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ニュージーランド国営 Mighty River Power、単独発電機では世界最大となるヌアワプルア(132MW-富士電機システムズ製)地熱発電所の運用をまもなく開始

 ニュージーランド国営の電力会社 Mighty River Power社は、昨年の三月に住友商事および富士電機システムズより納品された単独発電機では世界最大となる132MW発電機を据付けたヌアワプルア地熱発電所の運用をまもなく開始するということです。昨年搬入された発電機は、固定子部分の重さだけで177トンで、ニュージーランド最大の輸送プロジェクトとなったようです。
 Mighty River Powerが完成させたヌアワプルア地熱発電所(Nga Awa Purua Geothermal Power Station)は、この5月からの本格運用を目指し、最終段階のテストが行われているということです。

プレスリリース / Mighty River Power,06 April 2009
World’s biggest geothermal turbine crawls into Taupo

Imagetranzcarr_001
----image : 同リリースより

" The massive equipment which is at the heart of the new Nga Awa Purua Geothermal Power Station, north east of Taupo, has inched its way through forest roads at night to its new home.

The arrival of the generator, turbine and condenser at the power station site marks a key milestone in the construction process. As key parts of the power station’s ‘engine room’ ? the equipment that converts the geothermal steam to electricity ? their arrival signals the start of the plant installation phase.

Mighty River Power, which in conjunction with the Tauhara North No 2 Trust is developing the $450 million Nga Awa Purua station, says the turbine is the largest single shaft geothermal steam turbine in the world.

The turbine, generator and condenser shipped from Yokohama, in Japan, arrived into the Port of Tauranga on March 30 2009. The equipment was moved via state highways and through the Kaingaroa Forestry roads to the site, on specialised transporters. The painstaking journey took three days.

Mighty River Power’s Nga Awa Purua project manager, Paul Ware, says the generator represents the single biggest load, weighing in at 177 tonnes. This compares with a logging truck and trailer which has a maximum weight on the road of 45.5 tonnes.
.......... "

Nga Awa Purua Geothermal Station fully operational-----Mighty River Power,08 April 2010

" The new Nga Awa Purua Geothermal Power Station, a joint venture between Mighty River Power and the Tauhara North No.2 Trust, became fully operational today. The station has now been officially handed over to Mighty River Power, who will operate it on behalf of the Nga Awa Purua joint venture.

The power station was constructed by Sumitomo Corporation in partnership with Fuji Electric, the main suppliers, and Hawkins Construction. It was completed ahead of schedule and with a total capacity of 140MW ? up from the 132MW originally planned.
.......... "

関連
Mighty River Power Generation - Power Stations- Geothermal-Nga Awa
Geothermalnga_awa
-----image: 上-キャプチャー画像、下-同社BROCHUREより-----Nga_awa_purua_geothermal_power_stat

インドネシア国営電力会社向けラヘンドン4号機(20MW)地熱発電所建設工事を受注-----住友商事、2009年12月14日

" ..........住友商事は富士電機システムズおよびレカヤサインダストリと組み、インドネシアにて地熱発電プロジェクトに注力しています。過去5年間では、ラヘンドン2号機20MW(2005年10月受注)、カモジャン4号機63MW(2006年2月)、世界最大単機容量を誇るワヤン・ウィンドゥ2号機117MW(2007年1月)、ラヘンドン3号機20MW(2007年3月)と4件の実績があり、本件はこれらに次ぐ5件目の受注となります。今回の受注により、住友商事および富士電機システムズが納入する地熱発電設備は建設中・成約済みインドネシア地熱総発電設備の約45%を占めることとなります。

住友商事および富士電機システムズは、ニュージーランド、フィリピン、アイスランド等においても地熱発電設備を多数納入しています。直近では2008年3月にニュージーランド国有電力会社Mighty River Power社よりヌアワプルア(132MW)地熱発電所建設請負工事を受注しています。.......... "

C REVIEW Vol.55-No.3 ,2009 (5,484KB)
/ Kawerau and Nga Awa Purua Geothermal Power Station Projects, New Zealand
/ The Latest Geothermal Steam Turbines

