2016/03/11

震災から5年。本当に多くの人の人生があの日を境に変わりました

 震災から5年。本当に多くの人の人生があの日を境に変わりました。家族や友人たちの人生に影響を与え、そして、ネットでしかしらない人たち、かつての仕事仲間、ずいぶん連絡をとってなかった知人まで、語りだすと心に深い傷を負っている人もすくなくありません。時がとまったようだ、、、そんなことを口にする親しい友人もいました。

 時が止まる。そんな表現でしか、語れないほどのインパクトがあの東北地方太平洋沖地震と、福島第一原子力発電所の苛酷事故にはありました。

 震災から5年。ようやく動きだせる。そんな時節を迎える人々もいます。上のツィートは、私の直後のツィートです。Twilogで3月11日の前後のツィートをみると、 17:13でその日は終わっています。実際には、それから夜中までが大変でした。

2011年03月12日(土)16 tweets
 翌日は、いろいろと連絡。福一の情報もすこしづつ入っています。しかし、昨日のようには、覚えていません。福一で何か大変なことが起こっているのはわかっていました。

2011年03月13日(日) 6 tweets
 情報収集に追われていました。こんなツィートが残っています。

2011年03月14日(月)38 tweets
 東京の国分寺で暮らす私にとっては、4日でだいぶ落ち着きを取り戻しています。福一の状況を一番に気にする。そんな状況も、福島、宮城、岩手とこの年の10月に被災地を回った時の被害の大きさを目にするまで、実感として理解していませんでした。

2011年03月15日(火)44 tweets
 福島第一原子力発電所の状況については、国内外の認識は、まだ下のようなものでした。メルトダウンという認識はなかったのです。

2011年03月16日(水)48 tweets
 知り合いの防災ボランティア、医療関係者などが動きだしている。福島の事故がひどいという認識が広がる中で、すでに現地入りしている友人もいた。事故は、レベル7という懸念が広がる。

2011年03月17日(木)43 tweets
 情報の共有化などの試みが始まってきた。この中には、いまでも貴重な情報を発信しているところがあります。

地震・関連情報 ブックマーク集 / twitter & テキストベース情報-----しなやかな技術研究会、2011/03/14

SAVEJAPAN! PROJECT セーブジャパン! プロジェクト 東日本大地震エリア別救済支援情報サイト-----しなやかな技術研究会、2011/03/17

2011年03月18日(金)36 tweets
 これが、地震、原発事故から1週間の間の記録となって、今でも鮮明に思い出すシーンがいくつもあります。東京国分寺あたりでは、計画停電にそなえて、また原発事故への対応の長期化も意識して、物資を整備する動きが広くみられました。人々は、必至に生活を立て直す努力をしていました。そうした顔を思い出します。
 東北の被災者の状況には比べものにもなりませんが、地震の被害の少ない地域にまで、これだけ広域に危機が広がったのは、福島原子力発電所の苛酷事故のせいです。

 これが、今に至る、そして将来に続く大きな危機として、私たちの前にあります。
 

2016/3/11 のしなかな技術研究会のクリッピング

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2013/03/12

国土地理院は、東北地方太平洋沖地震から2年の地殻変動についての観測データーのまとめを公開

 国土地理院は、東北地方太平洋沖地震から2年の地殻変動についての観測データーのまとめを公開しました。

平成25年2月の地殻変動について-----国土地理院、平成25年3月8日

" 全国の地殻変動概況
別紙1~7は、国土地理院が全国に展開しているGNSS連続観測網の観測結果から求めた2013年1月下旬から2013年2月下旬までの1ヶ月間の地殻変動を表したものです。平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が東日本の広い範囲で見られます。
2月2日に発生した十勝地方南部の地震(M6.5、最大震度5強)では、わずかな地殻変動が検出されました。また、2月25日に発生した栃木県北部の地震(M6.3、最大震度5強)では、地殻変動が検出されました。さらに、火山周辺では、硫黄島において継続的な地殻変動が見られます。

