再生可能エネルギーの固定価格買取制度、議論まとまる。委員会報告書作成へ2

追加情報

経済産業省、再生可能エネルギー特別措置法の施行に向けた主要論点についてパブリックコメントを募集開始-----自然エネルギー、2012/05/16


再生可能エネルギーの固定価格買取制度、経産省が既存分組み入れを検討!? 日経報あり-----自然エネルギー、2012/04/30

固定価格買い取り制度 FIT(Feed-in tariff) 再生可能エネルギーまめ知識(Naverまとめ利用)

 当初のエントリーは以下、


 7月1日からの導入が決まっている再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の”買取価格”と”期間”などを議論してきた、経済産業省 調達価格等算定委員会は、4月27日、本日第七回会合を開きました。

 会合は終わり、記者会見も終了した模様です。このあとは、委員会案が経済産業大臣に提出され、パブリックコメントを経て、5月中には決定という手順になるようです。資料が公開されています。

経済産業省 : 審議会 調達価格等算定委員会
/ 調達価格等算定委員会(第7回)‐配付資料

" 議事次第(PDF形式:65KB)
資料1 委員名簿(PDF形式:87KB)
資料2 平成24年度調達価格及び調達期間 に関する意見(案)(PDF形式:1,675KB)
別添 調達区分・調達価格・調達期間についての調達価格等算定委員会案(PDF形式:151KB) "

 一番話題になる部分、”価格”と”期間”は、以下、

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-----image(上-”太陽光、風力、地熱、中小水力”、下-”バイオマス”) : 4/27発表 調達区分・調達価格・調達期間についての調達価格等算定委員会案より-----
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 バイオマス調達区分の調達価格・調達期間の字面と価格をながめると、それだけで可能性を感じてしまうのは、ちょっとマニアックな感想かもしれませんね。

 ガス化(下水汚泥) 40.95円 
【メタン発酵ガス化バイオマス】

 ガス化(家畜糞尿) 40.95円 
【メタン発酵ガス化バイオマス】

 固形燃料燃焼(未利用木材) 33.60円 
【未利用木材】

 固形燃料燃焼(一般木材) 25.20円 
【一般木材(含 パーム椰子殻)】

 固形燃料燃焼(一般廃棄物) 17.85円
 【廃棄物系(木質以外)バイオマス】

 固形燃料燃焼(下水汚泥)  17.85円 
【廃棄物系(木質以外)バイオマス】

 固形燃料燃焼(リサイクル木材) 13.65円
【リサイクル木材】

  *いずれも外税。調達期間 20年
 
 暇をみて全体を表にまとめようと思ってはおります。

関連エントリー
固定価格買い取り制度 FIT(Feed-in tariff) 再生可能エネルギーまめ知識(Naverまとめ利用) *資料を更新しました。パブコメ書く人は参考にしてください。推薦資料あれば、Twitter : @greenpost宛に情報ください。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度、議論まとまる。委員会報告書作成へ-----自然エネルギー、2012/04/26

経済産業省 調達価格等算定委員会 #fitjapan #politicsjp #renewjapan-----自然エネルギー、2012/04/11

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GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/4/27-30 GW拡大版

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大阪ガス、ダイキアクシス、食品工場・生ごみ処理施設など向けの安価でコンパクトな小型バイオガス化システムを開発。実証試験も開始

 大阪ガス、ダイキアクシスは、食品工場・生ごみ処理施設など向けの安価でコンパクトな小型バイオガス化システムを開発し、大阪ガス社員食堂から排出される10kg/日の生ごみをバイオガス化する実証試験も開始したとのことです。
 大型のバイオガス利用は、食品工場・生ごみ処理施設などで、バイオガス化システムを設置して排出される食品廃棄物をメタン発酵させ、発生したバイオガスを発電燃料などに利用されているものの、さらに小型の10kg~1t/日程度の少量の食品廃棄物を排出する小規模食品工場、商業施設、スーパー、集合住宅などへは、設置スペース・費用などの観点から導入することが難しかったが、今回実証試験を行うことになった小規模なシステムの利用が進めば、バイオガスの利用において、さらなる裾野の広がりが期待できるということです。
 この実証試験では、10kg/日の生ごみを処理することにより、1日0.7m3のバイオガスが安定的に発生することなどをが確認され、さらに安定した発生の確保などの点についてのデーターが集め、平成25年度の商品化を目指すとのことです。

 発生したメタンガスは、ガスとして燃やすことも、燃料電池で電力に変換することも可能です。このバイオガス発生過程は、生ごみの減容・飼料への転換、そしてエネルギー源としての再資源化という多くのメリットをもっています。東京ガスでは、小型バイオガスコージェネレーションシステムなどの開発にも取組む予定とのことで、現代の食料産業の流れの中で、バイオガスの利用の果たす役目は大きなものがあります。(2t)

プレスリリース / 大阪ガス、2011年12月13日
安価でコンパクトな小型バイオガス化システムを開発し、実証試験を開始します

Oosakagasbiogas
-----image : 同リリースより

" 大阪ガス株式会社(略)と、株式会社ダイキアクシス(略)は、少量の生ごみを経済的にバイオガス化するコンパクトバイオガス化システム(以下、「本システム」)のパイロット機を開発しました。このパイロット機を大阪ガスのエネルギー技術部(大阪市此花区)に設置し、地区内の大阪ガス社員食堂から排出される10kg/日の生ごみをバイオガス化する実証試験を本日から開始します。

