豪カルテックス Caltex、リモートエリアにソーラー給油所を開設

 ウェスタンオーストラリア州のトムプライスとオンスロウという町に、太陽電池の電力でポンプが駆動させる給油所が開設されました。オートブログの記事によると、設置したのは、オーストラリアのエネルギー供給企業のカルテックス Caltex 。しかし、下のカルテックスのリリースにはこのソーラー給油所の詳細が掲載されていません。
 ということで、写真から太陽電池の設備容量を適当に計算。太陽電池の設備容量は、コンテナの大きさとの比較で4kWp強と予測。1日平均の発電量は、18kWh/day程度かな。1個の軽油ポンプ(60リットル/分程度の能力のもの)と計量部その他で1.2kW程度すると、900リットル程度はハンドルできることになる計算。でも、オーストラリアの三連のトレーラー、ロードトレインなんかに給油するとなると、この量では心もとない。計算間違っているかもしれません。何かわかったら直します。
 この給油所は夜間も対応しているとのこと。写真のいずれかのコンテナの中身は、蓄電池なのでしょう。そして、カードでの決済に対応し、給油係りもいない無人の給油所ということです。

 世界初の太陽光発電による給油所というからには、もう少し詳しく知りたいところです。
 

プレスリリース / Caltex、14 March 2016
Caltex looks to the sun in outback diesel supply world-first
Solar_diesel_stop_lr
-----image : 同リリースより

関連
オーストラリアの僻地に世界初の太陽光発電による給油所が登場-----autoblog、2016年03月19日 (World's first solar-powered gas station comes to Australian Outback


コメント続き
 YouTubeの動画を探していたら、Caltexの有人の普通のガソリンスタンドへの太陽光発電の導入に関する動画を見つけました。参考までに掲載しておきます。ガソリンスタンドの屋根に10kWpのシステム、それは3年から5年のうちに元が取れるということがアピールされています。

10 Kw Solar Power Systems In Caltex Service Stations Expected Return On Outlay Is Within 3 to 5 Yrs


(A Grade Solar Solutions Australia,2015/05/20)


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オーストラリアにおける再生可能エネルギーは新規の化石燃料発電よりも安い - ブルームバーグ NEF

 ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス Bloomberg New Energy Finance の最新の報告によると、世界第2位の石炭輸出国であるオーストラリアでは、包括的なコストの比較では、新規の石炭発電よりも風力発電に軍配あがるとのことです。

 資源別の発電コストの包括的モデル
 新規の風力発電所建設----- 1MWあたり 80 A$(83 $)のコストで電力供給が可能
新規の石炭発電所----- 1MWあたり 143 A$
 新規のベースロードガス火力発電所----- 1MWあたり 116A$

 上の計算には、ギラード政権の二酸化炭素排出権価格スキームに基づいた二酸化炭素排出権価格が含まれる。しかし、二酸化炭素排出権価格(経済全体の排出を削減する最も効率的な手法)を除いても、風力エネルギーは新規石炭火力発電よりも 14%、新しいガス火力発電よりも 18%安価である。

 さらに、BNEF のアナリストは、二酸化炭素排出権価格を織り込んだとしても、2020 年までに大規模太陽光発電も石炭やガス火力発電より安くなり、2030 年までにはバイオマスや太陽熱などの実現可能な再生可能エネルギー発電技術もコスト競争力を備えるようになると結論付けている。
 これらの分析から、オーストラリア経済は将来、再生可能エネルギーにより一層強化されるものと予想される。新規化石燃料発電所への投資は、アジア太平洋地域の天然ガス価格が急激かつ持続的に下落しない限り、限定的となる可能性が高いことを示している。

 資源国オーストラリアでは、再生可能エネルギーへの投資が短期、中長期的にも有効だとされ、さらなる政策の強化が期待されている。


 シェールガス革命に沸くアメリカ合衆国でも、日本での評判とはことなり、再生可能エネルギーの政策が強化されることが決まっています。日本のエネルギー政策は、世界の状況分析とはかけ離れた、今の状況に強くしばられています。3.11の国富の数割を失うに等しい被害を現実のものとして受け入れ、原子力発電&核燃料サイクルの地殻的な変動リスクを正しく評価し、世界の化石燃料の可能性と限界を冷静に評価し、再生可能エネルギーを2020年代に数割という規模に拡大させる”現実的”な政策がいまこそ必要とされていると、当しなやかな技術研究会は考えています。


プレスリリース / ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス、2013年2月14日
発表資料  / オーストラリアにおける再生可能エネルギーは新規の化石燃料発電よりも安価  - 7 February 2013 , RENEWABLE ENERGY NOW CHEAPER THAN NEW FOSSIL FUELS IN AUSTRALIA

"世界第 2 位の石炭輸出国であるオーストラリアで新規の石炭発電よりも風力発電に軍配

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス
(BNEF)の最新の調査結果によると、オーストラリアでは今、新規に建設される石炭およびガス火力発電所からの電力に比べ、補助金を受けていない再生可能エネルギーが割安になっている。