全国          (別紙1[PDF形式:843KB])
北海道地方       (別紙2[PDF形式:414KB])
東北地方        (別紙3[PDF形式:453KB])
関東・中部地方     (別紙4[PDF形式:507KB])
近畿・中国・四国地方  (別紙5[PDF形式:752KB])
九州地方        (別紙6[PDF形式:592KB])
沖縄地方        (別紙7[PDF形式:353KB])

トピックス
〇2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0、最大震度7)後の余効変動は、東日本の広い範囲で継続していますがその変動速度は小さくなってきています。(別紙8)

〇2月2日に発生した十勝地方南部の地震(M6.5、最大震度5強)に伴い、「えりも1」(えりも町歌別)をはじめとする広い範囲で、わずかな地殻変動が検出されました。(別紙9)

〇2月25日に発生した栃木県北部の地震(M6.3、最大震度5強)に伴う地殻変動が検出されました。水平変動量は「栗山」(日光市川俣)で北西方向に 約3cm(暫定値)でした。(別紙10)

〇箱根山周辺の一部の基線に、2012年末頃から伸びの傾向が見られます。 (別紙11)

〇硫黄島内の「硫黄島1」、「M硫黄島」では2012年4月27日から28日にかけて、通常より大きな隆起を観測しました。その後は沈降を観測しましたが、その傾向は鈍化し、2012年末まではほぼ停滞していました。2013年1月頃から隆起の傾向が見られます。「硫黄島2」では南向きの変動が見られています。(別紙12)

〇霧島山周辺では、「えびの」-「牧園」、「牧園」-「都城2」の基線で、2012年5月頃からわずかに縮みの傾向が見られていましたが、同年9月頃から停滞しています。(別紙13)

〇桜島周辺では、鹿児島(錦江)湾を挟む一部の基線で、長期的な伸びの傾向が続いています。桜島島内の基線では、2011年11月頃から伸びの傾向が見られていましたが、2012年7月頃から伸びの傾向は鈍化しています。(別紙14)
補足説明
〇全国の1年間の地殻変動(2012年2月下旬から2013年2月下旬まで、別紙15)からは、以下のような傾向が見られます。
・北海道から中日本までの広い範囲で、東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。
・硫黄島では、島内の地殻変動が見られます。
・その他の地域では、プレート運動による定常的な地殻変動が見られます。

別紙一覧

別紙8  東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動
    8-1 地震後の地殻変動(水平)-1ヶ月- ([PDF形式:512KB])
8-2 地震後の地殻変動(水平)-累積-          ([PDF形式:514KB])
8-3 地震後の地殻変動(上下)-1ヶ月-         ([PDF形式:481KB])
    8-4 地震後の地殻変動(上下)-累積-          ([PDF形式:491KB])
    8-5 地震後の地殻変動(時系列)             ([PDF形式:519KB])
  8-6 地震前後の地殻変動(成分変位と速度グラフ)     ([PDF形式:1054KB])
別紙9  十勝地方南部の地震(M6.5,最大震度5強)の地殻変動 ([PDF形式:768KB])
別紙10  栃木県北部の地震(M6.3,最大震度5強)の地殻変動 ([PDF形式:539KB])
別紙11  箱根山の地殻変動 ([PDF形式:531KB])
別紙12  硫黄島の地殻変動 ([PDF形式:676KB])
別紙13  霧島山周辺の地殻変動 ([PDF形式:552KB])
別紙14  桜島周辺の地殻変動 ([PDF形式:848KB])
別紙15  全国の地殻変動(水平)-1年間- ([PDF形式:866KB])
特集:東北地方太平洋沖地震から2年
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」発生から2年間わたる地殻変動について
(資料一式 [PDF形式:5841KB])
.......... "

関連
国土地理院 : 平成25年2月の地殻変動について(3月8日)