 食品工場、スーパーなどの食品関連業界では、食品廃棄物の発生抑制および飼料への再利用などに取組んでおられます。平成20年度には、食品リサイクル法の改正により、発生量が100トン/年以上の事業者に、発生量と再生利用量などの報告が義務化されるなど循環型社会を目指した取組みが強化されています。また近年は、集合住宅においても、住民の環境意識の高まりから、食品廃棄物の廃棄量を削減するシステムへの注目が高まっています。

 これを受け、食品工場・生ごみ処理施設などでは、バイオガス化システムを設置して排出される食品廃棄物をメタン発酵※させ、発生したバイオガスを発電燃料などに利用して廃棄量を削減するとともに、CO2の発生量の抑制にも取り組んでおられます。しかし、従来のバイオガス化システムは5t~10t/日以上の食品廃棄物を排出する大規模施設を対象としており、10kg~1t/日程度の少量の食品廃棄物を排出する小規模食品工場、商業施設、スーパー、集合住宅などへは、設置スペース・費用などの観点から導入することが困難でした。

※ 嫌気条件でメタンを合成するメタン菌の働きにより、有機性廃棄物からバイオガスを取り出す技術。発生したバイオガスは発電燃料などに利用できるためCO2の削減に寄与する。

 このたび実証試験を行う本システムは、ディスポーザーで破砕した廃棄物に含まれる骨などの重量異物を沈降除去する「受入槽」、廃棄物をさらに固体と液体に分離する「固液分離槽」、メタン菌により生ごみからメタンを発生させる「バイオガス化槽」、固液分離槽で分離された液体を浄化する「排水処理槽」から構成されています。本設備では、従来型システムでは独立して配置されていた受入槽、固液分離槽、バイオガス化槽、排水処理槽を単一槽にしてその中で仕切ることで、コンパクトにしました。また、バイオガス化槽への入口に溜めた生ごみ(生ごみの堰)でバイオガス化槽内のメタン菌の固液分離槽への流出を防ぎ、また、バイオガス化槽内に水流を発生させて、生ごみを固液分離槽から移送させることにより、ポンプなどの機械装置を大幅に削減しました。これらにより、設備のコンパクト化と導入費用の削減を実現しました。

 本実証試験では、10kg/日の生ごみを処理することにより、1日0.7m3のバイオガスが安定的に発生することなどを確認します。本実証試験の結果に基づき、次年度には100kg/日程度の生ごみを処理する食品関連事業者さまの敷地内での実証試験を予定しています。これらの実証試験を通じて、小型バイオガス化システムの実用化を加速し、平成25年度の商品化を目指します。
 あわせて、本システムから発生するバイオガスを燃料として、都市ガスと併用することで安定的に運転する小型バイオガスコージェネレーションシステムなどの開発にも取組み、本システムと同時期の商品化を目指します。

1. 小型バイオガス化システムの概要
(1)バイオガス化システム詳細
Oosakagasbiogas2
-----image : 同リリースより

1)受入槽
 ディスポーザーで粉砕した生ごみを受入れ、骨などの重量物を沈降除去します。
2)固液分離槽
 生ごみの固体分が槽下部に沈降し、バイオガス化槽への入口に“生ごみの堰”をつくることで、バイオガス化槽内のメタン菌が固液分離槽に流出することを防ぎます。“生ごみの堰“はバイオガス化槽内の水流によって、バイオガス化槽に吸い込まれます。
 生ごみの液体分は、オーバーフローにより排水処理槽に直接送ります。
3)バイオガス化槽
 生ごみをバイオガス化します。なお、バイオガス化槽内は発生したバイオガス等を熱源としてメタン菌が活性化しやすい温度(30-55℃)に一定に保持します。
4)排水処理槽
 バイオガス化槽に流入しない生ごみの液体分を、排水処理槽で処理し、下水道放流できるレベルまで浄化します。

(2)小型バイオガス化システムの特徴

1) 安価でコンパクト。
2) 10kg~1tの生ごみから0.7m3~70m3/日のバイオガスを回収。回収したバイオガスは燃料としてガスコージェネレーションシステム、ガスボイラー、ガス吸収式冷温水器など多用途で利用することが可能。

2_2
-----image : 同リリースより

*生ごみを堆肥化する場合との比較
3) 汚泥発生量が少なく処理作業低減。(年2回程度)
4) 排水処理槽により下水放流基準まで排水を浄化。
..........
2. 実証実験の概要
(1)実証内容
1) バイオガス発生量の確認。(生ごみバイオガス化率≧70%)
2) 生ごみの堰の形成および、バイオガス化槽への移送状況の確認。
3) 処理排水が下水放流基準を継続的に満たすことの確認。
4) 排水処理後の汚泥発生量の確認。

(2)実証予定期間
平成23年12月から平成24年6月

(3)パイロット機
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-----image : 同リリースより

3. 開発経緯
 大阪ガスでは、大規模食品工場などへのバイオガスコージェネの導入、下水処理場で発生するバイオガスの都市ガス導管への受入など、バイオマス※からの効率的なエネルギー回収、バイオガスの有効利用に取り組んでおります。一方、ダイキアクシスでは、各種排水処理装置の設計・施工・維持管理に実績があります。
 大阪ガスとダイキアクシスは共同で平成21年度から少量の生ごみでも経済的にバイオガス化する基礎技術の研究を行ない、1日1kgを処理する装置を用いて300日以上安定運転することに成功しました。開発した技術については、本年11月3日~5日に東京(東洋大学)で開催された廃棄物資源循環学会で展示し、優秀ポスター賞を受賞しています。
 ※化石資源を除いた再生可能な生物由来の有機性資源
.......... "

