東北電力、再エネ導入のための南相馬変電所の40MWh大容量蓄電池システムを運用開始

 東北電力は、福島県南相馬市の南相馬変電所内に設置した40MWh(40,000kWh)大容量蓄電池システムの運用を開始しました。設置されたリチウムイオン電池の働きは、再生可能エネルギーの大量導入の際の蓄電池を利用した需給バランス改善の実証試験です。

 導入されたリチウム蓄電池は、東芝の定格40MWh SCiBで、主要機器として、系統連系用変圧器、昇圧用変圧器、蓄電池用パワーコンディショナー、蓄電池盤といっしょに納品されました。


プレスリリース / 東北電力、平成28年 2月26日
南相馬変電所の大容量蓄電池システムの営業運転開始について
Touhokuepco_battery
-----image : 上下とも同リリースより-----
Tohokuepco_battery2

" ..........本日、南相馬変電所(所在地:福島県南相馬市小高区)に設置した大容量蓄電池システム(リチウムイオン電池、容量40,000kWh)の営業運転を開始いたしました。

 当社は、再生可能エネルギーの推進を復興の大きな柱と位置付けている福島県の復興に資する取り組みとなるよう、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募した「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」の採択を受け、平成27年5月から設置工事を進めていたものです。

 本実証事業は、気象条件で出力が変動する再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力供給が需要を上回るおそれが生じる場合には蓄電池で余剰電力を吸収し、逆に需要が高まる時間帯には蓄電池から放電する運用を行うことで、蓄電池による再生可能エネルギーの導入拡大効果等を検証するものであり、今後1年程度をかけ実証試験を行う予定としております。
 なお、本システムによる導入拡大効果については、経済産業省の要請に従い、福島県の避難解除区域等における太陽光発電事業者へ優先的に割り当てることとしております。
..........
”.....南相馬変電所の大容量蓄電池システムの概要
1.設置場 所:南相馬変電所〔福島県南相馬市小高区〕
2.設置面 積:約8,500m2
3.実証設 備:リチウムイオン電池
・出力:4万kW
・容量:4万kWh
4.実証事業の目的:電力系統に大容量蓄電池を設置し、需給バランスを改善することで得られる、再生可能エネルギーの導入拡大効果(5万kW程度を想定)について検証を行う。
.......... ”-----「(別紙)南相馬変電所大容量蓄電システムの概要(PDF/266KB)」より
..........  "

関連
東北電力株式会社向け系統用蓄電池システムの営業運転開始-リチウムイオン二次電池として世界最大級出力・容量のシステム-----東芝、2016年2月26日

" .....本日、東北電力株式会社(以下、東北電力)が実施する「南相馬変電所需給バランス改善蓄電池システム実証事業」注1向けに当社が納めた、リチウムイオン二次電池として世界最大級注2の出力40MW、容量40MWhの蓄電池システムが営業運転を開始..........
..........
蓄電池システムの概要
1.定格40MW‐40MWh
2.主要機器
 系統連系用変圧器、昇圧用変圧器、蓄電池用パワーコンディショナー、蓄電池盤、蓄電池モジュール(SCiB™)
......... "

関連


・東芝 : SCiB(TM) 二次電池
/ 大規模蓄電システム

東北電力、西仙台変電所の20MWhの世界最大規模のリチウムイオン蓄電設備を稼働-----ソフトエネルギー、2015/02/23

[ カテゴリー : 電力変換/蓄電、蓄熱、水素など ]


おすすめエントリー

続きを読む "東北電力、再エネ導入のための南相馬変電所の40MWh大容量蓄電池システムを運用開始"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

集光型太陽光発電 CPVの情報を更新しました

 集光型太陽光発電 CPV(Concentrator Photovoltaic)の情報を更新しました。当方でも存在を忘れるほどの状態になっていましが、あらためて過去の記事をリストしてみると、集光型太陽光発電が、赤道ベルト地帯では実用化レベルにむけて確かな歩みを続けていることがわかります。是非ご覧ください。

集光型太陽光発電 CPV / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/07/15より更新中

Cpv_headline


参考記事
CPV Enters the Utility-Scale Energy Market-----Solar Novus Today,27 MAY 2013

Soitec and MET complete Chile CPV pilot-----PV Tech,28 May 2013

Minera El Tesoro Mining Group and soitec establish CPV solar-energy pilot plant for mining operation in Chile-----Your Industry News,May 28, 2013

Fraunhofer ISE and Soitec achieve 43.6% efficiency with four-junction CPV cell-----Semiconductor Today,22 May 2013


おすすめエントリー
地熱発電(廃棄熱発電等用)小型バイナリー発電ユニット カタログ 発行!-----自然エネルギー、2013/05/29

続きを読む "集光型太陽光発電 CPVの情報を更新しました"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年もよろしくお願いいたします

Snake2013002


 旧年中は大変お世話になりました。

 本年もよろしくお願いいたします。

 グリーン・ポスト しなやかな技術研究会


おすすめエントリー
週刊GreenPost 55号 年末・年始特別版 しなやかな技術研究会

- p1 2012年のトップ10記事
- p2 ■ニュース&トピックス 
- p3 ●気になる話題
- p4 ●気になるツィート 
- p5 ■気になるまとめ ●Twilog

続きを読む "2013年もよろしくお願いいたします"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[再生可能エネルギーニュース]週刊GreenPost55号年末・年始特別版発行!

 週刊GreenPost 55号 -年末・年始特別版(2012/12/31-2013/1/6日版)を発行しました。

続きを読む "[再生可能エネルギーニュース]週刊GreenPost55号年末・年始特別版発行!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

波力・潮流・潮汐・海洋温度差発電のカタログを作りはじめます!

