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2007/08/02

沖縄近海の水温上昇深刻 / 100年で1・1度 世界全体の2倍 / クリッピング 沖縄タイムス

" 専門家、生態系へ影響指摘  沖縄本島を含む東シナ海南部の年平均海面水温が、過去百年で一・一度上昇し、世界の海洋全体の上昇率の約二倍だったことが気象庁の長期変化傾向調査で三十日までに明らかになった。 "
-----沖縄タイムス、2007年7月31日

関連情報
気象庁 : 九州・沖縄海域の情報  ~長崎海洋気象台・海洋の健康診断表~ / 海面水温(九州・沖縄海域)

" 解説
実況と経過
 九州・沖縄海域の海面水温は、先島諸島付近で31℃以上の海域がみられ、平年より2℃以上高くなっています。7月中旬は台風第4号や梅雨前線の影響により、東シナ海北部から沖縄の東にかけて平年より低い海域が広がっていましたが、7月下旬には高気圧におおわれることが多くなり、全域で海面水温が上昇し、平年より高い海域が広がりました。

今後の見通し
 東シナ海の海面水温は、向こう1か月大きく変化しないでしょう。先島諸島付近では、海面水温が平年より2℃以上高い海域は縮小しますが、平年より1℃以上高い状態は向こう1か月続く見込みです。
 なお、台風第5号が通過する海域では、海面水温が低下する可能性があります。

 参考情報:海面水温・海流の1か月予報(7月31日発表)  "

コメント

 海の温度の変化は、きっと魚や海藻、そしてプランクトンなどのさまざまな海の生物の生態と分布に大きな影響があるに違いない。日本の一部の海が世界の水準と照らして、倍の温度上昇をしているということはより大きな変化を見舞う可能性があるということだ。

 台風も急激に発達するし、九州沿岸にはサメもやってきている。

クリッピング / asahi.com,2007年08月01日

福岡・玄界灘にサメやエイ数百匹 海水浴場を遊泳禁止
----------

 やってきたのはシュモクザメという金魚でいえば出目金みたいな頭部をしたサメだそうだ。シュモクザメが日本で目撃されることは別に不思議ではないが、8/1日の玄界灘の海水の表面温度が25度以上のラインとなっている。(海上保安庁発表 : 7/31日の海況)仮にシュモクザメにかぎらず、魚が水温によりその生息範囲を好むということがある場合、シュモクザメが目撃される範囲が北上することも考えられる。
 逆に記事にあるマングローブ。西表島では徐々に内陸部へ侵入しているとのことだが、それ以外の地域では増えないでしょうね。北限は、揖宿郡喜入町。人工の北限がは伊豆半島の弓ヶ浜だと思いますが、温度があがっても護岸工事された環境では生息できないので、北に拡大することはむずかしいでしょうね。海が熱くなっていいことも多少あるといいのですが、、、、
 
 東北大学大学院理学研究科大気海洋変動観測研究センターが公開している” 外洋域新世代海面水温Ver.1.0”のサイトには、毎日の海面水温が表示されています。毎日の変化が記録されています。だいたい20度以上から赤くなり、30度を越えると白く雲のように表示されています。海洋がこれほどの範囲で熱いということが、どういうことか、1度の海の温度の変化がもたらす生態系の変化を考えると尋常でない変化がもたらされているように思います。(t_t)
 
参考
海上保安庁 : 海洋速報 & 海流推測図

東北大学大学院理学研究科大気海洋変動観測研究センター : 外洋域新世代海面水温Ver.1.0

NASA GISS : mulating the 1951-2050 Climate with an Atmosphere-Ocean Model
NASA GISS : Surface Temperature Analysis -Global Temperature Trends: 2005 Summation

NCDC: Global Surface Temperature Anomalies / 2007

関連エントリー
梅雨が明け、”うさぎ”がやってきた-----しなやかな技術研究会β、2007-08-01

----------Googleでサイト内検索 : 海 水温----------



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コメント

追加情報
宇佐美海水浴場の沖合で捕獲されたシュモクザメ=5日午後、静岡県伊東市(同市役所提供)-----イザ!、スライドショー8/5

 このシュモクザメ、大きいですねー

投稿: 追加情報 伊豆で捕獲されたシュモクザメ | 2007/08/06 15:07

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