2016/04/01

H28.4.1より、本日より建築物省エネ法が段階的に施行になります

 H28.4.1より建築物省エネ法が段階的に施行になります。対象となるのは、延べ面積2000m2以上の新築の非住宅建築物で省エネ基準の適合義務化が始まります、さらに2020年までに戸建て住宅も含む全ての新築の建築物で適合義務化が段階的に拡大していくことになります。建物の省エネ基準への適合化により、住宅を含む建築物の省エネ化が進むことが期待されています。
 具体的な規制については、2年間の猶予[適合義務や届出等の規制的措置については、公布後2年以内(平成29年4月を予定)の施行]がありますので、4月1日から関係するのは、建築物省エネ法に基づく表示制度などです。表示制度には、建物の省エネ性能を表す表示(7条)と省エネ基準に適合していることを表す表示(36条)の二種類があります。7条による表示は、どちらかというと適合すていることを外部に知らせ、建物の性能をアピールできるというメリットが強調されています。36条の表示は、適合証となります。

 これら一連の建物に関する省エネに関する法律は、平成27年7月に、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が公布されたことにるものです。
 全体の施策などについては、建築物省エネ法の概要について■建築物省エネ法の概要パンフレット(平成28年3月11日)がまずはわかりやすいです。


プレスリリース / 国道交通省、平成28年3月11日
住宅・ビル等の省エネ性能表示のガイドラインを策定・公表しました
001124725
-----image : 同リリースより

" 建築物省エネ法に基づく表示制度が平成28年4月より始まります

○平成27年7月に、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が公布されました。
○本法律では、販売・賃貸事業者に対する建築物の省エネ性能の表示の努力義務が規定され、本年4月より施行されます。
○この度、具体的な表示方法等について定めた住宅・ビル等の省エネ性能表示のガイドラインを策定・公表しましたので、お知らせいたします。

1.ガイドラインの概要等
・建築物省エネ法第7条において、建築物の販売・賃貸事業者は、省エネ性能の表示に努めなければならないと規定。
・本ガイドラインでは具体的な表示方法等について提示。「第三者認証又は自己評価の別」、「基準値からの削減率(例:25%削減)」などを下図等により広告物等に表示 など
・本ガイドラインの正式名称は、「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針(平成28年国土交通省告示第489号)」。平成28年3月11日公布、平成28年4月1日施行
..........
2.参考資料(別添資料)
・ 【別添1】住宅・ビル等の省エネ性能の表示について<パンフレット>
・ 【別添2】建築物の省エネ性能表示のガイドラインについて<参考資料>
・ 【別添3】建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針(平成28年国土交通省告示第489号)
 ※ 制度や支援措置等の詳細は国土交通省HP「建築物省エネ法のページ」参照。
.......... "

関連
「建築物省エネ法のページ」

「建築物省エネ法の表示制度のページ ~2016年4月始動。住宅・ビル等の省エネ性能見える化~」


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2016/03/29

NEDOと清水建設、米大学と消費電力半減目指す省エネビルの実証実験を開始

 NEDOと清水建設、そして、Shimizu North America LLCがニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)に同大学と協力して消費電力半減目指す省エネビルの実証実験を開始しました。
 ニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)は、米国エネルギー省の計画する、省エネ商業ビル推進の計画にのっとった実証プロジェクトとして、学内にZEN Building、つまりゼロ・エネルギー・ビルを建設しました。今回の日米の共同プロジェクトでは、日本の省エネ・創エネ技術が導入され、標準的ビルと比較して、消費電力の半減を目指すとのことです。
 ニューヨーク州 オールバニーのニューヨーク州立工科大学(SUNY Polytechnic Institute)の昨年オープンしたZEN Buildingは、6階建てで400000平方フィート(およそ37161m2)の床面積の研究所や商業利用も可能な多機能ビルです。 M+W Groupという有名企業も居を構えるということで話題になったりしていました。
 今回日本の協力で導入された技術は、清水建設が開発した、ビル・エネルギー・マネジメント・システム(BEMS)で、具体的には設備や環境を統合的に監視・制御するシステムの下で、空調や照明などの負荷設備と太陽光発電やコージェネなどの創エネルギー設備を機器特性や状況に応じて制御することで、省エネやピークカットを実現します。負荷では、建物側中央監視と連動した照明制御やブラインド制御がアピールされています。太陽光発電や燃料電池の創エネ側との協調で、運用が統合され、全体として半分の省エネ効果が実現されると、次は本格的なゼロビルへの応用が計画されることになります。

 アメリカエネルギー省の計画「Net-Zero Energy Commercial Building Initiative」では、2050年までに全ての業務ビルの正味エネルギー使用量をゼロにすることが計画として掲げられています。
 この分野、日本では国内での取り組みが遅れているとされています。省エネ日本の復権のために、国内でも具体的な動きと成果が期待されるところです。


SUNY Poly Partnership with Japan's NEDO Drives Emerging ‘Green’ Technologies at ZEN Building

