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トッパン・フォームズ、発電する”紙”有機薄膜型発電フィルムの開発を発表。米Konarka Technologies社の技術を採用

トッパン・フォームズがあのKonarka Technologies社と共同で2010年までに有機薄膜型発電フィルムの開発を行うことを発表しました。この室内で発電できる”紙・新しい書類”には、発電することでオーディオペーパー、認証用発電機能付きIDや記憶媒体、そしてあらゆる文具に発電能力を組み込むことが可能になるということです。

プレスリリース / トッパン・フォームズ、2009/03/16
室内光発電フィルムの実用化を決定 (PDF : 23kb)

" 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社は、米国Konarka T
echnologies,Inc.(以下、KTI)と共同で、プリンテッド・エレク
トロニクス技術を活用した有機薄膜型発電フィルム(太陽電池の一種)の製品化を進め
てきました。室内光といった弱い光も有効利用できる発電フィルムの実用化によって、
薄くて軽い発電フィルムを低コストで供給する体制を、2010 年までに実現いたします。
..........
当社が取り組む有機薄膜型発電フィルムの実用化により、これまで光量不足で使用が
適さなかった室内用品(照明カバー、デスクマットなど)、重さや厚みの関係で利用で
きなかったポータブル製品(手帳、洋服、うちわなど)にまで、発電フィルム活用の場
を広げることができます。紙製品、オフィス用品、インテリア、布製品、など、より広
範囲なエネルギーの有効活用を促進します。
【 特長 】
① 室内光でもエネルギーを有効活用
晴天時はもちろん、曇天時や室内のような「弱い光」でも効率的に電力を取り出す
ことが可能。
② 薄くて軽いため、フレキシブルな取り扱いが可能
厚みは約400μm、軽さは約500g/㎡。柔軟性も高いため、従来難しかった
ひざかけ、巻取り式充電器といったポータブルな製品にも展開可能となります。
③ 印刷・加工技術を応用する事により、安価対応が可能
シリコン系太陽電池に用いられる製造設備に比べ、印刷塗工機を使用することで
設備費用を大幅に削減。安価に太陽電池を製造可能です。
【 今後の製品化予定 】
2010 年度の実用化を目指します。
当社製品への展開例:
オーディオペーパー、ワンタイムパスワード(OTP)カードへの組み込み
その他の実用化例:
① インテリア・家具:ブラインド、カーテン、照明器具、壁掛け
② オフィス用品:パーティション、ホワイトボード、デスクマット、バインダー
③ 商業施設向け:電子棚札、店頭ポスター、ショーケース
④ 布製品:衣服、帽子、ひざ掛け、風呂敷
⑤ ポータブル製品:手帳、ブックカバー、巻き取り式充電器、折りたたみ式充電器
【 Konarka Technologies(コナルカテクノロジーズ)社の概要 】
2001 年設立。本社は米国マサチューセッツ州ローウェル。共同設立者の一人に、ノー
ベル化学賞を受賞したアラン・ヒーガー博士が名を連ねる。有機薄膜型太陽電池では、
世界最高レベルの「変換効率6.5%」を達成。
以 上 "

関連
Konarka Technologies / INDOOR & REMOTE SENSING

" Power PlasticR’s low light performance enables a range of indoor wireless applications. By capturing artificial light and converting it back to electricity, Konarka’s technology can power sensors, smart tags, smart cards, and electronic shelf labels.

Sensors
Wireless occupancy and motion sensors for energy management and building security.

Smart tags
Active radio frequency identification (RFID) tags allow real time communication between packages and inventory tracking systems, reducing human labor requirements.

Smart cards
Used to identify people or to store financial or personal information. With a Power Plastic surface, smart cards could be held under a light to bring up, for example,the remaining balance on a gift card.

Electronic shelf labels
In grocery stores or big box retailers, Power Plastic integrated into a flexible display and data interface would allow real-time remote display and pricing changes. "

参考エントリー
-----Google GreenPostサイト横断検索 : Konarka-----

コメント続き

 無線で情報をやりとりできる無線式のICタグのさまざまな基準が決められ、社会的、産業的な受け入れ体制ができれば、情報の受発信が可能なICタグは、今後さまざまな分野に進出する可能性があります。今回の発表のように室内でも発電できる安価な太陽電池とバッテリーと組み合わされた場合、ICタグは、思っても見なかった発展を遂げるか、思ってもみなかった情報の流れを作る可能性がある分野だといわれています。記憶・演算装置、太陽電池、バッテリーが組み合わされて生まれる文具や家電の世界はには注意をして見守る必要がありそうな、プライバシーの問題もあります。想像をたくましくすると、少し恐ろしげな世界ですね。(t_t)

参考動画
Your World: Bringing it Home - Konarka Technologies

(TheNeedhamChannel,2009年03月10日)

ICタグ移転管理システム : DigInfo

(Diginfonews,2008年12月07日)

追加情報
コニカミノルタ、有機薄膜太陽電池の米コナルカテクノロジー Konarka Technologiesと資本・業務提携-----ソフトエネルギー、2010/03/04



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コメント

追加情報
・室内光発電とは?-----自然エネルギーの日記、2009/3/24
http://d.hatena.ne.jp/green_tomato/20090324/p1

 本文に、YouTube動画、Your World: Bringing it Home - Konarka Technologiesも追加しました。

投稿: 追加情報 室内光発電とは? | 2009/03/24 09:50

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