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東京都再生可能エネルギー戦略の策定について / プレスリリース 東京都

" 環境局
 これまで都は、臨海部での風力発電施設の設置、浄水場への大規模な太陽光発電の設置など、都の施設等への再生可能エネルギーの導入を進めてきました。
 再生可能エネルギーの利用拡大は、省エネルギー化と並ぶ地球温暖化対策の柱として重要であるだけでなく、震災の危機に直面する大都市として防災対策を推進する観点からも、また、新たな成長産業のビジネスチャンスを生み出す観点からも大切です。
 このため、都は、これまでのパイロット的な事業の範囲を超えて、東京における再生可能エネルギーの本格的な利用拡大を実現するため、今回、「東京都再生可能エネルギー戦略」を策定しましたのでお知らせします。
戦略の概要
◆東京における最新の利用状況を明らかに
都内の再生可能エネルギー利用量は、都内のエネルギー消費量(83万TJ:2003年度)の2.7%※1に相当。
都内導入分※2(0.7%)では廃棄物発電・熱利用と太陽エネルギー利用が多い。
※1 東京電力の水力発電量を按分した電力を含む
※2 都内で発電等が行われたものをいい、利用と区別
20g43100_01
◆2020年の利用目標を提起
危険な気候変動を回避
世界の先進的な国や都市と足並みをそろえる視点から提起
EU:20%、ドイツ、イギリス:20%(電力)、カリフォルニア州:33%(電力)
「2020年までに東京のエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合を20%程度に高めることをめざす」
-現在のエネルギー消費の見直しと削減が前提
-都内への導入だけでなく、グリーン電力証書による調達も含め、全国へ波及させる。

◆利用拡大に向けたしくみづくり
再生可能エネルギー利用状況の公開や情報提供のしくみの検討
エネルギー利用計画や大規模開発計画の策定に当たり、一定量の利用・導入を促すしくみなどの検討
◆利用拡大に向けたプロジェクト
電力のグリーン購入の明確なルール化と普及拡大
市民出資や企業協賛による導入など市民・地域参加型のプロジェクト
低エネルギーで快適性の高い住宅の開発・導入に向けた設計コンペなど
住宅等への太陽熱利用普及に向けた取組
※東京都再生可能エネルギー戦略全文(PDF形式:832KB) "-----東京都、平成18年4月3日

コメント
 戦略全文は、環境エネルギー研究政策研究所の飯田さんら戦略策定委員会の意見が反映したものだからなのか、面白い資料に仕上がっています。全体で、43ページにおよび、ざっと目を通しただけでも、かなり興味深い内容でした。
 目だったところでは、37ページに書かれている。『自然エネルギーつみあげ倶楽部(仮称)』には、ちょっと期待します。多くの関心、取り組みをつみあげる仕組みづくりは、分散型システムの利用において、かなり重要な要素だと思います。「つみあげ」に期待します。
”『自然エネルギーつみあげ倶楽部(仮称)』の設立
再生可能エネルギー利用の拡大をめざし、再生可能エネルギーを積極的に利用することに賛同する企業、NPO 等と自治体が協働・連携して行動する「自然エネルギーつみあげ倶楽部(仮称)」を立ち上げる。
「倶楽部」への参加者は、電気のグリーン購入や太陽光発電設備の設置、輸送用バイオ燃料の利用など、再生可能エネルギーを利用する取組を率先して行い、その成果として各主体の利用量を登録する。各主体の利用量をつみあげた実績を公表することで、参加者の目標達成に向けた取組を励まし、誘導する。
 そして、この「倶楽部」を多様な媒体を通して広めていくことで、事業者の積極的な取組に対する社会的な評価を推進し、利用量の拡大を図る。”(東京都再生可能エネルギー戦略より

 個人的には、東京都、特に区部は、大規模集中型都市としての極省エネ、エネルギー複合利用を推進し、西側の市部などは、住環境整備モデル事業として、一部公園都市化をはかり、そこでは自然エネルギーの多用を推進し、森林を再生し、市民農園を積極的に取り入れながら、食と環境の再生を図るってのが、かってな図なのですが、、、、。まだまだ多摩地区には林やいい感じの畑が残っています。集中型都市、農園型モデル住宅構想なんて、是非組み合わせてやってほしいです。
 東京が大規模集中型の都市としての、「極省エネ」都市に生まれ変わるというシナリオを推進してほしいです。巨大集中化都市、メガロポリスの地球温暖化対策に対する意気込み、そして、周辺涵養地区の水源、森林、野原などを都市計画にはっきりと組み込んだ”エコビレッジ”的解放型、小規模分散型地域開発、その両者のモデルプランを期待したいです。

 また、東京都の自然エネルギーへの取り組み
 東京都は、2016年のオリンピックを誘致するにあたって、以下のような発表をしている。
東京オリンピックの実現に向けて-----プレスリリース / 東京都、平成18年2月
 その中で、自然エネルギーについてふれ、
「《目指すべき東京の姿》
,,,,,,,,,,
【健康で安全な環境が確保された都市】
 燃料電池や生物由来エネルギーの活用、環境対応車の一層の普及など、世界に誇る環境技術を駆使し、持続可能な都市となっている。東京に残る貴重な自然環境を、自然にふれあえる場として、継続的な管理方法や適正な利用ルールに基づいて自然を守りながら利用を図るなど、都市ならではの手法で保全、共生が図られている。」
さらに
「4 世界がはじめて遭遇するオリンピック
..........
【環境フレンドリーな大会】
 自然エネルギーの供給基地、環境対応車など環境負荷の低い移動手段の確保など、最先端技術とコンパクトシティのメリットにより、世界が驚くような環境優先の大会を可能にする。」
 という表現で、計画の中に、エネルギー関連の技術を取り入れることを表明している。

参考サイト
東京都 石原知事記者会見(ビデオリリース)-----2006/2/17 [ 録画映像 / テキスト版 ] 1 東京オリンピック基本構想懇談会の報告について

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コメント

追加情報
・都議会予算特別委員会 小笠原空港は父島・洲崎に/石原都知事 島西部の野羊山にソーラー基地の建設も検討-----小笠原新聞、06年 3月16日
http://www.ogpress.com/2p/topix/A-0603.15susaki.html

メモ
 小笠原新聞 ネット再開
http://www.ogpress.com/frame30154.html

投稿: 追加情報 都 野羊山にソーラー基地 | 2006/04/12 16:07

追加情報
・シャープと共同研究 大規模太陽光発電設備(3/22) 建設業界ニュース東京版
http://www.kentsu.co.jp/tokyo/news/p02288.html

投稿: 追加情報 都 大規模太陽光発電所 | 2006/04/10 22:46

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