TheNanoCollege、2016/03/23)

プレスリリース / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、2016年3月23日
米国ニューヨーク州で省エネルギービル実証を開始

100777748
-----image(上-”今回実証運転を開始したZENビル”、下-”ZENビルに導入した機器”) : 同リリースより-----
100777753

" NEDOと清水建設(株)、Shimizu North America LLCは、ニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)と共同で、2015年に完成したSUNY Poly内のZEN(Zero Energy Nanotechnology)ビルへの省エネルギー実証技術の導入を完了し、3月22日、ZEB実現に向けた実証試験を開始しました。
本事業では、日本の省エネ・創エネ技術を導入し、標準的ビルと比較して、消費電力の半減を目指します。
..........
..........2013年9月16日、NEDOは、ニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)と共同で、省エネルギービルの実証事業を共同で進めていく基本協定書(MOA)を締結し、これまでSUNY Polyが2015年に建設したZEN(Zero Energy Nanotechnology)ビルに対して、ZEB※1実現に向けた技術や機器、システム構築の検討を進めてきました。
 今般、NEDOと清水建設(株)、Shimizu North America LLCは、SUNY PolyのZENビルにおける省エネルギービル実証技術の導入を完了させ、ZEB実現に向けた実証試験を開始しました。
 本実証事業では、NEDOの委託先である清水建設(株)とShimizu North America LLCが、SUNY Polyの建設したZENビルにシミズ・スマートBEMS※2、RFIDを用いた位置情報システム※3、グラデーションブラインド※4、燃料電池システム、太陽光発電システムなどの日本技術を組み込んで、自然と人間の行動に合わせた照明制御など日本が優位性を持つきめ細やかな制御技術を活用したZEBの実証をSUNY Polyと共同で行います。これらの取り組みにより、標準的なビルの理論上の消費電力に対し、約54%に相当する省エネ・創エネ効果を目指します。 また今後、米国における日本の省エネ・創エネ技術の普及を図るとともに、欧州やアジアなどへの世界展開を促進することを目指します。
..........
【用語解説】
※1 ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)
Net Zero Energy Buildingの略で、建築構造や設備の省エネルギー、再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用、地域内でのエネルギーの面的(相互)利用などの対策をうまく組み合わせることにより、エネルギーを自給自足し、化石燃料などから得られるエネルギー消費量がゼロ、あるいは、概ねゼロ、となる建築物のことをいいます。
※2 シミズ・スマートBEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)
清水建設が開発した、設備や環境を統合的に監視・制御するシステム。
空調や照明などの負荷設備と太陽光発電やコージェネなどの創エネルギー設備を機器特性や状況に応じて制御することで、省エネやピークカットを実現します。
本事業では、太陽光発電や燃料電池の監視、建物側中央監視と連動した照明制御やブラインド制御を行います。
※3 RFIDを用いた位置情報システム
アクティブ型RFIDタグを用いた、施設内における人の位置情報取得・応用システム。
施設内ゾーン毎の人の在不在や人数などを取得でき、設備制御や施設の使われ方の分析に活用します。
本事業では、ゾーン毎の在室者・人数をリアルタイムに検出し、照明の点滅制御を行います。また、ファシリティマネジメント向けに、滞在履歴情報などを施設利用者に提供します。
※4 グラデーションブラインド
清水建設と立川ブラインド工業、トーソーが共同で開発した、自然光を屋内に採り入れ照明に用いるシステム。
季節・時刻・天候によって変化する太陽高度や日射の影響に応じてブラインドの羽根の角度を制御し、天井間接光として自然光を採り入れ照明負荷を下げる、あるいは熱流入を低減し空調負荷を下げることで省エネを図ります。
.......... "

関連
米国ニューヨーク州で省エネルギービル実証を開始-----清水建設、2016.03.23

SUNY Poly Partnership with Japan’s New Energy and Industrial Development Organization Drives Investment in and Installation of Emerging ‘Green’ Technologies at World-Class ‘Zero Energy Nano’ Building-----SUNY Poly,March 22, 2016
Zenatrium_s
-----image : 上記リリースより

Fullsizerender_5
-----image : SUNY Poly,March 25, 2016より

"SUNY Poly Partnership with Japan’s New Energy and Industrial Development Organization Drives Investment in and Installation of Emerging ‘Green’ Technologies at World-Class ‘Zero Energy Nano’ Building."