BNEF のシドニー分析チームが作成したオーストラリアのエネルギー資源に関する新たなランキングでは、同国における資源別の発電コストが包括的にモデル化されている。この調査結果では、新しい風力発電所では 1 メガワットあたり 80 オーストラリアドル(83 米ドル)のコストで電力供給が可能である。比べて、新規建設した石炭発電所では 1 メガワットあたり 143 オーストラリアドル、新規建設したベースロードガス火力発電所では1 メガワットあたり 116オーストラリアドルのコストがかかる。これらのコストには、ギラード政権の二酸化炭素排出権価格スキームに基づいた二酸化炭素排出権価格が含まれるが、二酸化炭素排出権価格(経済全体の排出を削減する最も効率的な手法)を除いても、風力エネルギーは新規石炭火力発電よりも 14%、新しいガス火力発電よりも 18%安価である。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスの最高責任者 Michael Liebreich は、次のように語る。
「化石燃料は安く、再生可能エネルギーは高いという認識は、今や過去のもの。世界で最も化石燃料資源の豊富な国の 1 つで、風力発電が石炭発電やガス火力発電よりも安価であるという事実は、クリーンエネルギーが発電システムの経済性を覆す可能性があることを示している」

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスのオーストラリアに関する調査によると、2011年以降、風力発電コストは 10%、太陽電池発電コストは 29%下落している。対照的に、新しい化石燃料発電所のエネルギーコストは高く、そして上昇している。新規建設される石炭火力発電は、資金調達コストが高いため、より高価だ。オーストラリアの 4 大銀行が実施した調査によれば、貸付業者は、排出量の多い事業への投資で被る風評被害に対する十分なリスクプレミアムが確保されなければ、新しい石炭発電には出資しない傾向が示されている。
 新規のガス火力発電は、オーストラリアの液化天然ガス(LNG)輸出市場の大幅な拡大による現地価格の上昇に伴いコストが高くなっている。二酸化炭素排出権価格が、新規の石炭火力発電所やガス火力発電所のコストを押し上げている。この価格は新規施設の稼働期間中にも大幅な増加が予想される。

BNEF のアナリストは、二酸化炭素排出権価格を織り込んだとしても、2020 年までに大規模太陽光発電も石炭やガス火力発電より安くなり、2030 年までにはバイオマスや太陽熱などの実現可能な再生可能エネルギー発電技術もコスト競争力を備えるようになると結論付けている。
これらの分析から、オーストラリア経済は将来、再生可能エネルギーにより一層強化されるものと予想される。新規化石燃料発電所への投資は、アジア太平洋地域の天然ガス価格が急激かつ持続的に下落しない限り、限定的となる可能性が高いことを示している。
「新しい石炭火力発電所がオーストラリアに建設される可能性は非常に低いだろう。今や、化石燃料発電は再生可能エネルギーに比べて高すぎる」と、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスのオーストラリアクリーンエネルギー調査代表の Kobad Bhavnagri は述べている。さらに、「ベースロードガスが再生可能エネルギーとかろうじて競争できたとしても、オーストラリアでは、2020 年までは新しいベースロード電源が必要となる可能性が低く、この時期までには、風力発電や大規模 PV が燃焼コストの高い輸出価格のガスよりも大幅に安くなっているはずである。
2020 年から 2030 年までには、風力や太陽の間欠性に対応する新しく革新的な方法が見つかっているだろう。従って、我々は一足飛びに石炭発電から再生可能エネルギーに移行し、二酸化炭素排出権価格の上昇に応じて排出を抑えることができるようになることも考えられる」とも語る。

オーストラリアの大規模な再生可能エネルギー目標による後押しさえあれば、その時までにはクリーンエネルギー投資は増加し、発電部門の二酸化炭素排出量は低下する。今日の経済の新規導入再生可能エネルギーへの強制的な移行にも関わらず、オーストラリアの州政府により1970 年代から 1980 年代にかけて建設された一連の石炭火力発電所は、依然として再生可能エネルギーよりも低いコストで電力を生み出している。これは、元々の建設コストが既に減価償却済みであるためだ。

最後に、Bhavnagri は、次のように述べている。
「現在、風力発電は石炭火力発電所やガス火力発電所を新規建設するよりも安価だが、既に支払いが済んだ古い資産には勝てない。そのため、今何メガワットもの発電量を地中に葬り、エネルギーシステムにおける二酸化炭素排出を無くす技術や経験を積むためには、依然として政策によるサポートが必要である。」
.......... "


コメント続き
 ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス Bloomberg New Energy Finance の日本語での情報提供は限られていますが、英語では豊富な情報が提供されています。注目しています。

関連
Bloomberg New Energy Finance

・Twitter : BloombergNEF


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週刊GreenPost 62号 2013/2/25-3/1日版 しなやかな技術研究会

安倍晋三首相 ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で演説

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NZ領の南の島 トケラウ Tokelau 、1MWpの太陽電池とバッテリーを導入し世界初のエネルギー自立の島となる

 南太平洋に浮かぶニュージーランド領の小さな環礁の島々からなるトケラウ Tokelau が、1MWpの太陽電池と蓄電池を導入し、世界で初めて、エネルギーの自立を達成する島となりました。人口1400人あまりの、この小さな島のニュースは、世界に大きな関心をもって迎えられました。
 このトケラウ Tokelauの全電力を太陽光発電のみでまかなうシステムは、同島で消費される電力の1.5倍の電力を発電できる規模ということです。

南太平洋トケラウ、電力源を太陽光100%に 世界初-----AFPBB News、2012年11月09日

 2004年にトケラウ Tokelauの人々は、気候変動による海面上昇と島外からの化石燃料に依存する生活からの脱却を目指し、再生可能エネルギー100%となるこをと目指す”エネルギー政策”を打ち出しました。そして、根気、実際に作り上げることに成功したということです。これを支援したニュージーランド政府もえらい!

 確かに、いいっすね。こういう、話題は!

