2012/03/29

シムドライブ SIM-Drive、次世代電気自動車No.2モデル SIM-WIL を公開。一充電航続距離351km (35.1kWhリチウムイオン!)

 2009年に設立された慶應義塾大学発のユニークなベンチャー企業としてしられるシムドライブ SIM-Drive社が、次世代電気自動車No.2モデル SIM-WIL を公開しました。次世代電気自動車の先行開発車No.1の SIM-LEIの公開は、2011年5月でした。1年もたたずに、新モデルを公開とは驚きです。

 今回の、量産モデル前の先行開発車No.2となる、SIM-WILの主な仕様は、

 ”全長/全幅/全高 4150mm/1715mm/1550mm
 定員 5名
 重量 1580kg
 最高速度 180km/h
 リチウムイオン蓄電池容量 35.1kWh(リチウムイオン電池)
 一充電航続距離(JC08モード)351km
 充電時間 3h(CHAdeMO)、12h(200V)”

 そして、2011年5月発表のの量産モデル前の先行開発車No.1の SIM-LEIの仕様は、
 
 ”全長/全幅/全高 4700mm/1600mm/1550mm
 定員 4名
 重量 1650kg
 最高速度 150km/h
 蓄電池容量 24.9kWh
 一充電航続距離(JC08モード)333km ”

 両車ともダイレクトドライブのインホィールモーターで駆動し、高い加速性能を持っている点が共通です。No.2 SIM-WILは、より車として量産車に近づいてきていることを感じさせてくれます。
 搭載されているリチウムイオン蓄電池容量 35.1kWhを満充電で、一充電航続距離(JC08モード)351km! 10km-1kWhが見事な数字合わせで性能をアピールしてくれます。

そして、先行開発車事業第3号への取り組みも開始したということです。量産車に向けてのメーカー選び、体制作りに向けて動きだしていきそうです。

プレスリリース / SIM-Drive,2012-03-28
先行開発車第2号 351kmの航続距離と今までにない車内空間を実現

Simwilex
-----image(”上-SIM-WILの外観、下-SIM-WILのインテリア”) : 同リリースより-----
Simwilin

" 量産に向けての信頼性向上とさまざまな車種展開性を実現

高い技術力とオープンソースの新しいビジネスモデルで電気自動車の普及を目的とする株式会社SIM-Drive(略)は、2011年1月より約1年の期間で先行開発車事業第2号を行って参りました。この度、本事業の成果である「SIM-WIL」(表1)が完成しました。

Simwiltb1
-----image : 同リリースより

 本事業は、2014年頃に量産化が出来ればと願う電気自動車の先行開発車の試作を行うことを目的とし、将来、電気自動車ビジネスに参入を意図している34機関(表2)からの参加を頂きました。

Simwiltb2
-----image : 同リリースより

 「SIM-WIL」は、1号車の「SIM-LEI」で実現した航続距離300㎞以上はもちろん、将来量産した時の信頼性と電気自動車の魅力をより多く発信するため車種展開することを目標に開発してまいりました。また同時に自動車の普及に欠かせない、加速感、乗り心地、居住性に関しても新しい次元の車輌となっております。

 「SIM-WIL」は株式会社SIM-Driveの基本技術であるダイレクトドライブ方式インホイールモーターとコンポーネントビルトイン式フレームを採用したうえで、下記の特徴があります。
1. 一充電航続距離351kmの達成。
2. 小型車の外形サイズ(Bセグメント)で大型車(Eセグメント)に相当する車室の達成。
3. 0→100㎞/hの加速性は5.4秒と中級レベルのスポーツカーに匹敵。

さらに次の特記すべき内容を含んでおります。
1. 参加機関からの技術を実車に47種類採用。
2. スティールモノコックとスティールスペースフレームを組み合わせたボディ。
3. 長いホイールベースを持ちながら5.4mの最小回転半径を実現。
.......... "

関連
先行開発車事業第3号:26の参加機関を集めて始動-----SIM-Drive,2012-03-28

SIM WILのプレゼンテーション

(amigoken01, 2012/03/28)

シムドライブ、EV試作2号車が完成/神奈川新聞(カナロコ)

(kanaloco,2012/03/28)

関連エントリー
シムドライブ SIM-Drive、次世代電気自動車No.2モデル SIM-WILの走り!-----再生可能エネルギー GreenPost,2012-04-05

シムドライブ SIM-Drive、次世代電気自動車の先行開発車 SIM-LEI を公開。一充電航続距離333km達成-----しなやかな技術研究会、2011/05/24

シムドライブ SIM-Drive情報 / おまとめサイト-----自然エネルギー、2012/03/29

エリーパワー & エリーカ情報 / おまとめサイト-----自然エネルギー、2009/07/31

おすすめエントリー

続きを読む "シムドライブ SIM-Drive、次世代電気自動車No.2モデル SIM-WIL を公開。一充電航続距離351km (35.1kWhリチウムイオン!)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/12

帝人、GMと炭素繊維複合材料(CFRP)量産車体の共同開発へ。軽くて安全なエコカーの未来

 帝人は、GMと炭素繊維複合材料(熱可塑性CFRP =カーボンファイバー強化樹脂)を使った量産車体の共同開発へ合意したことを発表しました。帝人は、世界に先駆けて開発した、1分以内の加工時間で炭素繊維複合材料(CFRP)によるコンポジット製品を量産する技術を保有し、これをもって、車の量産への応用への道が開けたということです。炭素繊維は、通常の鉄に比べて10倍の強度と4分の1の軽さを有することから次世代のエコカーの車体などへの採用が大きく期待されています。安全で快適、そして小型で軽量な車は未来のエコカーのベースともなる技術です。また、一歩。

 先週は、忙しくて東京モーターショーの見学はさぼってしまったが、車の未来についてかなり充実した内容だったようですね。結構行った人の間では、評価は高いようです。今回注目された、車の中には、性能や機能は評価されたものの、車体重量が重く、さらなる改善が求められる車もありました。そうした車にカーボンコンポジット製品が採用されるだけで、その欠点と指摘されたポイントが改善される技術です。コストが高すぎるので一般者への採用までには、時間はかかりそうです。まずは、高級車からということのようですね。しかし、一定の目途がついたことで、おそらく期待されたスピード以上で技術開発が進められる気がします。

