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2007/03/27

地震で被災された方々にお見舞い申し上げます

 3月25日の能登半島沖の地震は、M6.9を観測し、各地に甚大な被害をもたらしました。
 気象庁の発表によると、

 " 2007 3 25 09:41 57.9 37゜13.2'N 136゜41.1'E 11 6.9 能登半島沖 "(3月25日の震源リスト
となっています。以降、大きな余震が続き、余震による被害も含めて今回の能登半島沖を震源とする地震により、一般の民家などに甚大な被害が発生しているとのことです。地震で被災された方々に、心底お見舞い申し上げます。私も、大雨で自宅への道路が流されるということを伊豆で経験しました。車では、家には帰れない。家はなんともなくても、たったそれだけで、途方にくれました。結局、いろいろな状況も重なり、その家をなかば放棄せざるをえない状況になりました。家は、本当に大切な場所です。状況が改善することを心から願っております。

 さて、防災科学技術研究所のサイトでさまざまな2007/03/25 能登半島地震の情報が公開されています。

 東大地震研究所でも、詳しい地震の波形が公開されています。

東大 地震研究所

 今回の地震で大きな建物に被害がでた原因として、キラーパルスがあったとのことです。初めて聞く言葉です。地震の波によっては、同じ強さでも被害に大きく差がでることが最近の研究によって指摘されていたようです。今回の地震がその実例になったことは、被災された方々によっては、大変な痛手となってしまいました。地震とその被害についてのメカニズムは、結構興味があって昔から本を読んでいても知らないことが素人レベルどころか、専門家の間でもあるようです。地震国日本の経験をもってしても、初めての体験となることが多いことは、肝に銘じるべきでしょう。

周期1~2秒の地震波、木造家屋に「とどめ」 能登半島-----asahi.com,2007年03月26日 " 25日の能登半島地震では、震度6強が観測され被害が大きかった石川県穴水町などで、周期1~2秒の地震波が強く観測されたことが纐纈一起(こうけつ・かずき)・東京大学地震研究所教授の解析でわかった。この周期の波は、阪神大震災でも壊れかけた木造家屋などにとどめをさす「キラーパルス」となった。防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の観測記録を解析した "-----特集:能登地震

 付近には、北陸電力志賀原発があるが、停止中で"想定外"の地震による被害はなかった。

新潟、福井県内の原発も異状なし 能登沖地震-----asahi.com,2007年03月25日
 だが、同じ朝日の記事の中に、こんなものがあった。
揺れの加速度、945ガルを記録 能登半島沖地震-----asahi.com,2007年03月25日
" 防災科学技術研究所は25日、能登半島の地震の揺れが最大で945ガル(ガルは加速度の単位)を記録したと発表した。95年1月の阪神大震災では、当時の観測態勢で、818ガルを神戸海洋気象台で観測していた。 "

 原発付近では、この4分の一程度の加速度だという報道もあったが、未知の海底断層で発生した特異なゆれと大きな最大加速度を記録した地震ということで、今後の原発の耐震構造の研究に大きな課題を残した。地震の巣ともいうべき場所に建てられている静岡県の浜岡原発ですら、下のような基準で耐震が検討され、十分とされている。停止中の滋賀原発の耐震基準は、はるかに低い。

中部電力、浜岡原発4号機に関する耐震安全性評価結果を保安院に提出 「改定耐震指針類」に対応 -----EICネット、2007.01.25

志賀原発/耐震性の総点検迫る判決-----神戸新聞、2006/03/25

紙面展望(2006年)4月11日付 安全性に警鐘鳴らす 志賀原発運転差し止め判決をめぐる社説「あり得ぬ想定」疑問も-----日本新聞協会(2006)

2006年3月24日の金沢地裁判決を評価します 北陸電力は志賀原発の運転を停止せよ、日本の全原発を止めて安全性を再評価せよ-----たんぽぽ舎、2006年3月27日

 そうです。2号炉がとまっていたのは、偶然ではないのです。トラブル続き、トラブル隠しとも無縁でなないようです。

志賀原発事故隠し、発覚発端は社員の内部告発-----YOMIURI ONLINE,2007年3月16日

 などということも、ありました。今回は、事故がなく幸い、、、、、

能登半島沖地震:志賀原発 原子炉自動停止の設定値を超える揺れ/使用済み燃料貯蔵プールから冷却水あふれ出す-----原子力資料情報室、2007/3/26
" 北陸電力は,発電所の建屋内を点検中に,1号炉の原子炉建屋4階で,使用済み燃料貯蔵プールの冷却水がプールの周囲にあふれ出しているのを発見したことをあきらかにした.あふれ出た量は,約45リットルで,その水に含まれている放射能は約750万ベクレルである,と評価している. ■志賀原発の耐震設計に関するデータ 志賀原発の設計用地震動の最大加速度は1・2号炉とも S1が375Gal,S2が490Galです.  "

 決して、無事故とはいえない状況です。”点検中”で幸いでした。現地では、停電も続いているようです。余震も続き、大変な状況です。地震国日本の同じ住民として、他人事ではありません。 原発震災も心配ですが、普通にどこででも大地震が起ってもおかしくないのが、日本という国だと思います。(t_t)

参考
石川県環境安全部、原子力安全対策室

原子力資料情報室

USGS : Magnitude 6.7 - NEAR THE WEST COAST OF HONSHU, JAPAN 2007 March 25 00:41:57 UTC

Google Maps : M6.7 - NEAR THE WEST COAST OF HONSHU, JAPAN - 2007 March 25 00:41:57 UTC

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投稿: 追加情報  | 2007/03/27 15:13

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