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2007/12/14

「気候変動問題の議論に、子どもたちの声を!」 Climate Change and Children 『気候変動と子どもたち』 発表 / プレスリリース 日本ユニセフ協会

Unicefclimate_change_n_children-----image(pop up ; ”Climate Change and Children表紙”) & text : 日本ユニセフ協会、2007年12月12日発表より

" COP13(気候変動枠組み条約の第13回締約国会議)
 京都議定書の誕生から11年目を迎えた12日、ユニセフは、気候変動が世界、特に開発途上国の子どもたちの生存や健全な発達に与える影響と、同問題に対する子どもや若者の「声」をまとめたブックレット『Climate Change and Children』を発表しました。

 「気候変動がもたらす『結果』については、まだ多くのことを学ばなければなりません。しかし、この問題の解決なくして、経済と社会の発展を維持することはできないことは確かです」 アン・ベネマン ユニセフ事務局長はこのように述べました。
 COP13がバリで開催される一方、ニューヨーク国連本部では、子どもと若者の問題に特化した国連総会ハイレベル会合=「子どもたちにふさわしい世界プラス5(WFFC+5)」が開催されています。2002年に開催された「国連子ども特別総会」後の成果と課題を振り返るこの国連ハイレベル会合のサイドイベントの中で正式発表される本ブックレットは、この二つの会合が共通して取り上げる課題:「気候変動」と「子どもたちを取り巻く問題」を提起するものです。
..........
ユニセフは国連環境計画(UNEP)や国連機構変動枠組み条約(UNFCCC)らとともに、子どもたちが安全で健康的な生活をおくれる環境の維持と創造を促進するための戦略を現在策定。この戦略では、(1)「子どもの生命や保護・教育をリスクに晒す環境要因を削減」し、(2)「気候変動によって発生する自然災害などの人道危機が発生した場合、子どもたちに必要不可欠な支援を提供する能力を強化する」ことが、その中核となっています。

地球上の多くの資源が気候変動によって脅威にさらされています。しかし、「再生可能」な重要な資源の一つ、すなわち、変化をもたらす子どもたちや若者の力は、世界中に溢れています。ユニセフは、現在、この問題に取り組む様々なパートナーとともに、各国政府が、自国の子どもたちに、自らの力で身の回りの環境を保護・再生する方法を学ぶ機会を提供する「環境教育キット」を開発しています。

『Climate Change and Children』
(英語 PDF 983KB)
(Contents
Foreword from Ann M. Veneman,UNICEF Executive Director 2
Voices of the Children 3
Climate Change and Children: What are the Risks? 4
 [Rising sea levels and melting ice caps … severe
weather events … drought and fl ooding. With its
dramatic and harmful effects on the environment,
climate change threatens the basic elements of life for
people throughout the world, harming health and the
environment and limiting access to water, food
and land.
.......... ]

Natural Disaster 6
Disease 8
Water 10
Food Security 13
Trees 14
Energy: Challenges and Opportunities 17
[Worldwide, 1.6 billion people lack access to electricity,
and 2.4 billion people lack modern fuels for cooking
and heating. Four out of fi ve people with no access
to electricity live in developing countries and in rural
areas, mainly in South Asia and sub-Saharan Africa.
..........]

Action and Advocacy 18
[ To this end, the UN Environment Programme and
UNICEF are developing an Environmental Education
Resource Pack for Child-Friendly Schools, which will
offer comprehensive solutions designed to empower
children. The Pack will support risk-mitigation
efforts and disaster risk reduction and promote an
understanding of one’s physical surroundings, selfimage,
health and capacity to learn.
..........]

Endnotes/References 20 )"

関連サイト
WFFC+5: A new report Progress for Children: A World Fit for Children Statistical Review released by UNICEF / Photoessay : Building a world fit for children

コメント

 「気候変動問題の議論に、子どもたちの声を!」というユニセフの作ったパンフレットの主旨は、声をあげるべき声を代弁しているという意味で、正しいものだろう。気候変動の影響をまともに受ける、貧しい国や地域でもっとも弱い立場に置かれているのが子供たちだからだ。彼らの声なき声を代弁し、厳しい中にも、未来を作ろうとしているたくさんの人々の仕事を見ると、真剣に考え取り組もうという力がわいてくるような気がします。

 日本でも、びっくりぐらいたくさんの問題や危機をかかえていると考えている私たちではありますが、飢えや寒さからほとんどの子供たちを守るのに十分な豊かさを獲得しています。子供もある程度育ち、こちらも歳をとってくると、素直にこの状況はありがたいものだと感じます。

 さて、豊かな国は、豊かな暮らしをしている。貧しい国は、貧しい暮らしをしている?
 実際には、ほんの数十年前までは、貧しくても豊かな暮らしがあると言える地域が、現在の世界よりたくさんあったと断言できます。しかし、現在は気候変動によるさまざまな影響が、かつては豊かだった世界、豊かでありえた地域において、水、食料、エネルギー、健康、人権、仕事などさまざまなレベルで悪影響を与え、豊かさどころか生命を奪っています。しかも、その気候変動の原因はといえば、今も続く温暖化効果ガスの排出という豊かさを実現した我々が作りだしたものなのです。さらに、この気候変動の悪影響の度合いは、このままでは拡大をし続け、状況は悪化していきます。
 これらの問題への取り組みについては、単純解など存在せず、あらゆるレベルでの取り組みが必要という意味で、常に今日的で全体的な問題という意味で特殊な気がします。豊かな国の人間も、このままではまずいという認識が70年代よりはるかに広く認識されているようには思います。
 自分の関心へと話を狭めれば、気候変動とエネルギー問題は、影響の大小、豊かさの大小にかかわらず、誰もが常に想起させられ、直面せざるをえない問題です。その意味では、私たちの課題は人類全体の存在の”質”への取り組みという、普遍的な意志と行動の問題だと思います。
 こうしたことを考えながら、適正な技術を通しての、地域での暮らしの自立と問題の共有化という分野について考えていきたいと思っております。いろんなことを考えさせてくれるパンフレットでした。その理由は、子供たちの姿に負う所が多いです。是非開いて見てください。(t_t)



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世界保健機関(WHO)は、世界で発生する全ての死亡の約4分の1は、何らかの形で環境問題に起因し、その死亡者の3分の1以上を14歳以下の子どもが占めているとしています。 ユニセフが今月10日に発表した、ミレニアム開発目標への達成度を統計的に評価したレポート『子どものための前進』(Progress for Children)は、1990年以降、子どもの死亡率が改善されてきた状況を報告しました。 -----AFP BB News表題の発表より -----Goo... [続きを読む]

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