プレスリリース / 帝人、2011年12月9日
世界初の熱可塑性CFRP量産技術を量産型自動車へ 量産型自動車向けCFRP製品の共同開発について

" ゼネラルモーターズ(略)と帝人株式会社(略)は、帝人が世界に先駆けて開発した、1分以内のタクトタイムで、熱可塑性樹脂を使用した炭素繊維複合材料(CFRP)によるコンポジット製品を量産する技術を活用することにより、今後GMが世界で市場展開する乗用車、トラック、クロスオーバーなどの量産車に向けて共同で熱可塑性CFRPの製品開発を行うことを合意し、12月8日(米国時間)に契約を締結しました。
..........帝人グループは、今年3月に帝人(株)複合材料開発センターと、炭素繊維・複合材料事業の中核会社である東邦テナックス(株)との連携により、熱可塑性CFRPを1分以内で成形する画期的な量産技術を世界に先駆けて確立しました。この世界初のCFRP量産技術は、グローバル市場調査会社であるフロスト&サリバン社主催のアワードや、化学業界の有力専門誌である英国「ICIS」主催の「ICIS Innovation Awards 2011」で大賞および部門賞を受賞するなど、世界の各方面で高く評価されています。

炭素繊維は、通常の鉄に比べて10倍の強度と4分の1の軽さを有することから、熱可塑性CFRPが車両の部品に使用されることで、劇的な車両の軽量化が期待できます。また、燃費効率の向上や従来型の車両と同等の安全性が期待されます。

このたびの共同開発により、GMは、主力車種に熱可塑性CFRPによるコンポジット製品を導入するポテンシャルを持つことになります。一方、帝人は、これまで一部の高級車などに限られてきたCFRPの用途を量産車へと拡大することができ、これまで成し得なかったCFRP製コンポジット製品による量産車の大幅な軽量化の実現、および構造骨格材としての採用の加速に向けて大きく前進することになります。

また、このたびの共同開発契約締結に伴い、帝人は共同開発の場として、複合材料の用途開発機能とマーケティング機能を集約した「Teijin Composites Application Center」(TCAC=帝人複合材料用途開発センター)を、来年早々にも、米国北東部に設置することとしました。
.......... "

関連
GMと帝人、共同開発-----ゼネラルモーターズ、2011.12.09-----( )

量産自動車用の部品供給に向けて新規技術を開発 世界初! 1分以内で熱可塑性CFRPの車体骨格製造を実現-----帝人、2011年3月9日

Jbd110309
-----image : 上記リリースより

" .........
(3) 自動車用途としては、ホンダレジェンドのプロペラシャフトやレクサスLFAの車体骨格用構造材をはじめ、これまでに熱硬化性CFRP製の数々の部品を開発した実績があります。
..........
3.オール熱可塑性CFRP車体骨格のコンセプトカーについて
(1)概要
・車体骨格重量 : 47kg(従来の車体骨格構造に比べて約1/5)
・常用速度 : 60km/時
・1回の充電による走行可能距離 : 100km
・定員 : 4名
(2)組み込まれている新技術
・中間材料 : このたびのオール熱可塑性CFRP車体骨格実現に必須の材料として、使用部位のニーズに応じて使い分けが可能な次の3種類の中間材料を開発し、活用しています。
1)一方向性基材 : 限定方向に対して高い強度が要求される部位に適した中間材料。
2)等方性基材 : あらゆる方向に対して強度が等しく、形状自由度と材料設計自由度が高い中間材料。
3)LFT(Long Fiber Thermoplastic pellet) : 複雑形状部位に対応する射出成形に適した高強度の炭素繊維強化ペレット
・成形技術 : 新開発の中間材料を用いて、世界で初めて1分以内でのCFRP成形を可能にするプレス成形技術、および量産技術を確立し、活用しています。
・接合技術 : 熱可塑性CFRP同士の接合技術、およびスチールなど異素材との接合を可能にする技術を活用しています。
.......... "

帝人 : 炭素繊維・複合材料事業

".....また、炭素繊維は、樹脂素材と一体成形した炭素繊維強化複合材料としての活用拡大が期待されています。私たちは炭素繊維が持つ優れた特性を活かしながら、成形加工時の生産性が高く、かつ、リサイクル性にも優れた炭素繊維強化複合材料による成形部品の用途開発に今後注力していくことで、より高い顧客満足の獲得を目指します。..... "

GMと帝人、自動車用カーボンファイバー素材を共同開発へ-----レスポンス、2011年12月9日

帝人のCFRPは「数百万円クラスのクルマ」の「一番大きな構造」に使用?-----AV Watch,2011年12月9日

"....鉄並みの価格にはならないが、車両トータル価格は下がる可能性も
 鉄をCFRPコンポジットに置き換える部分が大きければ大きいほど、軽量化の効果は高いが、生産性と並んでカーボン製品の問題とされているのが、「鉄の10倍」と言われる価格。.... "

参考エントリー
東レ、先進複合材料を利用した電気自動車 TEEWAVE(ティーウエーブ)AR1を公開。ゴードン・マレー氏デザイン!-----しなやかな技術研究会、2011/09/21

車は軽くなり、次世代のボディで省エネを! 鉄鋼メーカーが次世代鋼製環境対応のエコカー用車体を発表-----しなやかな技術研究会、2011/05/20

JFEスチール、慶大清水浩研究室と共同で同大「コ・モビリティ社会の創成」プロジェクト用の超小型電気自動車用の軽量で剛性の高いスチールフレームを開発、製作-----しなやかな技術研究会、2010/03/25

続きを読む "帝人、GMと炭素繊維複合材料(CFRP)量産車体の共同開発へ。軽くて安全なエコカーの未来"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/09

