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国書刊行会グループのセイユウ、北海道初のFIT地熱適用案件となる100kWバイナリー、温泉発電事業を実施へ

 出版社の国書刊行会グループのセイユウは、北海道川上郡弟子屈町にて、温泉発電事業を実施すると発表しました。この案件は、国の固定価格買取制度の適用案件と平成25年2月19日付けで認定されました。地熱利用で北海道初の再生可能エネルギー固定価格買取制度活用事例となります。

 北海道経済産業局の発表によると、発電設備区分は、地熱発電設備(15,000kW未満)。調達価格は、42円/kWhで調達期間は15年となります。発電設備名称は、摩周湖温泉熱利用温度差発電施設。発電機は、ゼネシス社のマイクロバイナリーMini-DTEC、出力100kWです。運転開始予定は、平成25年9月1日とのことです。

 具体的には、毎分500リットル、97℃の温泉水で60~80kWの発電が目標で、発電後の温排水を2万~3万立方メートルのビニールハウスの温室用に使用、野菜栽培等の2次利用も計画されているということです。


プレスリリース / 国書刊行会、2013/02/19
北海道弟子屈町における温泉発電事業の実施について
Hokkaidobainarygeothermal
-----image : 同リリースより

"(株)国書刊行会グループの(株)セイユウ(以下、弊社)は、北海道川上郡弟子屈町にて、温泉発電事業を行うべく、再生可能エネルギー発電設備認定を経済産業省に申請しておりましたが、本日付にて許可の連絡を受けましたので、温泉地熱発電の実施をこれより開始いたしますので、お知らせいたします。
 本事業は、本年9月より実証調査も兼ねた本格操業を開始する予定です。発電機は(株)ゼネシスが開発した小型排熱温度差発電装置(Mini-DTEC)を用い、毎分500リットル、97℃の温泉水で60~80kWの発電を目標とします。
 また、発電後の温排水を2万~3万㎥のビニールハウスの温室用に使用、野菜栽培等の2次利用の計画をしており、雇用拡大等の地域との共生と自然エネルギー資源の最大活用をめざします。
 火山国日本国内には、温泉熱資源が至る所に存在しております。純国産のエネルギーであり、環境にやさしく、再生可能エネルギーのフロントラインであります。太陽光や風力発電と異なり昼夜・天候にかかわらず連続して発電できる安定電源でもあります。また弊社の様な中小企業でも、有効な温泉井戸さえあれば容易に参入可能です。弊社の発電事業化により、国内でさらなる利用拡大が望まれることを期待します。
 今後、地域との連携協力のもと環境に十分な配慮を行い、多くの温泉関係者が参入を目指す先導役として、本事業を推進する所存です。
.......... "

関連
温泉を活用した地熱発電設備(バイナリー発電)の法認定について-----経済産業省北海道経済産業局、平成25年2月19日
Fitjapan2013tyoutatsukakaku
-----image : 上記リリース「調達価格・調達期間について(PDF形式/457KB)」より

" 地熱利用で北海道初の再生可能エネルギー固定価格買取制度活用
経済産業省では、エネルギーの安定的な確保及び環境への負荷低減を図るため、平成24年7月から「再生可能エネルギー固定価格買取制度」の運用を開始しました。
 この度、北海道内で初めての地熱発電設備(バイナリー発電)の認定申請があり、本日認定を行いましたので、その概要を公表します。

認定概要

【事業者】
(株)セイユウ(東京都)
((株)国書刊行会(東京都)グループ企業)
【発電設備区分】
地熱発電設備(15,000kW未満)
【発電設備名称】
摩周湖温泉熱利用温度差発電施設(Mini-DTEC)
【所在地】
弟子屈町
【出力】
100.0kW
【運転開始予定】
平成25年9月1日
※発電設備区分による調達価格・調達期間についてはこちらをご参照ください。
調達価格・調達期間について(PDF形式/457KB)
注1.再生可能エネルギー固定価格買取制度:
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に基づき、法律の認定を受けた再生可能エネルギー発電による電気を一定期間固定価格で買い取る制度。
注2.バイナリー発電:
温泉の熱水など比較的低温(70~150℃)の地熱エネルギーを利用する発電システムで、水より沸点の低い代替フロンやアンモニアなどの媒体を沸騰させタービンを回す発電方式。
.......... "


ゼネシス / 排熱温度差発電(DTEC:Discharged Thermal Energy Conversion)
Dtec_s01
-----image : 上記サイトより

"..........
小型排熱温度差発電(Mini-DTEC)の特徴

小規模な排熱に対応、システムを規格化した装置

安価な設置・発電コストを実現
出荷前に装置をほぼ完成させ、現地設置工事を極力低減する事により実現しました。

シンプルな機器構成と小型化
高性能な機器の開発及び各機器を一体化させることによって、実現しました。

コンテナサイズで、輸送・設置が簡便です
.......... "


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週刊GreenPost 61号 2013/2/18-22 日版 しなやかな技術研究会





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