 海洋エネルギーの開発が世界各地で、そして国内でも具体的になってきました。当ブログでもこれまでにさまざまな話題をピックアップしてきましたが、企業名だけで結構あるので、ここいらで整理のためにまとめてみることにしました。

海洋エネルギーは次代を担う 再生可能エネルギーの世界

Renewmarine_cata

 今後、ぼちぼちと時間をかけて、このリストを整理するとともに、世界の海洋エネルギー関連のプロジェクトをピックアップしていくつもりです。今後ともよろしくお願いいたします。


参考MEMO
海洋エネルギー発電の先行きはコストで決まる-----グローバルインフォメーション(News2u.net)、2012年11月12日

"式会社グローバル インフォメーションは、GlobalDataが発行した報告書「Marine Power (Wave and Tidal) - Installed Capacity, Levelized Cost of Energy (LCOE), Profiles of Technology Developers and Key Country Analysis to 2030 (世界の海洋エネルギー(波力・潮力)発電市場:設備容量・均等化エネルギー費用(LCOE)・技術開発企業のプロファイル・主要国の分析)」の販売を開始しました。

GlobalData社の新調査レポートは、海洋エネルギー事業の開発により大幅に温室効果ガスの排出や大気汚染を削減でき、また直接、間接の雇用が生み出され、さらに海岸地域の経済的発展につながると記しています。しかしながら、世界で勝ち抜いて行くためには当業界はコストを削減する方法を見つけ出さねばならないでしょう。

海洋エネルギーとは潮力、波力、海流、塩分濃度差、あるいは海水温度差を用いて発電した電力のことを言います。海洋エネルギー産業は未だ年若いものではありますが、現在の化石燃料に依存した発電に打ち勝つ将来性を備えています。

海洋エネルギーは再生可能発電技術の中で最もコスト高であり、設備投資額が波力発電ではキロワット当たり9000米ドルから12500米ドルに上り、また潮力発電でもキロワット当たり8000米ドルから9500米ドルとなります。発電技術毎に単位発電電力あたりの所要コストを比較した共通基準エネルギー原価(LCOE)は、波力発電ならびに潮力発電がそれぞれ0.49米ドル/kWh、および0.39米ドル/kWhとなっています。洋上風力発電ではLCOEがおよそ0.23米ドル/kWhであるので、海洋エネルギー発電が競争力を持ったエネルギー源となるためには同程度の値立てを実現しなければなりません。ともかくも、波力発電事業のコストは今後の技術開発により大幅に下げられるものと期待されています。

海洋エネルギー産業は海洋発電機器の標準規格ができあがっていないこと、発電事業者に対する資金援助統一化のための法的枠組みが欠けていること、また事業認可を得るためのきちんとしたガイドラインや許認可プロセスが整備されていないことから今のところは進展が滞っています。多くの国ではまだ日の浅い海洋エネルギー産業の振興のため何らかの資金援助方法を提供してはいます。海洋エネルギーの真の実力は未だ発揮されるまでには至らず、また発展には時間がかかるでしょうが、2010年代の技術開発を背景にして2020年代には疑いなくシステムの新設が増加すると予測されます。

市場調査レポート: 世界の海洋エネルギー(波力・潮力)発電市場:設備容量・均等化エネルギー費用(LCOE)・技術開発企業のプロファイル・主要国の分析
Marine Power (Wave and Tidal) - Installed Capacity, Levelized Cost of Energy (LCOE), Profiles of Technology Developers and Key Country Analysis to 2030
http://www.gii.co.jp/report/gd253060-marine-power-wave-tidal-installed-capacity.html
出版日: 2012年10月18日
発行: GlobalData
.......... "


- 市場調査リポート : 世界の海洋エネルギー(波力・潮力)発電市場:設備容量・均等化エネルギー費用(LCOE)・技術開発企業のプロファイル・主要国の分析 Marine Power (Wave and Tidal) - Installed Capacity, Levelized Cost of Energy (LCOE), Profiles of Technology Developers and Key Country Analysis to 2030(GlobalData 2012年10月18日)

関連
週刊GreenPost 48号 - しなやかな技術研究会 2012/11/12-16日版 P.3


おすすめエントリー
週刊GreenPost53号 2012/12/17-21日版 しなやかな技術研究会

続きを読む "波力・潮流・潮汐・海洋温度差発電のカタログを作りはじめます!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

グリーン・ポストの関連ブログやTwitterの情報をまとめる試み始めました

ここのところ、Naverまとめ、というサービスを使ってみています。

 通常、ブログは土日はできるかぎりお休みというこれまでの状況なのですが、土日でもネットは見ているわけです。当然気になるニュースがたくさんあります。いままでは気になっても、明日に送り月曜日以降のコンテンツに反映させるということでした。しかし、ちょっとした手間でメモ以上のことができるなら、、、、

 そんなことも考えて、4/20のまとめに手を加えて、この土日に使ってみています。お時間があれば、是非チェックしてください。

しなやかな技術研究会 GreenPost 2012/4/20-22

 昨日、日曜日にはグリーン・ポストの新ブログに以下の栃木県足利市の屋根貸し企画の記事もアップしました。
 おそらく、このソフトエネルギーブログの読者にも関心が高い話題だと思いましたが、あえて新ブログのほうの記事にしてみました。
 記事全体をまとめる何かがほしいとはじめたのが、上のまとめサイトです。ご利用いただければ幸いです。

・おすすめエントリー
足利市、公共施設の屋根を太陽光発電用に貸し出します。ユニークな「屋根貸し」事業を開始-----再生可能エネルギー GreenPost、2012-04-22

