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2010/10/26

経済産業省、第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにて44件の協力事項に調印。その内容を公表

 日中の関係が尖閣諸島やレアアースの問題でぎくしゃくしている中で、こんな出来事があり、目にとまりその内容をみていずれも日本にとって、もちろん中国にとって重要な省エネ、エネルギーマネージメント、そしてスマートグリッドやスマートシティ(コミュニティ)といった世界が注目する技術44件で過去最多となる協力事項が調印されたということです。
 
 その内容に目を通してみました。

プレスリリース / 経済産業省、平成22年10月25日
第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムについて(結果概要)

" 本件の概要
平成22年10月24日(日)に都内にて、「第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」が開催されました。
日本側は大畠経済産業大臣、池田経済産業副大臣、近藤環境副大臣他、張富士夫(財)日中経済協会会長等、中国側は、張暁強(ちょう ぎょうきょう)国家発展改革委員会副主任、蒋耀平(しょう ようへい)商務部副部長、程永華(てい えいか)在京中国大使他が参加しました。
官民関係者合わせて1,100名(日本側:約700名、中国側:約400名)を超える参加を得て、過去最多となる44件の協力事項に調印されました。
..........
発表資料名

第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムについて(結果概要)(PDF形式:143KB)
(別紙)第5回日中省エネ・環境総合フォーラム プログラム(PDF形式:95KB)
【関連リンク】第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおける省エネルギー・環境分野における日中間の協力案件及び過去の調印案件の優秀事例の選定について(平成22年10月24日)
.......... "

関連
第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおける省エネルギー・環境分野における日中間の協力案件及び過去の調印案件の優秀事例の選定について-----経済産業省、平成22年10月25日

" ..........
(4)新交通情報システム技術実証事業
 日本側:日産自動車株式会社
 中国側:北京市交通委員会
・テレマティクスによる通信技術を活用したサービスシステム(最速ルート、エコ運転アドバイス)と、その効果検証システムを組み合わせることにより、省エネ・CO2の総合マネジメントを行う「新交通情報システム」を導入する。

(5)天津市環境都市プロジェクト
日本側:株式会社東芝、株式会社みずほコーポレート銀行
中国側:天津経済技術開発区管理委員会
・天津市が計画する環境都市プロジェクトに対して、低炭素社会?現に向けたスマートコミュニティ技術を導入することを前提に、小規模エリアにおける環境都市構築の事業可能性の検討を行う。

(6)瀋陽市レストラン厨芥メタン発酵・発電モデルプロジェクト
日本側:JFE エンジニアリング株式会社
中国側:瀋陽市城市管理局
・市内のホテルやレストランから収集された厨芥ごみを破砕、選別処理等により無害化した後、消化槽内でメタン発酵させ、発生したメタンでガスエンジンによる発電を行うことでエネルギー回収を行うプロジェクトを?施する。

.....

(8)MACH-30Gガスエンジンを利用した炭鉱メタンガス発電プラント普及協力覚書
日本側:三菱重工業株式会社
中国側:煤炭科学研究総院重慶研究院
・三菱重工業のガスエンジン(MACH-30G)と煤炭科学研究総院重慶研究院が有する高度な炭鉱ガス抽出・輸送技術を組合せ、炭鉱ガス発電プラントの総合提案による中国炭鉱への普及を目指す。

.....

(13)火力発電所からの燃焼後二酸化炭素回収技術の研究
日本側:株式会社東芝
中国側:清華大学
・火力発電所の燃焼排ガスにより,多量の二酸化炭素が大気に排出されており,地球温暖化の要因となっている。本研究では,当社が進めている火力発電所排ガスからの二酸化炭素回収システムの開発において,その一部を,清華大学と共同で実施する。

.......... "


-----「第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムにおける省エネルギー・環境分野における日中間の協力案件及び過去の調印案件の優秀事例の選定について(PDF形式:357KB)」より

コメント続き

 ざっと見回した限りでも興味深い技術がいくつもありました。技術協力は、大いに結構なことですが、、、と書けないほど中国の今後に関しては懸念があります。これまでこのフォーラムでとりまとめられた案件の76件のフォローも始まったそうです。
 過去の案件の中から、<優秀案件>
「セメント排熱発電ボイラ製造合弁会社設立事業」
(第2回調印案件)
(日)川崎重工株式会社
(中)安徽海螺創業投資有限責任公司

 が選ばれたそうです。日中が対等な立場で技術協力を進めるためには、解決し整理しなくてはならない問題があります。しかし、それを整理しようとすること自体がそもそも、関係をこじらすことになるという点がやっかいです。
 また、時が解決するといえない点もやっかいです。時間がたてば悪化すると考えるほうが理屈です。エネルギーや気候変動の影響、環境破壊、食料、水、その他の資源などの問題は、時間がたてば、放置されればされるほど、あとで大きな問題となります。こうした技術協力の今後にも複雑な影響がでてきています。(t_t)



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