Japanese Officials Visit SUNY Poly ZEN Building-----WAMC,MAR 25, 2016

参考



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2016/03/03

家を3Dプリンターで造る。イタリアのWASP Big Deltaプロジェクト

 イタリアで、家を3Dプリンターで造るプロジェクト、WASP Big Deltaが進んでいる。この家を造るために作られた、3Dプリンターの高さは 12m。六角形のトラス構造の中に粘土や泥といった持続可能な資材が圧送され、先端のノズルからこの材料が出ていく、ノズルはコンピューター制御で動き、この材料は下から順番に上に積み上げられていく。この繰り返しで、ケーキのモンブランのような感じで家ができていくという仕組みです。
 今のところ計画通りの実際に人間が住める家が”出力”されるレベルには達していない。実際のスケールの何分の一かの小さな家を積み上げて作る実験が行われている段階です。

 実際に人間が住むことができる住宅の出力には、もう少し時間がかかりそうですが、面白いのは、粘土や泥に別の、たとえば種のようなものや、素材を入れることで、新しい機能を家が備えることも可能だというヴィジョンです。実際に、出力された家の完成形を早くみたいですね。

 アフリカや、災害の被災地など住宅が不足する場所で、その場所で調達できる基材を使って、住宅を出力する。それも、ローコストに素早く。これが実現すれば、輸送に必要なエネルギーやコストも節約できることになり。さらに、現地に新しい家の作り方という技術も伝搬することができる可能せもあります。
 このプロジェクト以外にも、家を出力するプランはあるようです。まもなく、家を出力して造る時代が訪れるのかもしれませんね。

3d Printer Delta WASP 12m_The reality of dream

(WASP Team、2015/09/14 )

関連
WASP(World's Advanced Saving Project)
/ about
/ Press Kit

3dprinting_house_project1637x320
-----image : Novità da WASP - Stampanti 3D

TOC ThinkInProgress Future 3D Printed Home

(ArtificioDigitale、2015/02/13 )

家を出力する巨大3Dプリンタ Big Delta 。被災地に低コストでシェルターを設置-----Engadget、2015年09月25日

家を建てられる巨大3Dプリンター(動画あり)-----Wired,2015.9.24


2016/3/3 のしなやかな技術研究会のクリッピング

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2016/02/29

世界でもっとも”グリーン”なビルとは? シアトルのブリットセンター Bullitt Center の紹介

 ネットエネルギーゼロのビル。まず頭に浮かぶのが、極省エネにして太陽光発電で電力を賄うというような電力自給のビルディングです。
 ということでネットで調べてみると、世界でもっともグリーンな商業ビルはシアトルのブリットセンターだという記事を発見しました。この下の記事は、つい先日刊行された「The Greenest Building: How the Bullitt Center Changes the Urban Landscape(@amazon)」の紹介だったのですが、

The Greenest Building: How the Bullitt Center Changes the Urban Landscape-----Living Future Ins., January 21, 2016

 シアトルに2013年に建設された、ブリットセンター Bullitt Centerは、敷地面積4645平方mの6階建ての商業ビルです。当初から環境に配慮し、エネルギー的にも自立した設計を盛り込んで立てられています。同ビルの機能紹介のページには、紹介すべき17のポイントが紹介されています。その中でこのビルを特長づけていると思われるのは、屋根の太陽電池により電力はすべて賄われている。トイレのし尿は、コンポスト化され肥料と水分ともに植物の生育に供されている。暖房効率、快適さを実現するように屋内空気環境とその循環が整えられている。さらにこれらのエネルギーと水の利用量や、空気のデータは、リアルタイムに表示されて、利用者にこのビルの機能を知らせることができる、など。
 このビルの総工費は、約3000万ドル。建設されてから、数々の賞に輝いている。シンプルなデザインで、強省エネと先進のデザインを組み合わせたビルとなっているようです。


関連
Bullitt Center
Bullitt_center_hp
----image : 上記サイトより
/ Building Features


参考
 このビルの様子がわかる記事と動画を紹介しておきましょう。

Bullitt Center(ブリットセンター):シアトルで成功した太陽エネルギープロジェクト-----Mother Earth News,2015/10/23

Daniel Blumberg assignment 4 Precedent Conditions Research Bullitt Center

(Daniel Blumberg、2016/02/07 )

コメ-同ビルの建築中、運用中の写真を紹介するコーナーもおすすめです。働いている人も自由な感じで、くつろげそうなビルですね。


2016/2/26 のしなやかな技術研究会のクリッピング

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2012/09/28

科学技術振興機構らのグループ、アスベストを検出しソフトウェアで短時間にカウントできる新たな手法を確立

 科学技術振興機構(JST)の実施するプログラムの一環として、広島大学、インテックとシリコンバイオは、誰でも簡単に大気中のアスベストを測定可能とする技術を開発したと発表しました。

 アスベストは、古い建物に残るアスベスト建材は、国内で4000万トンにのぼり、また東北地方太平洋沖地震の被災地やがれきの中に残る環境への影響評価は急務となっています。これまでの、アスベスト判定は数日から1週間かかり、作業現場での検出は困難とされてきました。
 今回開発されたのは、広島大学とシリコンバイオ社によりすでに開発済みの、特殊な蛍光たんぱく質を利用してアスベストのみを蛍光顕微鏡で簡便かつ高感度にとらえるバイオ蛍光法に加え、人力では判定に時間がかかっていた部分を、新規に開発したアスベストを自動で計測できるソフトウエアを開発することで、熟練の計測者でなくてもルールに従って行えば、迅速に確実にアスベストの検出とカウントを可能にするシステムです。

