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茨城県鹿島港洋上風力発電公募事業、5MW50基で250MW。実施事業者決定! 2017年に稼動をめざす

 茨城県は、6月に募集をしていた鹿島港沖合における風力発電事業者を決定し発表しました。この鹿島港洋上風力発電公募事業は、鹿島沖に5MWの着床式の洋上風力発電機を50基建設s、250MWの巨大な洋上風力発電所を建設するという大規模な事業です。約680haの水域を二つにわけ、北側区画をウィンド・パワー・エナジー (約340ha)が、南側区画を丸紅が担当(約340ha)することに決定したということです。
 総出力は、両社合わせて50基で250MW(250、000kW)、年間設備利用率(稼働率)を30%と仮定すると、年間発電量657、000、000kWh程度の発電を想定しているとのことです。
 この発電量は、一般的な家庭の約18万世帯分(茨城県全世帯の約16%)の年間の消費電力相当となる、とのことです。(一般家庭での月間消費電力を300kWhで計算)

 鹿島沖のこのあたりに予定通りなら、2015年に着工し、2017年には最初の風力発電機が発電を開始するということです。

 報道によると、事業費は2社でおおよそ合計700億円。発電分は再生エネルギー固定買取制度で東電に売電するとのことです。


プレスリリース / 茨城県、2012年8月29日
鹿島港洋上風力発電公募事業に係る事業予定者の選定結果について~日本初の洋上ウィンドファームの実現に向けて~

Kashimaoffshorewind250mwmap
-----image(”上-鹿島港港湾計画図(部分)、下-風向風速図”) : 同リリース「区域分割図 PDF」より-----
Kashimaoffshorewind250mwwindmap

"6月18日から公募の手続を行っていた標記公募事業につきまして、事業予定者として、本日、以下の通り2事業者を選定しましたのでお知らせします。   選定に当たっては、事業予定水域を2分割し、それぞれの水域に事業予定者を選定しました。 (公募受付順に記載) ■株式会社ウィンド・パワー・エナジー :北側区画(約340ha) ○所在地:茨城県神栖市 ○代表者:代表取締役 小松崎 衞 ○風力発電施設の実績:県内(神栖市、桜川市グループ会社) ○今回提案された計画 総出力:5MW×50基=250MW(250、000kW) 年間発電量:650、000、000kWh(設備利用率29.7%想定) (事業予定水域を2分割することから、上記の事業規模の約半分の規模が想定されます。)

■ 丸紅株式会社 :南側区画(約340ha)
○所在地:東京都千代田区
○代表者:代表取締役 専務執行役員 山添 茂
○風力発電施設の実績:国内(北海道、山口県、鹿児島県)海外(アメリカ、イギリス、等)
○今回提案された計画
総出力:5MW×48基=240MW(240、000kW)
年間発電量:630、720、000kWh(設備利用率30%想定)
(事業予定水域を2分割することから、上記の事業規模の約半分の規模が想定されます。)
事業予定水域全体で想定される発電量

2者を合算した事業区域全体(約680ha)で、5MW(5、000kW)の大型風力発電施設を50基程度建設予定。
総出力250、000kW、年間設備利用率(稼働率)を30%と仮定すると、年間発電量657、000、000kWh程度の発電が想定。
この発電量は、一般的な家庭の約18万世帯分(茨城県全世帯の約16%)の年間の消費電力相当となる。(*一般家庭での月間消費電力を300kWhで計算)
今後、事業予定者は、環境影響調査や詳細な事業実施計画の作成など、風力発電事業の実施に必要な具体的な調査検討を進めていくことになります。
茨城県としては、この日本初の洋上ウィンドファーム事業が、我が国が直面するエネルギー問題の解決に資する先進的な取組として確実な成果を得られるよう、航行安全や環境面にも十分配慮しながら、事業者の円滑な事業実施に向け関係機関と連携を図り支援してまいります。