Tokelaugoogle_earth
-----image : GoogleアースでTokelau(Googleマップ)を見てみました-----
Tokelaunukunonugoogle_earth


 そして、システムなどについても、詳しく探索してみました。

PowerSmart wins NZ Innovators Award for Tokelau Renewable Energy Project-----New Zealand Aid Programme,October 2012

Solarpanelsatnukunonu3highlights
-----image("Solar panels at Nukunonu.") : 上記リリースより
 - Tokelau: a leading light in renewable energyNew Zealand Aid Programme,March 2012

 ニュージーランド政府のNew Zealand Aid Programmeのサポートにより設置されたのは、合計1MWpの太陽電池とバッテリーのシステムです。この1MWpは人口が多い三つの環礁島(Fakaofo,Nukunonu,Atafu)の3ヶ所に設置され、十分な容量の蓄電池を備えているということです。太陽電池は、248Wpの4032枚から構成されているようですが、バッテリーの容量は見つけることができませんでした。これにより、島で暮らすために必要とされる電力の1.5倍の年間発電容量を確保しているということです。
 マレー・マカリー(Murray McCully)外相は、総工費700万米ドル(約5億6000万円)のトケラウ太陽光発電プロジェクトを自ら高く評価し、海面上昇などの気候変動の影響を真っ向からこうむる、そして化石燃料に依存してきた諸島部の再生可能エネルギーの利用に積極的に取り組み、支援を続けることを発表しました。

Tokelau Renewable Energy Project Nukunonu TimeLapse - PowerSmart

(Powersmart Solar, 2012/11/22)

関連
Government of Tokelau

Wairarapa solar system to power Tokelau----Wairarapa News(stuff.co.nz),10/10/2012

POWERSMART FINISHES TOKELAU RENEWABLE ENERGY PROJECT-----POWERSMART,29 October 2012
I850_625_440-----image : 上記サイトより

IT Power Australia(ITP) : Tokelau Renewable Energy Project
Dscn1034e1345780487715
----image : 上記サイトより

Tokelau islands shift to solar energy-----BBC News,7 November 2012

"Tokelau has become the first territory able to meet all its electricity needs with solar power, officials say.

New Zealand, which administers Tokelau, funded a $7m (£4.3m) solar project.
........ "

UNDP Samoa
- Background and Our Work in Niue

・Wikipedia : トケラウ - Tokelau

参考
 Tokelau Number 1 in the Pacific - IRENA
- Workshop_Accelerated_Renewable_Energy_Deployment/Session7/S7_1Forumpresentation2.pdf より

"2004
• A Tokelau Energy Policy was prepared and adopted that includes energy efficiency and renewable energy with 100% renewable energy the ultimate goal" 

Tokelau Walks the Talk

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ニュージーランドのWET-NZ社の20kWの波力発電装置、米オレゴン州で実証試験を開始

 海洋エネルギー開発の新たな中心地となりそうな米オレゴン州のニューポートNewport 沖に、ニュージーランドのWave Energy Technology(WET-NZ)社の波力発電システムが8月の終わりに搬入され、6週間のテスト運転がまもなく始まります。
 ニュージーランドのWave Energy Technology(WET-NZ)社は、ニュージーランドの波力発電開発のベンチャー企業で、2008年ころより同社の波力発電装置の実験をおこなってきました。今回、オレゴン州でテストされるのは、同社が実用モデルと位置づける40kWの半分の20kWの波力発電装置です。アメリカの大学などの参加する研究チームによりその働きが検証される予定です。
 その動きは、動画が公開されていますので、それで働きがわかります。結構単純な動きです。

Wave Energy Technology - New Zealand (WET-NZ)

(WavenergyNZ, 2011/01/31)

 オレゴン州は、アメリカの海洋エネルギー開発の中心になる可能性があります。日本も東北沖などで、海洋エネルギー開発の研究拠点を作るということです。是非、世界の先進地とも情報交換、交流をもって、現在後塵を拝している研究開発の動きを補っていただきたいところです。日本向きの技術の拾い出しなどにも注目しています。


News / Northwest Energy Innovations,August 23, 2012

Wetnzossm
-----image : 同リリースより
Steel in the Water!

"What a day! At 1625 on Wednesday afternoon, the ORCA divers, assisted by the OSU RHIB and the F/V Enterprise, pulled the retaining pins that lock the float on the WET-NZ. The afternoon was marked by a building 15-20 knot sea breeze, 4 – 6 foot swells, and a 2 foot wind chop, but that did not deter the deployment team as they worked to connect the umbilical from the WET-NZ to the Ocean Sentinel. Led by NNMREC-OSU’s Sean Moran and NWEI’s Justin Klure, the team worked diligently to complete the task.
..........
With the WET-NZ installed, the mooring system complete, and the umbilical to the Ocean Sentinel connected, yesterday was a huge success. A special thanks to all of the team for their hard work. Days like this can only happen with the collective talents of each person that was involved. We’d like to personally thank all of you that made this happen.
.......... "

関連
Wave Energy Technology(WET-NZ)
/ Our Technology
/ Projects

Wave energy test up and running on the Oregon coast-----Oregon Live,September 07, 2012


参考エントリー
オーシャンパワー・テクノロジー OPT のパワーブイ PB150×10基1.5MW波力発電所。オレゴン州で建設へ-----ソフトエネルギー、2012/08/28


おすすめエントリー
GreenPost 39号 - しなやかな技術研究会 2012/9/10-13日版

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オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologiesとロッキード・マーティン Lockheed Martin、豪州で波力発電ブイの大型プロジェクト実施へ