 このバイオ蛍光法によるアスベスト検出キットと自動計測ソフトウエアを組み合わせることで、採取済みの大気試料から1時間程度のスピードで、誰でもアスベストの検出と判定を行うことができるとのことです。


プレスリリース / 科学技術振興機構(JST)、平成24年9月26日
現場で簡便に利用できる高感度アスベスト計測技術の開発に成功

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-----image(”上-図2 世界初、アスベストの蛍光イメージング「アスベスト結合たんぱく質を発見し、それを蛍光で修飾した。蛍光たんぱく質はアスベストに結合するので、アスベストが蛍光を発するようになる。」、下-図3 アスベストを蛍光で可視化するまでの操作「大気を捕集したフィルターに、数滴の蛍光たんぱく質溶液を滴下して緩衝液で洗浄後、蛍光顕微鏡にセットすれば、アスベストを観察することができる。」”) : 同リリースより-----
Zu3

"ポイント ・古い建物に残るアスベスト建材は、国内で4000万トンにのぼる。 ・従来のアスベスト判定は数日から1週間かかり、作業現場での検出は困難。 ・アスベストを検出する蛍光たんぱく質を利用。蛍光画像を自動解析し1時間程度で正確な判定が可能に。

 JST 研究成果展開事業 先端計測分析技術・機器開発プログラム(以下、本プログラム)の一環として、広島大学、株式会社インテックと有限会社シリコンバイオは、誰でも簡単に大気中のアスベストを測定可能とする技術を開発しました。
 アスベストは発がん性物質として2006年に法律で使用が全面禁止されましたが、それ以前は主に建材として広く利用されていました。そのため、建築物の一部として国内に現存するアスベスト建材の総量は、4,000万トンにのぼるといわれています。古い建物の解体現場などでは、作業者の安全と周辺環境のため、アスベストの飛散の有無を現場で簡便に計測する技術が求められています。
 従来のアスベスト検出法では、大気に含まれる塵などをフィルターで採取し、前処理を行って位相差顕微鏡で観察していましたが、アスベストとロックウールなどの他の繊維との区別が難しいなどの問題がありました。さらに、大気1リットル中に1本以上の繊維が検出される場合、個々の繊維がアスベストか否かを電子顕微鏡で判定する必要があり、数日から1週間程度の時間がかかっていました。
 広島大学とシリコンバイオ社では、特殊な蛍光たんぱく質注1)を利用してアスベストのみを蛍光顕微鏡で簡便かつ高感度にとらえるバイオ蛍光法を開発し、アスベスト検出キット「アスベスターAir」として2010年6月から販売を開始しました(本プログラムの要素技術タイプでの開発成果)。この成果により容易にアスベストを検出できるようになりましが、実際のアスベスト判定は蛍光画像を目視で行っていたため、計測者によってアスベスト判定結果に違いが生じるという問題がありました。
 開発チームは今回、熟練の計測者でなくてもルールに従ってアスベストを自動で計測できるソフトウエアを開発しました。バイオ蛍光法によるアスベスト検出キットと自動計測ソフトウエアを組み合わせれば、採取済みの大気試料から1時間程度のスピードで、誰でもアスベストの検出と判定を行うことができます。
本成果は、2012年10月10日からパシフィコ横浜で開催される「BioJapan2012」で展示します。

本開発成果は、以下の事業・開発課題によって得られました。

事業名 研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)ソフトウェア開発タイプ
開発課題名 「バイオ蛍光法によるアスベスト自動計測ソフトウェアの開発」
チームリーダー 黒田 章夫(広島大学 大学院先端物質科学研究科 教授)
開発期間 平成22~24年度(予定)
担当開発総括 吉井 淳治(株式会社CLOUDOH 代表取締役)

 JSTはこのプログラムのソフトウエア開発タイプで、先端的な計測分析機器の実用化並びに普及を促進するためのソフトウエア開発を行うことを目的としています。

<開発の背景と経緯>
..........
<開発の内容>
すでに開発したプロトタイプ(バイオ蛍光法によるアスベスト検出キットと携帯可能なLED蛍光顕微鏡、画像取り込み用コンピューターを組み合わせたもの)は、アスベスト繊維の形態と物性の両方をとらえることができ、これまで電子顕微鏡でしか見えなかった微細な繊維を「低倍率」で観察したり、画像を取得することができます(平成24年度文部科学大臣表彰、科学技術賞開発部門受賞)(図5)。
 実際のサンプルでは、粒子の付着や、交差、絡まり、湾曲などさまざまな状態の繊維が存在します。開発チームでは、それらに対して環境省が定めた「アスベスト計測ルール」に従って処理するための機能と、撮影条件やサンプルの違いにより生じる蛍光画像の輝度ムラや繊維輝度の違いを補正するための輝度補正機能を開発しました。さらに、蛍光を発する粒子状物質が存在する場合もあるため、粒子領域のマスク処理(粒子領域の切り取り)や、粒子領域ごとに局所的な輝度の再補正を行うことによって、正確に繊維認識が行えるような仕組みを備えました。その結果、従来のアスベスト計測法よりはるかに簡便な操作で、相関の高い結果が得られることから、迅速なアスベスト検査法として本ソフトウエアの有効性が確認できました(図6)。開発チームでは現在、さらに認識精度を向上させるとともに、より利便性の高いソフトとなるように開発を進めています。

 ソフトウエアを搭載したプロトタイプは、パシフィコ横浜で開催される「BioJapan2012」(10月10~12日)で展示します。
..........


