2016/04/17

熊本地震に関して、太陽光発電所ネットワークが注意喚起とお願いを発表

 3.11では、被災した太陽光発電設備の危険性などが認識され、その対策も知られてきています。断線しても、太陽の光が当たれば発電し、電線端に高い電圧が発生し、電流が流れれば感電や火災の原因になる可能性があることが知られています。

 今回の熊本地震に際して、太陽光発電所ネットワークが注意喚起とお願いを発表しました。太陽光発電の利用者はもちろん、支援や片付けで現地入りする方々もまずは一読されることをおすすめします。

特定非営利活動法人太陽光発電所ネットワーク / 2016 年4月 15 日発表
おしらせ / 4月 14 日発生の「熊本地震」に関する太陽光発電設備への注意喚起とお願い(PDF)


参考
太陽光発電協会 / 2016年4月15日
太陽光発電設備が震災によって被害を受けた場合の対処について

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2016/04/01

H28.4.1より、本日より建築物省エネ法が段階的に施行になります

 H28.4.1より建築物省エネ法が段階的に施行になります。対象となるのは、延べ面積2000m2以上の新築の非住宅建築物で省エネ基準の適合義務化が始まります、さらに2020年までに戸建て住宅も含む全ての新築の建築物で適合義務化が段階的に拡大していくことになります。建物の省エネ基準への適合化により、住宅を含む建築物の省エネ化が進むことが期待されています。
 具体的な規制については、2年間の猶予[適合義務や届出等の規制的措置については、公布後2年以内(平成29年4月を予定)の施行]がありますので、4月1日から関係するのは、建築物省エネ法に基づく表示制度などです。表示制度には、建物の省エネ性能を表す表示(7条)と省エネ基準に適合していることを表す表示(36条)の二種類があります。7条による表示は、どちらかというと適合すていることを外部に知らせ、建物の性能をアピールできるというメリットが強調されています。36条の表示は、適合証となります。

 これら一連の建物に関する省エネに関する法律は、平成27年7月に、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が公布されたことにるものです。
 全体の施策などについては、建築物省エネ法の概要について■建築物省エネ法の概要パンフレット(平成28年3月11日)がまずはわかりやすいです。


プレスリリース / 国道交通省、平成28年3月11日
住宅・ビル等の省エネ性能表示のガイドラインを策定・公表しました
001124725
-----image : 同リリースより

" 建築物省エネ法に基づく表示制度が平成28年4月より始まります

○平成27年7月に、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が公布されました。
○本法律では、販売・賃貸事業者に対する建築物の省エネ性能の表示の努力義務が規定され、本年4月より施行されます。
○この度、具体的な表示方法等について定めた住宅・ビル等の省エネ性能表示のガイドラインを策定・公表しましたので、お知らせいたします。

1.ガイドラインの概要等
・建築物省エネ法第7条において、建築物の販売・賃貸事業者は、省エネ性能の表示に努めなければならないと規定。
・本ガイドラインでは具体的な表示方法等について提示。「第三者認証又は自己評価の別」、「基準値からの削減率(例:25%削減)」などを下図等により広告物等に表示 など
・本ガイドラインの正式名称は、「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針(平成28年国土交通省告示第489号)」。平成28年3月11日公布、平成28年4月1日施行
..........
2.参考資料(別添資料)
・ 【別添1】住宅・ビル等の省エネ性能の表示について<パンフレット>
・ 【別添2】建築物の省エネ性能表示のガイドラインについて<参考資料>
・ 【別添3】建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針(平成28年国土交通省告示第489号)
 ※ 制度や支援措置等の詳細は国土交通省HP「建築物省エネ法のページ」参照。
.......... "

関連
「建築物省エネ法のページ」

「建築物省エネ法の表示制度のページ ~2016年4月始動。住宅・ビル等の省エネ性能見える化~」


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2016/03/31

#renewjapan しなやかな技術研究会

 #renewjapan

 というハッシュタグ。これまでは再生可能エネルギーに関する情報のクリッピングに使ってきました。これからは、日本の再生、再チャレンジ、、、、それが拡大して、日本の未来に関するさまざまな話題にも使いたいと思います。