ヤマト運輸、100台導入計画の第一号となる軽電気自動車 MINICAB-MiEV を受領

 ヤマト運輸は、三菱自動車の軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV」を100台導入する予定、まずはうち30台を導入するとのことです。その計画の第一号となるMINICAB-MiEVを受領した旨のアナウンス発表されました。1号車は、三菱自動車の益子社長から、ヤマト運輸社長山内へと実車を前に、キーを受け渡すという形で行われました。

 そして、三菱自動車は、ノルウェーで1000台目となる『i-MiEV』を納車したということです。小さくて軽い車としての電気自動車を早くから形にしてきた三菱自動車の取り組みは、見事ですね。先行30台の導入先は、羽田、品川、そして京都。うーん、てょっと何気なく目撃してしまうという場所ではなさそうですが、働く姿を一度目にしたいですね。
 軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV」は、一般への予約の受付も始まっています。ということで、走る姿を見る可能性は、まもなくありそうですね。


プレスリリース / ヤマト運輸、2011年12月8日
軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV」第1号車納車のお知らせ

H23_47_01news
-----image(”三菱自動車本社ショールームにて、三菱自動車の益子社長(右)からキーを受け取るヤマト運輸社長山内”) : 同リリースより

" ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、先般100台の発注・導入を決定した三菱自動車工業株式会社(以下三菱自動車)の軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の第1号車が納車されたことをお知らせいたします。

1.背景
 ヤマト運輸は、「使わない」(車両台数の抑制)「使うならエコ」(低公害な集配車両の導入)「使い方」(エコドライブの推進、走行距離の短縮)という3つの戦略を立てCO2排出量削減に取り組んでいます。そうした中で、より環境にやさしい次世代車の普及促進に貢献すべく、2010年10月から三菱自動車と共同で軽商用電気自動車(以下軽商用EV)の試作車2台を使った集配実証走行試験を東京・羽田地区、宮城県仙台市、京都市嵐山で実施してまいりました。
  こうした実証実験を踏まえた上で、軽商用EVはヤマト運輸の宅配事業に対応可能と判断し、試作車と同タイプの「MINICAB-MiEV」を本格導入することとなりました。

2.導入エリアについて
 平成23年5月にお知らせしたとおり、すでに「MINICAB-MiEV」100台の導入を決定しています。本年度中には、そのうち30台を下記現場に配備する予定です。

・ヤマトグループの中核を担う物流ターミナル「羽田クロノゲート」建設にあわせ、集配中のCO2排出ゼロを目指している東京・羽田地区
・ヤマトグループ発祥の地である東京・銀座地区
・「環境共生型都市・京都」の実現を目指す、京都市
※ 京都市に配備する「MINICAB-MiEV」の車体は、先般実施した【「歩くまち・京都」グッドデザイン】で大賞を受賞した作品でラッピングします。このラッピングカーは12月15日、東京ビックサイトで開催される「第13回エコプロダクツ2011」のヤマト運輸ブースにてお披露目させていただく予定です。

3.今後の展望
 車を使用する運送業界においてCO2排出量の削減は、永遠の課題でありテーマです。ヤマト運輸は電気自動車の導入を通じて、環境配慮型の次世代自動車の普及促進に貢献するとともに、「使わない」「使うならエコ」「使い方」の3つの戦略に基づいた地球温暖化防止の取り組みをより一層強化してまいります。

.......... "

関連
三菱自動車、ノルウェーで1000台目となる『i-MiEV』を納車-----三菱自動車、2011年12月06日

三菱自動車、軽商用電気自動車 MINICAB-MiEV を新発売。スズキへのOEM供給の協議も開始----しなやかな技術研究会、2011/11/25

三菱自動車、電気軽商用車『MINICAB-MiEV』の先行予約を開始。バッテリーの容量で10.5kWhと16.0kWHの2パターンを用意----しなやかな技術研究会、2011/04/04

ヤマト運輸、三菱自動車、i-MiEVのシステムを組み込んだミニキャブバンベースの電気自動車のテスト開始----しなやかな技術研究会、2010/10/25

続きを読む "ヤマト運輸、100台導入計画の第一号となる軽電気自動車 MINICAB-MiEV を受領"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/01

大同特殊鋼は、内外の協力社とともに次世代ネオジム焼結磁石の製造および販売する会社を新設すると発表

 大同特殊鋼は、三菱商事(営業販売)、モリコープ Molycorp(採鉱)と協同で、次世代ネオジム焼結磁石の製造および販売する会社を新設すると発表しました。出資比率は、大同特殊鋼35.5%、三菱商事34.5%、モリコープ30%で、2013年1月操業予定で、年産500トンの生産能力を持つ次世代ネオジム焼結磁石の製造工場を、岐阜県中津川市に新設する予定だということです。

 次世代ネオジム焼結磁石の製造に当たっては、工学博士である佐川眞人氏が発明した、革新的な製法技術のライセンスを、佐川眞人氏が代表と勤めるインターメタリックス社からライセンスを受ける。この技術により、従来製法に比べてレアアース使用量を40%削減し、且つ従来製品に比べて保磁力・耐熱性に優れた次世代ネオジム焼結磁石の製造が可能となるということです。
 なお、経済産業省のレアアース総合対策補助金の対象事業に採択されているということです。

 レアアース、そしてネオジウム磁石は、発電機やモーターなど、つまり風力発電機などのあらゆる発電機から、電気自動車のモーターまで、今後の暮らし方や産業のあり方を左右するコア技術にとって欠くことならざるものです。資源と技術、その両方で世界をリードすることが日本の産業にとって大きな一歩になります。こうした試みの積み重ねから、日本の次代が見えてきそうです。(2t)

プレスリリース / 大同特殊鋼、2011年11月29日
次世代ネオジム焼結磁石の製造/販売会社を新設

" 大同特殊鋼株式会社(以下、大同特殊鋼)、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)、米国モリコープ・インク(以下、モリコープ)の3社は、次世代ネオジム焼結磁石の製造/販売会社(以下、新会社)を、岐阜県中津川市に設立することで合意しました。