コメント続き

続きを読む "グリーン・ポストの関連ブログやTwitterの情報をまとめる試み始めました"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

津市の青山高原ウインドファーム、最大規模のウィンドファームの評価

風力発電「適地」で特例-----中日新聞、2012年4月11日

" 津、伊賀両市と中部電力の子会社が出資する第三セクター「青山高原ウインドファーム」(津市)の風力発電施設の増設計画で、県は十日、両市にまたがる青山高原への増設を許可した。増設されれば全国最大規模の風力発電拠点になる見込みだが、地元住民や環境団体は「自然破壊につながる」と反発している。 "

 青山高原一帯にある既存51の内訳は、第三セクターの青山高原ウィンドファーム-JFEエンジニアリング製 0.75MWが20基、津市(競売中)の久居榊原風力発電-オランダ・ラガウェイ社製0.75MWが4基、シーテック社の ウインドパーク美里-ガメサ・エオリカ製2MWが8基、そして同じくシーテック社のウインドパーク笠取-日本製鋼所製2MWが19基の合計となっています。中型から大型まで出自の違いさまざまな風力発電機が並んでいます。

 そして、増設予定は、青山高原ウインドファーム分として新たに2MWの大型風力発電機を40基増設ということです。三重県が許可したと報道されていますので、実現しそうですが、地元と野鳥の会の反発とも報道されています。また、年間平均風速7.6m/sというデーターも気になります。微気象の影響がある風力発電機です。これから県のアセスメントなどの情報を探してみます。

 これから作られる風力発電機は、当然発電量の期待値はもちろん、実際の発電量もリアルタイムで公開などして、成功例として積み上げられる風車になってほしいです。今日から、完成すれば国内最大クラスともいわれる風力発電所の今後に注目していきたいと思います。

関連
青山高原ウインドファーム
/ 風力発電施設

" 発電規模
  最大出力…15,000kW

風力発電機
  750kW×20基
  JFEエンジニアリング製
           多極同期発電機
  ローター直径…50.5m
  タワー高さ…50m

送電線
  77kV特別高圧線…約5.8km

その他設備
  航空障害灯…5基
  管理棟…1棟
  変電所…1ヶ所
  開閉所…1ヶ所
  管理道路…約2.3km "

津市 : 久居榊原風力発電施設の概要

" 750キロワット×4基(津市所有)
オランダ・ラガウェイ社製LW50/750 "

 - 津市久居榊原風力発電施設の売却に係る条件付一般競争入札[申込期間 平成24年3月27日(火曜日)~4月10日(火曜日)]

久居榊原風力発電施設(新エネルギー財団記事)

" ......久居市は、市内の青山高原に定格出力750kWの風力発電機4基からなる総出力3,000kWの風力発電施設を設けました.......... "

*久居市は津市に合併

シーテック : ウインドパーク美里 ウインドパーク笠取

" ウインドパーク美里
2,000kW×8基 ガメサ・エオリカ社(スペイン)製

ウインドパーク笠取
2,000kW×19基
日本製鋼所製 "

三重県次世代エネルギーパーク : (株)青山高原ウィンドファーム

青山高原ウインドファーム風力発電増設事業に係る環境影響評価書をご覧いただけます。-----三重県、平成23年2月28日
- 環境アセスメント

"対象事業の規模
敷地面積約56ha
風力発電所出力80,000kw(2,000kw×40基)"

おすすめエントリー

次代のエネルギー政策にとって重要な議論がここにある

資源エネルギー庁 審議会 : 総合資源エネルギー調査会 基本問題委員会 #politicsjp-----自然エネルギー、2012/04/12

参考
環境省 : 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会

"環境省と資源エネルギー庁が主催する「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会」に関する情報を掲載します。

◇風力発電施設と自然環境保全に関する研究会の設置について
◇メンバー名簿
◇議事次第・資料・議事要旨
(資源エネルギー庁のホームページにも同じものが掲載されています。)

第1回  平成19年3月30日  
第2回  平成19年5月10日
第3回  平成19年5月29日
第4回  平成19年6月12日

◇論点整理 [PDF 16KB]
 研究会において挙げられた主な論点をとりまとめました。

◇報道発表資料
07.02.05 「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会」について
07.03.19 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会(第1回)の開催について
07.04.16 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会(第2回)の開催について
07.05.14 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会(第3回)の開催について
07.05.29 風力発電施設と自然環境保全に関する研究会(第4回)の開催について
07.08.02 「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会 論点整理」について
.......... "

続きを読む "津市の青山高原ウインドファーム、最大規模のウィンドファームの評価"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

再生可能エネルギーに関する内閣府行政刷新会議の規制緩和内容、まもなく閣議決定か?

追加情報
再生可能エネルギー:普及へ規制緩和 政府が決定-----毎日新聞、2012年4月3日

" 政府は3日、太陽光や地熱など再生可能エネルギーによる発電の普及に向けて計103項目の規制・制度改革を閣議決定した。 "

国家戦略室 : エネルギー・環境会議
-第6回会議(平成24年3月30日) 議事次第

" 議事次第 第6回 エネルギー・環境会議
平成24年3月29日(木)17:45~18:05

議題
「規制・制度改革アクションプラン」の重点項目のとりまとめについて

配布資料
資料1 エネルギー規制・制度改革アクションプラン
~グリーン成長に向けた重点28項目の実行~(案)〔概要〕
資料2 エネルギー規制・制度改革アクションプラン
~グリーン成長に向けた重点28項目の実行~(案)〔本文〕
資料3-1 農林水産大臣提出資料
資料3-2 経済産業大臣提出資料 "