 時系列的には、以下のリンクが便利です。是非、一度ご覧ください。

・Twilog @greenpost : #renewjapan


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2016/03/29

NEDOと清水建設、米大学と消費電力半減目指す省エネビルの実証実験を開始

 NEDOと清水建設、そして、Shimizu North America LLCがニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)に同大学と協力して消費電力半減目指す省エネビルの実証実験を開始しました。
 ニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)は、米国エネルギー省の計画する、省エネ商業ビル推進の計画にのっとった実証プロジェクトとして、学内にZEN Building、つまりゼロ・エネルギー・ビルを建設しました。今回の日米の共同プロジェクトでは、日本の省エネ・創エネ技術が導入され、標準的ビルと比較して、消費電力の半減を目指すとのことです。
 ニューヨーク州 オールバニーのニューヨーク州立工科大学(SUNY Polytechnic Institute)の昨年オープンしたZEN Buildingは、6階建てで400000平方フィート(およそ37161m2)の床面積の研究所や商業利用も可能な多機能ビルです。 M+W Groupという有名企業も居を構えるということで話題になったりしていました。
 今回日本の協力で導入された技術は、清水建設が開発した、ビル・エネルギー・マネジメント・システム(BEMS)で、具体的には設備や環境を統合的に監視・制御するシステムの下で、空調や照明などの負荷設備と太陽光発電やコージェネなどの創エネルギー設備を機器特性や状況に応じて制御することで、省エネやピークカットを実現します。負荷では、建物側中央監視と連動した照明制御やブラインド制御がアピールされています。太陽光発電や燃料電池の創エネ側との協調で、運用が統合され、全体として半分の省エネ効果が実現されると、次は本格的なゼロビルへの応用が計画されることになります。

 アメリカエネルギー省の計画「Net-Zero Energy Commercial Building Initiative」では、2050年までに全ての業務ビルの正味エネルギー使用量をゼロにすることが計画として掲げられています。
 この分野、日本では国内での取り組みが遅れているとされています。省エネ日本の復権のために、国内でも具体的な動きと成果が期待されるところです。


SUNY Poly Partnership with Japan's NEDO Drives Emerging ‘Green’ Technologies at ZEN Building

TheNanoCollege、2016/03/23)

プレスリリース / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、2016年3月23日
米国ニューヨーク州で省エネルギービル実証を開始

100777748
-----image(上-”今回実証運転を開始したZENビル”、下-”ZENビルに導入した機器”) : 同リリースより-----
100777753

" NEDOと清水建設(株)、Shimizu North America LLCは、ニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)と共同で、2015年に完成したSUNY Poly内のZEN(Zero Energy Nanotechnology)ビルへの省エネルギー実証技術の導入を完了し、3月22日、ZEB実現に向けた実証試験を開始しました。
本事業では、日本の省エネ・創エネ技術を導入し、標準的ビルと比較して、消費電力の半減を目指します。
..........
..........2013年9月16日、NEDOは、ニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)と共同で、省エネルギービルの実証事業を共同で進めていく基本協定書(MOA)を締結し、これまでSUNY Polyが2015年に建設したZEN(Zero Energy Nanotechnology)ビルに対して、ZEB※1実現に向けた技術や機器、システム構築の検討を進めてきました。
 今般、NEDOと清水建設(株)、Shimizu North America LLCは、SUNY PolyのZENビルにおける省エネルギービル実証技術の導入を完了させ、ZEB実現に向けた実証試験を開始しました。
 本実証事業では、NEDOの委託先である清水建設(株)とShimizu North America LLCが、SUNY Polyの建設したZENビルにシミズ・スマートBEMS※2、RFIDを用いた位置情報システム※3、グラデーションブラインド※4、燃料電池システム、太陽光発電システムなどの日本技術を組み込んで、自然と人間の行動に合わせた照明制御など日本が優位性を持つきめ細やかな制御技術を活用したZEBの実証をSUNY Polyと共同で行います。これらの取り組みにより、標準的なビルの理論上の消費電力に対し、約54%に相当する省エネ・創エネ効果を目指します。 また今後、米国における日本の省エネ・創エネ技術の普及を図るとともに、欧州やアジアなどへの世界展開を促進することを目指します。
..........
【用語解説】
※1 ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)
Net Zero Energy Buildingの略で、建築構造や設備の省エネルギー、再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用、地域内でのエネルギーの面的(相互)利用などの対策をうまく組み合わせることにより、エネルギーを自給自足し、化石燃料などから得られるエネルギー消費量がゼロ、あるいは、概ねゼロ、となる建築物のことをいいます。
※2 シミズ・スマートBEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)
清水建設が開発した、設備や環境を統合的に監視・制御するシステム。
空調や照明などの負荷設備と太陽光発電やコージェネなどの創エネルギー設備を機器特性や状況に応じて制御することで、省エネやピークカットを実現します。
本事業では、太陽光発電や燃料電池の監視、建物側中央監視と連動した照明制御やブラインド制御を行います。
※3 RFIDを用いた位置情報システム
アクティブ型RFIDタグを用いた、施設内における人の位置情報取得・応用システム。
施設内ゾーン毎の人の在不在や人数などを取得でき、設備制御や施設の使われ方の分析に活用します。
本事業では、ゾーン毎の在室者・人数をリアルタイムに検出し、照明の点滅制御を行います。また、ファシリティマネジメント向けに、滞在履歴情報などを施設利用者に提供します。
※4 グラデーションブラインド
清水建設と立川ブラインド工業、トーソーが共同で開発した、自然光を屋内に採り入れ照明に用いるシステム。
季節・時刻・天候によって変化する太陽高度や日射の影響に応じてブラインドの羽根の角度を制御し、天井間接光として自然光を採り入れ照明負荷を下げる、あるいは熱流入を低減し空調負荷を下げることで省エネを図ります。
.......... "

