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2011/02/18

オバマ大統領の政策「2015年までに電気自動車を100万台普及させる計画」は達成可能とするDOEのリポートが公開されました

 アメリカエネルギー省は、オバマ大統領の「2015年までに電気自動車を100万台普及させる計画」は達成可能とするリポートを公開しました。100万台といえば、新車台数は、つい先日、"米中逆転、世界一の自動車王国が転落"と報じたれた時の数字が2010年度1040万台あまりとのことでしたから、10%程度に相当します。[アメリカの普通自動車保有台数は、日本自動車工業会によれば2007年末で約2億4千7百万台(2007-統計局)ですから、0.4%。]
 あと5年でこの目標はかなり意欲的です。達成のためには、現在の補助金や開発計画では間に合わないという指摘がある中で、またそもそも車としての電気自動車は、アメリカの車としてふさわしいのかという疑問が指摘されている中での発表でした。
 ただ、アメリカエネルギー省の分析でもその実現のためには、気合だけでなく、資金も開発の速度、そして電気自動車の車としての認知度の向上などが必要とされています。同省は、補助金、駆動系ならびに蓄電の技術への開発支援、そして最大30あまりのコミュニィを選び集中的にインフラの整備を行う必要があるとしています。
 
 日本のペースを考えると2015年で多くて、数万台というところでしょうか。その時点でアメリカが100万台保有することができれば、それはそれでアメリカにとっては大きな力となりそうです。

プレスリリース / DOE Releases,February 8, 2011
New Analysis Showing Significant Advances in Electric Vehicle Deployment

One_million_electric_vehicles_by_20
-----image : 「One Million Electric Vehicles by 2015 - February 2011 Status Report」(pdf)より

" The U.S. Department of Energy today released One Million Electric Vehicles by 2015 (pdf - 220 kb), an analysis of advances in electric vehicle deployment and progress to date in meeting President Obama's goal of putting one million electric vehicles on the road by 2015. The analysis shows that while the goal is ambitious, it is also achievable based on steps already taken as part of the Recovery Act and additional policy initiatives proposed by President Obama -- including improvements to existing consumer tax credits, programs to help cities prepare for the growing demand for electric vehicles, and strong support for research and development to continue reducing the cost of electric vehicles.
"President Obama's goal of putting one million electric vehicles on the road by 2015 represents a key component of our strategy to dramatically reduce America's dependence on foreign oil and ensure that the U.S. leads the world in the growing electric vehicle manufacturing industry," said DOE Assistant Secretary for Policy and International Affairs David Sandalow. "This is a race America can win -- if we answer the President's call to out-innovate, out-build, and out-compete the rest of the world."
.......... "

関連
U.S. DOE : Vehicle Technologies Program

参考
Indiana University Bloomington - School of Public and Environmental Affairs(SPEA) / Expert panel: Obama's goal for electric vehicles requires 'bold action' February 2, 2011
Plugin_electric_vehiclescover-----image:「Plug-in Electric Vehicles: A Practical Plan for Progress」(PDF/SPEA,February2011,p.82)[ www.indiana.edu/~spea/pubs/TEP_combined.pdf ]カバー

US may miss Obama’s one million EV target for 2015-----IBTimes,08 February 2011

コメント続き

 この2月にインディアナ大学 Indiana University の研究チームたちが発表した「Plug-in Electric Vehicles: A Practical Plan for Progress」(上に入手先情報)では、2015年に百万台の電気自動車がアメリカ国土を走るという政策の実現性にさまざまな角度で疑問をてい分析しつつ、冷静にアメリカ社会における電気自動車の意味をもういちど考える必要を促しています。今回の計画そのものが失敗に終わる可能性も指摘しつつ、電気自動車に限定せず、プラグインハイブリッド車など幅広い車種に力をそそぐべきだとしています。

 アメリカが電気自動車に本気で取り組み始めたのは興味深いことですが、国土が大きく、セカンドカーならまだしも、1台を選ぶ人が電気自動車を選ぶだろうかという素朴な疑念もあります。アメリカでの展開、売られ方にも注目していきたいと思います。(t_t)

[ カテゴリー : 電気自動車 ]

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