関連
ダイキアクシス / 事業案内:排水処理事業>製品紹介>DDS型

参考エントリー

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神戸市、東灘処理場で汚泥と洋菓子残渣+木質系でバイオガス「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」実証実験開始

 神戸市は、下水汚泥のバイオマス資源としての有効活用に熱心です。昨年、日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を実施しています。

神戸市、大阪ガス、神鋼環境ソリューション、日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を開始-----ソフトエネルギー、2010/10/14

 その神戸市が、東灘下水処理場の汚泥と洋菓子残渣+木質系でバイオガスを混合し、バイオガス発生量を増加させ、「地産地消型の再生可能エネルギー供給拠点」を作る、「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」の実証実験を開始すると発表しました。未利用バイオマスを下水汚泥に添加することで、資源化と汚泥処理効率化を図り、建設費用や維持管理費用(LCC)の低減が可能ということです。さらに、下水熱を回収して消化槽を加温するヒートポンプの設備により、処理水の熱エネルギー回収等も実施するということです。

矢田立郎神戸市市長のお話によると、東灘処理場の下水汚泥から取り出したメタンガスから1日当たり2,000立方メートルほど精製して約2,000戸の家庭に供給していたものに、洋菓子残渣+木質系が加わることで、+3,000立方メートルとなり、合計5,000立方メートル、約5,000戸の家庭に供給できる体制が整うということです。今年度中に着工、実証事件を経て、来年度に運転を開始するということです。
 このガスは、大阪ガスの供給管を利用して一般家庭に供されます。

プレスリリース / 神戸市、2011年5月26日
神戸市東灘処理場において再生可能エネルギー生産・革新的技術実証事業を実施します

" KOBE グリーン・スイーツプロジェクト
神戸市(市長:矢田 立郎)と株式会社神鋼環境ソリューション(略)から構成される共同研究体は、大阪ガス株式会社(略)の協力のもと、国土交通省が公募する下水道革新的技術実証事業に、「神戸市東灘処理場 再生可能エネルギー生産・革新的技術実証事業 ‐KOBEグリーン・スイーツプロジェクト‐」を提案し、採択されました。
<共同研究体の提案内容>
・下水道に好適な食品系(スイーツ)・木質系等(グリーン)の地域バイオマスを、汚泥と混合することにより、バイオガス発生量を増加させ、神戸市東灘処理場を「地産地消型の再生可能エネルギー供給拠点」とすることを目指す。
・未利用バイオマスを下水汚泥に添加することで、資源化と汚泥処理効率化を図る。また、建設費用や維持管理費用(LCC)の低減によるバイオガスの普及を促進するとともに、処理水の熱エネルギー回収等により温室効果ガス排出量の削減に貢献する。
・森林・街の緑の保全と連携した木質系バイオマスの、バイオガスとしてのエネルギー活用は、初の試みである。
<今年度の事業予定>
1.実証設備の建設
・地域バイオマスを受け入れるためのグリーン・スイーツ受入設備。
・好適な地域バイオマスを把握するための、実証用消化槽。
・バイオガスを精製するガス精製設備。
・下水熱を回収して消化槽を加温するヒートポンプ設備。
2.運転データの取得
・上記設備の建設後に、地域バイオマスを受け入れて運転し、バイオガスの増加や温室効果ガスの削減効果を検証する。
<次年度以降の事業予定>
・地域バイオマスを、既設の消化槽を活用し、四季を通じての運転データを取得するとともに、バイオガス発生の安定性を検証する。
・ガスの増加により適した、地域バイオマスの量の拡大を図る。
・実証運転を通じて得た知見をもとに、地域バイオマス活用のガイドライン策定に取り組む。
.......... "

関連
定例会見 2011年(平成23年)5月26日 / KOBEグリーン・スイーツプロジェクト-----KOBEムービーチャンネル : 1ch ようこそ市長室へ 2011年 会見 5月分

Kobebiogas
-----image : 上記サイトより

" .....
まず、スイーツを活用して食品系のバイオマスをやるのは政令指定都市では初めて、グリーン、木質系でやるという試みは全国初ということです。この2つは、考えてみると神戸の名物であるスイーツと六甲山等から出てくる木質系のものを、神戸ならではの取り組みとしてやりたいということで提案をして、それが認められたということです。


今まで神戸スイーツの残渣というものは肥料とか堆肥とかというものでリサイクルをされているものもありましたけれども、大体は産業廃棄物として処理されていたということです。また、グリーンバイオという場合の木質系のものについては、市内の公園とか街路樹も含めて、いろんな剪定をしたり、あるいは六甲山で間伐をしたりという形で出てきたものは、今まではごみ処理場とか、あるいは埋め立てで処分されていたということです。今回からはこれを有効に使って、汚泥と一緒にして、この地域ならではのバイオガスをつくっていこうということでございます。


皆さん、これでどのぐらいバイオガスができるのかなとお考えだと思います。今まで、東灘処理場だけですけども、下水の汚泥だけで取り出したメタンガスから1日当たり2,000立方メートルほど精製して約2,000戸の家庭に供給しています。今後は新しい取り組みをすることによって、これだけで1日当たり3,000立方メートル、約3,000戸の家庭でお使いいただけるようなものをつくり出していくことになります。合わせると、家庭に向けて供給できるものが1日当たり5,000立方メートル、約5,000戸の家庭でお使いいただけることになります。
..... "

神戸の下水道 / 東灘処理場(神戸バイオガスステーション)

こうべバイオガス活用事業(下水道から生まれる循環エネルギー)神戸市建設局-----近畿経済産業局、平成22年1月12日
Img17
-----image : 上記サイトより

関連エントリー
神戸市、大阪ガス、神鋼環境ソリューション、日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を開始-----ソフトエネルギー、2010/10/14