Zu1
-----image(”図1 従来法とバイオ蛍光法の工程の比較”) : 同リリースより
従来法では位相差顕微鏡と電子顕微鏡(X線分析装置)が必要で、検出には数日から1週間程度かかる。開発したバイオ蛍光法では、バイオの特異性でアスベストだけが蛍光を放つため、電子顕微鏡(X線分析装置)が不要になる。試薬滴下工程を含めても、分析開始から1時間程度でアスベストを蛍光顕微鏡で検出することができる。
..........

Zu6
-----image(”図6 アスベスト自動計測ソフトウエア操作画面”) : 同リリースより
一括計測ボタンを押すとフォルダ内の画像ファイルを一括で自動計測し、検出されたアスベストの繊維数が表示される。また、入力したフィルター径、大気捕集量から大気中のアスベスト濃度が計算され表示される。アスベスト情報表示ウインドーのタブを切り替えると視野ごとの検出繊維数のほか、検出された各繊維について長さ、幅、アスペクト比が表示され、確認することができる。
.......... "

関連
シリコンバイオ / アスベスト検出試薬“アスベスター”シリーズ
- 簡易型浮遊アスベスト蛍光検出キット“アスベスター® AIR”

インテック / 2012/9/26
現場で簡便に利用できる高感度アスベスト計測技術の共同開発成果を発表(PDF)

広島大学大学院 先端物質科学研究科


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週刊GreenPost 41号 - しなやかな技術研究会 2012/9/24-28日版

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日本写真印刷、色素増感太陽電池とバッテリー内蔵の照明「AKARIE」を開発、販売開始-----しなやかな技術研究会、2012/09/28

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2012/02/24

積水化学工業、窓の後付断熱を可能にする窓用断熱材『エアサンドイッチ』を発売

世界初のフィルムと空気層の多層構造による窓用断熱材『エアサンドイッチ』の発売について-----積水化学工業、2011年12月9日

111209_1
-----image(”採光断熱材『エアサンドイッチ』の詳細”) : 同リリースより

" 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸 修史、以下積水化学)の100%子会社である積水テクノ成型株式会社(代表取締役社長:出原 幹也、以下積水テクノ成型)は、窓ガラスに設置して省エネルギー性能を高める採光断熱材『エアサンドイッチ』を、12月10日より正式に発売します。
 『エアサンドイッチ』は、ガラス窓における熱の出入りを抑えるために、ガラスに直接設置するタイプの採光性のある断熱材で、独自のプラスチック素材設計・加工技術を活用して商品化を図ったものです。世界初となる空気層とフィルムとの多層構造によりペアガラスや内窓並みの断熱・遮熱を可能にします。

Ⅰ.背景
 社会的に省エネに対する意識が高まる中、建物のエネルギーロスのうち30~50%を占める開口部(窓)の断熱が課題となってきました。窓の断熱リフォーム分野は、法人や公共施設関係の需要だけでも、国内で900億円/年という市場規模が存在し、今後も増えていくことが予想されます。
 こうした中、積水化学では、空気を活用した断熱に着目し、独自のフィルム関連技術を活用することで直接窓に貼り付けることができる採光性のある断熱材の開発に取り組んできました。
 『エアサンドイッチ』は、積水化学がNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「エネルギー使用合理化技術戦略的開発」の枠組みにおいて、先導研究2年(2005~2006年度)、実用化開発2年(2007~2008年度)の助成を受けて研究開発を行った成果をもとに完成させ、商品化に至ったものです。なお、今後の製造・販売については、積水テクノ成型が行っていきます。

Ⅱ.『エアサンドイッチ』の特長
 エアサンドイッチは、2.9W/㎡Kという優れた熱貫流率を有し、ペアガラス並みの断熱効果を発揮します。また、施工が容易でありながら、遮熱フィルムにはない冬場の断熱効果も期待できます。

(1)冬の暖房電力削減
 ・冬の暖房電力30~60%削減(窓ガラスからの熱のロスが大幅に抑制され暖房費が削減される)
 ・窓付近で発生するコールドドラフト現象(※)の緩和
 ・断熱効果による結露の大幅な軽減
 ※コールドドラフト現象:窓で冷やされた空気が床に向かって流れる現象