新会社の出資比率は、大同特殊鋼35.5%、三菱商事34.5%、モリコープ30%であり、必要な事業資金を、同3社による出資金、及び経済産業省のレアアース総合対策補助金*1の支援により調達の上、年産500トンの生産能力を持つ次世代ネオジム焼結磁石の製造工場を、岐阜県中津川市に新設し、2013年1月までに操業を開始する予定です。

現在、最も強い永久磁石とされるネオジム焼結磁石は、ネオジム・ジスプロシウム等のレアアースを原料として造られ、電気自動車やハイブリッドカーの駆動用、エアコンのコンプレッサー、風力発電機等の高性能モーター*2に組み込まれて用いられており、今後、環境対応車や省エネ家電等の普及に伴い、需要が大幅に伸びていくと見られています。

次世代ネオジム焼結磁石の製造に当たり、新会社は、工学博士である佐川眞人氏が発明した、革新的な製法技術*3のライセンスを受け、また、モリコープが米国に保有するマウンテンパス鉱山より、原料であるレアアースの供給を受けます。

新会社は、大同特殊鋼の持つ磁石製造技術、三菱商事の持つ国内外販売ネットワーク、モリコープの持つレアアース供給力を総合的に活用し、大幅な需要増が期待される次世代ネオジム焼結磁石の製造事業に取組んでいきます。また、新会社の株主となる3社は、中津川の新工場を短期間に軌道に乗せ、将来的には、米国或いは他地域において更なる増産を図ることに合意しています。

*1 新会社が製造する次世代ネオジム焼結磁石は、ネオジム、ジスプロシウム等のレアアース使用量の大幅削減に資する事業として、経済産業省の「平成22年度 希少金属利用産業等高度化推進費補助金」の対象事業に採択されています。
*2 モーターは現在、自動車、家電、産業分野等で幅広く利用されており、世界の電力消費量の半分を占めています。低電力で高い磁力を生み出すネオジム磁石が、モーターの主要部材として普及することにより、消費電力も20%削減されます。これをCO2削減量で換算すると、約12億トンとなり、新会社で製造する次世代ネオジム焼結磁石は、モーター効率化による省エネ並びに環境負荷低減にも寄与します。
*3 従来製法に比べてレアアース使用量を40%削減し、且つ従来製品に比べて保磁力・耐熱性に優れた次世代ネオジム焼結磁石の製造を可能とする技術です。
.......... "

関連
次世代ネオジム焼結磁石の製造/販売会社を新設-----三菱商事、2011年11月29日

Molycorp, Daido Steel, & Mitsubishi Corporation Announce Joint Venture To Manufacture Sintered NdFeB Rare Earth Magnets-----Molycorp,November 29, 2011

".......... The joint venture will manufacture sintered NdFeB permanent rare earth magnets with technology licensed from Intermetallics, Inc., a partnership between Mitsubishi, Daido, and Dr. Masato Sagawa, co-inventor of the NdFeB magnet. The capital contribution ratio of the newly formed company will be 30.0% by Molycorp, 35.5% by Daido, and 34.5% by Mitsubishi. The joint venture will be financed by the three shareholders and by a government subsidy sponsored by Japan’s Ministry of Economy, Trade, and Industry (METI).

The joint venture plans to construct an initial 500 metric-ton-per-year magnet manufacturing facility in Nakatsugawa, Japan (Gifu Prefecture), with operations expected to commence by January 2013. The companies expect to begin work on the new facility next month and eventually expand operations in the U.S. and elsewhere. .......... "

インターメタリックス(ライセンス元)

続きを読む "大同特殊鋼は、内外の協力社とともに次世代ネオジム焼結磁石の製造および販売する会社を新設すると発表"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/11/16

TOYOTA、東京モーターショーにPriusプラグイン・ハイブリッドほか、電気自動車FT-EV IIIなどを出展

 トヨタ自動車 TOYOTAは、11月30日(水)から12月11日(日)までの12日間東京ビッグサイトで開催される東京モーターショーに、日本初公開となる「Prius Plug-in Hybrid(プリウス プラグイン ハイブリッド)」やコンパクトクラスのハイブリッド専用モデル「AQUA(アクア、日本以外の国では、「Prius c」)」や、コンセプトカーなどの展示内容を公開しました。

プレスリリース / TOYOTA、2011年11月15日
TOYOTA、東京モーターショーに、“つながる”コンセプトカー、小型FRスポーツ、プラグインハイブリッド車など未来のモビリティ社会をリードする新たなコンセプトカーを出展

Nt11_052_02_s
-----image(”Prius Plug-in Hybrid”) : 同リリースより

" TOYOTAは、11月30日(水)から12月11日(日)までの12日間*1、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界はクルマで変えられる。“Mobility can change the world”」をテーマに開催される第42回東京モーターショー2011に、「FUN TO DRIVE, AGAIN.(ファン トゥ ドライブ アゲイン)」の考えのもと、クルマのもつ「夢・楽しさ」を改めて提案、様々な参考出品車を発表する。

TOYOTAでは、ヒトとクルマと社会が“つながる”将来の姿を具現化したコンセプトカー、クルマ本来の魅力である運転する楽しさ・所有する歓びを提案する小型FRスポーツ、またCO2排出量抑制、エネルギー多様化への対応などを念頭に、本格的な普及に最も適したエコカーと考えられるプラグインハイブリッド車(PHV)をはじめ多彩な次世代環境車など、主に以下の車両を出展する。

1. “つながる”コンセプトカー「TOYOTA Fun-Vii(トヨタ ファン ヴィー)*2」
2. 小型FRスポーツ
3. プラグインハイブリッド車 「Prius Plug-in Hybrid(プリウス プラグイン ハイブリッド)」
4. 燃料電池自動車 「FCV-R(エフシーヴイ アール)*3」
5. 都市型電気自動車 「FT-EV III(エフティー イーブイスリー)*4」
..........
6. コンパクトクラスのハイブリッド専用モデル 「AQUA(アクア)」
▽「より多くのお客様にハイブリッドカーのうれしさ」をお届けするために、「圧倒的な低燃費」、「使いやすさ・楽しさ」、「お求めやすい価格」を追求したコンパクトクラスのハイブリッド専用モデル