・内閣府 行政刷新会議 規制・制度改革 第2WG(エネルギー)
- 第5回(分科会との合同会合) 平成24年3月26日
- 会議資料

" ( 開会 ) 第2ワーキンググループ(エネルギー)の取りまとめについて
( 閉会 )
(資料)
資料 規制・制度改革に関する分科会第2ワーキンググループ(エネルギー)報告書(案)(PDF形式:676KB)[103項目の内容がここに記載]

※本資料については、最終調整後の報告書を掲載している。 "

 報道
再生エネ促進へ規制緩和=103項目方針、閣議決定へ-刷新会議-----時事通信、2012/03/29

政府、再生エネ普及に規制緩和 太陽光や地熱で場所選びの自由度向上-----MSN産経ニュース、2012.3.29

" .....政府は29日、地熱や太陽光発電施設の立地規制緩和などを盛り込んだ再生可能エネルギーの普及策を取りまとめ、同日のエネルギー・環境会議で決定した。計28項目の規制緩和や認可手続きの簡略化などを来年度から順次実施する。

 施策は「エネルギー規制・制度改革アクションプラン」。再生可能エネルギーへの積極的な参入を促すため、エネルギー・環境会議と行政刷新会議が合同で策定を進めてきた。
..... "

 関連エントリー
エネルギー規制・制度改革アクションプラン、再生可能エネルギーに関するさまざまな規制緩和が発表-----再生可能エネルギー GreenPost、2012-03-29

 (memo)
・第2ワーキンググループ(エネルギー)
(政府のエネルギー規制・制度改革アクションプラン
(エネルギー需給安定行動計画(平成23年11月1日エネルギー・環境会議決定)別添3))
「 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を
「実施・検討事項詳細リスト」(77項目)として取りまとめ。
〇 その中から、3つの柱で計26項目の重点課題を特定。
①電力システムの改革(9項目)
②再生可能エネルギーの導入加速(供給構造改革)(9項目)
③省エネルギーの推進(需要構造改革)(8項目」

 2012/03/28当初のエントリーは以下


 内閣府が行政刷新の名目のもとに行ってきた、再生可能エネルギーに関する規制緩和が30日に閣議決定されるという報道以来、ずっとその詳しい内容を探しているのですが、この段階になっても下のように資料はあっても最後の議論の経過が見つかりません。
 議論が行われてきたのは、内閣府 行政刷新会議、第2WG(ワーキンググループ、エネルギー)です。どこかに隠れているのでしょうか? 探してます。下のリンクも公開されていません。?

第4回 平成24年2月2日 議事概要
 
報道
再生エネ普及へ規制緩和 103項目閣議決定へ 太陽光発電の候補地拡大 小規模水力は手続き簡単に-----日本経済新聞、2012/3/24

" 再生可能エネルギーの普及・促進に向けた規制緩和が加速する。太陽光や風力、小規模水力発電での煩雑な許可手続きを簡単にし、期間も縮めるための103項目を30日に政府が閣議決定する。...... "

地熱発電、国立公園での規制緩和 環境省方針-----日本経済新聞、2012/3/21

" 条件付きで垂直掘りも
......規制地域の外から斜めに掘る工法はすでに認める方針を示していたが、住民の同意や環境への配慮などを条件に規制を緩和する。..... "

地熱発電促進のために…調査段階掘削が申請不要に-----テレビ朝日、03/27

" 地熱発電の開発を促進しようと、環境省は、調査段階で井戸を掘る場合、これまで義務付けていた都道府県への申請を条件つきで不要とする初めてのガイドラインを策定しました。...........このガイドラインは27日、環境省から都道府県に通知されました。 "

緑地義務など工場立地法 太陽光発電規制緩和へ-----読売新聞、2012年3月10日

" .....枝野幸男経済産業相が九日の会見で「太陽光発電施設を工場立地法の規制対象外とすることも含め、率先して規制緩和を進めていく」と述べ、太陽光発電の普及を後押しする考えを示した。..... "

関連
Kiseikanwa2012_renewjapan
-----image : 第2ワーキンググループ(エネルギー)(第4回) 議事次第 資料2 今後のスケジュール(案)(PDF)より

内閣府 行政刷新会議
/ 規制・制度改革に関する分科会
/ ワーキンググループ - 第2WG(エネルギー)

" 第1回 平成23年12月8日
”資料1 規制・制度改革に関する分科会 第2ワーキンググループ(WG)の当面の進め方(PDF形式:71KB)
資料2 規制・制度改革に関する分科会 ワーキンググループ 構成員(PDF形式:86KB)
資料3-1 分科会等の成果として過去に閣議決定された事項[グリーンイノベーション分野](PDF形式:217KB)
資料3-2 分科会で検討したものの各府省と合意に至らなかった事項及び継続協議とした事項[グリーンイノベーション分野](PDF形式:88KB)
資料4-1 政府のエネルギー規制・制度改革アクションプラン(概要)【国家戦略室資料】(その1)(PDF形式:295KB)、(その2)(PDF形式:594KB)、(その3)(PDF形式:489KB)
資料4-2 エネルギー需給安定行動計画 別添3 政府のエネルギー規制・制度改革アクションプラン【国家戦略室資料】(その1)(PDF形式:419KB)、(その2)(PDF形式:303KB)



Energy__japan201226
-----image : 「資料4-2 政府のエネルギー規制・制度改革アクションプラン(概要)【国家戦略室資料】その2」より