それぞれのお国の事情、ニュージーランドの場合-----ソフトエネルギー、2008/08/18

追加情報
人に愛される、世界一の地熱発電所- ニュージーランド ヌアワプルア 132MW-----再生可能エネルギー GreenPost、2012-04-13

世界最大の地熱発電設備の運転開始について-----富士電機ホールディングス、2010年5月17日

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-----image("今回納入したナ・アワ・プルア地熱発電所の地熱発電プラント") : 上記リリースより

" ..........
本地熱発電プラントは、住友商事株式会社(本社:東京都中央区、社長:加藤 進)と共に2008年3月にニュージーランド国有電力会社のマイティリバーパワー社から受注したもので、本年4月4日より商業運転を開始しています。富士電機システムズ(株)は、プラント設計からプラント主要機器(蒸気タービン、発電機、プラント制御監視装置など)の製造、その他の機器・設備並びに資材の調達と供給、据付工事、試運転までをトータルで請け負いました。
また、発電状況データを現地よりオンラインで収集し、メンテナンスの時期と内容を提案するなど、納入後のフォローについても対応してまいります。
.......... "

コメント続き

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-----image : Google Map : Nga Awa Purua Geothermal Power Station-----Nznga_awa_purua_geothermal_stationt

 2007年に、2025年に全電力の90%を水力、風力、地熱などの再生可能エネルギーでまかなうというシナリオを発表し、その後さらにGDPや世界のエネルギー、自国の産業や生活、気候変動などの影響を考えた2030年のシナリオを発表したニュージーランド。といっても消費電力の悪くても半分を水力、地熱、風力などの再生可能エネルギーによりまかない、例年のように雨が降ってさえくれれば、70%の電力を再生可能エネルギーによって賄うことができるといわえるこの国の現状を考えると再生可能エネルギー大国といえます。今後はあまり地熱には期待できないようですが、人口400万人強の豊かな自然に恵まれたこの国の今後は、多いに参考になります。とはいえ、産業で立国し、より多くの人口をかかえたわが国のシナリオには、もちろん独自に考える必要があります。”New Zealand's Energy Outlook to 2030: Final Publication”には、ざっと眼を通しただけですが、原子力発電がないということがそのバランスシートの最大の特徴であり、この国の未来の可能性を語る大きな展望だと思いました。(t_t)

参考
東芝、ニュージーランドのテミヒ地熱発電所向けタービン、発電機、復水器を受注-----ソフトエネルギー、2011/04/06

New Zealand Commits to 90% Renewable Electricity by 2025 / クリッピング Renewabel Energy Access(2025年に90%を再生可能エネルギーで、、、ニュージーランド)-----ソフトエネルギー、2007/10/01

Energy Efficiency and Conservation Authority(EECA) : Geothermal energy

Energy Modelling-----New Zealand : Ministry of Economic Development
/ New Zealand's Energy Outlook to 2030: Final Publication(7 December 2007)

住友商事 富士電機と共にニュージーランドMighty River Power社向け地熱発電所建設工事を受注-----住友商事、2006年11月27日

Wikipedia : ニュージーランド

Wikipedia : Nga Awa Purua Power Station

EW Environment Waikato : Geothermal Power Station Activities
/ Energy and extraction

日本地熱学会

追加情報
インドネシアで大型地熱発電事業に開発初期段階から参画-----住友商事、2012年03月02日

" ..インドネシアの民間発電事業デベロッパーであるPT. Supreme Energy(CEO:Mr. Supramu Santoso、本社:ジャカルタ)および欧州大手民間発電事業デベロッパーであるInternational Power - GDF SUEZ(CEO:Mr. Philip Cox、本社:ロンドン)と共に、このたびインドネシア・スマトラ島に位置するムアララボ地熱発電プロジェクトとラジャバサ地熱発電プロジェクト(以下、両プロジェクトを総称して「本プロジェクト」)の30年間にわたる長期売電契約をインドネシアの国営電力会社PT. PLN(以下、「PLN」)と締結しました。本プロジェクトは、本邦企業として、これまでで最も初期の段階から海外地熱鉱区開発に関与する案件となります。

インドネシア・スマトラ島のムアララボ鉱区とラジャバサ鉱区の両鉱区それぞれに、世界最大級となる220MW(単基容量110MW x 2基、2鉱区合計440MW)の地熱発電所を建設、PLNへの電力販売を行う計画です。..... "

住友商事、トルコにて地熱発電所向け60MWの富士電機製蒸気タービン&発電機を受注-----ソフトエネルギー、2011/07/26



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