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2006/08/23

世界で評価されるも、自身の幸福感のない日本人

 今回のタイトルが適当であるかわかりません。幸福感は、キーワードなのですが、改めて考えてみると、なかなか複雑な言葉です。
 世界で評価されているというのは、次のBBCが行った調査によるものです。

BBC World Service global poll-----BBC,World Service,03.02.2006
" Japan received a 'positive' vote from 31 of the countries polled - the dissenting voices were China and South Korea. "
-----詳細は、以下に公開されています-----Global Poll Finds Iran Viewed Negatively / Global views of:Japan-----World Public Opinion,February 03, 2006

 この調査は、イランの核開発に対して、世界の人々がどうみているのかを把握するというタイミングを狙っての調査でしたので、日本への評価は意外とニュートラルな気分で回答者が回答できたように思うので、結構正当な評価だったのかもしれません。
 弱腰の日本という日本国内での日本の軍事的な姿勢に対する評価は、逆に漫画と家電の輸出国であり、武器と石油は輸出していない稀有な先進国としての評価へとつながったかもとかってな想像をしています。

 さて、世界のランキング調査には、The Fund for PeaceFailed States Index 2006というのがあります。こちらは、アンケートによらず、以下のような指標で各国を評価しランキングしています。

「I 1 - Mounting Demographic Pressures
I 2 - Massive Movement of Refugees and IDPs
I 3 - Legacy of Vengeance - Seeking Group Grievance
I 4 - Chronic and Sustained Human Flight
I 5 - Uneven Economic Development along Group Lines
I 6 - Sharp and/or Severe Economic Decline
I 7 - Criminalization or Delegitimization of the State
I 8 - Progressive Deterioration of Public Services
I 9 - Widespread Violation of Human Rights
I 10 - Security Apparatus as "State within a State"
I 11 - Rise of Factionalized Elites
I 12 - Intervention of Other States or External Actors 」

 国家破綻の度合いでトップをとったのは、Sudanです。日本は、アジア太平洋地域では、140位の Australia 、141位の New Zealandとともに、135位でグリーンカラーにランクインです。アジアの他の国では、133 Singapore 、123 South Korea (Republic of Korea) が国家破綻の度合いでは低い良好な国として評価されました。
 国際的な評価、外からみた日本、数字的には良好な国の姿を実現しているのです。

 ところが、
 心理的な評価を指標に組み入れたとされる幸福度をラインキングしようとする試みがありました。ここでは、日本はG8参加国では、167位のロシアよりかろうじて上になりましたが、82位の中国より幸福度(感)が低い90位にランキングされていました。この意外な結果は、研究者もアジアの独特の価値観が反映された結果かもしれないとフォロー(?)に回っていますが、、、

University of Leicester Produces the first ever World Map of Happiness-----プレスリリース / University of Leicester,2006/7/28
" ”We were surprised to see countries in Asia scoring so low, with China 82nd, Japan 90th and India 125th. These are countries that are thought as having a strong sense of collective identity which other researchers have associated with well-being. "

関連記事

First Ever World Map of Happiness Produced -----Physorg.com,July 28, 2006

 今回の数字。幸福感といわれれば、生きているのはありがたいが、死にたいと思ったことは何度かあると答える人は結構な数になるという。実際、日本は自殺率が高い、世界で10位以内にランキングされていると思い調べてみると、

Honkawa Data Tribune / 自殺率の国際比較(自殺許容度の国際比較)社会実情データ図録より

 2004年のWHOの調査で、日本は10位にランキングされていました。豊かで、国際的にも評価されている日本。しかし、幸福感は”薄い”のかもしれないなぁ。

「なぜ?」案外、世の中どうにかなんねぇかなぁって、日ごろ考えていることとこの”なぜ?”の中身が関係あると思えてきました。その中身を表現する準備をしてます。
(t_t)

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コメント

追加情報
・Honkawa Data Tribune / 失業者数・自殺者数の月次推移
 Honkawa Data Tribuneさんからリンクについての解答をいただきました。「当サイトの情報は、そのものを営利販売する活動以外で使用する場合、転載・リンク
はフリーとしております。ただし、原資料から当方でかなり加工した図録については
「社会実情データ図録」が出所である点を記載下さい。できれば当サイトのアドレス
も記載下さい。

なお、気が向いたときに図録ページ中の関心のあるグーグル広告をクリックして頂け
ると僅かですが当サイトへの資金援助となります。また購入予定の書籍・CD等を図
録ページ中のアマゾンのリンクから注文しても同様です。」
 とのことでした。さっそく、上の追加リンクを掲載させていただきました。今後とも利用させていただくかもしれません。今後ともよろしく御願いいたします。

 上のデーターの月次推移を年齢別におっていて、個人的な知り合いの時間的な経緯と合致するものもあり、その時代と背景について考えさせられました。(t_t)

投稿: 追加情報 失業者数・自殺者数の月次推移 | 2006/08/25 11:01

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