”再生可能エネルギー導入(9項目)
~供給構造の改革~
(1)太陽光発電
10.電気事業法上の保安規制の見直し
11.工場立地法上の取扱いの見直し
(2)風力発電
12.自然公園における風力発電施設の審査に
関する技術的ガイドラインの見直しの検討
13.洋上風力発電に関する制度環境の整備
(3)地熱発電
14.自然公園法に基づく立地規制の許可要件
の明確化等
15.温泉法における掘削許可の判断基準の
考え方の策定
(4)小水力発電・バイオマス
(5)共通項目
16.農山漁村の再エネ促進の新法による、農山漁
村における導入促進に係る農林地等の利用調整
の円滑化
17.国有林野における許可要件・基準の見直し
18.地球温暖化対策地方公共団体実行計画における
再生可能エネルギー等導入の位置づけ明確化 ”



資料5 エネルギー関連の規制・制度範囲(イメージ)(PDF形式:192KB)
資料6 第2WGスケジュール(案)(PDF形式:221KB)
資料7 再生可能エネルギーに関するヒアリング資料
資料7-1 太陽光発電協会提出資料(PDF形式:1197KB)
資料7-2 地熱発電 公園・温泉・制度フォロー検討会提出資料(PDF形式:1779KB)
資料8 検討項目 委員提案シート(案)【様式】(PDF形式:50KB)”
..........
第2回 平成23年12月16日-会議資料
”資料1 再生可能エネルギーに関する規制・制度改革の現状(PDF形式:136KB)
資料2 再生可能エネルギーに関する閣議決定事項一覧及び実施状況調査の結果(平成23年7月31日時点)(PDF形式:312KB)
資料3 再生可能エネルギーに関するヒアリング資料
資料3-1 日本風力発電協会提出資料(その1)(PDF形式:1183KB)、(その2)(PDF形式:799KB)
資料3-2 全国小水力利用推進協議会提出資料(PDF形式:1030KB)
資料3-3 住友共同電力(株)提出資料<バイオマス発電関係>(PDF形式:572KB)
資料3-4 自然エネルギー協議会提出資料(PDF形式:936KB)”
..........
第3回 平成24年1月12日
”資料1 委員提案資料(個別案件)(PDF形式:846KB)
資料2 閣議決定事項一覧及び実施状況調査の結果(第2WG関係)(PDF形式:427KB)
資料3 フォローアップの実施について(第2WG関係)(PDF形式:113KB)
資料4 再生可能エネルギーに関するフォローアップ関係省庁ヒアリング対象項目(案)(PDF形式:197KB)
資料5 エネルギーに関する事業者ヒアリング資料(その他分野)
資料5-1 日本ガス協会提出資料(PDF形式:750KB)
資料5-2 (株)エネット提出資料(その1)(PDF形式:1218KB)、(その2)(PDF形式:1193KB)、(その3)(PDF形式:936KB)、(その4)(PDF形式:1089KB)、(その5)(PDF形式:1616KB)、(その6)(PDF形式:1379KB)、(その7)(PDF形式:1038KB)
資料5-3 (株)エナリス提出資料(PDF形式:682KB)

参考資料1 「政府のエネルギー規制・制度改革アクションプラン」の進捗状況
【国家戦略室資料】(その1)(PDF形式:848KB)、(その2)(PDF形式:855KB)、(その3)(PDF形式:851KB)、(その4)(PDF形式:786KB)
参考資料2 電力システム改革に関するタスクフォース論点整理
【経済産業省資料】(PDF形式:430KB)”
..........
第4回 平成24年2月2日
”資料1 関係府省フォローアップヒアリング項目一覧表(PDF形式:173KB)
資料2 今後のスケジュール(案)(PDF形式:181KB)
資料3 検討項目 委員提案資料(追加分)(PDF形式:285KB)
資料4 検討項目(案)項目名一覧表(第2WG関係)(PDF形式:244KB)
資料5 検討項目(案)一覧表(第2WG関係)(PDF形式:775KB)

※本資料については、WG当日は「所管省庁回答欄」が空欄のものを配付。当HPには、その後に得た所管省庁の回答も含めて記載、整理したものを掲載している。
(参考資料)関係府省フォローアップヒアリング 各省提出資料
※財務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省

1.小水力に係る従属発電に関する許可手続の見直し 【国土交通省】(PDF形式:644KB)
2.発電水利権許可手続の合理化 【国土交通省】(その1)(PDF形式:499KB)
(その2)(PDF形式:910KB)
3.風力発電の導入促進に係る建築基準法の基準の見直し 【国土交通省】(PDF形式:167KB)
4.自然公園・温泉地域等における風力・地熱発電の設置許可の早期化・柔軟化等
○地熱発電(自然公園法関係) 【環境省】(その1)(PDF形式:688KB)
(その2)(PDF形式:746KB)
5.自然公園・温泉地域等における風力・地熱発電の設置許可の早期化・柔軟化等
○風力発電 【環境省】(PDF形式:553KB)
6.再生可能エネルギーの優先接続・優先給電ルールの整備 【経済産業省】(PDF形式:492KB)
7.住宅・建築物の省エネ基準の見直し
住宅・建築物のラベリング制度の充実
住宅・建築物の省エネ基準適合の段階的義務化

【経済産業省】(PDF形式:592KB)

【国土交通省】(その1)(PDF形式:717KB)
(その2)(PDF形式:586KB)
(その3)(PDF形式:596KB)
8.自然公園・温泉地域等における風力・地熱発電の設置許可の早期化・柔軟化等
○地熱発電(温泉法関係) 【環境省】(PDF形式:603KB)
9.木質バイオマスを火力発電所等でボイラー燃料として利用する場合の規制の在り方の検討 【環境省】(PDF形式:34KB)
10.保安林における許可要件・基準の見直し 【農林水産省】(PDF形式:607KB)
11.農山漁村における導入促進に係る農林地等の利用調整の円滑化 【農林水産省】(PDF形式:282KB)
12.工場立地法上の取扱いの見直し 【経済産業省】(PDF形式:629KB)
13.国有林野における許可要件・基準の見直し 【財務省】(資料なし)
【農林水産省】(PDF形式:633KB)
【経済産業省】(資料なし) ”
.......... "