 ブイ型の波力発電機で世界をリードしているオーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologiesは、航空機&ロケット、船舶などの開発大手ロッキード・マーティン Lockheed Martin と共同で、オーストラリのアビクトリア州ポートランドにおいて、19MW規模の波力発電プロジェクトを実施すると発表しました。

 両社は、これに先立ちアメリカで実施されたオレゴンプロジェクトでも共同でアメリカ海軍の実験を行っていて、今後両社の関係は、世界市場での協力関係を強化する模様です。

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、150KW波力発電装置パワーブイ PB150近況。スコットランド-オレゴンプロジェクト-----ソフトエネルギー、2011/06/23

 オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies社の、スコットランドとオレゴンでのプロジェクトで実証実験が行われたのは、150KW波力発電装置パワーブイ PB150です。オレゴンプロジェクトの本格的な発電所の建設に、オーストラリアのプロジェクトのほうが先行しそうな感じですね。上のエントリーのタイミングでは、日本でのプロジェクトも可能性ありとのことでしたが、どうなっているでしょうか? また調べて、何かわかったら報告します。

プレスリリース / Ocean Power Technologies,July 11, 2012
Ocean Power Technologies and Lockheed Martin to Develop Wave-Energy Project In Australia

"Ocean Power Technologies, Inc. (Nasdaq: OPTT), a leading wave energy technology company, and Lockheed Martin (NYSE:LMT) have entered into a teaming agreement with the goal of developing a 19 megawatt wave-energy project in Portland, in the state of Victoria, Australia. This is one of the largest wave-energy projects announced to date, and leverages a grant from the Commonwealth of Australia.

For the project, Lockheed Martin will assist with the design of Ocean Power Technologies’ (OPT) PowerBuoy(R) technology, lead the production and system integration of the wave-energy converters and support overall program management. Lockheed Martin and OPT have been collaborating since 2004, first on the development of an Advanced Deployable System for the U.S. Navy and most recently to design and launch utility-scale wave energy converters off the coast of Reedsport, Oregon.

“Lockheed Martin is applying its expertise to commercialize promising, emerging alternative energy technologies,” said Dan Heller, vice president of new ventures for Lockheed Martin’s Mission Systems & Sensors business. “We see great potential in harnessing the vast power of the ocean. By working with OPT and Australian industry on this project, we will advance wave energy in Australia and globally.”

According to the World Energy Council, wave energy has the potential to produce around 2,000 terawatt hours of electricity a year, or enough power to meet 10 percent of the world’s current energy needs. In Australia, which has very attractive wave resources, this percentage could be significantly higher.

Charles F. Dunleavy, Chief Executive Officer of OPT, said, “Lockheed Martin’s commitment to alternative energy and its engineering, production, and systems integration expertise will provide momentum to our Australia initiatives, where both companies see great potential for large-scale wave energy generation. We also appreciate the Commonwealth government’s continued support of this project, which we expect to create a significant number of local jobs as we develop and maintain operations over the life of the power station.”

Funding for the project also includes a previously announced grant of A$66.5 million ($65.3 million USD) from the Commonwealth of Australia’s Department of Resources, Energy and Tourism. A Funding Deed sets out the terms of the grant, including the requirement to obtain significant additional project financing.

The project is to be developed by a special purpose Australian company, Victorian Wave Partners Pty Ltd, currently owned by Ocean Power Technologies (Australasia) Pty Ltd. The partners are assessing financing opportunities for the project and pursuing power purchase agreements with local industry and utilities.
.......... "

関連
Australia Makes Waves in Renewable Energy-----Austraria Government (Minister for Resources and Energy, Minister for Tourism),03 July 2012

Australia’s Wave of the Future-----Lockheed Martin,July 11, 2012

1342021780562
-----image(”Lockheed Martin and Ocean Power Technologies (OPT) are teaming up to develop a 19-megawatt wave energy generation project in Victoria for the Australian government. Using OPT’s PowerBuoy wave generation system, it is the world’s largest wave energy project announced to date. Photo courtesy OPT.”) : 上記リリースより

Surf’s Up for Oregon Wave Power Project-----Lockheed Martin,

"Lockheed Martin, Ocean Power Technologies to collaborate on 1.5 MW wave power generation project"

Ocean Power Technologies Deployment of PB150 PowerBuoy off Scotland

(OregonWaveEnergy,2011/08/09)


関連エントリー
オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、150KW波力発電装置パワーブイ PB150を完成-----ソフトエネルギー、2011/03/01

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies - ブイ型波力発電 パワーブイ Power Bouy-----自然エネルギー、2011/06/23


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日本電機工業会(JEMA)の電機工業技術功績者表彰最優秀賞、富士電機のNZのナ・アワ・プルア地熱発電所が受賞

  日本電機工業会(JEMA)は、第61回電機工業技術功績者表彰の最優秀賞は、富士電機株式会社の『トリプルフラッシュシステム採用による単機容量世界最大の地熱発電設備(ニュージーランド国 ナ・アワ・プルア地熱発電所)』が受賞したと発表しました。
 受賞理由には、「ほとんどの地熱発電プラントがシングルフラッシュ(1段階汽水分離)あるいはダブルフラッシュシステム(2段階汽水分離)を適用しているところを、熱水配管の閉塞を引き起こすスケール析出の課題を解決して、トリプルフラッシュ(3段階汽水分離)システムを採用し、地熱流体の持つエネルギーを余すところなく利用し最大出力147MWという単機容量世界最大の地熱発電設備を実現させた。」と書かれています。

