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日本製紙、熊本県八代工場において未利用材100%による5MWバイオマス発電事業を計画

 総合バイオマス企業を目指すことを表明している日本製紙は、熊本県八代市の八代工場に5千kW(発電量 送電端)の木質バイオマス発電設備を新設し、2015年の春から発電事業を開始する計画を発表。バイオマス資源として利用するのは、森林バイオマスで未利用材を100%利用したものだということです。発表によれば、未利用材100%によるバイオマス発電事業は、全国初となる。この発電事業は、固定価格買取制度を利用し、間伐等由来の木質バイオマス枠のチップ100%利用により、32円/kWhによる九州電力への売電となります。

プレスリリース / 日本製紙、2013年4月8日
国内初の「未利用材100%によるバイオマス発電事業」を八代工場(熊本県八代市)で実施

" ~総合バイオマス企業として、九州地区の豊富な国内材資源を最大限活用~

 日本製紙株式会社(略)は、全国で初めてとなる「未利用材100%によるバイオマス発電事業」を実施することを決定しました。八代工場(熊本県八代市)に木質バイオマス発電設備を新設し、2015年の春から新しいエネルギー事業を開始します。

 今回八代工場に新設する木質バイオマス発電設備では、燃料に九州地区の間伐材等の未利用材を100%使用します。当社グループの株式会社南栄(略)、および日本製紙木材株式会社(略)の集荷網を活用し、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」を利用したバイオマス発電を優位に行うことができます。

 また、今回の発電事業は、我が国の森林・林業を早急に再生していくための指針となる「森林・林業再生プラン」で示された、木材自給率50%達成のための国産材利用拡大に大きく貢献することができます。

日本製紙は、今後も持続的に成長していくために、製紙事業以外の事業育成を進めることにより、総合バイオマス企業として事業構造の転換に取り組んでいます。今回の「未利用材100%によるバイオマス発電事業」では、長年培ってきた発電設備の運営技術や社有林経営を始めとする山林事業のノウハウ、安定した品質のチップを生産する技術など、当社の強みを発揮していきます。


八代工場に新設するバイオマス発電設備の概要
(1)所在地      :  熊本県八代市
(2)燃料       :  間伐等由来の木質バイオマス(FIT32円対応)チップ100%
(3)発電出力    :  5千キロワット(発電量 送電端)
(4)発電開始時期 :  2015年3月(予定)
(5)売電先     :  九州電力株式会社
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関連
溶解パルプ製造時に発生する酸加水分解液の高度利用について ~釧路工場にてバイオガス製造による重油代替を検討~-----日本製紙、2013年3月26日

" 日本製紙株式会社(略)は、昨年10月に釧路工場(北海道釧路市)において溶解パルプの生産体制を確立しましたが、本年3月、その製造工程で発生する酸加水分解液の高度利用検討の一環として、バイオガス製造テストプラント(メタン発酵法を採用)を設置しました。

 メタン発酵では、嫌気菌の働きにより有機分をメタンガスに変換し、得られたメタンガスを重油代替として利用できます。発生するメタンガスは二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルの燃料として定義されるため、重油の代替として使用すれば、二酸化炭素排出量を低減させることができます。当社では、既にクラフトパルプ製造工程から発生する廃液についてメタン発酵処理を行っており、その技術を応用し、実現すれば世界でも初めてとなる溶解パルプ酸加水分解液の利用に向けて検討を行ってまいります。
なお、この酸加水分解液は様々な用途で活用できる可能性があります。まずは、環境対策としてメタン発酵処理による省資源化を推進していきますが、今後は、さらなる高度利用についても検討を進めていきます。
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参考エントリー
日本製紙、既存石炭火力ボイラーへのバイオマス混焼を従来の約10倍にできる、バイオマス固形燃料を開発-----ソフトエネルギー、2013/04/08





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