▽コンパクトカーとハイブリッドカーそれぞれの持つ魅力を融合し、驚きのうれしさを創出
・ コンパクトカーの未来をひらく、圧倒的な低燃費35km/L(JC08モード走行)[40km/L(10・15モード走行)]程度
・ 4mを切る全長で取り回しの良いボディは、全高を低く抑えることで空力性能を高めるとともに、軽快なフットワークを得た走りとスタイリッシュなプロポーションを創出
・ 1.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせた最新の小型軽量ハイブリッドシステムをコンパクトに配置した低重心パッケージで、「操る楽しさ」、「フットワークの良さ」を実現するとともに、1クラス上の居住性と荷室空間を実現

▽ 日本市場において2011年12月下旬に発売予定
・ 日本での発売を皮切りに、順次、世界各国・各地域での発売※を予定
※日本以外の国では、「Prius c」の車名で発売

Nt11_052_05_s
-----image : 同リリースより
.......... "

コメント続き

続きを読む "TOYOTA、東京モーターショーにPriusプラグイン・ハイブリッドほか、電気自動車FT-EV IIIなどを出展"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/11/08

国土交通省、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の充電用電気装置の基準を新たに制定

国土交通省は、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の充電用電気装置の基準を新たに制定、導入すると発表しました。具体的には、電磁両立性の基準の改正。電磁両立性とは、放送局や無線機が放射する電磁波による自動車に与える影響の安全性の担保、そして、反対に自動車の電気装置が発する電磁波により無線設備等に障害を与えないことの両立を目指す内容の拡充に関する基準です。

「【改正概要】 ○ 外部から電力を供給する自動車(電気自動車、電気式ハイブリッド自動車等)の充電中における電磁両立性(電磁波により無線設備に対し重大な影響を与えず、かつ、無線設備から電磁波による重大な影響を受けないこと。)の基準を規定する。 」-----下記リリース、別紙(PDF ファイル)より

 さらに、前照灯などの灯火器等の国際基準の改訂に伴う新たな内容も含まれているということです。

プレスリリース / 国土交通省、平成23年10月28日
電気自動車やプラグインハイブリッド自動車に対して、充電中の電気装置の基準を新たに導入します

" (1)電磁両立性の基準の改正
本年8月1日に、自動車の電気装置に対する電磁両立性の基準を導入したところですが、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車のように、外部電源から充電を行う自動車の普及に伴い、充電中における電磁両立性の基準を新たに導入することとします。

※電磁両立性:放送局や無線機が放射する電磁波により自動車に備える電気装置が誤作動を起こさないこと及び自動車の電気装置が発する電磁波により無線設備等に障害を与えないこと。

(2)前照灯の基準の改正
走行中の前方の視認性を向上させ、かつ、対向車等にまぶしさを与えないことを目的として、対向車や先行車を検知して自動で配光を変化させるなどの走行用前照灯の基準を新たに規定します。

(3)その他
 その他にも、日本が既に採用している灯火器等の国際基準の改訂が本日より発効されますので、これと整合を取るための基準の改正を実施します。
 これらの改正により、自動車の安全性が向上するとともに、自動車・同装置の国際流通の円滑化等がより一層図られ、効率的な車両安全対策が推進されることが期待されます。

添付資料
報道発表資料(PDF ファイル)
別紙(PDF ファイル)
.......... "

続きを読む "国土交通省、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の充電用電気装置の基準を新たに制定"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/11/07

日野自動車、東京モーターショーで世界初公開となる商用EVのコンセプトモデルなど働くエコな車を展示

 日野自動車は、12月2日(金)から12月11日(日)まで東京都の東京ビッグサイトで開催される第42回東京モーターショー2011に、商用EVのコンセプトモデル、プラグインハイブリッドトラックなどを出展すると発表しました。
 世界初の公開となる商用EVのコンセプトモデルとプラグインハイブリッドトラック、さらに大型観光バスとして国内唯一のハイブリッドバスや2011年7月に12年ぶりのフルモデルチェンジを果たした日野デュトロ ハイブリッドなど、計7台が展示されるということです。
 EV(電気自動車)バンのコンセプトモデルは、EVならではの軽量・コンパクトなボディに、フルフラットの大きな荷室を備え都市部の短距離輸送に最適なクルマとしてデザインされたということで、各宅配業務などに適していそうです。

プレスリリース / 日野自動車、2011年10月25日
日野自動車、第42回東京モーターショー2011に商用EVのコンセプトモデル、プラグインハイブリッドトラックなどを出展

20111025_1
-----image(”小型EVバン コンセプト”) : 同リリースより

" テーマは「人に、暮らしに、もっとやさしく、もっと便利に」

 日野自動車株式会社(以下、日野)は、12月2日(金)から12月11日(日)まで東京都の東京ビッグサイトで開催される第42回東京モーターショー2011に、世界初公開となる商用EVのコンセプトモデル、プラグインハイブリッドトラックなど参考出展車5台、市販車の小型ハイブリッドトラック日野デュトロハイブリッド2台の計7台を出展します。

 出展テーマを「人に、暮らしに、もっとやさしく、もっと便利に」とし、環境にやさしく、それでいながらタフに「人や物を目的地に届ける」という商用車の使命を果たす日野車たちを、商用車に触れる機会の少ない皆様にも分かりやすくご紹介します。また、環境にやさしい商用車のこれからのあり方についてもご提案します。


日野の出展概要
 日野は東京ビッグサイト東1ホールに出展します。

1.参考出展車
1) 小型EVバン コンセプト
 日野の考える商用EVのコンセプトモデル。電気モーターで走行するため静かで、走行時の排気ガスはゼロ。店舗内や倉庫内など屋内での作業も安心です。エンジン、トランスミッションの代わりにコンパクトな電気モーターをフロントに搭載し前輪を駆動します。これにより低床で大きな荷物スペースを確保することができます。商業施設の密集した都市部等での短距離輸送に最適なワンボックスバンです。

2) 日野デュトロ プラグインハイブリッド
 日野デュトロ ハイブリッドに外部の電源から充電できるようにしたプラグインハイブリッド。減速エネルギーの回生だけでなく、外部の電源から直接バッテリーに充電できるためより多くアシストし、またモーターでの走行距離を延ばすことが可能となり、燃費を向上させることができます。さらに、災害による非常時等にハイブリッドシステムのバッテリーから外部へ電源を供給する機能も備えています。
-----image : 同リリースより

..........