神戸市、神鋼環境ソリューション、大阪ガス、神戸市東灘の下水処理場における日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を発表-----ソフトエネルギー、2009/10/21

下水汚泥原料のメタンガス 神戸市バス燃料 初の実用化 / クリッピング 神戸新聞-----ソフトエネルギー、2006/01/17

コメント続き

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黒部市、下水道汚泥と事業系食品残渣によりバイオガスを発生させ発電するバイオマスエネルギー利活用施設を完成

 黒部市は、下水道汚泥と事業系食品残渣によりバイオガスを発生させる下水道バイオマスエネルギー利活用施設を黒部浄化センター内に完成させた。同施設は、汚泥(し尿などの下水道汚泥や農業汚泥)に事業系食品残渣(コーヒー粕)を混合し メタン発酵させることにより、下水道汚泥を安定的に処理し、発生したバイオバスを場内の発電や設備の熱源などとして利用するというものです。
 この事業は、国土交通省の支援のもとで、民間資本を活用する「PFI方式」で実施された。PFI方式により、実際の事業の運営は、民間会社に委託されて行われます。
 国土交通省の資料によれば、下水汚泥の処理量は年間26,248立方メートル。これに食品残渣(コーヒー粕)年間2,884立法メートルを加えて発酵させ、日糧2,728立方メートルのメタンガスを得る。このバイオガスを使って、95kWのマイクロガスタービンで発電し処理場内の電力供給などに利用するというしくみです。
 一方、汚泥は脱水乾燥され、乾燥汚泥として年間1,275tが県外などの電力供給会社に販売されるということです。

23/05/10 下水道バイオマスエネルギー利活用施設引渡式-----黒部市

" 黒部浄化センターにおいて、民間資本を活用する「PFI方式」により整備された下水道バイオマスエネルギー利活用施設引渡式が行われました。
 この施設では、汚泥(下水道汚泥など)に事業系食品残渣(コーヒー粕)を混合し メタン発酵させることにより、下水道汚泥を安定的に処理することができます。又、処理工程で発生するバイオガスを回収し、エネルギーを有効利用できる事が施設の特長であり、場内の発電や設備の熱源として利用されている他、敷地内に設けられた足湯(無料で開放)にもバイオガスで沸かしたお湯を利用しています。
.......... "

関連
黒部市におけるバイオマス利活用の取組への支援について-----国土交通省、平成21年3月13日

Kurobebiomassbiogas
-----image : 上記リリース「PFI事業による黒部市下水道バイオマス利活用の取組(PDF ファイル182KB)」より

" 国土交通省下水道部では、富山県黒部市がPFI事業により、下水処理場に食品残渣(コーヒー粕)を受け入れ、下水汚泥とあわせて処理・資源化し、発電用化石燃料代替エネルギー等として利用するとともに、発生するバイオガスを処理場内でエネルギー利用する取組を「民間活用型地球温暖化対策下水道事業」として支援することを決定しました。

<事業の概要>
 PFI予定事業者:黒部Eサービス株式会社
 PFI方式:BTO方式
 施設計画:メタン発酵槽、バイオガス発電施設、汚泥乾燥施設、
        乾燥汚泥貯留施設(有効利用先で設置)等
 施設建設期間:平成21年8月1日~平成23年4月30日
 資源化実施期間:平成23年5月3日~平成38年4月30日
 資源化製品の予定利用先:
        県外の電力供給会社(乾燥汚泥を発電燃料として1,275t/年)
        県内の農場(乾燥汚泥を培養土原料として5t/年)
添付資料
PFI事業による黒部市下水道バイオマス利活用の取組(PDF ファイル182KB)
<参考>民間活用型地球温暖化対策下水道事業制度(PDF ファイル257KB)
.......... "

黒部市 : 黒部市下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営事業について
-黒部市下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営事業審査講評の公表について
[更新日:2009年1月30日]

-黒部市の下水道

黒部市 バイオマスエネルギー施設完成-----チューリップテレビ、2011年05月10日

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富士電機、山形市浄化センター向け、燃料電池による下水消化ガス発電で寒冷地冬季屋外運転実証に成功

 富士電機は、山形市浄化センターにて下水消化ガスを利用した燃料電池による寒冷地冬季屋外運転実証実験に成功したと発表しました。山形市浄化センターは、かねてより下水処理により発生した消化ガスにより燃料電池100kw×2基、およびガスエンジン178kWによるバイオガス発電を行っていて、今回新たに100kW燃料電池を屋外に設置し、冬季寒冷地における消化ガスによる発電において、さまざまなテストを重ね冬季寒冷地においての運転性能に問題がないかを検証するということです。

 また、東日本大震災の際にも、商用電力系統の復旧まで消化ガスで発電を継続し、2日後に電力系統が復旧すると即座に通常運転に入ることができたということです。 同社では、今後も計画停電の影響などにより、予想される電力不足に対して、電力供給システムとしてのメリットをアピールしたいということです。

プレスリリース / 富士電機、2011年4月11日
下水消化ガス発電で寒冷地冬季屋外運転実証に成功

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-----image(”設置写真”) : 同リリースより

" 山形市浄化センター向け燃料電池
 富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、山形市浄化センター(山形県)にて下水消化ガスを利用した燃料電池による寒冷地冬季屋外運転実証実験に成功しましたのでお知らせいたします。