 地熱の蒸気でタービンをまわし、さらに蒸気を分離した後の熱水を減圧することで蒸気を得るサイクルをさらに2度繰り返すのが、トリプルフラッシュ(3段階汽水分離)という方法で、より効率的な地熱エネルギーの利用が可能になるということです。
 ちなみに、地熱発電の地熱利用サイクルには、このフラッシュサイクルの他に、バイナリーサイクルがあり、こちらは地熱蒸気で直接タービンを回転させるのではなく、地熱流体を熱交換器に導き、二次作動流体であるイソブタン、または水とアンモニア混合流体などの低沸点媒体を利用して発電する方法があります。バイナリーサイクルは、地熱流体を全量地下へ還元することができるので、環境に与える影響を少なくできます。また、システムが小型化できることもあり、バイナリーサイクルのほうが日本向きという話も聞いたことがあります。
 ニュージーランドのナ・アワ・プルア地熱発電所では、なぜこのトリプルフラッシュシステムが採用され、高い評価を得ているのかについては、調べられませんでした。

 ところで、Nga Awa Purua Geothermal Power Stationは、今回の発表では、ナ・アワ・プルア地熱発電所。グリーン・ポストの記事では、ヌアワプルア地熱発電所としてきました。当初の富士電機システムズのリリースの表記に合わせてきたためです。本当のところ、発音的にはどちらが近いのでしょうか? ニュージーランドの先住民マオリ族の社会でも、この地熱発電所の貢献が評価されていることから、先日以下のエントリーも書きました。地元に愛される地熱発電所ということも、今後の地熱開発に重要な点だと思います。動画を紹介しているので、是非下のエントリーもご覧ください。

人に愛される、世界一の地熱発電所- ニュージーランド ヌアワプルア 132MW-----再生可能エネルギー GreenPost、2012-04-13

Img_2
-----image(”ナ・アワ・プルア地熱発電所の地熱発電プラント”) : 富士電機ホールディングス 2010年5月17日リリースより


プレスリリース / 日本電機工業会、2012.04.13
平成24年度(第61回)電機工業技術功績者表彰を行いました

" 一般社団法人 日本電機工業会
平成24年度(第61回)電機工業技術功績者表彰 受賞者決定

一般社団法人 日本電機工業会(以下JEMA)は、本日、4月13日11時より経団連会館にて平成24年度「電機工業技術功績者表彰」を行います。今回の最優秀賞には、富士電機株式会社の『トリプルフラッシュシステム採用による単機容量世界最大の地熱発電設備(ニュージーランド国 ナ・アワ・プルア地熱発電所)』が選ばれました。
JEMAは、昭和27年以来毎年1回この「電機工業技術功績者表彰」を実施しており、重電機器・白物家電機器の両分野で新製品・新技術などの優れた成果を挙げた功績者を表彰して参りました。今年度で第61回目を迎えます。
..........
平成24年度(第61回)電機工業技術功績者表彰の受賞概要
【最優秀賞】
『トリプルフラッシュシステム採用による単機容量世界最大の地熱発電設備(ニュージーランド国 ナ・アワ・プルア地熱発電所)』 (富士電機株式会社)

地熱発電は、地中に存在する熱エネルギーを蒸気や熱水のかたち(地熱流体)で取り出し、発電に利用するものである。そのため、石油などの化石燃料を燃焼させて蒸気を発生させる火力発電に比べてCO2の排出量が極めて少なく、地球温暖化防止の観点で優れた発電方式である。また、風力・太陽光など他の再生可能エネルギーとは異なり、天候や気象条件に左右されること無く安定的に利用することが可能である。一方、資源採取許認可で、地熱流体の採取量は通常制限されている。そのため、一定の地熱流体の流量からより多くのエネルギーを取り出し、発電するシステムの提供が求められている。

 ほとんどの地熱発電プラントがシングルフラッシュ(1段階汽水分離)あるいはダブルフラッシュシステム(2段階汽水分離)を適用しているところを、熱水配管の閉塞を引き起こすスケール析出の課題を解決して、トリプルフラッシュ(3段階汽水分離)システムを採用し、地熱流体の持つエネルギーを余すところなく利用し最大出力147MWという単機容量世界最大の地熱発電設備を実現させた。本設備の稼動により、化石燃料による発電量を削減し、CO2の排出量削減、地球温暖化防止に貢献した。

【優秀賞】
■ 重電部門 優秀賞
『世界初,カラーイメージインテンシファイアの開発と実用化』
(株式会社東芝)
■ 家電部門 優秀賞
『新興国への省エネエアコン普及を促進する電解コンデンサレスインバータ技術の
開発』
(ダイキン工業株式会社)
■ ものづくり部門 優秀賞
『世界初,発電用ガスタービン動翼の再生技術の開発・実用化』
(株式会社東芝)

【優良賞・奨励賞】
上記各賞のほか、「優良賞」8件、15名、「奨励賞」55件、107名が選ばれました。
.......... "

関連
日本電機工業会 : 表彰事業

ニュージーランド国営 Mighty River Power、単独発電機では世界最大となるヌアワプルア(132MW-富士電機システムズ製)地熱発電所の運用をまもなく開始-----ソフトエネルギー、2010/04/28

参考
Wikipedia : 地熱発電

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オーストラリアの地熱。同国の石炭火力分の68倍を賄いうるポテンシャルがあるとコンサルタント

