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2010/09/07

農林水産省、平成21年地球温暖化影響調査レポートを公表

 農林水産省が、平成 21 年 1 月~12 月までの「水稲、麦、大豆、いも類、工芸作物(茶、葉たばこ等)、果樹、野菜、花き、飼料作物、家畜等の農畜産物」などの、地球温暖化に伴う農業生産への影響に関する実態調査をまとめた平成21年地球温暖化影響調査レポートを公表しました。

 21年度も気候変動の影響が各種作物に認められたということです。

 気が早い話ですが、今年の異常高温を考えると、来年22年度版の内容が気になります。
 
プレスリリース / 農林水産省、平成22年9月1日
「平成21年地球温暖化影響調査レポート」の公表について

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-----image : 地球温暖化影響調査レポートカバー

" 農林水産省では、平成21年1月~12月を調査対象期間とした「地球温暖化に伴う農業生産への影響に関する実態調査」の調査結果について取りまとめた「平成21年地球温暖化影響調査レポート」を作成いたしましたのでお知らせします。

概要
農林水産省では、平成19年6月に「農林水産省地球温暖化対策総合戦略」を策定し、本総合戦略に基づき、地球温暖化による農業生産への影響の把握と対応策の推進に努めているところです。
この中で農林水産省では、農業生産現場における高温障害など地球温暖化によると考えられる影響の発生状況とこれに対する適応策について調査するため、平成18年度から毎年度、都道府県の協力を得て実態調査を実施し、その結果を(独)農業・食品産業技術総合研究機構の協力を頂きつつレポートとしてまとめ、公表を行っています。
この度、平成21年1月~12月を調査対象期間とした「地球温暖化に伴う農業生産への影響に関する実態調査」の調査結果をとりまとめた「平成21年地球温暖化影響調査レポート」を作成いたしました。
本レポートは、品目ごとの地球温暖化の影響及びそれら影響に対して農業生産現場で実際に取り組まれている主な適応策について各地方ブロックごとに整理し、掲載しています。
なお、レポート本文につきましては、以下のURLでご覧になれます。
(http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/ondanka/index.html)
..........
「レポートのポイントについて
○ 主な作目への現象では、平成21年においても水稲(白未熟粒の発生等)、りんご(着色不良・遅延等)、かんきつ類(浮き皮、着色不良・遅延等)などの報告があった。
○ このうち水稲については、出穂期~登熟期の気温が北日本を中心に平年と比べ低温で推移したことから、白未熟粒の報告県数が前年に比べ3分の2程度となった。また、果樹については、なしの発芽不良(露地栽培)など新たな報告があった。
○ 高温障害などの影響を回避・軽減するため、福岡県では高温耐性品種「元気つくし」、長野県では「多目的防災網を用いたなしの日焼け果の防止」など、各県において高温耐性品種や適応技術の開発・普及が着実に進められている。
○ 特徴的な動きとして、北海道では「地球温暖化に対応した主要作物に及ぼす影響の予測」、山形県では「農林水産研究開発ビジョンの策定」など、一部の道県では地球温暖化対策の推進体制の整備が進められている。」-----<添付資料>平成21年地球温暖化影響調査レポート概要(PDF:122KB)より
..........
100901_101nousuiondankap31
-----image(”平均気温平年差”) : 地球温暖化影響調査レポート-P31より "

関連エントリー
農林水産省、平成20年地球温暖化影響調査レポートを公開-----しなやかな技術研究会、2009/09/15

地球温暖化 : 農産物の「温暖化適応策」公開 リンゴ、水稲など13品目- -農水省HP / クリッピング MSN毎日インタラクティブ-----しなやかな技術研究会、2007/06/27

コメント続き

 世界的にも気候変動の影響が最悪20%の作物や漁獲高の減少となることがいくつかの研究結果で指摘される地域があります。アフリカでは、すでに淡水魚の20%が絶滅の危機。中国では、2050年までに、最悪のケースでは気候変動の影響で穀物生産が5分の1になるという研究結果もこのところで相次いで発表されています。

アフリカの淡水種20%以上が絶滅の危機、数百万人に打撃-----AFP BB News,2010年09月03日
中国、気候変動の影響で穀物生産が5分の1になると、、、-----GreenPost -Heuristic Life -,2010.09.03

 これから豊かになろうとする地域、そして豊かさとは無縁な地域や国で気候変動の影響が懸念される中で、気候変動に関する国際的な枠組みの合意は足踏み状態で、各国の個別の対策に寄らざるをえない状況です。作物や水産資源の問題は、輸入資源に依存する我が国にとっても、直接影響のある分野です。他の先進国とは比べものにならない影響も懸念されます。また、各地域、国における対策は早期であれば、あるほど経済的なコストも少ないと言われています。むずかしい状況ですが、おろそかにできない問題です。(t_t)


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