1.実証実験概要
山形市浄化センターでは、メタウォーター(東京都港区、代表取締役:松木晴雄)経由で当社燃料電池(100kW×2台)を設置し、すでに運転実績を有しています。
本実証実験では、新型100kW燃料電池(型式:FP-100i)×1台を屋外に設置し、冬季寒冷地における消化ガスによる発電において、起動停止試験やパターン運転試験などを行い、冬季寒冷地においての運転性能に問題がないかを検証するものです。
2.実証実験結果
実証実験は、2011年1月から3月まで行い、約2,000時間の運転で運転性能に問題がないことを確認できました。

新型機では燃料電池に必要な周辺機器をワンパッケージに納め、パッケージ内の熱流体解析などにより機器配置を最適化することで、-20℃から40℃の設置環境に対応可能になりました。これにより、低騒音、低振動の燃料電池発電装置を屋外設置することで、設置のための建屋が不要になり、設置工事費の大幅な削減が図れます。

また、3月11日に発生しました東日本大震災の際にも、商用電力系統の復旧まで消化ガスで発電を継続し、2日後に電力系統が復旧すると即座に通常運転に入ることができました。
今後も、計画停電の影響などにより、電力不足が予想されますが、新エネルギーの電力供給システムとして、国・地方自治体などの施設へのPRをする予定です。

<下水消化ガス向け100kW燃料電池システムの主な仕様>
項目 仕様
設備種類 りん酸形燃料電池設備(型式:FP-100i)
設置場所 屋外用
定格出力 100kW(送電端出力)
発電効率 40% [LHV]発電端 : 100kW運転時
総合熱効率 60% [高温水(90℃)回収] :[LHV]発電端、定格負荷運転時
90% [中温水(55℃)回収] :[LHV]発電端、定格負荷運転時 どちらか選択
熱出力 1)高温排熱回収タイプ:50kW (90℃)
2)中温排熱回収タイプ:130kW (55℃) どちらか選択
環境特性 NOx : 5ppm以下、SOx:ばいじんの排出なし
運転方法 全自動運転,系統連系
寸法、重量 2.2m (W) x 5.6m (L) x 3.4m (H) 、16トン
.......... "

関連
山形市上下水道部 / 山形市浄化センター有機資源の有効利用

エネルギー環境教育情報センター / 施設見学ガイド / 山形市浄化センター

" 主な製品または
主な事業内容 下水処理、バイオガス発電(燃料電池100kw×2基,ガスエンジン178kw) "

省エネルギーセンター /
下水処理場における「省エネルギー」と「創エネルギー」の実践 : 山形市下水道部浄化センター

" .....山形市浄化センターは,山形市街地等が処理区域の計画最大52,000m3/日(計画平均40,000m3/日)の下水処理場である。従来から環境資源を生かす取組みに力を入れており,汚泥有効利用として汚泥コンポスト化,消化ガス利用として発電を行ってきた。とりわけ消化ガス発電では,燃料電池(リン酸形100kW×2基,平成14年稼働),ガスエンジン(178kW,昭和63年稼働)をコージェネレーション運転している。..... "

参考エントリー
ニュージーランド国営 Mighty River Power、単独発電機では世界最大となるヌアワプルア(132MW-富士電機システムズ製)地熱発電所の運用をまもなく開始-----ソフトエネルギー、2010/04/28

本日のおすすめエントリー

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GE Energy、中国で Jenbacher Engines を利用した巨大なバイオガス発電プラントの運転を開始

General Electric Company - GE Energyは、中国で同社のJenbacher Biogasエンジンを利用した世界最大の牛の糞尿を利用したバイオガス発電プラントの運転を開始しました。今年の5月の同社の発表によると、その規模が60,000頭の牛の糞尿から発生するバイオガスによって、5.6MWのバイオガス発電所を運転するというものです。詳細をリポートしたMIT Technology Reviewによれば、「2000万立方メートルのバイオガス(およそ60パーセントがメタン)」を蓄えることができるということですから、ガスを蓄える施設の規模も巨大です。メタンガスは酸化鉄で脱硫し発電に利用、残りは優良な液肥と脱水した残渣は共に牧草の堆肥として使われるということです。

Chinese Project Puts Cow Dung to Work-----MIT Technology Review,NOVEMBER 22, 2010

 この規模でも巨大なのですが、牛そのものは250,000頭規模の農場となっています。さらに増設が可能なのですから驚きです。

 そのガスバックの写真がないのですが、昨年に建設された鶏糞を利用した同様の施設3MWクラスの施設のガスバックの写真がGMのサイトにありました。なかなか興味深い写真です。牛のバイオガスプラントは、遼寧省のHuishanにあるとのことですが、うまく検索できず地図で位置を探し出すことができませんでした。また、地図にプロットすることに喜びを感じていたので、少し残念です。

プレスリリース / General Electric Company,05 May 2010
Cow Power in China: World’s Largest Cow Manure Project to Produce Energy by Using GE’s Jenbacher Biogas Technology

Huishan
-----image(”Cows at Huishan Cow Farm-The manure from the 250,000 cows at the Huishan Cow Farm, located in Shenyang, China, will be converted into biogas and is expected to produce 38,000 MWh a year through four GE JMS420 Jenbacher gas engines. The energy generated will be sold to the state grid in China.”) : 同リリースHuishan 3より

" Helping to alleviate China’s energy shortage, GE’s (NYSE: GE) ecomagination-approved Jenbacher biogas engines will power the new Liaoning Huishan Cow Farm, which, once completed, will become world’s largest biogas project based on cow manure.

 The manure from the 250,000 cows at the Huishan farm, located in Shenyang, China, will be converted into biogas and is expected to produce 38,000 MWh a year through four GE JMS420 Jenbacher gas engines. The energy generated will be sold to the state grid in China.

