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Pike Research、海洋エネルギー開発において、2025年に200GW規模の発電量を達成することが可能とのリポートを発表

 調査会社のPike Researchが、”ここ数年の開発が順調に進めば、海洋エネルギー開発において、2025年に200GW規模の発電量を達成することが可能”とのリポートを発表しました。波力、潮流、河川の潮力発電、海流、そして温度差を利用した各種の発電は、世界中で数百に上るプロジェクトが進行中ということです。リポートは、河口付近の河川利用も含めた、海洋エネルギー開発により、2030年には世界の電力の10%から15%を新たにこの技術から生み出すことも可能と分析しているようです。
 リポートは、この分野の主な企業の分析を行っていて、このリストだけでも世界の展開を見る上で大きな手がかりになります。(リポートがお高い!)
 ソフトエネルギーでも記事になっているシステムもいくつかありました。今後、このリストを手がかかりに、世界中のプロジェクトを調べてみたいと考えています。

プレスリリース / Pike Research,January 19, 2010
Ocean Energy Could Reach up to 200 Gigawatts of Power Generation Capacity by 2025-----Report($) : Hydrokinetic and Ocean Energy

" According to a recent report from Pike Research, if ocean energy trial projects are successful in the next few years, this new industry could represent a significant new source of electricity, reaching up to 200 gigawatts (GW) of installed generation capacity by 2025.
..........
4. Key Industry Players

4.1 Wave Power
4.1.1 Pelamis Wave Power
4.1.2 Ocean Power Technology
4.1.3 SWOT Analysis of Other Top 3 Wave Prospects
4.1.3.1 Wave Dragon
4.1.3.2 Wavegen
4.1.3.3 Oceanlinx
4.2 Tidal Stream Turbines
4.2.1 Marine Current Turbines
4.2.2 OpenHydro
4.2.3 SWOT Analysis of other 2 Other Top Prospects
4.2.3.1 Lanstrom Turbines
4.2.3.2 Lunar Energy
4.3 River Hydrokinetic Technologies
4.3.1 Verdant Power
4.3.2 Ocean Renewable Power Company
4.4 Ocean Current
4.4.1 Aquantis, LLC
4.5 Ocean Thermal
4.6 Xenesys, Inc.
.......... "

関連
グローバルインフォメーション 市場調査リポート : 水力・海洋エネルギー:波力、潮流、河川、海流、海洋熱(海洋温度差)技術による再生可能発電

Ocean Power Technologies Deploys Wave Energy Device off Hawaii Coast-----EERE News,February 17, 2010

 アメリカエネルギー省の上の記事で触れられているのは、Ocean Power Technologiesのハワイのプロジェクトで、海中用の送電、配電システムが紹介されていました。

Ocean Power Technologies関連エントリー
波力発電のオーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、三井造船と出光興産、日本風力開発などと波力発電所建設計画に合意。日本初の本格的な海洋エネルギー発電プラント、2012年には登場か!?-----ソフトエネルギー、2009/10/15

 あと、Statkraft社のノルウェーで稼動した浸透膜発電装置。

Statkraft関連エントリー
ノルウェーで世界初の浸透膜発電(osmotic power)の実証プラントが稼働-----ソフトエネルギー、2009/11/30

ノルウェーの浸透膜発電計画 Osmosis Power-----ソフトエネルギー、2007/11/21

 さらに、Aquamarine Power社のオイスター潮流発電装置などが紹介されていたので、注目したいと思います。

Aquamarine Power関連エントリー
オイスター潮流発電装置 Aquamarine Power社OYSTERAR(R)hydro-electric wave energy converter、実証運転を開始-----ソフトエネルギー、2009/12/02

イギリス、スコットランドのオイスター潮流発電装置が秋から実地試験へ-----ソフトエネルギー、2009/08/03

アクアマリン・パワー社の潮流発電システム、オイスター Aquamarine Power社OYSTERAR / スコットランド-----自然エネルギー、2010/01/22

コメント続き
 海洋エネルギー開発については、ぼちぼちと日本でも動きがありますが、資源のないと但し書きが付く国としては、なんともお寒い状況です。今回のリポートの数字をみれば、2030年に10から15%の電力を海洋エネルギーからという積み上げができれば、太陽光5%、風力4%、地熱10%、バイオマス4%、小水力2%などと、3割以上という見積を得ることも可能になります。

 アメリカの海洋エネルギーへの取り組みですが、こんな情報が公開されていました。
FERC( アメリカ合衆国エネルギー省米国連邦エネルギー規制委員会): Hydropower - Hydrokinetic Projects
Hydrooceanenergy
-----image : " Issued Hydrokinetic Projects Preliminary Permits Map(pdf) updated 2/02/2010"より

参考

FERC, Maine sign first East Coast hydrokinetics agreement-----Federal Energy Regulatory Commission(FERC),August 19, 2009

Union of Concerned Scientists : How Hydrokinetic Energy Works



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