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2012/04/06

しなやかな技術研究会

しなやかな技術研究会

 Alternative Technology Research Group for the world of resilient communities


*しなやかな技術とは?


 しなやかという言葉に、繊細かつ強靭という竹の繊維のような言葉のイメージをもっています。竹は非常に不思議な植物です。地下茎でつながり、一山がみな”ファミリー”と形成しているという種類もあります。竹林にいくと、森とは違った音、香り、そして気配を感じます。よく手入れされた竹林にいくと、まるで荘厳な劇場にでも入ったかのような不思議な空間に出会うことがあります。そこだで太陽の光が輝き、まるで舞台のように見えるのです。
 そして、竹細工職人の友人が竹を切り出し、それを籠や燻し竹に加工します。もちろん竹の子は食材として、南伊豆の知人の家の食卓を飾ります。便利な竹、おいしい竹。
 その友人に竹の繊維の不思議さ、水をつかったり、火をつかったり、さまざまに手を加えることで、見事なさまざまな道具や素材に変化していきます。繊維としても強く、腐りにくい。

 ある日、その友人がいいました。竹は、扱い方を知っていれば本当に役に立つ。しかし、そうした竹のすばらしい性質を生かすことを知っている職人自体の数が減り、さまざまな手を動かしてしる知識が失われていくことが残念だ。知識さえあれば、これほど便利な植物、そして素材はないのだけど、、、。

 そして、竹を裂き、そいでいく。その彼の作業を眺めさせてもらいながら。手と素材と知識ということについて、考えはじめたのです。


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