのみの電力供給になってしまいますが、この製品は電力供給停止時間(瞬時停電)なくEVの充放電が切り替えできる「シームレス充放電技術」と、停電の際にPVの通常運転ができる「自立運転時PV連携技術」を開発したことにより、通常の屋内コンセントから電源を利用できる点が便利です。この点について、三菱電機は世界で初めての技術だとしています。
 この機能が、通常のパワコンに搭載できたり、EVだけでなくバッテリーに接続できるようになると停電時の対応だけでなく、必要に合わせて外部電源も利用できるオフグリッド運転も可能になる可能性があります。ローコストモデルも普及してもらいたい機能です。
 

プレスリリース / 三菱電機、2014年7月1日
世界初、EV・PV・商用電力を混ぜて使用可能 EV用パワーコンディショナ「SMART V2H」モニター販売開始のお知らせ

0701
-----image : 同リリースより

" 三菱電機株式会社は、世界で初めて※1電気自動車(以下、EV)と太陽光発電システム(以下、PV)、商用の3種類の電力を混ぜて使用できるEV用パワーコンディショナ「SMART V2H」4機種を製品化し、モニター販売を7月31日に開始します※2。

※1:2014年7月1日現在、Vehicle to Home(以下V2H)システムにおいて、当社調べ
※2:本商品は系統連系の認証制度がなく、電力会社との個別の系統連系協議が必要なため、当社販売会社への個別申し込みによるモニター販売とします。また、仕様上、積雪・寒冷・塩害地域での設置は不可
..........
新商品の特長

世界初、「電力需給制御システム」により、EV・PV・商用電力を混ぜて使用可能
・EV※3・PV・商用の3種類の電力をモニターし、自動で最適制御する「電力需給制御システム」の採用により、世界で初めて※1 3種類の電力を混ぜて使用可能
・3種類の電力を最適制御して家庭内に給電することで、商用電力消費のピークシフトに貢献

※3:日産自動車株式会社「リーフ」と接続が可能(一部車種ではソフトウェア改修が必要、詳細は次項※5を参照)三菱自動車工業株式会社の「MiEVシリーズ」にも順次対応予定
「シームレス充放電技術」と「自立運転時PV連携技術」により、世界で初めて停電時も安定した電力使用を実現

・電力供給停止時間(瞬時停電)なくEVの充放電が切り替えできる「シームレス充放電技術」と、停電の際にPVの通常運転ができる「自立運転時PV連携技術」を世界で初めて※1開発
・停電時でもPVから家庭内への給電とEVへの充電、同時にEVから家庭内への給電が可能※4
・停電時でも最大約6kW の電力が家庭で使用可能

※4:
天候や接続するPVシステムの能力により、使用可能な電力量や充電量は変化します
電力の使用目的や生活スタイルに合わせて選べる三つの運転モードを搭載

・電力をできるだけ自給自足する「グリーンモード」
・電力使用料金を抑えて、商用電力消費のピークシフトにも貢献する「エコノミーモード」
・停電時に、PVとEVの電力でほぼ平常時並みの電力使用ができる「自立運転モード」

Mitsubishi_ev_pv_battery_powercon

.......... "


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昭和シェル石油、太陽光発電、蓄電池、EMS、電気自動車システム(V2H)などを組み合わせ導入、次世代給油所モデルを構築へ

昭和シェル石油は、主に神奈川県内の複数のガソリンスタンドに太陽光発電、蓄電池、EMS、電気自動車システム(V2H)などを組み合わせ導入、次世代給油所モデルを構築するための実証試験を行うと発表しました。太陽光発電に蓄電池や電気自動車を組み合わせた最先端の自立分散型システムを試験導入により、地域のエネルギーサービス拠点としての次世代給油所モデルを検証するということです。

 太陽光発電は、ソーラーフロンティアの太陽電池合計35kWpを3拠点に導入。リチウムイオン電池は、蓄電容量合計12kwhを2拠点に導入。これは、日産リーフ搭載のリチウムイオン蓄電池の二次利用を進めるフォーアールエナジー 4R Energy のものだということです。急速充電システムは、GSユアサ。V2H電力制御システム(V2H: Vehicle to Home)は安川電機、電気自動車は、この夏にもを発売する日産リーフ(蓄電池容量24kwh)。タブレット型情報端末を試験的に導入し、次世代SSに求められる最適なエネルギー設備や新しいサービスモデルの検証するシステムは、日本電気。エネルギーマネージメントシステム(EMS)は、シンセー電機のものが太陽光発電設置の3スタンドに導入され、電力監視、デマンドコントロールを行うということです。

 これらのシステム全体で、太陽光発電設備・蓄電池・EMSを組み合わせたシステムで、「グリーン・ステーション普及実現化事業」として、CO2排出と系統電力への負担を最小限とした、自立分散型のサービスステーションの機能が、そして、「給油所次世代化対応支援事業」においては、停電時等における地域の病院や避難所向けのEVの蓄電機能・太陽光発電・V2Hシステムを組み合わせ、SSで充電したEVを派遣する非常用電力供給サービスモデルとしての機能を試験運用から確認するということです。