おすすめのエントリー
週刊GreenPost 64号 2013/3/13- 日版 しなやかな技術研究会

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2012/07/18

防災科研、3種類の地震計を用いた地震観測網のデーターを地震観測網ポータルで公開

 防災科学技術研究所は、建物が壊れてしまうような強い揺れがきても、それを確実に記録する強震計、人間が感じることが出来ないような小さな揺れまで敏感に記録する高感度地震計、早い揺れからゆっくりした揺れまで計測することができる高性能な広帯域地震計という3種類の地震計を用いた地震観測網を日本全国に展開しています。
 これらの観測網が日々捉えているリアルタイムの地震情報(最新の震源情報と今の揺れの情報)をまとめて見ることができる、新たなWebサイト防災地震Webが公開されています。

 地震への関心が高まる中で、これらの多様な情報を使い、この地震付列島の上でいかに暮らすのか? よくよく考えていきたいと思います。これから使ってみます。


プレスリリース / 防災科学技術研究所(防災科研)、2012年07月02日
防災地震Webの新規公開と地震観測網ポータルのリニューアル-----2012年07月02日

"防災科学技術研究所(防災科研)は、3種類の地震計を用いた地震観測網を日本全国に展開し、地震による様々な地面の揺れを観測しています。これらの観測網が日々捉えているリアルタイムの地震情報(最新の震源情報と今の揺れの情報)をまとめてご覧いただける新たなWebサイト防災地震Webを公開しました。この防災地震Webでは、日本列島の地震に関する「今」の情報を一目で把握することができます。

また、地震観測網による地震観測情報や観測網のデータを用いた研究成果などを分かりやすく一元的に公開していくために、地震観測網ポータル(本Webサイト)をリニューアルしました。地震観測網ポータルから防災科研が配信する様々な地震情報に簡単にアクセスすることができます。

防災地震Webの新規公開に関するプレス発表資料(PDF)は、こちらをご覧ください。
.......... "


関連
地震観測網ポータル
 - 強震観測網K-NET(KiK-net、強震計) / 即時公開データ
/ 地震選択&ダウンロード

 - 高感度地震観測網Hi-net(高感度地震計) / Hi-net自動処理震源マップ
/ 最近の大きな地震バックナンバー
/ 過去の地震における最大振幅分布図

 - 広帯域地震観測網F-net(広帯域地震計) / 地震のメカニズム情報 月別リスト

3種類の地震計-----防災科学技術研究所、2012年05月31日

Seismometers
-----image : 上記リリースより

参考
防災科研 : モバイルサイ / 携帯版「AQUA震源
速報」

/ 携帯版 強震観測網
(K-NET,KiK-net)

地震ハザードステーション / 全国地震動予測地図

地震調査研究推進本部 / 毎月の地震活動に関する評価


関連エントリー
防災科学技術研究所が、全国地震動予測地図、新型地震ハザードステーション(J-SHIS)を公開-----しなやかな技術研究会、2009/07/28


おすすめエントリー
GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/7/17-18日版

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2012/04/27

防災技術研究所、実大三次元震動破壊実験施設 E-ディフェンスで世界初の医療施設の震動台実験

 防災技術研究所は、実大三次元震動破壊実験施設 E-ディフェンスで世界初の医療施設の震動台実験を行い、その模様を「大地震への備え-機能保持をめざして-想定外は許されない」というタイトルのビデオクリップにまとめ発表しました。

 E-ディフェンスは、防災技術研究所が誇る実大三次元震動破壊実験施設です。震動台の大きさは、20m x 15mで、大型の構造物に対してさまざまな起震動を与え、地震の影響を調査することができる、防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センターの施設です。

 今回の実験は、E-ディフェンスで実施した世界初の医療施設の震動台実験で、実際に病院内のさまざまな設備が施されたビルで起震実験により、さまざまな影響を評価しています。