関連
米国ニューヨーク州で省エネルギービル実証を開始-----清水建設、2016.03.23

SUNY Poly Partnership with Japan’s New Energy and Industrial Development Organization Drives Investment in and Installation of Emerging ‘Green’ Technologies at World-Class ‘Zero Energy Nano’ Building-----SUNY Poly,March 22, 2016
Zenatrium_s
-----image : 上記リリースより

Fullsizerender_5
-----image : SUNY Poly,March 25, 2016より

"SUNY Poly Partnership with Japan’s New Energy and Industrial Development Organization Drives Investment in and Installation of Emerging ‘Green’ Technologies at World-Class ‘Zero Energy Nano’ Building."

Japanese Officials Visit SUNY Poly ZEN Building-----WAMC,MAR 25, 2016

参考



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2016/03/24

フランス人冒険家、ラファエル・ディネリ、エコプレーン Eraole で大西洋横断に挑む

 ヨットの冒険で知られるフランス人のラファエル・ディネリ(Google image : Raphael Dinelli)氏は、6月にバイオ燃料と太陽電池と滑空を利用して飛行することができるエコプレーン、Eraoleによる大西洋横断飛行に挑みます。
 ラファエル・ディネリさんは、ヴァンデ・グローブ(Vendee Globe)単独無寄港世界一周ヨットレースでの数々の冒険で知られるヨットマン、そして科学者とのことです。ヨットレースでは、太陽電池や風力発電機も利用され、かつ極度に合理的な運用が求められることから、そうした技術を活用し、今度は海から空へと冒険の巾を広げることになったようです。
 ラファエル・ディネリさんが設立したOCÉAN VITAL FOUNDATIONのサイトに掲載されている情報や報道から内容をまとめると、

 5月から6月の天候がいい時を狙って、北米(たぶんニューヨーク発)からフランスまでの大西洋横断の60時間のフライトに挑むということです。飛行については、autoblogの記事によると、翼の太陽電池で25%、藻由来のバイオ燃料による発電で55%、そして残りの20%はグライダーのような滑空により飛行。
 となると気になるのは、電動飛行機のEraoleの仕様。ところが、現在画像データーなどへのアクセスができない状況です。リリースがありしだい、掲載させていただきたいと思います。

 そこで、以前発表(一昨年のデーター)されたスペックから概要(予測)を見てみましょう。

• 翼長 Span 14m (46 ft)
• 翼面積 Wing area 30.8 sq. m
• 全長 Length 7.5 m (25.6 ft)
• 高さ Height 1.15 m (3.8 ft)
• 最大飛行重量 Maximum takeoff weight: 750 kg
• 巡行飛行速度 Cruising 140 km / h

