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2010/11/30

神奈川県、慶應義塾大学、いすゞ自動車等と取り組む「電動フルフラットバス実証研究」EVバスの試作車デザインを発表

 かねてから電気自動車 EVの開発に積極的に取り組んできた神奈川県が、慶應義塾大学、いすゞ自動車等と取り組む「電動フルフラットバス実証研究」EVバスの試作車デザインを発表しました。神奈川県は、2009年より「かながわ次世代電気バス開発・普及検討会」を開催し、大型ディーゼルバスを想定しそれを越える電動バスのデザインの検討を集積台車とインホイールモーターなどの基本特許を所有する慶應義塾大学(環境情報学部 清水 浩 教授)や車体の開発を担当するいすゞ自動車、さらに東芝、JFEエンジニアリング等を加えた、官産学協同体制による次世代電動バスの開発を進めてきました。
 同検討会の資料によると、”自動車によるCO2は国内で18%、アメリカは30%。うち、バス・トラックは4割。”を占めるということです。世界でも電動バスの開発はあまりなく、今年度中にに試作車を完成させ、路上での実証実験を行うということです。自治体も含めた協力体制や開発技術などをみると日本発の本格的な大型電動バス開発計画として世界的にも注目を集めることは間違いありません。
 同資料によると、量産時には

”ランニングコストが既存の車両の約10分の1となり、バスの車体価格とランニングコストを合わせたライフサイクルコストが約半分になる。-400台以上の生産時”

 ということです。「電気自動車「Eliica」の集積台車、新型電池等の技術を応用し、現在のディーゼルバスと比較して走行性能も経済性も同等以上の汎用性が高い、床全体が低く平らな電動バス」、その走行感を一日も早く味わいたいと感じさせるプロジェクトに期待が集まります。

プレスリリース / 神奈川県、平成22年10月26日
県・慶應義塾大学・いすゞ自動車等が取り組む「電動フルフラットバス実証研究」の試作車デザインを発表!

Kanagawaevbasfront
-----image(”イメージ図:フロントビュー”) : 同リリース「添付資料 バスの車体デザイン [PDF]」より

" 今後の第2次プロトタイプ開発に向けた協力体制を立ち上げ
県・慶應義塾大学・いすゞ自動車(株)等が取り組む「電動フルフラットバスの地域先導的普及モデル策定とシステム化の実証研究」(環境省:産学官連携環境先端技術普及モデル策定事業(委託費5億円))(以下、「実証研究」という)による試作車の車体デザインを発表します。
また、CO2削減に貢献するEVバスの本格普及に向けては、さらなる実用化技術の開発・改良が必要となることから、実証研究で培った「神奈川発」の先端技術等を結集し、第2次プロトタイプ(試作車)の開発に向けた産・学・公による協力体制(コンソーシアム)を立ち上げます。
1 電動フルフラットバス(試作車)の車体デザイン発表
(1)バスの車体デザイン
 車体デザインはいすゞ自動車(株)が担当し、将来の路線バスにふさわしい先進性、現実性、景観との調和性を持たせたデザインとしています。(添付資料参照)
(2)今後の予定
 現在、いすゞ自動車(株)及び慶應義塾大学を中心に試作車の開発を進めており、今年度中に完成させ、路上での実証走行を行う予定です。

2 第2次プロトタイプ開発に向けた協力体制(コンソーシアム)の立ち上げ

実証研究成果の実用化を目的に、第2次プロトタイプ(試作車)の開発に向けた協力体制を立ち上げます。
(1)参加企業・団体(コアメンバー)
神奈川県、慶應義塾大学、いすゞ自動車(株)、(株)東芝、JFEエンジニアリング(株)等
(2)今後の予定
コアメンバーによる準備会を設置し、産・学・公一体となった取組を推進するため、国に対して必要となる支援・協力を働きかけるとともに、参加企業・団体の拡大を図ります。
添付資料
バスの車体デザイン [PDF:178KB]
..........
Kanagawaevbasrear
-----image(”イメージ図:リアビュー”) : 上記リリース添付資料より
[(参考)「電動フルフラットバスの地域先導的普及モデル策定とシステム化の実証研究」の概要
代 表 者 慶應義塾大学環境情報学部 清水 浩 教授
経費 5億円(21年度補正予算、委託費)
概要
電気自動車「Eliica」の集積台車、新型電池等の技術を応用し、現在のディーゼルバスと比較して走行性能も経済性も同等以上の汎用性が高い、床全体が低く平らな電動バスを試作する。

(会見者一覧)県 松沢知事
慶應義塾大学環境情報学部 清水教授
いすゞ自動車株式会社 細井代表取締役社長
株式会社東芝 北村執行役専務
JFEエンジニアリング株式会社 小倉代表取締役副社長] "

関連
神奈川県 : かながわ電気自動車普及への挑戦 / かながわ次世代電気バス開発・普及検討会
" ..........
2009年7月13日  第2回 かながわ次世代電気バス開発・普及検討会
議事録 [PDFファイル/300KB]
次第 [PDFファイル/52KB]
資料 [PDFファイル/752KB]
.......... "

電気自動車研究室が、電動バス開発・普及に向けた産学官連携プロジェクトを開始-----慶應義塾大学、2009/08/07

"慶應義塾大学の電気自動車研究室(清水浩・環境情報学部教授)は、環境省の「産学官連携環境先端技術普及モデル策定事業」の採択を受け、神奈川県・いすゞ自動車等と協力し、これまでの研究成果を応用した電動バスの開発・普及に着手しました。"

電動フルフラットバス実証研究プロジェクトに60Ah級の二次電池「SCiB」を納入-----東芝、2010年10月26日

EVバスで初の検討会 関係16団体-----MSN産経ニュース、2009.5.8

参考エントリー
シムドライブ社 SIM-Drive、三菱自など34機関と電気自動車の共同開発に着手-----しなやかな技術研究会、2010/01/25

エリーカの慶大の清水浩教授、電気自動車の新会社シムドライブ SIM-Drive を設立-----しなやかな技術研究会、2009/08/25

エリーパワー & エリーカ情報 / おまとめサイト-----自然エネルギー

-----Google GreenPostサイト横断検索 : 電動バス-----

コメント続き

 神奈川県は、電気自動車に積極的です。今回の電動バス計画では、大型のバッテリーに対して10分の充電時間の充電システムの開発を目指すなど注目の技術がたくさんあります。世界中でさまざまなエコバスが開発されていますが、大型の電動バスの開発を進める例はめずらしいようです。ただ、世界中で技術の確立を目指して動いていることは間違いありません。そんんあ中で、神奈川県の電動バス推進の計画は、具体的かつ地域の産業や雇用の確保までを考えた非常に意欲的なプランです。

[ カテゴリー : エコバス ]

 神奈川県の電動車関係のサイトをみていたら、EVバイクに関する情報もありました。大小さまざまな電動車に地域で取り組むことに成功すると、EVの欠点とされた膨大なインフラ整備のコストと導入時間の問題の解決にいち早く取り組むことで得る先行者としての栄誉と投資の集中や開発拠点の確保などさまざまな恩恵を地域に呼びこむことが可能かもしれませんね。神奈川県、オモシロイ動きです!(t_t)

参考
神奈川県 : かながわEVバイク普及推進プロジェクト

羽田空港で非接触給電ハイブリッドバスが運行します / プレスリリース 国土交通省-----しなやかな技術研究会、2008/02/20


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