 One of the features of the project is the utilization of fuel circulation. In addition to the use of biogas for power generation, the liquid (residual from biogas production) will be used to nourish the grass in the pasture, and the solid waste can be sold as organic fertilizer, thus the surrounding land will become a base for organic agriculture.

When the new biogas power generation project is completed, it will be the world's largest cow manure project. It will not only serve China's national economic and environmental development goals, but it also is expected to reduce about 180,000 tons of carbon dioxide emissions per year.
..........
The Huishan Cow Farm is scheduled to begin commercial operation in September 2010.
..........
Jenbacher_420_gas_engine
-----image(”Helping to alleviate China’s energy shortage, four of GE’s ecomagination-approved Jenbacher 420 biogas engines will power the new Liaoning Huishan Cow Farm, which, once completed, will become world’s largest biogas project based on cow manure.”) : 同リリース「Jenbacher 420 gas engine」より
.......... "


-----GE Online Ads in China: Jenbacher Engines and Biogas

関連
GE's Jenbacher Gas Engines Help To Meet China Energy,Environmental and Economic Goals-----GE Energy,May 29, 2006

GE Energy’s Jenbacher Engines Powering China’s Largest Chicken Waste Biogas-to-Energy Plant-----GE Energy,24 September 2009

Husbandry_biogas_plant
-----image(”The Minhe Animal Husbandry facility’s three-megawatt (MW) biogas power plant, powered by GE's Jenbacher biogas engines, is China’s largest chicken waste biogas-energy project.”) : Minhe Animal Husbandry Biogas plant powered by GE's Jenbacher biogas engines - 9-24-09より

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神戸市、大阪ガス、神鋼環境ソリューション、日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を開始

 昨年、我が国初の自治体と企業が行う下水処理場で発生したバイオガスを都市ガス導管注入実証事業を開始すると発表がありました。神戸市の東灘の下水処理場において発生したバイオガスを大阪ガスの都市ガス導管に注入する画期的な実証事業となります。

神戸市、神鋼環境ソリューション、大阪ガス、神戸市東灘の下水処理場における日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を発表-----ソフトエネルギー、2009/10/21

 神鋼環境ソリューションは、「こうべバイオガス」の高度精製設備を建設・運営などを担うということです。この事業が成功し、評価されるならば、下水処理場はエネルギー工場となる画期的な事業です。

プレスリリース / 神戸市、平成21年10月12日
神戸市東灘の下水処理場において日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を行います-----http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2010/10/20101012301501.html

Koubebiogas3
-----image : 同リリースより

"神戸市(市長:矢田 立郎)、株式会社神鋼環境ソリューション(社長:青木 克規、以下神鋼環境ソリューション)、大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕、以下大阪ガス)は、このたび、神戸市東灘処理場内に建設していたバイオガスを都市ガスとして活用するための設備が完成したため、発生するバイオガス「こうべバイオガス」の都市ガス導管への注入を開始いたします。
 都市ガス仕様に精製した下水汚泥由来のバイオガスを、直接都市ガス導管に供給する試みは日本初であり、本事業を通じて運営方法や経済性を検証し、「再生可能エネルギーであるバイオガス活用の神戸モデル」を示すことで同様事業の普及促進やバイオマス資源の有効利用につなげていきます。
 
 バイオガスとは、下水汚泥や食品残渣などの有機物が発酵して発生するメタンを主成分とする可燃性ガスで、未利用の再生可能エネルギー源であることから地球温暖化対策の一つとしてその有効利用が期待されています。
 神戸市と神鋼環境ソリューションは平成16年度より、神戸市東灘処理場で発生したバイオガスを精製し、天然ガス自動車の燃料として利用する「こうべバイオガス」の運用を行っています。「こうべバイオガス」は、メタン成分97%以上を占める高品質なガスですが、バイオガスのさらなる活用を目指し、平成20年度より、3者で大阪ガス「バイオガス購入要領」にて定める基準に基づき都市ガスとして活用することを検討してまいりました。昨年度より、「バイオガス等未活用エネルギー実証試験補助金」を活用し、「こうべバイオガス」に含まれる微量成分(酸素、二酸化炭素等)の除去や、熱量を調整するなどの設備を整備し、大阪ガスの供給する都市ガスと同等の品質に精製する試運転を行ってきました。そして、この度、所定の基準を満たす事が確認できたため、都市ガス導管への注入事業を開始いたします。
 事業中は、運営の効率化や都市ガス導管へ供給するための技術の確立に向け、3者が協力して1・都市ガス注入の安定性確保、2・設備運営データの取得及び解析、3・事業収支および採算性の評価、4・技術課題の検討および改善、5・運用・維持管理体制の確立などの課題の解決に取り組んでまいります。
 東灘における取組みは、地域のバイオマスから発生したバイオガスを高度に精製し、都市ガスの製造所を通すことなくそのまま都市ガスとして供給するもので、これにより、都市ガスの製造所との距離に制約を受けることなく、下水処理場等で発生するバイオガスを余すことなく有効利用することができるようになります。さらには、都市ガスとともに供給することで、再生可能エネルギーの供給安定性という課題を完全にクリアーすることができる試みです。
 また、神戸市で発生した下水汚泥を活用し、再生可能エネルギーとして神戸市民が使用する、循環型社会のモデルとして、その効果が期待されます。
 本事業を通じて、人類が存続する限り枯渇しない資源であるバイオガスの都市ガス利用を実証し、低炭素・循環型社会の構築に貢献していきます。

事業の概要
1.事業の目的
 東灘処理場で発生するバイオガス(消化ガス)を都市ガスと同等の品質に精製し、都市ガス事業者の導管網を通じて都市ガスとして供給すること。