 この時点のデザインでは、上下にならんだダブルウィングに合計約5.5kWpの太陽電池とLi-Po 蓄電池 80Ah(システム電圧400Vdc)を搭載。モーターは定格50kW(Max100kW,400Vdc)でした。

 YouTubeでご本人自ら機体に太陽電池を取り付けてる貴重な動画を見つけました。機体の様子はこの動画をご覧ください。

Innovation & écologie : Eraole, un avion du futur ? (Vendée)

(TVvendee,2015/10/13)

関連
OCÉAN VITAL FOUNDATION / ERAOLE® : l’avancement de la fabrication avant son premier et proche décollage

・Twitter : DefiAirMer

Hybrid solar and biofuel plane to attempt first zero-carbon trans-Atlantic flight-----inhabitat,03/14/2016

参考
Greener skies: Frenchman prepares for history-making zero-carbon Atlantic flight-----CNN,March 9, 2016

ヴァンデ・グローブ単独無寄港世界一周ヨットレース-----Yamamoto Shunichi,2010/09

".....ラファエル・ディネリ....."

*正式な機体の仕様へのアクセスができない状態なので、Google検索 : New York – Paris flying Eraole® the aircraft of the future 2015のデーターを利用しました。


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2016/03/14

積水ハウス、全戸最新のエネファーム搭載で”売電”できる超高層マンション2棟を発表

 積水ハウスは、大阪市内に事業主として開発する超高層マンション2棟の全戸に、新型燃料電池家庭用燃料電池(エネファーム type S)を搭載、大阪ガスと共同でCO2排出量および一次エネルギー消費量の大幅な削減を実現する次世代のエネルギーシステムを導入すると発表しました。

  新たに開発されたエネファーム type Sは、家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)の新製品で、定格出力1kW以下の家庭用燃料電池としては、世界最高の発電効率発電効率52%を達成。発電ユニットに貯湯タンクを内蔵し、通常のガス給湯器に接続する仕組みとしたことで、世界最小の機器本体サイズを実現しています。また、余剰電力の買取に対応しています。価格でも、現行品よりも約25万円の低価格となる1,785,000円の価格を実現したことも、評価されるポイントです。
` 実際、各家庭で使われなかった燃料電池発電電力(余剰電力)を大阪ガスへ売電できる仕組みによって、利用者がどれほどの利得を得ることができるのかはわかりませんが、発電システムとしての出口が各戸の用意されたという意味では、将来重要な進歩になるかもしれません。
 もっとも重要なポイントとなる一次エネルギー消費量削減では、従来マンションに比較し約25%を実現しているということです。

 それ以外の教養部分の取り組みとして、停電対応コージェネレーションと備蓄LPGによる非常時の電力供給。自然光を利用できるデザイン。コージェネレーションの排熱とクールヒートチューブを用いた共用部の空調負荷の低減
。雨水の散水利用と、日本の在来種の植栽を用いた都市部での生態系ネットワークの構築など、様々な環境対策や非常時対策も採用され、建物の訴求力の増大が図られています。

プレスリリース / 積水ハウス、3月24日
・世界初、超高層マンションで新型燃料電池を全戸設置し余剰電力を活用(PDF)より
Fuelcell_sekisui
-----image : 同リリースより

" 「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」 「(仮称)グランドメゾン内久宝寺タワー」

 積水ハウス株式会社(略)は、大阪市内2か所にて事業主として開発する超高層マンション「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」および「 (仮称)グランドメゾン内久宝寺タワー」において、大阪ガス株式会社(略)と共同で家庭用燃料電池エネファーム type S(以下、新型燃料電池)を活用したCO2排出量および一次エネルギー消費量の大幅な削減を実現する次世代のエネルギーシステムを導入いたします。主な特徴は以下の通りです。
 
① 世界初、新型燃料電池を全戸に設置した超高層マンション
② ご家庭で使われなかった燃料電池発電電力(余剰電力)を大阪ガスへ売電が可能に
③ 従来マンションに比較し約25%の一次エネルギー消費量削減を実現
.......... "

関連
世界初、超高層マンションで新型燃料電池を全戸設置し余剰電力を活用「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」「(仮称)グランドメゾン内久宝寺タワー」-----大阪ガス、2016年2月24日
Kyocera_fuelcell
-----image : 上記リリースより