(2)夏のピーク時冷房電力削減
 ・夏のピーク時冷房電力を最大で25%削減(日射を40%カットし、エアコンの負荷が低減)
 ・窓付近における日射によるジリジリ感を大幅に緩和

(3)自由度の高い施工方法
 ・既存ガラス窓の室内側から、コーキングや両面テープで設置
  ― 軽量(5層6mm厚品で1.7kg/㎡)のため窓周りへの取付け負荷が少ない
 ・大面積の窓ガラスにも複数のエアサンドイッチパネルを組み合わせることにより装着可能
 ・施工場所を選ばず、工期も短い。各種オフィスや事業所の大型窓に最適

Ⅲ.事業計画
 工場、オフィスビルなどの法人・企業を中心に販売活動を行い、2012年度に5億円、2013年度には10億円の売上を目指します。
..........
『エアサンドイッチ』は、世界で初めて複数の透光性を有するフィルムで空気層を積
層した、多層構造体です(特許取得済)。以下のような熱伝

達3形態の最適化を行い、多層化構造を設計しています。
①固体伝導熱小:素材設計により、剛性のある薄いフィルム
を細いスペーサを介して積層することで実現
②対流なし:はさみこむ空気層の厚みを流動解析により設定
③放射熱小:伝熱解析により最適な層数を設計
基本構成材料としては、フィルムに高透明PET、空気層を保
持するスペーサ材にアクリル樹脂を使用しています。
【断面拡大写真】
製品のタイプは、標準断熱タイプの5層4mm厚と、高断熱タイプの5層6mm厚の二種類があります。

111209_2
-----image(”断面拡大写真”) : 同リリースより

【基本性能(品種別)】
             5層4mm厚  5層6mm厚
熱貫流率(W/㎡K)  3.4       2.9
日射熱取得率(%)   60       56
可視光線透過率(%) 63       63
重量(㎏/㎡)     1.6       1.7
..........


111209_4
-----image(”『エアサンドイッチ』5層6mm厚 大型窓の施工例”) : 同リリースより
........... "

[ カテゴリー : Clipping ]


2012 2月のクリッピング

クリッピング 2012

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2011/12/05

フミンコーティング。COP17でも注目!? 遮熱・断熱、結露防止の福島のガラスコーティング技術

 福島の中小企業が、COP17で遮熱・断熱、結露防止のガラスコーティング技術をアピールし、注目されているという新聞記事を見つけました。

フクシマの省エネ技術、世界が注目…COP17-----YOMIURI ONLINE,2011年12月4日

" .....2007年にヒートアイランド防止の環境省の実証モデル事業に選ばれ、国立新美術館(東京・六本木)で採用。シンガポールの高級ホテルなどからも注文が入っている..... "

 福島市の株式会社フミンは、ガラス面に赤外線や紫外線を吸収・カットする伝導性金属酸化物をスプレーガンで斑なく透明に塗膜を形成する特許技術をもち、遮熱・断熱、結露防止の福島のガラスコーティング技術で内外で注目されているということです。施工単価は、ホームページによると基本施工価格:14,700円(消費税込)からとなっています。以下に紹介したビデオクリップで、その技術内容がわかります。
 ビデオクリプでは、高い遮熱効果を実験で示しています。後付で建物を断熱できるのがいいですね。(2t)

関連
フミン / フミンコーティング

産業フロンティア スピリット -----東北電力、2011年2月

TBS フミンコーティング紹介

(fuminsite, 2011/10/19)

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2011/10/13

住友スリーエム、効果的に赤外線や紫外線をカットでき、屋外側のガラス面への施工が可能になった日射調整フィルムを発売

 住友スリーエムは、効果的に赤外線や紫外線をカットでき、屋外側のガラス面への施工が可能になった日射調整フィルムを発売しました。
 3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルムシリーズは、窓ガラスに貼るだけで、遮熱効果や有害な紫外線をカットしたり、ガラスの割れを防止する防災効果や、飛散ガラス破りによる侵入犯を防ぐなどのセキュリティーを向上させることができる製品です。
 今回同社は、屋外側のガラス面への施工が可能となった太陽が発する熱エネルギーを抑制する日射調整フィルム、3M (TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルム Nano80SXをこれまでの内張り専用のランナップに追加しました。
 これによりビルなどの省エネ対策として、室温の上昇を抑制し、空調効率の低減に寄与できる窓フィルムの施工に選択肢増え、導入促進につながりそうです。設計施工価格は、平米あたり税別18,000円だということです。

 同社によると、「フィルムが窓ガラスから入る日射しの熱を最大で1/2もカット.....最大約70W/平方メートルの節電効果」を期待できるということです。

プレスリリース / 住友スリーエム、2011年10月4日
屋外側のガラス面への施工が可能になった日射調整フィルムが登場! 3M (TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルム Nano80SXが新発売

