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2010/01/12

MIT SENSEABLE City Lab、COP15で電動自転車へと変身させるコペンハーゲンホィール Copenhagen Wheelを発表

 コペンハーゲンで開催されたCOP15にあわせてさまざまな再生可能エネルギーや省エネの技術が世界中で披露されました。その中にMITのMITのSENSEABLE City Labが開発中のコペンハーゲンホイールという発電するハブで駆動する電動自転車を発表しました。ユニークな点は、既存のハブをCopenhagen Wheelに交換することで、電動自転車となり、駆動し進化し続けるスマートフォンなどの携帯端末に電力を供給することができる点です。ナビだけでなく、二酸化炭素、窒素酸化物の濃度など都市の環境の変化を刻々と把握するためのツールとなるような観測網からアプリまでを総合的に提案されています。都市を自転車で移動することで温暖化効果ガスの削減につながるということで、積極的に都市交通の中心に自転車を置くことで、都市とその住人はグリーンマイルを貯めることもできます。それは数値化され、地域や国の温暖化効果ガス削減のプログラムとして数値化され、施策に盛り込まれもします。
 商品化の道筋は早く、2011年中には、イタリア政府とDucatiEnergia社により商品化される予定ということです。

プレスリリース / SENSEABLE City Lab, MIT DECEMBER, 2009
copenhagen wheel project / MIT'S BIG WHEEL IN COPENHAGEN

Cph_wheel063
-----image(”OUTDOOR IMAGES”) : 同リリースより。Photos by Max Tomasinelli www.maxtomasinelli.com

" New bicycle wheel not only boosts power using Formula One inspired technology, but also
can keep track of fitness, friends, smog and traffic - helping Copenhagen become the first
carbon neutral capital by 2025
It looks like an ordinary bicycle wheel with an oversized center. But packed inside the sleek,
bright red hub is a veritable Swiss army knife's worth of electronic gadgets and novel functions.
The Copenhagen Wheel, designed by researchers at MIT's Senseable City Lab, will be
presented at the Copenhagen Conference on Climate Change on December 15, 2009 before
heads of state and mayors form all over the world. It can store energy every time the rider
brakes and then give that power back to provide a boost when going uphill or to add a burst
of speed in traffic. "The wheel uses a technology similar to the KERS (Kinetic Energy Recovery
System), which has radically changed Formula One racing over the past couple of years.
When you brake, your kinetic energy is recuperated by an electric motor and then stored by
batteries within the wheel, so that you can have it back to you when you need it." - explains
professor Carlo Ratti, Director of the MIT Senseable City Lab.

”The bike wheel contains all you need so that no sensors or additional electronics need to be
added to the frame and an existing bike can be retrofitted with the blink of en eye. In a sense,
you drive by foot: when you pedal forward the motor supplements your torque; when you
pedal backwards to brake, the motor starts regenerating electric energy while reducing your
speed.”

.......... "

関連
The Copenhagen Wheel - Teaser

(senseablecitylab,2009年12月08日)

Copenhagen_wheel
-----image : 上記ビデオクリップより

MIT team peddles more power per pedal-----The Boston Globe,December 16, 2009 [Twitter / Robin Chase: MIT announces Copenhagen w ... ]

未来の自転車の進化の方向性-----サイクルロード ~自転車という道、December 22, 2009

自転車がiPhoneにつながってナビにもなる電動アシストホイールをMITが開発!-----greenz.jp,2010/01/10

コメント続き

 copenhagen wheel project : DISENSING THE CITYによると提供されうるデーターは、ナビ以外としては carbon monoxide, NOx, noise, ambient temperature and relative humidityなどが検討され、実現可能とされています。センサーを自転車に組み込むことができれあ、自転車が都市の環境”性能”を計り情報を端末し総合するツールともなってしまいます。アイディアとして良く出来ています。発言機部分の仕様からすると発電時にはかなりペダルが重そうですし、ブレーキの回生エネルギーだけでは不足することは確実ですから、電動アシストとしての機能をすて、ライトとセンサーと情報端末のための電源に割り切ってしまえば、価格も安くなり、小さく軽くなります。どれくらいならiPhoneやアンドロイド携帯のユーザーが出費するのか、、、、数万円が限度という気もしますが、自転車が電源を供給してくれるというコンセプトはこれからかなり注目されると思います。ハブ内蔵にこだわらなくとも、既存の6V系のライト用の自転車発電機でも使えるようにアプリだけの開発というビジネスも成立しそうです。もちろんそのためには、都市の交通網の中で自転車の存在がかなり大きく取り上げられる必要があります。自転車を中心とした文化都市。面白いです。

Cwdata_interface
----image : copenhagen wheel project : DISENSING THE CITYよりThe Copenhagen Wheel: Data Interface
 
参考
NYC Waterfalls: How Real-Time Cellphone Data Can Impact Local Economies-----NYC Waterfalls,June 8, 2009

 ところで、早ければ今年中にDucatiEnergia社からリリースされるかも、というこの商品ですが、この会社ほかにもいろいろ面白いものを作っています。キャパシタ、風車や電動カーも手がけているようです。コペンハーゲンホィールで見えてきたことは、国際的な気候変動とエネルギー問題へのソリューションは国境を越えて、ヨーロッパやアメリカはもちろん、中国、インド、南米などそのことに関心のある都市があればどこででも展開可能な形で提案され始めているということです。日本は、鉄道などの公共交通網では実績がありますが、この自転車周りの分野でも国際的技術的な競争力はかなり高いです。あとは発想と総合力不足をどこまで補うのか、、、、。国内で、先進的な成功例を積み上げることができる政治風土をどう手に入れるのか? 入れることができるのか? 2010年代の技術的、経済的な肝がそのあたりにありそうです。(t_t)


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