2016/3/12-14 のしなかな技術研究会のクリッピング

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2016/03/10

ピースボートのエコシップ新造計画?! ハイテクセイル装備

 世界一周の船旅で知られるピースボートに新造船? しかも、その新造船は、スーパーエコシップらしい。前から、ツィッターのハッシュタグ #ecoship に見慣れない船が現れているのを見て、いつか情報をチェックしようと考えていました。そして、よく見たら、ピースボートが新造船、それもスーパーエコシップを建造する計画を発表、すでに2020年の4月出航の第一回目の航海の募集も始まっていた! まあ、すごい情報を知らなかったということで、、、

ピースボート 第1回エコシップ船旅 申込-----百趣味X百旅ブログ版 百の楽しみ運ぶ 百趣味ブログ、2016/1/30

 募集の様子は、上のブログにちらしが掲載されているので、是非チェックしていただきたい。ここでは、この船に注目してまずは、ピースボート・エコシッププロジェクトのサイトから情報を集めてみます。

March 2016: Seatrade Cruise Global and Green Ship Technology Conference------February 16, 2016,Peace Boat Ecoship Project
Pb_ecoship_hp
-----image : 同ホームページ

 上のリリースでは、まさにこれからアメリカ(3/14-17 Seatrade  Cruise Global)とデンマーク(3/15-18 13th Annual Green Ship Technology)の船に関するイベントでなんらかの発表があるようです。正式の建設計画がアナウンスされるか、注目しましょう。

 次にデザイン、性能に関する情報です。Peace Boat Ecoship ProjectのEcoshipの頁からの情報によると、デザインは多数の船のデザインを手がける、スペインのオリバー・デザイン社が担当するとあります。参考記事(WEB Cruise)によると、「プロジェクト・リーダーにスペイン船社プルマントゥールの元社長で造船工学博士のアンドレス・モリーナ・マルティ氏」をむかえているとあります。同WEB Cruiseによると、総トン数5万トン、全長224メートル、乗客定員1,500人、客室数760室。
 性能に関しては、水、空気環境については循環を徹底した画期的な省エネ仕様。バイオ燃料を使い。さらにデッキに6000m2 太陽電池を設置、740kWpの出力規模の発電設備を備えているとあります。一番注目したのは、10本のコンピューター制御の帆。もちろん帆布製ではなく、最新の軽量素材により、全体で 40%の省エネ性能の実現を風の力を利用してバックアップするとのことです。興味深い姿と性能です。

 ハイテクセイルについては、コメント続きをどうぞ。

関連
Peace Boat Ecoship Project
/ Ecoship / Peace Boat Eco-Ship Design Charrette Hamburg April 12-14, 2014

Pb_ecoship_design
-----image : Ecoshipより

Oliver Design


参考
ピースボート「エコ・シップ」構想、2018年就航目指す-----WEB Cruise、2013/11/11

".....総トン数5万トン、全長224メートル、乗客定員1,500人、客室数760室。2018年就航を目指し、資金は一般から募るとしている。.....風力発電と太陽光発電を兼ねる格納式の10枚の帆は合計2,800平方メートル。太陽光発電により年間1,000メガワット以上を出力.....プロジェクト・リーダーにスペイン船社プルマントゥールの元社長で造船工学博士のアンドレス・モリーナ・マルティ氏(写真右端)を迎え....."


コメント続き
 風の力を利用した貨物船や客船というテーマを世界中でさまざまな取り組みがあります。日本でも研究がおこなわれています。商船三井のPower Assist Sailプロトタイプは、全高 27.5m、帆高 20.0m、帆幅 10.0m、帆面積 200m2、総重量 約60トン、駆動方式 油圧式で、3割から4割の燃料焚き減らし効果を狙っています。

政府、商船三井や東大などと連携し、風力で航行する大型船の開発へ動き出す-----しなやかな技術研究会、2013/12/03

 東京大学の帆主機従ハイブリッド船「ウィンドチャレンジャー」という研究もあります。こちらは、、巨大な伸縮可能な硬翼帆(高さ50m、幅20m、面積1,000m²)を10あまり搭載した大型船の研究プロジェクトです。