 Renewable Energy Magazine の記事によると、オーストラリアの地熱エネルギーは、同国の石炭火力による発電を補うには十分な量、その68倍を賄いうるポテンシャルがあるとコンサルタントが分析したということです。仮にそのポテンシャルの2%程度を利用すれば、現在のオーストラリアの消費電力をカバーしうるということで、同国のエネルギーの将来像を描く上で、注目を集めそうです。

Geothermal could replace coal and gas 68 times over-----renewableenergymagazine.com,16 November 2011

 この分析を行ったのは、豪ヴィクトリア州に本部を置く Hot Dry Rocks社で、同社のサイトではいくつかの地熱関連の地図が公開されています。地熱を利用する上では、Temperature at Depth Mapsがわかりやすいです。

Hot Dry Rocks Pty Ltd / Mapping

/ Temperature at Depth Maps
Hot_dry_rockstemperature_at_depth_m
-----image : 上記サイト

 一方、以前にも紹介しましたが、アメリカのTemperature at Depth Mapsは、GoogleのA Googol of Heat Beneath Our Feetに紹介され、下のURLからGoogle Earth用のKMLファイル(//earth.google.com/gallery/kmz
/geothermal_resource_n.kmz )も入手できます。

A Googol of Heat Beneath Our Feet

Geothermal_resource_temperature_at_
-----image : 上下ともGoogle Earthに同レイヤーを読み込んで表示した図-----
Geothermal_resource_temperature_a_2

 日本は、地熱関連の技術、発電機の技術では世界最高レベルと言われています。ニュージーランドでも実績があります。ニュージーランド、オーストラリア、さらにはカナダやアメリカ、地熱資源の豊富なマレーシアやフィリッピンなど環太平洋地域での地熱の共同開発などを積極的にやってほしいところです。日本の技術の積極利用が地域に貢献できると思います。(2t)

参考エントリー
日本地熱学会、クリーンな安定電源である地熱発電の促進と夏場のピークカット対策、地中熱利用ヒートポンプを提言-----ソフトエネルギー、2011/04/14
Enviro2010geothermal_1
-----上記エントリー「環境省 : 再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ-」より

東芝、ニュージーランドのテミヒ地熱発電所向けタービン、発電機、復水器を受注-----ソフトエネルギー、2011/04/06

ニュージーランド国営 Mighty River Power、単独発電機では世界最大となるヌアワプルア(132MW-富士電機システムズ製)地熱発電所の運用をまもなく開始-----ソフトエネルギー、2010/04/28

Googleが次世代地熱発電に1000万ドル超を投資-----ソフトエネルギー、2008/08/25

[ カテゴリー : 温泉、地熱、地中熱 ]
[ カテゴリー : オセアニア ]

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豪 エンヴィロミッション EnviroMission、アリゾナで高さ750mのソーラータワーの建設を計画

 けっこう前にオーストラリアでソーラーチムニーとか、ソーラータワーという名称で、新型の太陽熱発電所が話題になりました。約100平方キロメートルの羊牧場に地面と平行にキャンバスのような膜を張り、太陽熱で温まった風を中心の塔、---計画では高さ1000メートル!---に集めて、煙突状のタワーの上部に風力発電用のタービンをつけて発電するというものでした。

高さ1000メートル、新型太陽熱発電所『ソーラータワー』-----wired,2005年02月25日

 このシステムは、実際にスペインのマドリッドで実証機が建設されたこともあります。太陽の熱を地表で集め、中央のソーラータワーに集め、上昇気流によりタワー上部のタービンで発電するというものです。その後、オーストラリアのエンヴィロミッション EnviroMissionは、豪州での建設計画を温めていたようですが、今回それにアメリカの建設コンサルタント、Faithful+Gould と合同で200MWのソーラータワー建設計画を進めることになった模様です。Southern California Public Power Authorityの関連サイトによれば、地上部分の直径は1マイル(1.6km)で、ソーラータワーの高さは、2500フィート(750m)に達するということです。これまで、この計画の実現可能性に疑問をもっていた専門家も、アメリカの計画では、この巨大な建物が、単なる発電装置というだけではなく、新たな観光名所的な価値をもつことから、より高い評価が得られる可能性がでてきたとのことです。確かに、以下の動画クリップを見ると、上ってみたくなる、そこに行って見たくなるだけでなく、上ったり、当然建設されるであろう周囲の施設も訪れたくなる、そんなプラスアルファの経済効果が期待できると思いました。

EnviroMission - Solar Tower

(TCCTaylor,2010/10/12)

プレスリリース / EnviroMission,20-Jul-2011
Media Releases
 / EnviroMission Faithful and Gould Joint Media Release(PDF)

Enviromissionusa_solartower
-----image : 「EnviroMission Signs Hensel Phelps as U.S. Solar Tower Contractor」より

" ‘Faithful+Gould Joins EnviroMission Arizona Solar Tower Team’ for EnviroMission Limited(OTCQX: EVOMY), and Faithful+Gould in the United States, follows this cover to confirm the appointment of Faithful+Gould to EnviroMission’s Arizona Solar Tower development team.
Faithful+Gould (www.fgould.com) is a North America-based construction consulting and program management
company with world renowned projects including the New York World Trade Center Redevelopment and Burj Al
Arab in Dubai.
Faithful+Gould has been selected by EnviroMission in the United States to provide local project management
and integrated commercial services for the delivery of EnviroMission’s 200MW Solar Tower development in
Arizona.
Technical director, Adrian Smith, for Faithful+Gould stated “the Solar Tower is a fabulous example of innovation driving sustainable solutions in the energy marketplace and is a perfect match with Faithful+Gould’s deep routed passion for sustainability in design.”
Faithful+Gould’s President & Managing Director of North America, Paul Wood, said “by combining our
local expertise with our worldwide reach, Faithful+Gould is able to provide unrivaled commercial
management and project management services across the globe to support this unique project.” "