" 3M独自の薄膜積層技術がウインドウフィルムの透明性を保ちながら、効果的に赤外線や紫外線をカット "  住友スリーエム株式会社(略)は、10月4日より窓ガラスに貼付することで太陽が発する熱エネルギーを抑制する日射調整フィルム、3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルム Nano80SXを発売いたします。内貼り専用の従来製品Nano80Sと同等の光学特性を有し、本製品は屋外側のガラス面への使用が可能になったことで、内貼り施工ができないさまざまな場所で採用できます。

 2011年に発生した東日本大震災以降、省エネルギーや節電への意識が高まっている中、室温の上昇を抑制し、空調効率の低減に寄与できることから、ガラスに貼付する日射調整機能をもったウインドウフィルムへの注目が高まっています。特にオフィスや商業施設におけるアトリウムや吹き抜けの天窓などは開放感を再現するために大量のガラスが採用されており、省エネルギーや安全対策の一環として日射調整フィルムを貼付したい要望がありましたが、施工するための足場作りが非常に困難なことやコストも高いなどの課題がありました。また、店舗や飲食店の外壁ガラスにおいては室内側に固定式のカウンターや据え置き棚が既に備え付けていることから内側からのウインドウフィルムの施工ができませんでした。

 3M(TM) スコッチティント(TM)ウインドウフィルム Nanoシリーズは3M独自の薄膜積層技術を用い、屈折率の異なる材質の膜を太陽光エネルギーの熱線の波長に合わせて厚みを変え、空調負荷や不快感の原因となる赤外線領域の波長を選択的に遮蔽します。室内の温度を上昇させる赤外線を90%以上、紫外線は99%以上カットしますので窓際の快適性を実現し、室内の家具や調度品などの褪色を抑制します。また、金属膜を用いていないので、携帯電話を含めた電子機器の電波環境に影響を及ぼしません。JIS規格を満たした飛散防止機能も満たしており、衝突や地震などによりガラスが割れた際のガラス片の飛散を抑制することから発売以降、販売量を拡大してきました。このたび新発売の3M(TM)スコッチティント(TM) ウインドウフィルム Nano80SXでは耐候性のある表面保護膜を用いることで、従来のNanoシリーズが持つ光学特性を損なわず、屋外側のガラス面への使用を可能にし、内貼り施工が出来なかったさまざまな場所への施工が拡充できるようになりました。

3M(TM) スコッチティント(TM)ウインドウフィルム Nano80SX設計施工価格は平米あたり税別18,000円です。

総ラインナップは50アイテムを超え、弊社はスコッチティント(TM) ウインドウフィルム製品のブランド展開を加速します。

参考資料
3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルム Nano80SX
製品サイズ 2サイズ (1,016mm×30m, 1270 mm×30m)
設計施工価格 18,000円/m2 (税別)
下地 ガラス

外貼り用の3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルム Nano80SXが活用されるシーン


111004_02111004_03
-----image(左-”オフィス・商業施設のアトリウムや吹き抜け部の天窓。室内側での内貼りをするための足場作りが困難なケースが多い。”、右-”各種店舗や飲食店の外壁ガラス。画像のように固定式のカウンターをはじめ、据え置き棚が備え付けられているケースが多い。”) : 同リリースより
.......... "

関連
3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルム / 3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルムとは

" 3M(TM) スコッチティント(TM) ウインドウフィルムは、貼るだけで窓ガラスに様々な機能を付け加えます。 日射しの暑さをさえぎる、有害な紫外線をカットするという「快適性を向上させる機能」や、ガラスの飛散を防止する、ガラス破りによる侵入犯を防ぐなどの「セキュリティーを向上させる機能」によって、窓ガラスに快適と安心をプラスします。"

3M(TM) スコッチティント(TM) オートフィルム (赤外線カット・UVカット カーフィルム)(車用フィルム)


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2011/05/23

イベント 6/4,6/18,7/2,7/16 緑の家学校2011年度特別連続講座「住まいの見えない危険」放射能・電磁波・有害化学物質

-----イベント案内-----(要事前申込)

" カリキュラムについて
 3月11日の東日本大震災それに続く福島原発事故により、緑の家学校の活動も授業の会場使用中止や講師の方々の予定がわからなくなり、大きく影響をうけました。
 大変ご迷惑をおかけしますけれど、活動予定を大幅に変更せざるを得なくなりました。
 今年度の主要な活動を次のように致します。

年6回のコース授業は中止して、みどりとすまいの特別連続講座を開きます。
テーマ
「見えない危険を知る」
「めぐる自然と人らしい暮らしの基本」
「緑の家スタイルで都市の暮らしを耕す」で都市で豊かに住んでいく術を学びます。
6-7月「見えない危険を知る」隔週4回。
放射能などの大気汚染、有害な化学物質、電磁波、気象、気候を学びます。

◆緑の家学校2011年度特別連続講座
「住まいの見えない危険」
放射能をはじめとして、電磁波、有害化学物質と、私達の周りには暮らしを
危険にする要因が多くあります。
目に見えない危険を正しく知り、安全な住まいかたを学びます。
日時:6月4日、18日、7月2日、16日
   隔週土曜日、2時~4時
場所:港区立エコプラザ会議室  港区浜松町1-13-1 
受講料:各回1.500円  会員1,000円