 病院関係者だけでなく、役場やオフィスビルの管理、利用者も必読のビデオです。是非ご覧ください。

発表 / 防災技術研究所、2012年04月25日
・お知らせ 「大地震への備え-機能保持をめざして-想定外は許されない」をYouTubeで公開しました。

大地震への備え-機能保持をめざして-想定外は許されない

(C2010NIED, 2012/04/25)

" E-ディフェンスで実施した世界初の医療施設の震動台実験の動画データを、地震対策の必要性と対策方法とその効果を理解して頂くとともに、教育や啓発に利用頂くため、「大­地震への備え-機能保持をめざして-」というタイトルをもつコンテンツにとり纏めました。 より詳しい内容は

http://www.bosai.go.jp/hyogo/syuto-pj/outcome1.html

http://www.bosai.go.jp/hyogo/syuto-pj/index.html "

コメント続き

 しな研では、下のように”まとめ”てみました。こんな感じにまとめると人に紹介しやすいので、シリーズ化を考えちょります。

大地震への備えは大丈夫ですか? 地震を知るシリーズ No.1 ビル篇(Naverまとめ)

参考エントリー
再生可能エネルギーの固定価格買取制度、議論まとまる。委員会報告書作成へ2-----ソフトエネルギー、2012/04/27

防災科学技術研究所が、全国地震動予測地図、新型地震ハザードステーション(J-SHIS)を公開-----しなやかな技術研究会、2009/07/28
(*ここ数ヶ月、このエントリーがNo.1のアクセス数のコンテンツとなっています!)

本「原発震災 警鐘の軌跡 」著・石橋克彦/発行・七つ森書館-----ソフトエネルギー、2012/03/02

おすすめのエントリー

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2012/03/13

今日の図版:The Great Tohoku, Japan Earthquake & Tsunami: Facts,Engineering,News & Maps-MCEER / Twitterから

 Multidisciplinary Center for Earthquake Engineering Research (MCEER)の東北地方太平洋沖地震に関する英語での情報アーカイブサイトです。

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2012/02/21

産総研、パソコンで簡単に日々の被ばく量を把握できる積算の線量計を開発

日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計-----産業技術総合研究所、2012年2月13日

Photo
-----image : ["開発した小型放射線積算線量計(左、中央)と比較のためのSDメモリーカード(右)"] : 同リリースより

" 小型で軽く名札ケースやポケットに入れて持ち運びできる

ポイント
日常生活で携帯し数カ月の連続使用ができる警告機能付きの小型放射線積算線量計
パソコンで簡単に日々の被ばく量を把握できる
無線チップを組み込むことで効率的な全量較正の実現に展開可能

概要
 独立行政法人 産業技術総合研究所【略】(以下「産総研」という)計測フロンティア研究部門【略...........、産総研所内プロジェクト「MEMS技術を用いた携帯型放射線検出器の開発とその応用」において、小型で軽く、名札ケースやポケットに入れて持ち運びでき、長期間の連続使用が可能な放射線積算線量計を開発した。

 この放射線線量計開発は産総研のカーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動X線源開発の小型化・省エネ化技術を応用したものである。今回開発した放射線積算線量計を用いることで、パソコンなどを通して、日々、個人の放射線被ばく量を知ることができる。放射線量の高い場所を避けることなどによる個人の被ばく量の低減が可能となり、ひいては、住民の安全性向上への貢献が期待できる。

 この開発の詳細は、平成24年2月15日~2月17日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるnano tech 2012 第11回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議の産総研ブース特別展示「震災に立ち向かうナノテクノロジー」の一環として発表される。
..........
開発の社会的背景
 平成23年3月の東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所での事故は、福島県を中心に放射性物質を広範な地域に拡散させた。拡散の状況は、風向きや天候の状態のほか、枯れた落ち葉が堆積する、あるいは雨水が溜まりやすいなどの地形的な影響により異なるため、局所的に放射線量の高い場所が存在することなどが特徴としてあげられる。このことから、各個人(特に児童・生徒)がどの程度の放射線被ばくを受けているか、生活の中でどのような場合に被ばく量が高いのかを知りたいという要望が高まっている。