関連
Faithful+Gould

Southern California Public Power Authority : La Paz Solartower Project

" Year Built: In Development

Peak Plant Capacity: 200 MW

Future Plans: Construction is scheduled to begin in 2012 "

EnviroMission : Media Releases / 4 August, 2011 ‘EnviroMission Signs Hensel Phelps as US Solar Tower Contractor’(PDF)

" ‘EnviroMission Signs Hensel Phelps as US Solar Tower Contractor’ for EnviroMission Limited(OTCQX: EVOMY), and Hensel Phelps Construction Co. follows this cover to confirm the appointment of Hensel Phelps to EnviroMission’s Arizona Solar Tower development team.

Hensel Phelps is an employee owned construction management, design builder and general contracting company, established in the United States in 1937 with over 2,100 employees today and annual construction revenues exceeding US $3 Billion, and bonding capacity that exceeds US $5 Billion.
Subject to mutual agreement of the project schedule and Guaranteed Maximum Price, Hensel Phelps will be contracted to deliver the Construction Phase Services for the first 200MW Solar Tower power station development in La Paz, Arizona.
Hensel Phelps, Western District Manager and Vice President, Steve Grauer, stated “Hensel Phelps is excited to be the builder and a collaborative team member for EnviroMission’s unique and innovative Solar Tower in Arizona.”
“Hensel Phelps has assigned a dedicated team to the project and has the Board’s commitment of all
corporate resources to support the successful completion of the project and will assume all of our preconstruction expenditures through the close of project financing,” Mr. Grauer said. ”
.......... "

-----USA

Hensel Phelps

Twice the height of the Empire State - EnviroMission plans massive solar tower for Arizona-----gizmag,July 21, 2011-----picture

EnviroMission building massive solar tower in Arizona

gizmag,2011/07/19)

Solar Power Company Plans Giant Arizona Tower, Second Tallest Structure on Earth
-----abc News,July 27, 2011

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オーストラリアは、世界最大規模の250MW太陽熱発電所と150MW太陽光発電所建設プログラムに着手

 オーストラリアのギラード首相は、世界最大規模の
太陽エネルギー利用計画に乗り出すことを自ら発表しました。オーストラリア政府が進める、「Solar Flagships Program ソーラー・フラグシッププログラム」の一環として、総額10億ドルに対して、政府がその4分の3以上(AUD$750 million)を提供するとのことです。

 具体的な計画は、

 クインズランド州のChinchilla チンチラに、 Areva Solar主体のSolar Dawn consortiumが250MWのトラフ式太陽熱発電所を建設します。このシステムは、ガス火力との複合発電所( solar thermal gas hybrid power plant )となります。
 さらに、サウスウェールズ州のMoree モーリーに、BP Solar主体のMoree Solar Farm consortiumが150Wpの太陽光発電所を建設します。いずれも世界最大規模の太陽エネルギー利用発電所となります。両プロジェクトは、2015年に完成し、オーストラリアが進めようとする太陽エネルギー利用計画の”第一弾”として、その期待される役割を担うことになります。

プレスリリース / Prime Minister of Australia,18 JUNE 2011
Green light to to build Australia's largest solar projects

" Prime Minister, Minister for Resources and Energy

The Federal Government will provide more than three quarters of a billion dollars to help build two of the largest solar power stations in the world.

Prime Minister Julia Gillard and Resources and Energy Minister Martin Ferguson today announced the record funding to support construction of the solar projects at Chinchilla in Queensland and Moree in New South Wales.

Solar Dawn and Moree Solar Farm have been selected as the two successful consortiums to build the power plants under Round 1 of the Australian Government’s $1.5 billion Solar Flagships program.
..........

Together, the projects are expected to generate enough power to support the electricity needs of more than 115,000 Australian homes per year.

The Solar Dawn consortium, led by Areva Solar, will build a 250 megawatt (MW) solar thermal gas hybrid power plant near Chinchilla.

Solar Dawn will be one of the largest power plants of its kind in the world as well as one of the most environmentally responsible.

At least 85 per cent of Solar Dawn’s power generation will be entirely emissions free.

During construction, Solar Dawn estimates the project will generate $570 million in economic activity in the region and create 300 jobs on average.

The Moree Solar Farm consortium, led by BP Solar will build a 150 MW photovoltaic power plant near Moree.

This is nearly twice the size of any photovoltaic power plant operating in the world today.

It is estimated that the project will create on average around 300 jobs during construction.

Work will commence next year and the plants are expected to be completed and commissioned by the end of 2015.