-----------
講座内容
「見えない危険を知る」
第一回 6月4日(土)
気象の知り方
近藤純正博士
東北大学名誉教授
著書;大気科学講座1 地表に近い大気、気象学のプロムナード4 
大気境界層の科学、水環境の気象学―地表面の水収支・熱収支、地表面に近い大気の科学、身近な気象の科学
-----------
第二回 6月18日(土)
建物の有害な化学物質
佐藤清先生
格式会社 テクノプラン設計事務所 代表取締役社長
建物に関わる化学物質の研究者、
化学物質過敏症患者のための住宅を多数建てる。
-----------
第三回 7月2日(土)
電磁波の危険や地盤
懸樋哲夫先生
ガウスネット・電磁波問題全国ネットワーク代表
著書;デジタル公害、高圧線と電磁波公害、電力船電磁場被爆、
IH調理器と電磁波被害
-----------
第四回 7月16日(土)
放射能・VOCなどの大気汚染
津谷裕子博士
工業技術院・機械技術研究所(現在ば市の産業技術総合研究所)
元研究員
 杉並秒で知られ、国内最大規模のVOC被害を引き起こしたとされる東京都のプラスチック圧縮中間処理施設1996年稼動)で被害を受け、住民被害の実態と、原因物質であるVOCのメカニズムを解明し、汚染防止に尽力した。調査の課k邸ですでにイソシアネートが浮かび上がっていた。

主催: 特定非営利活動法人 緑の家学校 http://midorinoie.org
事務局 木村
電話 略
..........  "

 詳細、問い合わせは、イベント案内をご覧ください。

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2011/01/25

旭硝子、電気を使わず結露をさせない冷凍ショーケース用ドアを開発。セブン-イレブンで標準採用決定

 旭硝子(AGC)は、無通電省エネ冷凍ショーケース用ガラスドアを日本で初めて販売する。このドアは電気を使わずに結露発生を防止できる。今後オープンするセブン-イレブンに標準採用されることが決定したようです。

 断熱ガラスドアということですから、新機軸の複層ガラスなのでしょうか? 断熱性能を高めた”秘訣”はどこにも書かれていませんが、、、。

 話は変わりますが、一般住宅の手軽な省エネ化は、開口部の窓や扉の断熱性能の向上だということです。今手元に資料がありませんが、驚くほどの効果が期待できるようです。扉や窓の研究もはじめましょうか!

プレスリリース / 旭硝子、01月19日
ニュースリリース / 電気を使わず結露を防止する、環境配慮型冷凍ショーケース用ドアを発売開始 ~国内では初の販売。セブン-イレブン新規店で標準採用決定~(PDF)

Agcwindoor-----image : 同リリースより

" .....冷凍冷蔵ショーケース用ガラスドア「ウインドアRE シリーズ」の冷凍用無通電タイプを日本で初めて販売します。このドアは電気を使わずに結露発生を防止できるため、省エネに貢献することが評価され、今後オープンするセブン-イレブン新規店舗で標準採用されることになりました。なお、このドアは従来の通電タイプドアに比べ、1店舗あたり年間約 1 トン、仮にセブン-イレブン全店舗で採用された場合には年間 1.3 万トンのCO2排出削減(注)になります。

コンビニエンスストアやスーパーマーケットで使われるショーケースには、飲料などを陳列する冷蔵用と、アイスクリームや冷凍食品を陳列する冷凍用の2種類があります。冷蔵用には既に無通電タイプのドアが広く採用されていますが、冷凍用は設定温度が更に低いため、ドア表面の結露を防止するためには通電し、ガラス表面を暖める必要がありました。

近年、地球温暖化防止への取組みが本格化していることに加え、昨年4月に省エネ法一定規模以上の事業者は企業全体としてのエネルギーの使用量や使用効率が改正され、改善目標の提出を義務付けられたことから、商業施設においても省エネに対する関心が急速に高まっています。とりわけ営業時間の長いコンビニエンスストアでは、電気使用量を低減するため、省エネ型設備導入が急速に進んでいます。

このような環境の中、コンビニエンスストア各社から「更なる電気使用量削減のために、ドア自体の断熱性能を高め、無通電の冷凍ショーケース用ドアを開発できないか」との要望を受けていました。当社はこれに応えるべくガラス部分の断熱性能向上に取り組み、断熱性能の高い特殊ガラスを使うことで、無通電タイプのドアの開発に日本で初めて成功しました。2011年1月21日より販売を開始し、2015年には、年間売上5億円を目指します。
.......... "


関連
旭硝子のGlass Plaza : エコガラス
- 高遮熱断熱Low-Eペヤグラス「サンバランス

AGCファブリテック : 冷凍・冷蔵ショーケース用ガラス

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