2.参加者と役割(別紙参照)
神戸市:「こうべバイオガス」の供給等
神鋼環境ソリューション:「こうべバイオガス」の高度精製設備の建設・運営等
大阪ガス:高度精製されたバイオガスの買収、都市ガスとしての供給等

3.期間
経済産業大臣の採択事業者となった(社)都市ガス振興センター「バイオマス等未活用エネルギー実証試験費補助金」の交付決定日(平成21年10月19日)から平成33年3月31日まで。

4.本事業によるCO2削減効果
本事業で導入されるバイオガス量は当初約80万立法メートル(45メガジュール/立法メートル)、約2千戸の家庭が1年間に使うガス量に相当し、これによるCO2削減量は約1,200トン-CO2/年。
..........
〈CO2削減前提条件〉
1・ガス導管への供給量を80万立方メートル/年(45メガジュール/立法メートル)、家庭用月平均1戸当たりガス使用量を33立方メートル(平成13年4月から平成18年3月末の5年間の平均月間使用量)として計算
2・CO2削減量は、都市ガスの代替としてガス導管に供給する80万立法メートル/年(45メガジュール/立法メートル)に都市ガスの温室効果ガス排出係数2.29キログラム-CO2/立法メートル(45メガジュール/立法メートル換算)を乗じた数値から高度精製に必要な電力、熱量調整用LPGによるCO2排出量を差し引いた数値
.......... "

関連
日本初、神戸市東灘処理場において、下水道バイオガスである「こうべバイオガス」の都市ガス導管注入を開始します-----大阪ガス、2010年10月12日

神鋼環境ソリューション / 2010.10.12 日本初、神戸市東灘処理場において、下水道バイオガスである 「こうべバイオガス」の都市ガス導管注入を開始します

Kobebiogas4
-----image : 同リリースPDF資料より

参考エントリー
東京都下水道局、清瀬水再生センターの下水汚泥ガス化炉の運用開始へ-----ソフトエネルギー、2010/07/28

"下水汚泥を蒸し焼きにして可燃性のガスを生成し、施設内で熱源として有効利用し、残りを発電し電力としても利用する"

追加情報
神戸市、東灘処理場で汚泥と洋菓子残渣+木質系でバイオガス「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」実証実験開始-----ソフトエネルギー、2011/08/02

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JFEエンジニアリング、中国で食品残渣バイオガス発電システムを初受注

 JFEエンジニアリングは、中国河南省鄭州市のレストラン厨芥処理事業向けに食品残渣バイオガス発電システムを受注したということです。
 中国では一般廃棄物、産業廃棄物、下水汚泥、レストラン厨芥のほとんどが埋立て処分されているそうです。食品残渣バイオガス発電システムより、レストランから出る生ごみの収集・運搬からバイオガス製造までを一貫して行うことで、埋立処分場の確保が不要となり、さらにバイオガス発電により資源化できるということで、普及が期待されます。

プレスリリース / JFEエンジニアリング、2010年9月6日
食品残渣バイオガス発電システムを中国で初受注

E10014_03
-----image : 同リリースより

" .....中国河南省鄭州市のレストラン厨芥処理事業向けにバイオガス発電システムを受注しました。本件は、中国における食品残渣を燃料としたバイオガス発電システムの当社初号機となります。

 当社は、中国国内でレストラン厨芥処理事業を展開する青海潔神環境能源有限公司(中国青海省西寧市 以下:青海潔神)と、主要機器供給の業務提携契約※を結び、青海潔神が鄭州市から受託した同事業へ、メタン発酵設備およびガス発電設備を供給します。
 レストラン厨芥の収集・運搬からバイオガス製造までを手掛ける青海潔神が、当社機器を導入することにより、日量200トンのレストラン厨芥から900kWを発電し売電することができます。

 中国では一般廃棄物、産業廃棄物、下水汚泥、レストラン厨芥のほとんどが埋立て処分されているため、最終処分場の逼迫や周辺環境の汚染が深刻な問題となっており、廃棄物の適正処理による減容化、再資源化のニーズが高まっています。特にレストラン厨芥の処理については、収集・運搬から無害化・再資源化までを一貫して行う事業権を市が民間企業に付与し、インフラ整備を加速させる動きがあります。
..........
E10014_02
-----image : 同リリースより
.......... "

関連
JFEエンジニアリング : バイオマス・廃棄物エネルギー / バイオガス利用
" 士幌町農業協同組合様(北海道)向け食品加工残渣バイオガス化システム "

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東京都下水道局、清瀬水再生センターの下水汚泥ガス化炉の運用開始へ

 東京都は下水処理施設である清瀬水再生センターに、下水汚泥ガス化炉を設置し、7月23日に完成セレモニーを行い、同四施設の運用を開始したということです。
 同設備により、下水汚泥を蒸し焼きにして可燃性のガスを生成し、施設内で熱源として有効利用し、残りを発電し電力としても利用するということです。

プレスリリース / 東京都下水道局、平成22年7月26日
下水汚泥ガス化炉完成式が行われました

Switch_on
-----image(”「下水汚泥ガス化炉完成式」スイッチオンセレモニー”) : 同リリースより

"7月23日(金)、清瀬水再生センターで下水汚泥ガス化炉完成式が行われましたのでお知らせします。
当日は、石原東京都知事、国土交通省技監、都議会公営企業委員会委員長をはじめ御来賓の方々に出席していただき、スイッチオンを行い、施設の運転を開始しました。
 この施設では、下水汚泥を蒸し焼きにして可燃性のガスを生成し、施設内で熱源として有効利用するとともに、発電にも利用することで温室効果ガスの排出量を大幅に削減します。