経済産業省 : 産業構造審議会

関連
環境省、国立・国定公園内における地熱開発の取扱い、および温泉資源の保護に関するガイドラインを発表-----自然エネルギー、2012/03/28

追加情報
風力・小水力の規制緩和へ 国交省、12年度中に成案-----電気新聞、2012/03/29

参考
環境省 検索 : 地熱

続きを読む "再生可能エネルギーに関する内閣府行政刷新会議の規制緩和内容、まもなく閣議決定か?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

欧州海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centre(EMEC) / 情報のまとめ

 欧州海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centre(EMEC)については、わが国の研究機関とも関係が強化されそうという興味深い展開なので、ここでこれまでのエントリーなどの情報をまとめておきます。昨日のエントリーの関連情報です。

ヨーロッパ海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centre (EMEC) Ltd, / EMEC Documents

Tidal_test_site_emec
-----image : 「EMEC Tidal Test Site information document - (570kb)」より

Wave_test_site_emec
-----image : 「EMEC Wave Test Site information document - (580kb)」より

Emec_map
-----image : 「EMEC location map - (87kb)」より-----Google Map : European Marine Energy Centre

参考動画
Gavin D. J. Harper at the European Marine Energy Centre 1/3

(ecogeeky,2008/06/27)-----Gavin D. J. Harper at the European Marine Energy Centre 2/3-----Gavin D. J. Harper visits the European Marine Energy Centre

■これまでのエントリーから、EMECの海洋エネルギー関連のシステム
 けっこう数があるので驚きました。今後は、個別のシステム別に情報を整理してみるつもりです。

波力発電
Pelamis-----E.ON : pelamiswave.com

関連エントリー
ペラミス 波力発電システム Pelamis Wave Power 巨大な海蛇がいく! 2-----自然エネルギー、2010/11/15

ペラミス 波力発電システム Pelamis Wave Power 巨大な海蛇がいく!-----自然エネルギー、2010/7/21

エーオン E.ON、イギリス初の波力発電システムP2 Pelamisを公開。まもなく試験稼動を開始-----ソフトエネルギー、2010.07.20

「世界初」の商用波力発電所、運転停止に ポルトガル-----GreenPost -Heuristic Life -,2009/3/30

世界のグリーンニューディールは、本物? Pelamis Wave Powerの波力発電-----自然エネルギー、2009/03/23

Scotland seeks world lead in marine power / プレスリリース Scottish Executive(スコットランドの海流発電計画)-----ソフトエネルギー、2007/03/06

WORLD’S FIRST WAVE FARM . SHIPPING OF FIRST MACHINE TO PORTUGAL(世界初! 海上での波力発電) / プレスリリース Ocean Power Delivery-----ソフトエネルギー、2006/06/22

【図解】波力発電システム「ペラミス」-----GreenPost -Heuristic Life -,2008/6/25

*2007年にOcean Power Delivery社は、Pelamis Wave Power社へと社名を変更


PB150,PB500-----オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies社(U.S.A)

関連エントリー
オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、150KW波力発電装置パワーブイ PB150近況。スコットランド-オレゴンプロジェクト-----ソフトエネルギー、2011/06/23

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、150KW波力発電装置パワーブイ PB150を完成-----ソフトエネルギー、2011/03/01

オーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、ハワイのブイ型波力発電装置 PowerBuoy(R) の米初の系統連系運用を開始-----ソフトエネルギー、2010/10/05

波力発電のオーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、三井造船と出光興産、日本風力開発などと波力発電所建設計画に合意。日本初の本格的な海洋エネルギー発電プラント、2012年には登場か!?-----ソフトエネルギー、2009/10/15

東京都、波力発電検討会をたちあげ。ブイ型の波力発電装置を検討?-----ソフトエネルギー、2009/08/06

米エネルギー省やNOAAなど、洋上風力と海洋エネルギー(波力、潮流、海流、海洋温度差)に関する8研究に共同で約500万ドルを助成すると発表-----ソフトエネルギー、2010/11/15


潮流発電
Open-Centre Turbine-----development: EMEC-----オープンハイドロ OpenHydro社(アイルランド)

関連エントリー
潮流発電のOpenHydro、クリーンテックベンチャーに贈られる再生可能エネルギー部門賞を受賞-----ソフトエネルギー、2011/11/17

アメリカワシントン州で、潮流(潮汐)発電所 Open Hydro 100kW機のパイロットプランにゴーサイン-----ソフトエネルギー、2010/12/09

アイルランドのOpenHydro社、カナダで1MWの実証用潮流発電所を運用開始-----ソフトエネルギー、2010/01/21


Tidal turbines HS300,HS1000-----ハマーフェストストーム Hammerfest Strom社(ノルウェー)

関連エントリー
ハマーフェストストーム Hammerfest StromのHS1000潮流発電機、英EMECのテストサイトに登場-----ソフトエネルギー、2012/01/06

ハマーフェストストーム Hammerfest Strom(ノルウェー)のHS1000潮流発電機、イギリス ScottishPower Renewablesのプロジェクトに採用-----ソフトエネルギー、2010/8/31


AR,AS,AN Series-----アトランティス・リソース Atlantis Resources Corporation(シンガポール)