3) 日野セレガ ハイブリッド プレミアム
 大型観光バスとして国内唯一のハイブリッドバス。...........

20111025_3
-----image : 同リリースより

4) HINO 700 Series ダンプ(輸出仕様車)
..........
5) 日野レンジャー ダカールラリー2011参戦車
..........
2.市販車

1) 日野デュトロ ハイブリッド
 2011年7月に12年ぶりのフルモデルチェンジを果たした日野デュトロ ハイブリッド。お客様によるモニター運行や日野社内の試験では相当するディーゼル車に比べて50%近い燃費向上を確認しています。もう、商用車もハイブリッドが普通になる時代が到来しています。ハイブリッドシステムをご確認いただけるよう荷台を透明にしたワイドキャブ車と、通常の荷台の標準キャブ車の2台を展示します。
 日野デュトロ ハイブリッドは2011年度グッドデザイン賞を受賞しました。

20111025_6

-----image : 同リリースより
..........
3.技術展示

1) 日野デュトロ ハイブリッド用ハイブリッドシステムモデル
..........
2) 非接触給電ハイブリッドバス(パネル展示)
.......... "

関連
日野自動車 : モーターショー スペシャルサイト

東京モーターショー2011(2011年12月2日(金)から11日(日)まで江東区・有明の東京ビッグサイトにて公開)

コメント続き

続きを読む "日野自動車、東京モーターショーで世界初公開となる商用EVのコンセプトモデルなど働くエコな車を展示"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/11/03

JTB関連法人、八丈島で風力発電を活用した電気自動車レンタカーを稼働

JTBの関連法人、JTB 法人東京は、八丈島で、八丈島で風力発電を活用したEV(電気自動車)レンタカーの実証実験を2011年11月から2012年3月末まで行うということです。八丈島は、八丈島クリーンアイランド構想を掲げています。今回のリリースによると、八丈島は、すでに島内における最大電力需要の約 3 分の1を地熱発電と風力発電による自然エネルギーで支えているということです。自然エネルギーの島として、さらに注目を集める存在になることを期待しています。
 
プレスリリース / JTB 法人東京、2011/11/01
ニュースリリース / 八丈島で風力発電を活用したEV(電気自動車)レンタカーを稼働(PDF)

Hatijyojimaevwind
-----image : 同リリースより

" JTB 法人東京 自然エネルギーを活用した環境観光まちづくり事業
八丈島で風力発電を活用したEV(電気自動車)レンタカーを稼動

JTB グループの株式会社 JTB 法人東京(略)は、八丈島で風力発電を活用したEV(電気自動車)レンタカーの実証実験を 11 月より開始します。
 八丈町(町長:山下奉也)と NPO 法人八丈島産業育成会(理事長:宮崎岩一)は、「電気自動車を活用した自然エネルギーによる八丈島クリーンアイランド構想」を推進しています。当社では、従来よりEV(電気自動車)レンタカーを活用した環境観光まちづくり事業を展開しており、今般、自然エネルギーとEV(電気自動車)の導入拡大、ならびに環境と観光を組み合わせた街づくりを検証するための実証実験を受託しました。尚、実証実験は 2011年11月から2012年3月末まで行われます。
 当社では、実験に向けて今夏よりEV(電気自動車)の主電力である風力発電機の設置、EV(電気自動車)レンタカーの導入・運営、充電施設の設置・運営を進めてきましたが、11 月 2 日より 100%風力発電のみで走るEV(電気自動車)レンタカーを稼動させます。また、11 月 12 日からはEV(電気自動車)試乗とアンケート調査を目的としたモニターツアーを実施します。アンケートをもとに、EV(電気自動車)レンタカーや電動アシスト自転車など、環境にやさしい交通手段を活用し、地域固有の観光資源と組み合わせた新たな環境観光ツアーの企画開発を行います。地元住民に向けてEV(電気自動車)試乗イベントを開催する等、環境意識の醸成を促進します。次年度以降、自然エネルギーによるEV(電気自動車)レンタカーを活用した観光まちづくり事業の本格稼動を目指します。
 八丈島は、クリーンエネルギーのモデル島を目指しており、島内における最大電力需要の約 3 分の1を地熱発電と風力発電による自然エネルギーで支えています。
.......... "

関連
八丈町 / 自然エネルギー
-八丈島地熱・風力発電所

" 地熱発電所
 平成11年3月、離島初!しかも東京電力㈱としても初めての地熱発電所が運転を開始しました。出力は、八丈島の夜間の最低需要電力に相当する3,300kW。これをベース電源として、八丈島の電力需要に合わせて既存のディーゼル発電機を追加運転させます。

風力発電所
平成12年3月、地熱発電所の敷地内に風力発電所が完成し、運転を始めました。出力は500kW。地熱発電と風力発電をベース供給力として内燃力発電燃料の削減を図ることを目的としています。同じ場所に地熱発電所と風力発電所があるのは、八丈島だけです。
..........  "

東京都環境局 : 提案プロジェクト・八丈町

東京電力 : 八丈島地熱・風力発電所トップ

参考
風車設置-----勝電技研、2011年2月 9日

「風の力」で走る!?八丈島の「島チャリ」-----地球のココロ、2011年2月17日

南原スポーツ公園-----関東ふれあいの道を歩こう(八丈島の紹介もしています)、2011/2/16

続きを読む "JTB関連法人、八丈島で風力発電を活用した電気自動車レンタカーを稼働"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/10/20

