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伊藤忠商事、スペインのアベンゴア・ソーラー Abengoa Solar とLogrosanに50MWの太陽熱発電所2基を建設へ

 伊藤忠商事は、スペインのアベンゴア・ソーラー Abengoa Solar と共同でスペイン南部 エストレマデューラ州カセレスのLogrosanに50MWの太陽熱発電所2基を建設することを発表しました。
 日本企業によるアベンゴア・ソーラー Abengoa Solarの太陽熱発電所の共同事業は、9月に日揮がCordobaにおいて50MWの太陽熱発電所2基を建設を決めています。発電所は既に着工されており、2012年に操業が開始される予定とのことです。

 ヨーロッパ、そして地中海沿岸部、アフリカなどの赤道に隣接する地域における大規模な太陽熱発電事業は、今後ますます盛んになるとみられています。独自の技術を確立していない日本にとって、商社による共同事業の実施は、日本にとって貴重なビジネスチャンスとして広がっているようです。

プレスリリース / 伊藤忠商事、2010年12月20日
アベンゴア・ソーラー社と太陽熱発電事業において提携

News_101220
-----image(”本発電所の所在地について(50メガワット2基)”) : 同リリースより

" 太陽熱発電所100メガワット(50メガワット2基)を共同保有
..........「伊藤忠商事」)は、太陽熱発電事業大手のアベンゴア・ソーラー社(本社:スペインセビリア市、会長兼CEO:サンチャゴ・セアヘ)と共同で、スペイン南部(エストレマデューラ州カセレス県ログロサン)に、50メガワットの太陽熱発電所2基(以下「本発電所」)を建設し、発電事業を行うことに合意しました。伊藤忠商事は権益の30%を保有します。アベンゴア・ソーラー社は権益の70%を保有するとともに本発電所を運営します。
 総事業費は、50メガワットの太陽熱発電所2基合計で5億ユーロ(約560億円)超を見込んでおり、このうち約3億4千万ユーロ(約380億円)をプロジェクト・ファイナンスによる融資で調達します。2010年12月16日、伊藤忠商事とアベンゴア・ソーラー社は、独立行政法人日本貿易保険による海外事業資金貸付保険の引き受け決定を受け、国際的な民間金融機関4行(三井住友銀行・香港上海銀行・みずほコーポレート銀行・三菱東京UFJ銀行)と融資契約を締結しました。
 本発電所は、アベンゴアグループの事業会社Abener社とTeyma社(※1)によって既に建設着工されており、2012年に操業が開始される予定です。発電された電力は、スペインのフィード・イン・タリフ制度(再生可能エネルギー利用促進の為の優遇価格電力買い取り制度)に基づいて販売します。トラフ型太陽熱発電方式(※2)を採用する本発電所はエストレマデューラ州の豊富な日照量の恩恵を受け、一般家庭の約52,000世帯分の電力需要をまかない、年間約63,000トンのCO2排出削減を実現する見込みです。

 また、伊藤忠商事とアベンゴア・ソーラー社は、本発電所に加え、主にアジア・ヨーロッパ市場において、さらなる太陽熱発電プロジェクトの可能性を分析し、案件開発を進めるための非独占的な提携に関する契約を締結しました。
...........
※1 Abener社とTeyma社
Abener(アベネール)社はアベンゴア社傘下のエンジニアリング会社で、本太陽熱発電所の建設請負工事を、Teyma(テイマ)社は同じくアベンゴア社傘下の土木工事会社で、本太陽熱発電所の基礎工事を行う。
 
※2 トラフ型太陽熱発電方式
太陽光追尾設備を用いて曲面鏡の前に設置されたパイプに太陽光を集中させパイプ内を流れる液体を約400℃まで加熱する発電方式。パイプを流れる液体はポンプにより熱交換器に集められ加熱蒸気となり、一般的な蒸気タービンにより電気に変換される。
アベンゴア・ソーラー社について
太陽熱発電事業大手の一社であり、ソーラー発電技術の開発、商用化に注力している。既に発電容量193メガワット分の太陽熱発電所を稼働させており、550メガワット分を現在建設中。
........... "

関連
Abengoa Solar and ITOCHU Corporation form a partnership to jointly own two 50 megawatt Concentrating Solar Power (CSP) plants in Spain-----Abengoa Solar,December 20, 2010
20101220_img_itochu_120101220_img_itochu_3
-----image : 上記発表より
/ Spain
Extremadura

" Solaben 2 and 3
Location: Logrosan, Caceres.
Type of Project: Two 50 MW trough plants "

/ Concentrating Solar Power - Parabolic Trough

参考

日揮、スペインのアベンゴア・ソーラー Abengoa Solar と共同でCordobaに50MWの太陽熱発電所2基を建設へ-----ソフトエネルギー、2010/09/08

アベンゴアソーラー Abengoa Solar、マスダール Masdarと中東地域最大となる太陽熱発電施設 Shams -1 建設の共同開発へ-----ソフトエネルギー、2010/06/18

スペインのパナボナ型太陽熱発電ステーションアンダソルl号 - Andasol 1が、稼動。さらに2号、3号へと続く-----ソフトエネルギー、2009/07/14

コメント続き
 太陽熱発電の大型プロジェクトがどんどん建設される状況になってきました。関連のエントリーが結構な量になってきたので、以下にまとめました。(t_t)

太陽熱発電 / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/12/15

追加情報
アベンゴア Abengoa、メキシコ Agua Prieta に12MWの太陽熱発電所(CSP)を含むガス火力発電の複合発電 ISCC 建設へ-----ソフトエネルギー、2011/06/20



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