関連エントリー
スコットランドの400MW潮流発電所建設計画 MeyGen、発電機などのデザインは、ロッキード・マーティン Lockheed Martin が担当-----ソフトエネルギー、2011/09/30

アトランティス Atlantis Resources、アジア初世界最大クラスとなる潮流発電所をインドで建設へ-----ソフトエネルギー、2011/01/26

アトランティス Atlantis、世界最大の直径18m水平2連プロペラの1MW潮流発電機 AK-1000(AR-1000) をEMECのテストサイトへ-----ソフトエネルギー、2010/08/16

アトランティス Atlantis Resources社 世界最大の直径18m水平2連プロペラの1MW潮流発電機 AK-1000(AR-1000)-----自然エネルギー、2011/01/31


Oyster-----アクアマリンパワー Aquamarine Power社

関連エントリー
アクアマリンパワー Aquamarine Powerのオイスター Oyster 2とマリンカレントタービン Marine Current Turbinesのシーゲン SeaGen 潮流発電機がスコットランドで2013年の運用開始を目指して動きだしました-----ソフトエネルギー、2010/12/06

Aquamarine Powerのオイスター Oyster 2  / YouTubeから-----自然エネルギー、2010/12/07

オイスター潮流発電装置の搬入のようす..イギリスの自然エネルギーへの取組み / YouTubeから-----自然エネルギー、2010/05/11

オイスター潮流発電装置 Aquamarine Power社OYSTERAR(R)hydro-electric wave energy converter、実証運転を開始-----ソフトエネルギー、2009/12/02

イギリス、スコットランドのオイスター潮流発電装置が秋から実地試験へ-----ソフトエネルギー、2009/08/03


SeaGen-----マリンカレントタービン Marine Current Turbines社

関連エントリー
アクアマリンパワー Aquamarine Powerのオイスター Oyster 2とマリンカレントタービン Marine Current Turbinesのシーゲン SeaGen 潮流発電機がスコットランドで2013年の運用開始を目指して動きだしました-----ソフトエネルギー、2010/12/06

リンカレントタービン Marine Current Turbinesのシーゲン SeaGen / YouTubeから-----自然エネルギー、2010/12/08

ヨーロッパのトップ10、クリーン・テクノロジー企業とは?-----ソフトエネルギー、2008/10/06

潮汐発電用の「風車」が設置される 北アイルランド-----GreenPost -Heuristic Life -Alternative Technology,2008/4/12

世界初の英潮流発電機、北アイルランドで設置工事開始-----ソフトエネルギー、2008/04/10

イギリスで、世界初の商業潮力発電所、建設中!-----ソフトエネルギー、2007/07/09


潮流発電システム-----川崎重工(日本)

関連エントリー
日本の海洋エネルギー開発すすむ。川崎重工の動き、イギリスで、そして沖縄で実証試験へ-----再生可能エネルギー GreenPost、2012/5/17

川崎重工、海洋エネルギー開発、潮流発電システム開発に着手-----ソフトエネルギー、2011/10/21


その他

続きを読む "欧州海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centre(EMEC) / 情報のまとめ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

菅首相、脱原発へ”歴史的”会見。そして、今日再生エネルギー特別措置法案審議入り(予定)

 昨日の夕方の菅 直人首相の脱原発への”歴史的”な会見は、日本の首相が公の場で、原子力発電の事故を受けて、原子力発電の問題点を指摘、「計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現」すると明言する内容となりました。

 ただ、閣内、与党からも不審を表明されている菅首相の影響力は、低下、この会見の内容が次の政権と日本のエネルギー政策にに与える影響力は低いと見られています。実際、Fukushima 福島原子力発電所の事故への世界的な関心を考えると、この会見を大見出しで伝える海外の有力紙がないこと、伝えたBBCでさえ、も支持率の低さなどに触れ、その影響力を疑問視しています。

 そして、今日の午後から再生エネルギー特別措置法案が審議入りします。その行方と経過に注目します。

菅内閣総理大臣記者会見-----首相官邸、平成23年7月13日-----政府インターネットTV 2011/07/13 : 菅内閣総理大臣記者会見【手話版】-平成23年7月13日

13kaiken3
-----image : 菅内閣総理大臣記者会見公開画像より

" ..........原発、あるいはエネルギー政策について、私自身の考え方を少し明確に申し上げたいと思います。私自身、3月11日のこの原子力事故が起きて、それを経験するまでは原発については安全性を確認しながら活用していくと、こういう立場で政策を考え、また発言をしてまいりました。しかし、3月11日のこの大きな原子力事故を私自身体験をする中で、そのリスクの大きさ、例えば10キロ圏、20キロ圏から住んでおられる方に避難をしていただければならない。場合によっては、もっと広い範囲からの避難も最悪の場合は必要になったかもしれない。さらにはこの事故収束に当たっても、一定のところまではステップ1、ステップ2で進むことができると思いますが、最終的な廃炉といった形までたどり着くには5年10年、あるいはさらに長い期間を要するわけでありまして、そういったこの原子力事故のリスクの大きさということを考えたときに、これまで考えていた安全確保という考え方だけではもはや律することができない。そうした技術であるということを痛感をいたしました。

 そういった中で、私としてはこれからの日本の原子力政策として、原発に依存しない社会を目指すべきと考えるに至りました。つまり計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。これがこれから我が国が目指すべき方向だと、このように考えるに至りました。

 しかしその一方で、国民の生活や産業にとって必要な電力を供給するということは、政府としての責務でもあります。国民の皆さん、そして企業に関わっておられる皆さんの理解と協力があれば、例えばこの夏においてもピーク時の節電、あるいは自家発電の活用などによって十分対応できると考えております。この点については、関係閣僚に具体的な電力供給の在り方について計画案をまとめるように既に指示を致しております。

