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2010/11/03

日産自動車、NISSAN New Mobility CONCEPTと、まもなく発売のリーフ全車にEV専用情報通信システムを搭載すると発表

 日産自動車、小型電動コミューター NISSAN New Mobility CONCEPTとまもなく発売のリーフ全車にEV専用情報通信システムを搭載すると発表しました。
 日産の電気自動車リーフの発売を控えるこの時期に、「ゼロ・エミッション社会に向けた取組」というタイトルでお披露目された NISSAN New Mobility CONCEPT。この車は、都市における小型コミューターカーの未来と、日産のスマートシティへのビジョンの何を象徴しているのでしょうか。
 
日産自動車、持続可能なゼロ・エミッション社会に向けた新モビリティのコンセプトを公開-----日産自動車、2010年11月1日

1011010201
-----image(”NISSAN New Mobility CONCEPT”) : 上記リリースより

" 「NISSAN New Mobility CONCEPT」の4つのキーワードおよび概要:
革新-近距離移動及び個人用途に適した新しい二人乗り小型モビリティ
簡単-誰にでも運転や駐車がしやすい車両サイズ
安全-オートバイと同等の機動性と高い安全性を両立
クリーン-走行中の排出ガスゼロ "

「ゼロ・エミッション社会に向けた取組」報道向説明会

(, 2010年11月01日)

 そして、まもなく発売される日産リーフ全車に、EV専用情報通信システムが搭載されるということです。単なるナビを越えた情報端末を装備した車としても注目を集めそうです。
 
プレスリリース / 日産自動車、2010年11月1日
日産自動車、EV専用情報通信システムを「日産リーフ」全車に導入

1011010301
-----image("日産カーウイングスデータセンターをハブとしたICTシステム") : 同リリースより

" 将来のゼロ・エミッション社会に向けたスマートシティづくりにも活用
.....1日、EVの利便性、快適性、安心感を大きく向上させるとともに、将来の低炭素社会に対応するため、本年12月より日本、米国で、来年初頭より欧州で発売する電気自動車(EV)「日産リーフ」に、グローバル共通のEV専用情報通信(ICT: Information and Communication Technology)システムを導入すると発表した。

 EV専用のICTシステムは、乗車中にナビゲーション画面でEVオーナーといつでもつながるドライビングサポート機能を提供するだけでなく、乗車前・降車後にもスマートフォンを含む携帯電話やパソコンなどからオーナー向けウェブサイトにアクセスすることにより、EV利用履歴およびバッテリー状態管理、充電およびエアコンの遠隔操作やエネルギーマネージメント対応など、EVならではの機能を実現し、新たなカーライフをサポートする。同システムは情報集中管理センターである日産カーウイングスデータセンターと、ナビゲーションシステムを、車載のデータ通信モジュール(TCU)*1を介して通信することで、EVオーナーに24時間サービスを提供する。

<EV専用のオンボード(乗車中)サービス>
 ナビゲーション画面をワンタッチ操作するだけでEVの到達予想エリアが確認できる「到達予想エリアマップ」表示機能
最新の充電スポットが自動更新される「充電スポット更新」機能
割安な夜間電力時間帯など希望の時間に充電できる「タイマー充電」設定機能
..........
<EV専用のオフボード(乗車前、降車後)サービス>
 バッテリーの充電状態、充電遠隔操作、充電完了時間、航続可能距離の確認、およびバッテリーの状態管理、故障診断を行う遠隔チェック機能
 エアコンの遠隔操作や、出発時間に合わせたエアコンの自動運転が可能な「乗る前エアコン」機能
 運転後に使った電気代を確認できる「電気料金シミュレーション」機能や、EVを走行することで削減できたCO2排出量(予測値)を計算できる機能
 世界中の「日産リーフ」オーナーと電力消費、走行距離、回生ブレーキによる充電量、などを競える「ランキング」機能
 航続可能距離や充電スポットを確認しながらドライブプランが立てられる「ルートプランナー」機能
...........
1011010307 -----image("EVとICTを活用したスマートシティー") : 同リリースより
........... "

関連
日産ゼロ・エミッション」サイト

Twitter : NISSANEV(日産自動車公式アカウント)

鹿児島県と日産自動車、屋久島CO2フリーの島づくりの推進に関する協定を締結-----しなやかな技術研究会、2010/08/26

ルノー・日産アライアンスと大京、既存マンションにおける電気自動車充電インフラ実証プロジェクトを開始-----しなやかな技術研究会、2010/08/05

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日産初の電気自動車「リーフ」、5人乗り5ドアハッチバックのゼロエミッション・カーとして登場-----しなやかな技術研究会、2009/08/04

コメント続き

 電気自動車が将来どのように輸送、運輸を担い、家庭やコミュニティのエネルギーマネージメントに有効活用されていくのかについては、電力事業の現在のあり方や再生可能エネルギーへの取り組みが見えてこない現状では、その姿が見えてきません。電力会社の独占的な事業のあり方や国の脱化石燃料の取組みの中で、原子力を偏重する姿勢ばかりが目についてしまいます。脱化石を原発依存で切り抜けようという目論見の中では、暮らしの安全・安心という文脈が見えてこないからです。

 結果、スマートシティは、電力会社などの大企業にとってのみ”スマート”といういびつな形に日本では陥る可能性があります。窮屈で生きづらい管理社会と一方的な利益誘導のツールとなることが心配です。この懸念は、化石燃料がこののち2015年前後に値上がりするという複数の分析によりより大きな懸念となります。

 とはいえ、”楽観的な世界”を見つめようとする側面では、移動・輸送、そしてスマートやコミュニティが人を支え、人に安全を安心をもたらすという可能性もあります。ある国や地域では、ユーザーにとってスマートな車、電気のあり方も成立しうる可能性があるのです。
 願わくば、日本この日本でそうした、”楽観的な世界”でありえ続ける世界観が長く、多くの人に恩恵を与えてくれることを! 

Plug in hybrid vehicles and the Smart Grid

(grcblog,2010年04月26日)

上のビデオクリップは、プラグインハイブリッド車とスマートグリッド、そしてかなたに風力発電所があるという”牧歌的”なビジョンを提供してくれます。結構気に入っているものです。GEと日産のはスマート充電技術に関する共同研究について共同研究しているそうです。ビデオは、GEのエジソン・デスクが公開したビデオです。

 そして、下はCEATECで公開され、未来の電気自動車のヴィジョンとして話題を呼んだ映像。初めて見たとき、そこまで考えているのか! というインパクトを受けました。今回のリーフに搭載される"インテリジェンス"が未来にどう発展するのか、、、

CEATEC2010スマートグリッド3Dシアター説明

(NissanNewsroom,2010年10月04日)

CEATEC2010で、EVが絡んだ未来の暮らし -スマートシティ - を提案する日産自動車-----しなやかな技術研究会、2010/10/07

 子供たちの世代に快適で、豊かな心を育む世界を実現するための技術。車の世界もそうした技術の一つとして発展させる必要があります。(t_t)


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