 個人用の放射線線量計を一人一人が携帯し、日々の放射線被ばく量を自宅などで手軽に知り把握することができれば、不要な放射線被ばくを避けることが可能となる。特に被ばく量を最小限に止めたい児童・生徒が携帯できる、装着負担の少ない小型放射線線量計の開発が緊急に求められている。

研究の経緯
 個人用放射線線量計の早急な実用化のため、産総研全体の研究ポテンシャルを結集した産総研所内プロジェクト「MEMS技術を用いた携帯型放射線検出器の開発とその応用」を立ち上げ、研究開発を遂行している。

 今回、産総研所内プロジェクトにおいて、小型、低消費電力で、一定時間ごとの線量を記録でき、高線量下ではLEDやブザーによる警告機能を持つ、量産可能な小型放射線積算線量計を開発した。これは産総研がカーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動可搬型X線源の開発(2009年3月19日 産総研プレス発表)で培ってきた小型化・省エネ化技術を放射線線量計開発に応用したものである。

研究の内容
 開発した放射線積算線量計の本体部はSDメモリーカードよりも小さく、3 Vのボタン電池1個で駆動する(図1)。この本体部に電池やブザーを付けてケースに入れた放射線積算線量計(重量10~20 g)を試作した(図2)。これらの放射線積算線量計を、図3のように名札ケースに入れたり、あるいは衣服のポケットなどに入れて携帯し、放射線線量を計測・記録することができる。

Fig1
-----image ("図1 SDメモリーカードと小型放射線積算線量計本体部") : 同リリースより

Fig2
-----image ("図2 試作した小型放射線積算線量計①バッジ型、②、③ストラップ穴付き。①と②は直径20 mm、③は直径24.5 mmの3 Vボタン電池を使用。") : 同リリースより

Fig3
-----image(”図3 名札ケースに入れた小型放射線積算線量計”) : 同リリースより

積算線量計の記録は、パソコンなどで電気的に非接触の光通信アダプターを介して読み取り、図4のように放射線の積算の被ばく量や、一定時間(1時間や1日)ごとの被ばく量の推移を知ることができる。

Fig4
-----image(”図4 小型放射線積算線量計の測定記録のパソコン表示画面の例”) : 同リリースより

表1に今回開発した放射線積算線量計の主な仕様を示す。測定・表示可能な被ばく量は、0.1 µSv(γ線)からとなっている。この放射線積算線量計は、半導体方式で放射線を検出しているが、半導体方式は衝撃などによるノイズを誤検出する場合がある。そこで、衝撃センサーにより誤検出の可能性の高い信号を除外する機能も備えている。線量と時間データを内蔵する記憶素子に保存し、随時読み出すことにより、その時点での放射線被ばく量を知ることができる。放射線積算線量計の内部では、線量率のレベルも監視しており、ある一定以上の線量率を検出した場合にはLEDの光やブザーの音により装着者に警告することができる。電源は3 Vのボタン電池1個で、直径20 mmのボタン電池なら約2カ月、直径24.5 mmのボタン電池なら半年以上の連続的な使用が可能である。

Table
-----image(”表1 開発した小型放射線積算線量計の主な仕様”) : 同リリースより

開発した線量計は図5に示すような、個人(特に児童・生徒)の日常生活における放射線の被ばく量を把握する個人向け用途を目的としており、自宅から学校・職場、および公園での遊びやドライブなどの日常行動においての使用を想定している。この放射線積算線量計を携帯することで児童・生徒などが、日々の放射線の被ばく量をモニターし、どのような状況で被ばく量が高いかを把握して対策をとることで、放射線の被ばく量を最小限に止めることができると期待される。