公募の経過
6月18日から公募要項の配布開始
7月6日から13日事業予定者の応募受付
・株式会社ウィンド・パワー・エナジー、丸紅株式会社の2者から応募あり。
8月1日事業予定者選定委員会
事業予定者選定委員会の状況(8月1日開催)

(1)委員構成
・学識経験者4名(うち1名欠席)、県職員2名(委員長:日本大学准教授 長井浩)
委員名簿 PDF : 99KB

(2)審査方法
書面審査、応募者によるプレゼンテーション及び質疑応答に基づき評価。
5項目(19小項目)の事業評価項目により評価(委員による採点) 
事業評価項目 PDF : 124KB

(3)審査結果
2者とも事業予定者として適正であると判断されることから、2者を推薦。
資金計画の妥当性、環境影響への配慮、海上工事の確実性などについて質疑が行われた。
事業予定者の選定

・県は、事業予定者選定委員会からの推薦を受け、検討の結果、事業水域を2分割し、2者を事業予定者として選定した。
(北側水域を株式会社ウィンド・パワー・エナジー、南側水域を丸紅株式会社)
区域分割図 PDF : 20,346KB

今後の想定スケジュール

○事業予定者による環境影響調査、船舶航行安全調査等の実施及び事業実施計画の策定
・各種調査の実施及び事業実施計画の策定等にあたっては、関係機関等で構成される(仮称)鹿島港風力発電推進協議会において意見調整等を行い、円滑な事業実施を図っていく。
○県と事業予定者との間で事業実施にかかる協定締結
○水域の占用許可・工事着工(応募時の計画では平成27年頃から)
○発電事業開始(応募時の計画では平成29年頃から段階的に発電開始)
.......... "

関連
鹿島港沖合における風力発電事業者の公募-----茨城県、2012年6月18日

ウィンド・パワー グループ

"鹿島港沖合における風力発電事業者の公募に、ウィンド・パワー・エナジーが採択されました!
2012年8月29日NEW!
港湾区域(水域)で大規模な風力発電事業者の公募を行うのは、全国で初めての事例となりました。2015年の工事着工に向け、計画を進めて参ります。"

丸紅 ニュースリリース(未発表)

鹿島港沖風力発電、県が事業者2社選定-----茨城新聞、2012年8月29日

追加情報


丸紅など洋上風力発電の共同運営検討 アジア最大級 -----日本経済新聞、2012/12/25

"茨城県が計画する大規模洋上風力発電事業について、丸紅と風力発電会社ウィンド・パワー・エナジー(茨城県神栖市)が共同運営を検討していることが25日分かった。
.....ウィンド・パワー・エナジーを改称し「ウィンド・パワー・オーシャン」とする計画。資本金や出資比率は今後検討するが、丸紅とウィンド・パワーの折半出資が濃厚.........."


参考
茨城県科学技術振興課 : 茨城県緑の分権改革事業

"茨城の風(風力発電)活用調査
   県内の風力発電の立地可能性・採算性などをシミュレーション等により調査
③茨城の風(風力発電)PDF資料
”図 3-2 茨城県の風況マップ(陸上 5m/s、洋上 6m/s 以上、高さ 70m)”
.........."

ウィンド・パワー・いばらき、2012年ウインド・パワーかみすに+8機増設。さらに、鹿島港湾区域沖合に100基の洋上風力発電所建設計画へ-----ソフトエネルギー、2011/10/05

世界風力エネルギー協会、ウインド・パワーかみすの2MW 7基が津波を乗り越え、電力の供給に貢献と伝えた-----ソフトエネルギー、2011/03/29

富士重工業と日立製作所、国内初の港湾外洋上風力発電施設「ウィンド・パワー・かみす風力発電所」で2MW風力発電機 SUBARU80/2.0、7基を稼働-----ソフトエネルギー、2010/07/22

[ カテゴリー : 風力発電 ]


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