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ソーラーフロンティア、30cm角CIS薄膜太陽電池サブモジュールでエネルギー変換効率で17.8%を達成

 ソーラーフロンティアは、30cm角CIS薄膜太陽電池サブモジュールでエネルギー変換効率で17.8%を達成したと発表しました。サブモジュールとは、発電性能などを評価するために作られた太陽電池ですが、今回のものは発表によれば、その生産工程は商業生産を行っている工場とほとんど変わらないということです。同社国富工場では、出力164Wのチャンピオンモジュール(開口部面積の変換効率 14.5%、モジュール変換効率 13.38%)の生産に成功しているということです。確実に、CIS薄膜太陽電池の高い効率化の追求は進んでいるということです。

 少し前まで、15%越えは結晶系太陽電池にのみ許された世界でした。それが、化合物系の薄膜太陽電池においても、複数の社で15%越えが果たされ、さらに次世代の有機薄膜太陽電池においても、10%前後の変換効率が実験室レベルでは実現しています。今後どのように実際の太陽電池に反映されていくのか、楽しみです。(2t)

プレスリリース / ソーラーフロンティア、2012年2月28日
ニュースリリース / ソーラーフロンティア、変換効率の世界記録を更新(PDF)

" サブモジュールのエネルギー変換効率で 17.8%を実現、商業生産化を視野に

ソーラーフロンティア株式会社(略)は、独立行政法人エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究を受けて、30cm 角 CIS 薄膜太陽電池サブモジュールの開口部面積でエネルギー変換効率17.8%(当社測定値)を達成しましたのでお知らせします。今回の記録更新は、ソーラーフロンティアの厚木リサーチセンターにおいて達成されたもので、これまでの大規模な供給契約や順調な生産状況に加えて、技術力の高さを証明するものです。なお、今回の新記録は、ソーラーフロンティアが 2011 年 3 月に達成した 17.2%という世界最高記録を更新するものです。
 ソーラーフロンティア執行役員技術本部長の栗谷川悟は次のように述べています。「今回のエネルギー変換効率は、厚木リサーチセンターにおいてサブモジュールで実現したもので、その生産工程は商業生産を行っている国富工場とほとんど変わりません。極めて小さな面積で技術開発を行えばより高いエネルギー変換効率を達成することはできますが、当社がサブモジュールでの開発にこだわっている理由は、商業生産への適用を容易にするためです。今回の記録更新は、当社が商業用モジュールのエネルギー変換効率の目標へ向けて、順調に前進していることを示しています。」
 ソーラーフロンティア常務執行役員の平野敦彦は次のように述べています。「今回の記録は、ソーラーフロンティアが CIS 薄膜太陽電池の量産技術だけでなく、CIS 技術のパイオニアとして基礎技術に関しても着実に進歩を続けていることを示しています。厚木リサーチセンターは、太陽電池技術に関する最先端のリサーチセンターで、カドミウムを不要とする酸化亜鉛化合物のバッファーが世界で初めて開発された場所でもあります。今日ソーラーフロンティアが、世界中のお客様に高い実発電量(kWh)をご提供できるのも、同リサーチセンターにおける研究開発の成果です。」
 ソーラーフロンティアの CIS 薄膜太陽電池は、2011 年に本格的な商業生産を開始した世界最大規模の国富工場で生産されています。国富工場の生産装置は、厚木リサーチセンターに設置されているパイロットプラントの装置を原型としているため、厚木リサーチセンターで開発された技術は国富工場の商業生産技術に適用することが容易です。現在、国富工場では、出力 164W のチャンピオンモジュール(開口部面積の変換効率 14.5%、モジュール変換効率 13.38%)の生産に成功しています。
.......... "

追加情報
ソーラーフロンティア、CIS太陽電池の変換効率14.6%、量産モジュールベースで達成-----ソフトエネルギー、2013/06/20


参考
太陽電池の軽量化・高効率化を実現可能に! 高い耐熱性・絶縁性を両立した「フレキシブルCIGS太陽電池用基板」を新開発フレキシブルCIGS太陽電池(*1)サブモジュール(*2)で15%の光電変換効率を達成-----富士フイルム、2011年6月20日

フレキシブルCIGS太陽電池サブモジュールで世界最高の光電変換効率を達成-----産総研、2010年2月25日



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