伊藤忠商事ら、北関東などに約140店舗展開のカスミの配送用トラックでEV化技術の開発・実証に着手

伊藤忠商事、東京アールアンドデー、エネルギー総合工学研究所は、北関東などに約140店舗のスーパーを展開するカスミの配送用トラックでEV化技術の開発・実証に着手すると発表しました。
 ベース車両としては、いすゞ・エルフ ワイドロングを利用。ディーゼルエンジン110kWを最高出力100kWのモーターに換装した移動スーパー車両を新たに製作し、2012年初頭より約1年間をかけて、実証事業を行うということです。

 リリースよると、一充電走行距離の計画値は100kmで、48kWhのリチウムイオン電池を搭載しているということです。目的は、EV化技術の開発並びに早期普及に加え、過疎化や超高齢化社会、買い物弱者など日本が抱える課題に対し、移動販売形態による小売事業サービスの可能性と非常用電源用途といった電動車輌としての特徴の活用についても合わせた内容を検討するためということです。

 リリースに書かれた、0.4kWの太陽光発電の設置形態や役割が見えないのですが。買い物弱者に関するコンビニやガソリンや充電スタンド、そして送迎バスなどが”自然のエネルギーに恵まれた寒村”の位置づけを”自然の恵みとエネルギーの産地である理想郷”に変えると言った知り合いのプランナーの言葉を想起すると、今回の内容のような試みは、結構重要な内容を含んでいます。
 同じようなことが、国や大企業の実験を待たずに村や町、コミュニティ単位で始められるといいのですが、、、、。この分野に興味あります。

プレスリリース / 伊藤忠商事、2011年10月17日
配送用トラックのEV化開発事業への協力について

News_111017_01
News_111017_02
-----image[”移動販売車のイメージ図(いすゞエルフ)”] : 同リリースより

" 伊藤忠商事株式会社(略)は、株式会社東京アールアンドデー(略)が財団法人エネルギー総合工学研究所(略)と共同にて取組む配送用トラックのEV化開発事業(以下「本事業」)に対し、リチウムイオン電池と太陽光発電システムを供給すると共に本事業の円滑な実施に協力して参ります。
 本事業は環境省「平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業(委託事業)」にて配送用トラックのEV化技術の開発並びに早期普及を目的として取組むものですが、本事業を通じて、過疎化や超高齢化社会、買い物弱者など日本が抱える課題に対し、移動販売形態による小売事業サービスの可能性と非常用電源用途といった電動車輌としての特徴の活用についても合わせて検討を行います。
 具体的には北関東中心にスーパーマーケット約140店舗を展開する株式会社カスミ(略)の協力の下、つくば環境スタイル「実験低炭素タウン」を掲げて低炭素社会の実証が進められている茨城県つくば市を中心に、移動販売車として活用し、2012年初頭より約1年間の実証事業を行います。
 当社は、同市において、昨年5月よりEVで使用された電池の二次利用事業モデルの構築を目指した「Green Crossover Project」(クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの実証プロジェクト)を開始したのを皮切りに、来春よりエネルギーマネージメント事業の取組みの一環として、国内初の先端技術を活用した街路照明のスマート化実証事業にも着手致します。
...........
移動販売車の仕様(計画)ベース車両(計画値)いすゞ・エルフ ワイドロング 2WD
寸法(全長x全幅x全高)6,165mm x 2,180mm x 3,030mm
乗車定員 3人
空車重量(計画値) 4,965kg
モータ最高出力 100kW(ディーゼルエンジン110kW、375N・m)
変速機 M/T
駆動用電池形式・容量 リチウムイオン電池・EnerDel社製48kWh
一充電走行距離(計画値) 100km
荷室(店舗側)消費電力 2.5kW
太陽光発電出力 0.4kW
.......... "

関連
カスミ / 2011.10.17「移動スーパー」実験のお知らせ(PDF)

" ......スケジュール
平成 24 年 1 月 18 日~20 日 「第3回EV・HEV駆動システム技術展」
(東京ビッグサイト)にて移動販売車を展示
平成 24 年初頭月(予定) 移動スーパー実験開始
◆販売地域 つくば市域(つくば市の協力により選定いたし
ます)
..... "

国内初*1移動販売車のEV化事業の取組み-----東京アールアンドデー、2011.10.17

エネルギー総合工学研究所

続きを読む "伊藤忠商事ら、北関東などに約140店舗展開のカスミの配送用トラックでEV化技術の開発・実証に着手"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/10/14

ゼネラルモーターズ GM 、天津エコシティをはじめ、世界の都市でEN-Vコンセプトによるプロジェクト推進へ

 ゼネラルモーターズ GM は、昨年の上海万博で小型電動2輪車 EN-Vコンセプトをお披露目、都市交通を担う小型電気自動車として、環境、交通渋滞や駐車、安全性、省エネに配慮されたその姿をアピールしました。

GM、上海で小型電動2輪車 EN-Vコンセプトを発表。上海万博で本格お披露目-----しなやかな技術研究会、2010/03/30

 今回、ゼネラルモーターズ GM は、天津eco-シティをはじめ、世界の大都市でEN-Vコンセプトによる実証試験プログラムを検討していることを発表しました。
 EN-Vは、二輪で二人乗りの都市向けコミューターカーとして設計されています。設計には、セグウェイの技術も取り入れP.U.M.A(Personal Urban Mobility & Accessibility)というプロジェクト名で開発されてきました。
 リチウムイオン電池搭載し、従来の一般家庭用壁コンセントを使用して充電でき、1 回の充電で40キロ以上を走行可能です。最新の自動運転、ナビシステムをそなえ、衝突回避などの都市での走行で安全を確保できる性能を確保していると言われています。2010/04/16のWired Japanの記事によれば、最高速度も40kmだということです。このスピードだと、自転車に乗る立場からすると、安全の確保が現状の交通事情では、無理がありそうです。天津のようにゼロから設計する都市交通の中の駒の一つという感じでしょうか。