Fig5
-----image(”図5 個人向け小型放射線積算線量計の利用イメージ”) : 同リリースより

線量計の展開
 この産総研所内プロジェクトでは、産総研全体の研究ポテンシャルを結集し、今回開発した線量計の技術を基に、さらに複数の放射線検出器を開発している。

 1つは、消費電力がきわめて小さい無線チップを組み込んだ無線機能付き小型放射線積算線量計である。データ通信の無線化により、アダプターを使わず直接スマートフォン上で日々の線量がわかるなど、非常に簡便に被ばく量の把握ができるようになる。例えば、児童・生徒などが携帯している線量計の情報を、保護者がスマートフォンで適宜、確認することが期待できる。さらに、無線化による効用としては、較正に掛かる作業コストの大幅低減による、大量の積算線量計の効率的な全量較正の実現がある。将来的には、全量較正された均一な感度特性をもつ無線機能付き小型積算線量計による、信頼性の高い個人被ばく量の把握を目指している。

 もう1つは、GPS機能付き携帯型線量率計である。既に文部科学省による放射線分布マップなどで、おおよその放射線量の空間分布は評価されているが、自宅周辺などの局所的な放射線の線量率分布はまだ十分に得られていない。そこで、GPS機能付き携帯型線量率計により、ホット・スポットを含む道路毎などの詳細な線量率マップが実現すれば、例えば個々人が無用な被ばくを避ける行動をとったり、自治体においては効果的な除染計画を策定することができ、地域単位での総合的な被ばく量の低減が期待できる。

今後の予定
 放射線検出器について、今後、使い勝手の向上、さらなる省電力化、計測線量値の信頼性の向上などに取り組むとともに、安価に入手できるようにするための量産化技術を確立し、できる限り早い時期の実用化を目指す。

.......... "

参考動画
日々の線量を記録できる個人向け放射線積算線量計

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2011/12/14

イベント 1/14-15 脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA

-----イベント案内
/ News
/ 問い合わせフォーム-----(要事前申込。入場券購入)----以下のテキストはメール案内より

Banner_240_120
-----image : リンクバナーより

" 「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」(2012.1.14-15)
  参加・賛同のお願い
***************************

 寒気の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 この度、2012年1月中旬に「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」という大規模な国際会議を開催する運びとなりました。日程は2012年1月14~15日、会場はパシフィコ横浜となります。

 脱原発を実現させるため、国内外から約100名のゲストを招き、様々な展示・参加型ワークショップや広範なテーマのレクチャーを組み合わせて、国内外に大きな影響力をもつイベントを予定しています。会議に至る過程の中でも事前キャンペーンを展開し、「脱原発」に対する国内外の声を集めると共に、互いの経験に学びあう場をつくります。また、世界の叡智を結集し、原子力に頼らない社会をつくることが現実的に可能であることを明らかにしたいと考えています。世界の注目が集まるこの会議の中で、福島の現状を伝えていくことが、「放射能」や「原子力」といった巨大な課題に立ち向かう大きな世界のうねりとなることを信じ、準備を進めております。

 この構想に対し、マイレッド・マグワイアさん(北アイルランド)や、ジョディ・ウィリアムズさん(アメリカ合衆国)ら「ノーベル女性イニシアティブ」(ノーベル平和賞を受賞した女性の平和活動家らが集う国際組織)のメンバーを始め、その他の国際NGOの方々が強い関心を示し、応援してくれています。また、現在レベッカ・ハルムスさん(元欧州緑の党代表)、ミヒャエル・ザイラーさん(元ドイツ原子力安全委員会委員長)やマイケル・シュナイダーさん(エネルギーと原子力政策に関する独立コンサルタント機関代表)、他にもケニア、ヨルダン、モンゴル、韓国、中国、マーシャル諸島、オーストラリア、スイス、ベルギー、インド、インドネシアからも様々なゲストが参加を表明して頂いています。