 さらに、海外に目を移すと、Skysailsがありました。漁船や貨物船を巨大な凧でけん引する驚きのプロジェクトです。

ドイツの大型船用の帆システム、スカイセイル SkySails が漁船で使われはじめました / YouTubeから-----しなやかな技術研究会、2010/04/09

 さらに、日本郵船の NYKスーパーエコシップ2030という、ハイテク帆を装備したコンセプトデザインも発表されています。

 さて、ピースボートのエコシップ計画。心から進むことを祈りつつ発表を待ちます。

Peace_boat_eco_ship
 

参考2
Skysails – Plus – Top 10 Green Ship Designs-----gcaptain、September 26, 2010

B9 Shipping、ポスト化石燃料の時代、最新型三本マストのバイオガス駆動の大型貨物用帆船の復活のとき?-----しなやかな技術研究会、2011/03/09


2016/3/10 のしなかな技術研究会のクリッピング

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2016/03/09

VW 排出ガス不正問題を受け、国内ディーゼル車の検査方法の見直しが行われます

 国土交通省と環境省は、3月3日に排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会の第二回を開催し、そのあとで石井国交相が会見し、これまでの計測方法に加え、路上走行検査を導入することを発表しました。この検討会は、2015年9月に、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル乗用車等において、不正ソフトの使用が発覚し世界的な大問題に発展したことを受けて、国産車の現状と今後の検査方法についての見直し議論の中で開催されることになったものです。

ディーゼル車、排ガスで路上走行検査導入へ…石井国交相-----レスポンス、2016年3月5日

 経緯としては、VW社が欧米等で販売するディーゼル車において、新規検査時に車両を台上に固定し、一定のモード走行により排出ガス量を測定する際には、排出ガス低減装置を働かせる一方、実際の走行時には排出ガス低減装置を働かせないようにする不正ソフトを組み込んでいたというものです。

 我が国での新規検査時においても、同様な不正ソフトにより車両を台上に固定し、一定のモード走行により排出ガス量を測定した際に、当該試験に合格してしまうおそれがあることから、現在の台上試験だけで適切な検査ができるか十分に検討した上で、路上走行排出ガス試験の追加等が検討されたものです。

関連
国土交通省 : 排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会
201603_diesel_car
-----image : 排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会第2回検討会、配布資料1-1-1より「平成27年度排出ガス路上走行試験等調査対象車種」

環境省 : 排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会

コメント続き
 この検討会では、実際に国産メーカー4社6台のクリーンディーゼルを路上走行しました。最大の注目点は、その試験結果です。平成27年度排出ガス路上走行試験等調査対象車種となった人気車種の8車は、以下のとおり、

マツダ CX-5

マツダ デミオ
日産 エクストレイル
三菱 デリカD:5
トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ハイエース(貨物自動車)

ドイツ車から
BMW 320d
メルセデス・ベンツ ML 350 BlueTEC

 検査では、台上試験と路上走行試験の測定結果を比較し、まず不正ソフトの有無が検証されました。結果は、国産車からは不正ソフトはみつからなかったものの、室内で車体を台上に固定して実施する現行の認証試験では問題はなかったものの、いくつかの共通コースを設定し、実際に路上で走行したところ、国内三社の四車種から、排ガス基準を二~十倍程度上回る窒素酸化物(NOx)が検出された。際立ったのが、マツダで、マツダ CX-5、マツダ デミオの両車で、路上でも1.3倍にとどまり、エンジンそのものが”エコ”なスカイアクティブ・ディーゼルエンジンの性能が実証されました。

参考
ディーゼル車の国産4車種 排ガス基準の2~10倍超過-----東京新聞、2016年3月4日
"

.....マツダの二車種を除く日産エクストレイルなど乗用車三車種とトヨタの貨物車ハイエースは、現行試験のNOx排出量の基準値を二~五倍程度上回った。走行区間によっては十倍程度になる車種もあった。独自技術を持つマツダは運転条件が変わってもおおむね基準値を下回った。..... "