 通常は、地域の省エネ自立型スタンドとして、非常時には電源とエネルギー供給ステーションという新しい機能を備えた次世代ガソリンスタンドの試験が行われます。

プレスリリース / 昭和シェル石油、2012/05/18
地域のエネルギーサービス拠点としての次世代給油所モデルを検証

Shellpvev_stand
-----image(”今回導入した設備の概要と導入拠点”) : 同リリースより

"太陽光発電に蓄電池や電気自動車を組み合わせた最先端の自立分散型システムを試験導入

 昭和シェル石油株式会社(略)は、地域のエネルギーサービス拠点としての役割を将来も担って行くために必要な、次世代に対応したサービスステーション(以下SS)の検証を開始しました。具体的には、当社系列SSに、当社100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社のCIS薄膜太陽電池を使った太陽光発電設備をはじめ、リチウムイオン電池・エネルギーマネージメントシステム(以下EMS)・電気自動車(以下EV)から住宅等への電力供給システム(以下V2H)(※註1)・タブレット型情報端末を試験的に導入し、次世代SSに求められる最適なエネルギー設備や新しいサービスモデルの検証を行っていきます。

 これらの取り組みは、経済産業省資源エネルギー庁の「グリーン・ステーション普及実現化事業」および「給油所次世代化対応支援事業」(※註2)の一環として行なわれ、各実証事業に含まれる検証内容はそれぞれ下記の通りとなります。

「グリーン・ステーション普及実現化事業」で検証する項目
 太陽光発電設備・蓄電池・EMSを組み合わせたシステムで、CO2排出と系統電力への負担を最小限とした、自立分散型のサービスステーションのモデル。
 太陽光発電のEV向け急速充電サービスへの活用方法と最適システム。

「給油所次世代化対応支援事業」で検証する項目
EVの蓄電機能・太陽光発電・V2Hシステムを組み合わせ、SSで充電したEVを派遣する非常用電力供給サービスモデル(停電時等における地域の病院や避難所向け)。
サービスステーション来店客の待ち時間の付加価値サービスとして、タブレット型情報端末による情報・コンテンツの試験的配信。
 なお、定置用リチウムイオン電池に加えて、V2Hの機能を備えた電力制御システムをサービスステーションに導入するのは、世界でも初めての試みとなります(当社調べ)。
(※註1) V2H: Vehicle to Homeの略。
(※註2) 2つの事業は平成23年度の補助金として公募されたものです。
.......... "

関連
ソーラーフロンティア

フォーアールエナジー / プレスリリース

"2012.02.03 フォーアールエナジー、「家庭用リチウムイオンバッテリーシステム」を発表
2011.07.11 日産自動車とフォーアールエナジー、太陽光発電と日産リーフ用リチウムイオンバッテリーによる電気自動車用充電システムの実証実験を開始
2010.09.15日産自動車と住友商事、「4R」事業推進に向けて合弁調査会社を設立
2009.10.20 日産自動車と住友商事、電気自動車用バッテリーの二次利用事業の検討を開始「4R」事業戦略が環境を保護し、エネルギー貯蔵のソリューションを提供
.......... "-----参考、上記リリースより表題

GSユアサ / 電気自動車用急速充電器

安川電機

日産自動車 : リーフ
- LEAF to Home

日本電気 / 2012年5月18日 NEC、昭和シェル石油のサービスステーションに設置したタブレット端末に、クラウドサービスでコンテンツを配信~ 電気自動車充電中のサービスを向上 ~

シンセー電機

昭和シェル石油、次世代給油所モデルの検証を開始、太陽光発電、蓄電池など導入-----nikkei BP、2012/5/22

".....太陽光発電、蓄電池、EMSによって系統電力への負担が最小限になる自立分散型のサービスステーションのモデルを目指し、太陽光発電のEV向け急速充電サービスへの活用と最適システムも検討....."

参考
アブダビ国営石油精製会社がCIS薄膜太陽電池の導入実験開始-----昭和シェル石油、2012/05/24

コメント続き
 この中で、特に今年の夏に導入される、日産自動車の電気自動車リーフのLEAF to Homeが気になっています。移動する蓄電池、定置式蓄電池と連携して機能する電気自動車、電気の新しい使い方のコアとしての車という存在の可能性に興味があります。

 日産は、リーフに続き、商用車の電気自動車e-NV200でも試験運用を積極的に世界で行っています。さらに、高価なリチウムイオン蓄電池を二次利用するしくみも先んじて作ろうとしています。この夏に家庭用の定置式蓄電池、高価なリチウムイオンの導入を検討している人が少なからずおられます。そうした方々には、医療用の機器、照明、通信、情報などを停電することなしに使いたいという要求があります。したがって、有効であれば、あるていどのコストはやむおねないと考えておられます。しかし、確かなものを探したいということも当然あります。高価な蓄電池が家庭や設備の中に、かなり無理な形で短期間に入っていくことも考えられます。このあたりの情報収集を行っていくつもりです。
 というわけで、とりあえずどうせ高い蓄電池を買うのなら、動くやつがいいな、という知人の高い要求もあって、LEAF to Homeの情報収集を進めます(2t)

参考エントリー
ニッサン NISSAN、e-NV200のテストカーの運用を開始-----自然エネルギー、2012/05/22

家庭用蓄電システム・電源 2012カタログ(定置用リチウムイオン蓄電池)(Naverまとめ)


おすすめエントリー
富山県に全国初の市民出資による小水力発電所「小早月発電所」-----再生可能エネルギー GreenPost、2012/5/23

イベント5/30-6/1 スマートグリッド展2012&次世代自動車産業展2012-----再生可能エネルギー GreenPost、2012/05/22

GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/5/21-23日版(Naverまとめ利用)

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