 この大規模な構想を市民の賛同金をもって準備し、私たち市民の手で成功させていきたいと思います。世界会議の実行委員会は、ピースボート、環境エネルギー政策研究所、グリーンアクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、国際環境NGO FoE Japanの計6団体で構成しています。広範な人々による支援および参加を得るために、一人でも多くのみなさまに「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」に参加・賛同をたまわりたいと思っております。

 具体的には、以下のことにご協力いただけませんでしょうか。

【1】賛同金のお願い
 賛同金によって、この会議を支えてください。
個人1口  2,000円
団体1口 10,000円
※団体からの賛同金をいただきましたら、賛同団体としてウェブサイトに記載させていただきます。

http://npfree.jp/about-conference.html

振込先: 略 -> 賛同金のおねがい

【2】応援のメッセージをお寄せください。
 上記賛同金と合わせて、この世界会議への期待や応援のメッセージをお寄せください。ウェブサイトにてご紹介し、会議の広報に活用させていただきます。

ウェブサイト:http://npfree.jp/msgboard/list.html

【3】本会議を、お持ちのネットワークを通じて広めてください
 「脱原発世界会議」をより多くの皆さまに知っていただき、会議への参加、賛同、協力の呼びかけをお願いいたします。ホームページでの特集やリンク、また、twitterやfacebookなどのソーシャルネットワークでアカウントをお持ちであれば、ぜひ「脱原発世界会議」の開催情報などを広めていただければと思います。

ウェブサイト:http://npfree.jp/sanka-hoho.html
twitterアカウント:@DATSUGENPATSUtw
facebookアカウント:http://www.facebook.com/npfree.jp
リンクバナー:http://npfree.jp/banner

【4】当日、ふるってご参加ください。
 入場チケットは、12月14日より、公式ウェブサイト(http://npfree.jp)やローソンチケットにて販売を開始します。一人でも多くの参加をえられるよう、お仲間の皆さんに広めてください。

【5】その他、この会議を成功させるために具体的な協力を実行委員会からお願いする場合がございます。その際にはどうぞご協力くださいますようお願いします。


詳しくは、以下ウェブサイトもご覧ください。
 http://npfree.jp/about-conference.html


「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」実行委員会
実行委員長 吉岡達也

事務局・連絡先
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 B1
ピースボート内 「脱原発世界会議」事務局
Tel: 略
.......... "

関連
Twitter : 脱原発世界会議 / チケットの購入方法

Ustream : 111213_脱原発世界会議2012YOKOHAMA プログラム発表記者会見

 詳細、お問い合わせは、イベント案内をご覧ください。

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2011/10/25

南相馬にきています つながりぬくもりプロジェクト

つながりプロジェクトの太陽光発電設置班に合流し、架台の加工を手伝いながら、太陽電池の到着をまっています。


1319498417486.jpg

昨日、新幹線と高速バスを乗り継ぎ福島県の南相馬市に到着しました。

到着する太陽電池は、ソーラーフロンティアの130WCIS太陽電池です。到着したら、また写真などをアップしたいと思います。

太陽電池がとどきました。130Wpの太陽電池が72枚、確かに受け取りました。

1319518738905.jpg

午後は、いよいよ、屋根の上にのぼります。


1319519122607.jpg

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2011/08/01

東京大学、児玉龍彦教授の声を聞こう! 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」について(7/27)

 7月27日の衆議院厚生労働委員会での、放射線の健康への影響について専門家から参考人質疑の内容について知ったのは、29日の早朝でした。なぜか目があいてしまい、ツイッターをなにげにチェックして、東京大学先端科学技術研究センター教授の児玉龍彦さんの参考人としての意見を見て、その内容と児玉さんの時折噴出する激しい怒りに触れ、飛び起きて16分のビデオクリップを見てしまいました。