国産メーカー4社6台のクリーンディーゼルを路上走行試験で明暗-----carview、2016.3.7

・環境省 : ディーゼル車対策技術評価検討会

2016/3/9 のしなかな技術研究会のクリッピング

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2016/03/03

家を3Dプリンターで造る。イタリアのWASP Big Deltaプロジェクト

 イタリアで、家を3Dプリンターで造るプロジェクト、WASP Big Deltaが進んでいる。この家を造るために作られた、3Dプリンターの高さは 12m。六角形のトラス構造の中に粘土や泥といった持続可能な資材が圧送され、先端のノズルからこの材料が出ていく、ノズルはコンピューター制御で動き、この材料は下から順番に上に積み上げられていく。この繰り返しで、ケーキのモンブランのような感じで家ができていくという仕組みです。
 今のところ計画通りの実際に人間が住める家が”出力”されるレベルには達していない。実際のスケールの何分の一かの小さな家を積み上げて作る実験が行われている段階です。

 実際に人間が住むことができる住宅の出力には、もう少し時間がかかりそうですが、面白いのは、粘土や泥に別の、たとえば種のようなものや、素材を入れることで、新しい機能を家が備えることも可能だというヴィジョンです。実際に、出力された家の完成形を早くみたいですね。

 アフリカや、災害の被災地など住宅が不足する場所で、その場所で調達できる基材を使って、住宅を出力する。それも、ローコストに素早く。これが実現すれば、輸送に必要なエネルギーやコストも節約できることになり。さらに、現地に新しい家の作り方という技術も伝搬することができる可能せもあります。
 このプロジェクト以外にも、家を出力するプランはあるようです。まもなく、家を出力して造る時代が訪れるのかもしれませんね。

3d Printer Delta WASP 12m_The reality of dream

(WASP Team、2015/09/14 )

関連
WASP(World's Advanced Saving Project)
/ about
/ Press Kit

3dprinting_house_project1637x320
-----image : Novità da WASP - Stampanti 3D

TOC ThinkInProgress Future 3D Printed Home

(ArtificioDigitale、2015/02/13 )

家を出力する巨大3Dプリンタ Big Delta 。被災地に低コストでシェルターを設置-----Engadget、2015年09月25日

家を建てられる巨大3Dプリンター(動画あり)-----Wired,2015.9.24


2016/3/3 のしなやかな技術研究会のクリッピング

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2016/02/29

世界でもっとも”グリーン”なビルとは? シアトルのブリットセンター Bullitt Center の紹介

 ネットエネルギーゼロのビル。まず頭に浮かぶのが、極省エネにして太陽光発電で電力を賄うというような電力自給のビルディングです。
 ということでネットで調べてみると、世界でもっともグリーンな商業ビルはシアトルのブリットセンターだという記事を発見しました。この下の記事は、つい先日刊行された「The Greenest Building: How the Bullitt Center Changes the Urban Landscape(@amazon)」の紹介だったのですが、

The Greenest Building: How the Bullitt Center Changes the Urban Landscape-----Living Future Ins., January 21, 2016

 シアトルに2013年に建設された、ブリットセンター Bullitt Centerは、敷地面積4645平方mの6階建ての商業ビルです。当初から環境に配慮し、エネルギー的にも自立した設計を盛り込んで立てられています。同ビルの機能紹介のページには、紹介すべき17のポイントが紹介されています。その中でこのビルを特長づけていると思われるのは、屋根の太陽電池により電力はすべて賄われている。トイレのし尿は、コンポスト化され肥料と水分ともに植物の生育に供されている。暖房効率、快適さを実現するように屋内空気環境とその循環が整えられている。さらにこれらのエネルギーと水の利用量や、空気のデータは、リアルタイムに表示されて、利用者にこのビルの機能を知らせることができる、など。
 このビルの総工費は、約3000万ドル。建設されてから、数々の賞に輝いている。シンプルなデザインで、強省エネと先進のデザインを組み合わせたビルとなっているようです。


関連
Bullitt Center
Bullitt_center_hp
----image : 上記サイトより
/ Building Features


参考
 このビルの様子がわかる記事と動画を紹介しておきましょう。

Bullitt Center(ブリットセンター):シアトルで成功した太陽エネルギープロジェクト-----Mother Earth News,2015/10/23

Daniel Blumberg assignment 4 Precedent Conditions Research Bullitt Center

(Daniel Blumberg、2016/02/07 )

コメ-同ビルの建築中、運用中の写真を紹介するコーナーもおすすめです。働いている人も自由な感じで、くつろげそうなビルですね。


2016/2/26 のしなやかな技術研究会のクリッピング

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