 さて、日本でのプロジェクトの展開があるのか? どうでしょうか。

プレスリリース / ゼネラルモーターズ(GM)、2011.10.13
次世代 EN-V コンセプトカーのプロジェクトがスタート

" シボレーが世界各国の厳選した大都市での実証試験プログラムを検討
ゼネラルモーターズ(GM)は、本日、ネットワーク化され、ゼロ・エミッションで安全な個人の移動手段の需要増加に合わせた、同社のビジョンを代表する次世代シボレー EN-V(Electric Networked-Vehicle) コンセプト車両の開発プロジェクトが進行中であることを発表しました。
..........
2010年の上海万博で脚光を浴びたEN-Vは、環境に対する課題のみならず、交通渋滞や駐車、安全性、省エネについて考慮して設計されました。

次世代シボレーEN-Vコンセプトは、クライメート・コントロールや全天候・全道路状況型の操作、また、パーソナル収納スペースなど、顧客が必要とする新機能を追加し、その一方で、最初のEN-Vの主要な要素である小型性や操作性を保持しています。また、バッテリー電気駆動、接続性、自律走行機能も維持します。
..........
今年4 月、GM と中新天津eco-シティ投資開発 (SSTEC) は、電力、通信、物的なインフラの面から次世代EN-Vを天津eco-シティに統合するために協力体制に合意しました。
「シボレーは、試験実証プログラムの実施(参加)場所として、米国を含め、世界各地を検討する」とボローニ=バードは述べています。

EN-Vは、リチウムイオン電池(動)駆動のゼロ エミッション車両です。従来の一般家庭用壁コンセントを使用して充電でき、1 回の充電で 40 キロ以上を走行可能です。これは、大半の都市部における移動に十分な距離です。

 EN-Vは、GPS を車両間通信および距離検出技術と組み合わせることにより、手動走行、自律走行の両方が可能になりました。自律走行モードは、通常は車両を運転できない人でも移動ができるようになります。ドライバーや乗員は、無線通信を利用して、走行中でもハンズフリーで友人や同僚と通信が行えます。

 EN-Vは、他の車両やインフラとも通信できるため、車両衝突事故の数を大幅に減少すると同時に、駐車スペースもより簡単に見つけられます。また、リアルタイムの交通情報に基づき最速ルートを選択することで、交通渋滞も自動的に緩和します。

 ボローニ=バードは、「電気推進、センサー、無線通信、GPSベースのナビゲーションを駆使したこの技術プラットフォームは、EN-Vのコンセプトから他の自動車へと伝搬し、将来はさらに安全でクリーンな車両が生まれる可能性があります」と述べます。
.......... "

関連
Work on Next-generation EN-V Concept Begins Chevrolet will explore pilot programs in selected megacities around the world-----GM News,2011-10-12
2011conceptchevroletenv051w640
-----image : 上記リリースより

GMの考えるエネルギーと環境対応向け自動車の電動化(燃料電池車)-----2011.05.18

Evolution of GM's EN-V urban electric vehicle concepts (Chevy En-V)

(TechnologicVehicles, 2011/10/12)

参考エントリー
セグウェイとGMが共同開発した天蓋付き二人乗り二輪車P.U.M.A-----しなやかな技術研究会、2009/04/09

コメント続き
EN-Vのより細かい動きなどが、わかる動画がありました。

続きを読む "ゼネラルモーターズ GM 、天津エコシティをはじめ、世界の都市でEN-Vコンセプトによるプロジェクト推進へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

000a_bookmark | 000COP15への道 | 000COP16への道 | 000Naver まとめ | 000top | 001クリッピング | 0021エコツーリズム | 0022エコグッズ | 002b生物多様性 | 002エコロジー | 002s 海・海洋 | 003アート&クラフト | 004eu気候変動&Energy / 海外情報 | 004地球温暖化、気候変動、京都議定書 | 0051建材 | 0052省エネ | 0053エネルギーマネージメント/EMS,HEM | 0058パーマカルチャー/農的暮らし | 005オートノマス&エコハウス | 005ランドスケープデザイン&ハウジングプラニング | 006食文化、作物 | 007ボディワーク | 008ムーブメント | 009オルターナティブ・メディア | 053省資源 | 100自然エネルギー & Soft Energy | 101自然エネルギー関連/周辺機器 | 102aその他のエネルギー/メタンハイドレード | 102bその他のエネルギー/バイオマス | 102cその他のエネルギー/石炭 | 102gその他のエネルギー/ガス | 102h2その他のエネルギー/水素 | 102hその他のエネルギー/人力_ | 102oその他のエネルギー/石油 | 102uその他のエネルギー/原子力 | 103コジェネレーションシステム | 104水素/燃料電池など | 105蓄電技術 | 200適正技術 | 300電力/電気製品 | 301照明/電気製品 | 305電力/grid、マイクログリッド | 901一般家庭における技術 | 902産業用の技術 | 903*bエコバス | 903*eエコ働く機械 | 903*e電気自動車 | 903*tエコトレイン | 903*エコ船 | 903a*エコ飛行機 | 903b*自転車 | 903c*エコカー | 903dbエコバイク | 903移動、輸送の技術 | 905観測、測定、分析技術 | [PR]グリーン・ポストからのご案内 | AP対応 | ecology2004-1 | ecology2004-2 | ecology2006-1 | targeted Back Casting 20** | YouTubeでみる適正技術 | おしらせ | おすすめサイト | その他のエネルギー/h2水素 | イベント2006/1- | イベント2007/1- | イベント2008/1- | イベント2009/1- | イベント2010/1- | イベント2011/1- | イベント2012/1- | イベント情報2004 | イベント情報2005 | インターネット / IT | ウェブログ・ココログ関連 | エネルギー | ニュース | プレスリリース | 今日の図版 | 図版(非公開) | 地図 | 心と体 | 文化・芸術 | 旅行・地域 | 日記的なもの | 書籍・雑誌 | 気象情報 / 国内 | 気象情報/海外 | 災害-地震 | 災害-核汚染 | 災害情報 / 国内 | 災害情報/海外 | 環境汚染 | 資料 | 資源 水 | 資源 金属 | 音楽