 これまで私が例えば浜岡原発の停止要請を行ったこと、あるいはストレステストの導入について指示をしたこと、こういったことは国民の皆さんの安全と安心という立場。そしてただ今申し上げた原子力についての基本的な考え方に沿って、一貫した考え方に基づいて行ってきたものであります。特に安全性をチェックする立場の保安院が現在原子力を推進する立場の経産省の中にあるという問題は、既に提出をしたIAEAに対する報告書の中でもこの分離が必要だということを述べており、経産大臣も含めて共通の認識になっているところであります。

 そうした中で、私からのいろいろな指示が遅れるなどのことによって、ご迷惑をかけた点については申し訳ない、このように関係者の皆さんに改めてお詫びを申し上げたいと思っております。

以上、私のこの原発及び原子力に関する基本的な考え方を申し上げました.......... "

関連
脱原発依存  新しい政策の流れ作れ-----京都新聞、2011年07月14日

【菅首相の会見】脱原発の着実な前進を/新しい政策の流れ作れ-----47News,2011/07/14

菅首相:「脱原発」を明言…将来、なくてもいい社会実現 - (首相「脱原発」 実行力に疑問)-----毎日jp,2011年7月13日

菅首相の「脱原発依存」発言は無責任だ-----日本経済新聞、2011/7/14

代替策なき「脱原発」…産業界への影響深刻-----読売新聞、2011年7月14日-----菅首相「原発なくてもやっていける社会実現」-----電事連会長「方向誤れば大きな禍根」首相表明に-----「これほど子供じみた話ない」刈羽村長バッサリ

菅首相「退陣条件」で駆け引き 再生エネ法案が審議入り-----MSN産経ニュース、2011.7.14

菅首相、「脱原発依存」への政策転換を表明-----WSJ日本版、2011年 7月 14日

Japan PM Naoto Kan urges nuclear-free future-----BBC News,13 July 2011

Kan Takes on Japan’s ‘Nuclear Village’ in Renewable Energy Drive-----Bloomberg, Jul 14, 2011

News Japan’s Prime Minister: Phase Out Nuclear Energy, Develop Renewables-----Death and Taxes, July 13, 2011

追加情報
 結局、"歴史的な茶番"、、、。菅さんを理解できると思わないほうがいい。
首相、脱原発依存「個人の考え」 閣内から批判相次ぐ-----日本経済新聞、2011/7/15

" 菅直人首相は15日の閣議後の閣僚懇談会で、13日の記者会見で「将来は原発の無い社会を実現する」と言及したことに関し「個人の考えとして示した。このあたりで国民に方向性や自分の決意を述べておく時期ではないかと考えた」と述べた。閣僚からも批判的な声が相次ぎ、政府の基本方針ではないとの考えを説明したものだ。 "

脱原発は首相の希望、内閣の目標でない…枝野氏-----YOMIURI ONLINE,2011年7月14日

コメント 官房長官がすぐに、上の報道のように”補足”し、国民を煙に巻く。これが新たな政治手法にでもなったら、大変なことだ。核汚染下ではびこるのは、国民の健康への安全を担保できない”暫定基準”であり、福島原子力発電所の過酷事故の下ではびこるのは、迷走内閣というワケなのか、、、、。いつまでもこのままでは、いけない。

コメント続き

続きを読む "菅首相、脱原発へ”歴史的”会見。そして、今日再生エネルギー特別措置法案審議入り(予定)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

000b_bookmarks 000c_bookmarks_ 000YouTubeから 000原稿(非公開) 001クリッピング 001クリッピング2006 001クリッピング2007 001クリッピング2008 001クリッピング2009 001クリッピング2010 002企業プレスリリース 003イベント案内 007適正/中間/代替 技術 009自然エネルギー全般 010太陽電池 012太陽光/照明、殺菌、清掃など 015太陽熱利用 016パッシブソーラー 020風力発電 021小型風力発電機 030水力発電 040 海洋エネルギー-OTEC 040潮汐力・海流など海洋エネルギー 045浸透膜発電 050fバイオ燃料 050バイオガス/メタン 050木質、森林/バイオマス 052汚泥・廃棄物/バイオマス 060温泉、地熱、地中熱 070家庭用ハイブリッドシステム 071産業用 省エネルギー技術 075電力、マイクログリッド 076電力変換/蓄電、蓄熱、水素など 077 燃料電池 078 熱利用・熱回収/廃熱・余熱 090その他のエネルギー 093人工光合成 / 光触媒 099世界 099世界 Index 100国内 101アメリカ 102d デンマーク 102d ドイツ 102e イギリス 102f フランス 102i イタリア 102m メキシコ 102n オランダ 102s スウェーデン 102s スペイン 102sスイス 102南アメリカ 102欧州 102bブラジル 103ロシア 104東ヨーロッパ 105iアイスランド 105n ノルウェー 110オセアニア 111カナダ 114中東 115s 南アフリカ 115アフリカ 120アジア 121中国 122台湾 122韓国 123インド 2020 2025 2030 2050 Googleマップ(Earth) Green Movement おすすめサイト おもちゃ、雑貨 アップロード画像(非公開) エネルギー グリーン・ポスト[PR] ニュース プレスリリース リポート、資料 住まい・インテリア 島の自然エネルギー 情報のまとめ 日記・コラム・つぶやき 書籍・雑誌 画像 下書き公開用 経済・政治・国際 趣味 車関係 過去記事クリッピング-2003cripping 鉄道/電車関連 音楽