Together, Solar Dawn and the Moree Solar Farm will bring Australia closer to a cleaner energy future.
.......... "

関連
 Australia Gov. : Energy
Solar Flagships Program / Notice of Large Scale Solar Deployment Roundtable

Solar Dawn Project - Areva Solar
Ausrahuntervalley62
-----image(”Solar steam generators”) : Photo Galleryより

Moree Solar Farm / Environmental Assessment Report
Moreesolarfarm
-----image : Moree Solar Farmより

Solar Dawn consortium selected for 250 MW Australian hybrid plant-----PV Magazine,21. JUNE 2011

Australian Government gives green light to 400 MW worth of solar projects-----PV Magazine,20. JUNE 2011

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東芝、ニュージーランドのテミヒ地熱発電所向けタービン、発電機、復水器を受注

 東芝、ニュージーランドのテミヒ地熱発電所向け2基の8.3万キロワット級タービン、発電機、復水器を受注2012年の納品を予定。ニュージーランドの受け入れ先のコンタクトエナジー社は、50年前に建設された、55MWのWairakei Power Stationを運営してきた実績がある。この老朽化しつつあるWairakei Power Stationは、今回建設される、テミヒ地熱発電所 Te Mihi Power Plant の二つの83MWの地熱発電所にその役目をシフトする予定だということです。

 コンタクトエナジー社の資料[ www.contactenergy.co.nz/
web/pdf/
environmental/Geothermal_brochure.pdf&pli=1 ]によると、ニュージーランドは、エネルギー総需要の5%、電力消費量の実に7%を地熱発電で賄っている地熱発電所であるということです。先の2月26日のM6.3のニュージーランド大地震、大きな被害がでたクライストチャーチは、復興に10年を要するとされています。同じ地震国であるニュージーランドが、地震国であることの”可能性”を生かすことを選択している地熱、今後ますます注目を集めそうです。ちなみに、ニュージーランドは、核爆弾および原子力発電所に関しては、1987年に核を捨て Nuclear Free Zone 宣言をしています。核武装の傘にも依存せず、核の平和利用といわれる原子力発電所も選択しなかった見識は、同じ火山国として日本の現状に一定のヒントを与えてくれそうです。

World Nuclear Association : Nuclear Energy Prospects in New Zealand : New Zealand and Nuclear Electricity
" ..........In 1987, the New Zealand Nuclear Free Zone, Disarmament, and Arms Control Act was passede. This was largely a symbolic statement of opposition to nuclear war and weapons testing, and it prevented the visits by nuclear-propelled or nuclear-armed vessels (primarily US ones). The New Zealand Nuclear Free Zone established under the Act does not ban land-based nuclear power plants.

Electricity options

In the October 2007, the government published its New Zealand Energy Strategy to 2050, which included a target for renewable sources to provide 90% of electricity generation by 2025.2 However, following the 2008 general election, the new Minister of Energy and Resources announced that the country's energy strategy would be updated3. The draft replacement strategy, published by the Ministry of Economic Development in July 20104, retains the "aspirational, but achievable" target of 90% renewables by 2025. No mention of nuclear power is made in the draft strategy.
.......... "

 東芝は、地熱発電所の設備容量では世界の3割をしめるリーディングカンパニーだということです。

プレスリリース / 東芝、2011年04月05日
ニュージーランドにおける地熱発電所向け発電設備の受注について-----( E )

Te_mihi_power_plangmap
-----image : Google マップ「Te Mihi Power Plant」より

" .....ニュージーランド・コンタクトエナジー社が建設を予定しているテミヒ地熱発電所のタービン、発電機、復水器を受注しました。2基の8.3万キロワット級地熱タービン、発電電動機、復水器を2012年に納入します。なお、契約は豪州現地法人である東芝インターナショナルオーストラリア社(TIC豪)がマッコーネルダウエル社、エスエヌシーラバリン社、パーソンズブリンカーオフ社によるジョイントベンチャーと行いました。
 テミヒ発電所はニュージーランドの北島、タウポ火山帯に位置します。当社のニュージーランドにおける地熱発電所向け設備の受注は今回が初めてで、当社の機器性能が評価され、受注に至りました。納入する製品の設計・製造は当社京浜事業所で行います。
 地熱発電は再生可能エネルギーである地下のマグマだまりによって熱せられた熱水と水蒸気を利用する発電方式でCO2の排出量が非常に少なく、また天候や気象条件に左右されることがありません。そのため、近年世界的に地熱発電の開発が進み、現在では世界の地熱発電設備容量は約1000万キロワットに達しています。
 当社は、1966年に岩手県松川地熱発電所に設備を納入して以来、北米、東南アジア、アイスランド等世界各国で52台の設備を納入しており、設備容量では世界シェアNO.1です。
 今後、当社は性能・信頼性向上などの技術改善を進め、エコリーディングカンパニーとして地熱発電の普及を通して地球温暖化防止に努めていきます。 

受注概要 

1.発電所名:テミヒ発電所
2.電力事業者:コンタクトエナジー社
3.発注者:マッコーネルダウエル社、エスエヌシーラバリン社、パーソンズブリンカーオフ社によるジョイントベンチャー
4.所在地:ニュージーランド 北島オークランドから南に250km タウポ地区
5.納入設備:8.3万キロワットタービン、発電機、復水器2セット
.......... "

関連
TOSHIBA : Power-generation Systems Geothermal power-generation systems

Contact Energy / Te Mihi Power Plant
/ Te Mihi technical reports
Te_mihi_technical_reports
-----image : 「Project Description - Geothermal Power (3.16MB)-Figure 3.1 -( Te Mihi Generation Cycle-Te Mihi Geothermal Power Project AEE - Project Description)」(PDF,P.8より)

参考エントリー
ニュージーランドの自然エネルギー-----自然エネルギー、(2010/05/07以降随時更新)

ニュージーランド国営 Mighty River Power、単独発電機では世界最大となるヌアワプルア(132MW-富士電機システムズ製)地熱発電所の運用をまもなく開始-----ソフトエネルギー、2010/04/28

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