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2010/03/18

白熱電球さんありがとう。ご苦労様でした! その120年の歴史に幕がおりる

 東芝ライテックが一般白熱電球の製造を中止、その1890以来の歴史に幕を閉じると発表しました。当時日産10個程度から始まった白熱電球は、最盛期(1973年)には年間生産量7,800万個に達したといいます。まさに、日本の電化の中心にあった白熱電球の歴史が閉じられようとしています。

 省エネのワークショップなどで、60W-850[lumens]と唱えてきた白熱電球ですが、コンパクト蛍光管(電球型蛍光灯)が登場しはじめた1980年代から徐々に置き換えが進み、2010年の現在、1000円を切る13W-850[lumens]の製品などが市場に豊富にそろっていて手軽に購入できます。さらにLED電球も4000円前後で登場し、7.5W-560[lumens]を実現しています。前方のみ明るいLEDでは、この規格のもので60W白熱球と同じ用途で使えています。代替案もそろい、白熱球が去ります。

プレスリリース / 東芝ライテック、2010年3月17日
一般白熱電球の製造中止について 年間約43万tのCO2を削減

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-----image(”東芝ライテック、一般白熱電球の製造数の推移”) : 同リリースより

" 東芝ライテック株式会社は、CO2排出量の削減に貢献するため、東芝発祥事業の一つとして120年間にわたり継続してきた一般白熱電球の製造を、2010年3月17日に中止します。当社の試算では、この取り組みにより年間約43万t(2008年比)のCO2削減に貢献できるものと推定しています(注)。
 1890年、東芝の創業者のひとりである藤岡市助が日本で初めて白熱電球を製造するために「白熱舎」を設立し、日産10個程度でスタートした当社の白熱電球事業は、最盛期(1973年)には年間生産量7,800万個にまで拡大し、現在までに累計40億7千万個を生産しています。
...........
 なお、製造中止製品と継続製品については、当社ホームページ(http://www.tlt.co.jp/tlt/info/h_syuryo/lamp20100317/lamp_20100317.htm)をご参照ください
注: CO2排出係数は0.39kg/kWhとした場合。
........... "

 なお、継続機種もあり発表されています。

「東芝白熱電球」製造中止・製造継続対象機種について
Toshibaedisonbulb
-----image("2010年3月 製造中止対象機種(103機種)") : 同リリースより

コメント続き

 世界的にみても白熱球の歴史は、2015年までに各社の製造中止により世界市場からもなくなりそうです。製造中止ということで、手持ちの白熱球をきれいな木箱の工具箱の底のほうに大切に移しました。白熱球は白熱球でとても大切な用途があるのです。例えば、昔ある雪深い山小屋を訪れたことがあります。ぼろぼろの山小屋には、伝統線がきていて管理者にお金を払うことで利用できました。小屋の中にテントをはり、延長コードで持参した白熱球をあかりと暖房のために利用しました。暖かい光、投入されたエネルギーの約三分の二を熱に変換する装置であると考えると限られたシーンでですが、用途があります。さびさせないようにラップに包み大切に保管するつもりです。(笑 t_t)

追伸
 ロシア、北欧、インド、中国など寒い国、安価なライトを必要としている地域では「白熱電球」を支持、購入を続ける動きもあるとう情報をいただきました。白熱電球がなくなるということはないということです。となれば、白熱電球は、日本でも支持する人々のために、輸入品に置き換わるだけかもしれませんね。

参考
Incandescent light bulbs to be phased out in 2012-14-----Richmond Times Dispatch,March 14, 2010

LED電球体験記 感動したり落胆したり-----ECO JAPAN,2010年03月11日

ロシア国民の半数が白熱電球の製造・販売禁止に反対-----IBTimes,2010年02月01日


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