 その後、家族に見せ、知人に紹介しました。いずれも、その内容を高く評価し、教授の怒りに大きな賛同をみせました。

 そしてこれは、除染の現場からの告発でもあります。

南相馬市職員が幼稚園除染 新プロジェクト始動-----47News,2011年7月31日

" 南相馬市は30日、東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦医学博士の助言指導を受け、同市原町区の石神第二幼稚園の除染作業を行った。 "

 
 すべての日本国民必見です。福島原子力発電所事故の先の見えない終息への工程と過去の全容さえわからない核汚染の深刻な被害におびえるだけでなく、国や行政に正当で、少しでも的確な処置を求めるために、必要な知識がここにあります。

 その様子は、YouTubeの動画でも紹介されていますし、以下の公式サイト、衆議院TVでも視聴できます。

衆議院TV ビデオライブラリ : 2011年7月27日 (水) 会議名 : 厚生労働委員会
 " 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長) 開始時間 10時 00分 所要時間16分"

関連
衆議員 : 委員会ニュース / 厚生労働委員会目次 第177回国会(常会)における厚生労働委員会ニュース / 平成23年7月27日

"
1 厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)
・参考人から意見を聴取し、質疑を行いました。
(参考人)独立行政法人放射線医学総合研究所理事
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会委員 明 石 真 言君
日本学術会議副会長
東京大学名誉教授 唐 木 英 明君
長崎大学名誉教授 長 瀧 重 信君
名古屋大学名誉教授 沢 田 昭 二君
東京大学先端科学技術研究センター教授
東京大学アイソトープ総合センター長 児 玉 龍 彦君
京都大学原子炉実験所助教 今 中 哲 君 "

YouTube検索 : 児玉龍彦

「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27-----みんな楽しくHappy?がいい♪、2011-07-29

放射線の影響巡り参考人質疑-----NHKニュース、7月27日

児玉龍彦東大教授の意見陳述資料です-----京女Blog,2011年07月31日

参考
研究内容 : 教授 児玉 龍彦-----東京大学 先端科学技術研究センター

放射性物質の除染作業を体験 南相馬で教育関係者-----日本経済新聞、2011/7/30

続きを読む "東京大学、児玉龍彦教授の声を聞こう! 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」について(7/27)"

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2011/06/20

脱原発ポスター展 現在427作品!/ おすすめサイト

脱原発ポスター展
Nonukeart_orgsite
-----image : 上記サイト

 政府の原子力ポスターコンクールに対抗して始まった脱原発ポスター展には、現在427作品が応募し、気に入ったものがあれば、印刷してデモなどに利用できます。海外からの作品も多数あります。3.11の大震災に始まり、津波で未曾有の被害をこうむり、さらに福島原子力発電所の事故は、いまだ終息の目途すらたっていません。日ごとに核汚染は拡大、東京電力、政府やマスコミの被害の矮小化や情報かくしは以前続いています。しかし、私たち国民の廃炉、できるだけ早急に脱原子力を願う気持ちは日ごとにたまかり、3分の2が廃炉を願う状況にまで、なってきました。
 
 しかしながら、政府は福島原子力発電所の地震による被害、および対策への明確な指針を出す以前から原子力推進の立場を堅持する方針を表明、さらに最大野党の自民党にいたっては、94.61%が脱原発を支持し国民投票で脱原発が確定したイタリアの選択に対して、自国の原発事故を恥じることも、陳謝することもなく、集団ヒステリーと揶揄する意識の低さ。与野党とも、現在も続く福島原子力発電の事故と核汚染に対しての、国民の気持ちや実際の被害への感度があまりに低すぎる政治家とその政治のお粗末さを露呈しています。

 なかなか変えるのは、大変ですが、変えないと殺されます! 脱原発ポスター展の一枚一枚の絵を見ると、見るのがきついものもあります。一方で笑みが浮かんでくるものもあります。絵を見ることでで、自分の感情や意志を明確化できる気がしました。昨日の今日、今の気分を反映してくれるのは、この一枚です。

おすすめサイト
Nonukesposter

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・Twitter : NoNukeArt

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