○「下水汚泥ガス化炉の概要」(PDF形式:204KB)
 ”下水汚泥ガス化炉の概要 <清瀬水再生センター>
◎日本初の下水汚泥ガス化炉が完成
 下水汚泥を蒸し焼きにし、生成した可燃性ガスを、汚泥の乾燥とガス化に必要な熱源として使用。さらに、残りの可燃性ガスは発電に利用。
Tokyogesuibiogasgen-----image : 上記資料より ”
.......... "

関連
東京都下水道局 : 清瀬水再生センター

下水道の新たな役割を切り開く新世代下水道事業に、今回9ヶ所を新規採択-----国土交通省、平成20年5月9日

" 新世代下水道支援事業制度 平成20年度(第1回目)採択箇所
東京都下水道局 清瀬水再生センター
機能高度化促進事業 新技術活用型
汚泥ガス化炉事業

事業内容
汚泥ガス化炉(汚泥処理能力100t/日)及び附帯設
備の設計及び建設 "

国土交通省 : 新世代下水道支援事業制度

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川崎重工、高知県仁淀川町のバイオマス実験事業、木質バイオマスガス化発電システム等を使った実証試験を完了

 川崎重工は、高知県仁淀川町のバイオマス実験事業において150kWの木質バイオマスガス化発電システム、ならびに年間約600トンのペレットを製造設備で行ってきた実証実験を完了いたと発表しました。
 同事業は、NEDOの委託事業として行われてきたもので、改良を加えた運転が行われてきました。仁淀川町では、実験事業終了後もバイオマス事業として、バイオマスガス化発電設備およびペレット製造設備の操業を継続していくということです。

プレスリリース / 川崎重工、2010年7月13日
高知県仁淀川町が取り組むバイオマス実験事業において 自社開発の木質バイオマスガス化発電システム等を使った実証試験を完了

C31007131
-----image : 同リリースより

" 川崎重工グループのカワサキプラントシステムズは、高知県仁淀川町が取り組むバイオマス実験事業に参画し、自社開発した木質バイオマスガス化発電システムおよびペレット製造設備を使った実証試験を完了しました。

 本実験事業は、仁淀川町が独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「バイオマスエネルギー地域システム化実験事業」として委託を受け、2007年4月より3ヵ年かけて実証試験を行ってきたものです。
 当社は仁淀川町より委託を受け、木質バイオマスによる小規模分散型としては世界で初めてとなる流動層ガス化・ガスタービン発電設備、およびペレット製造設備など実験事業の中核となるプラントを設置し、3年間にわたりプラントの操業を担当しました。本プラントは、当社が開発した流動層ガス化炉とガスタービンによる低カロリーガス燃焼技術を適用した独自のシステムです。

 実験を通じて、操業の最適化・自動化を目的とした改良を行うとともに、各設備の耐久性や環境への影響などに関する検証・確認を行いました。今回の実証プラントは、ガス化発電設備において安定して150kWの発電操業を実現するとともに、ペレット製造設備で年間約600トンのペレットを製造し、重油代替燃料として地域の4施設にペレットの安定供給を続けています。これらのバイオマスエネルギーの利用により得られるCO2削減効果は、年間約800トンに相当することが確認されています。
 NEDO委託事業としての実証試験は完了しましたが、仁淀川町では、実験事業終了後もバイオマス事業として、バイオマスガス化発電設備およびペレット製造設備の操業を継続していく意向です。

  本プラントでは、流動層ガス化炉にて約650度で木質バイオマスを熱分解によりガス化し、多量のタール成分を含む生成ガス(COとH2)をそのままガスタービン燃焼器に導入してガスタービンによる発電を行います。従来、処理が困難なことから除去または分解されていたタール成分を高温のままガスタービンに導入し、燃料として有効利用しているため、同規模の直接燃焼・蒸気タービン発電方式に比べ約3倍の高効率発電が可能であり、小規模なバイオマスを利用できます。

 川崎重工とカワサキプラントシステムズは、2007年度より2009年度までの3年間、高知県が推進する「協働の森づくり事業」に賛同し、高知県および仁淀川町との間で「『Kawasaki-仁淀川学びの森』パートナーシップ協定書」を締結していますが、2010年度も契約を継続することを決定しました。本事業の協賛金は、仁淀川町内での間伐や林道整備に充当されCO2削減に寄与するとともに、社員研修における体験間伐などを通して、地域住民との交流を図る活動を行っています。
 当社は、本事業への協賛を通じて、林地残材や間伐未利用材の有効活用によるエネルギー自給システム構築・地域の活性化を目指す仁淀川町を側面からサポートしていきます。

 当社は、バイオマスや風力、太陽光などの未利用で再生可能なエネルギーの活用を促進する最新技術の開発や製品の拡販を通じて、温室効果ガス排出量削減や資源の有効利用による循環型社会構築に貢献していきます。

□ 設備の概要

(1) 設備構成 : 流動層ガス化炉、ガスタービン発電設備、排熱ボイラ、ペレット製造設備
(2) 燃料 : 林地残材(末木、枝条、曲材等)の破砕物
(3) 発電電力 : 150kW
(4) 発電効率 : 15%
(5) 蒸気発生量 : 400kg/h
(6) 運転時間 : 2,000時間/年間
(7) ペレット生産量 : 600トン/年間 "

関連
仁淀川町 / 2009/04/09『仁淀川流域エネルギー自給システムの構築』について

「木の発電」への関連予算可決 仁淀川町 / クリッピング 高知新聞-----ソフトエネルギー、2006/02/20

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