2016/03/09

VW 排出ガス不正問題を受け、国内ディーゼル車の検査方法の見直しが行われます

 国土交通省と環境省は、3月3日に排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会の第二回を開催し、そのあとで石井国交相が会見し、これまでの計測方法に加え、路上走行検査を導入することを発表しました。この検討会は、2015年9月に、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル乗用車等において、不正ソフトの使用が発覚し世界的な大問題に発展したことを受けて、国産車の現状と今後の検査方法についての見直し議論の中で開催されることになったものです。

ディーゼル車、排ガスで路上走行検査導入へ…石井国交相-----レスポンス、2016年3月5日

 経緯としては、VW社が欧米等で販売するディーゼル車において、新規検査時に車両を台上に固定し、一定のモード走行により排出ガス量を測定する際には、排出ガス低減装置を働かせる一方、実際の走行時には排出ガス低減装置を働かせないようにする不正ソフトを組み込んでいたというものです。

 我が国での新規検査時においても、同様な不正ソフトにより車両を台上に固定し、一定のモード走行により排出ガス量を測定した際に、当該試験に合格してしまうおそれがあることから、現在の台上試験だけで適切な検査ができるか十分に検討した上で、路上走行排出ガス試験の追加等が検討されたものです。

関連
国土交通省 : 排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会
201603_diesel_car
-----image : 排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会第2回検討会、配布資料1-1-1より「平成27年度排出ガス路上走行試験等調査対象車種」

環境省 : 排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会

コメント続き
 この検討会では、実際に国産メーカー4社6台のクリーンディーゼルを路上走行しました。最大の注目点は、その試験結果です。平成27年度排出ガス路上走行試験等調査対象車種となった人気車種の8車は、以下のとおり、

マツダ CX-5

マツダ デミオ
日産 エクストレイル
三菱 デリカD:5
トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ハイエース(貨物自動車)

ドイツ車から
BMW 320d
メルセデス・ベンツ ML 350 BlueTEC

 検査では、台上試験と路上走行試験の測定結果を比較し、まず不正ソフトの有無が検証されました。結果は、国産車からは不正ソフトはみつからなかったものの、室内で車体を台上に固定して実施する現行の認証試験では問題はなかったものの、いくつかの共通コースを設定し、実際に路上で走行したところ、国内三社の四車種から、排ガス基準を二~十倍程度上回る窒素酸化物(NOx)が検出された。際立ったのが、マツダで、マツダ CX-5、マツダ デミオの両車で、路上でも1.3倍にとどまり、エンジンそのものが”エコ”なスカイアクティブ・ディーゼルエンジンの性能が実証されました。

参考
ディーゼル車の国産4車種 排ガス基準の2~10倍超過-----東京新聞、2016年3月4日
"

.....マツダの二車種を除く日産エクストレイルなど乗用車三車種とトヨタの貨物車ハイエースは、現行試験のNOx排出量の基準値を二~五倍程度上回った。走行区間によっては十倍程度になる車種もあった。独自技術を持つマツダは運転条件が変わってもおおむね基準値を下回った。..... "

国産メーカー4社6台のクリーンディーゼルを路上走行試験で明暗-----carview、2016.3.7

・環境省 : ディーゼル車対策技術評価検討会

2016/3/9 のしなかな技術研究会のクリッピング

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2015/01/07

国は、夏までに自民党政権としてのエネルギー政策(エネルギーミックス)を明らかにする方針

"..今回の議論で、経済産業省は、太陽光など再生可能エネルギーの割合を増やした場合、コストの高さに伴って、どれぐらい国民負担が増えるのかも検証するとしています.."

 新春早々の報道によれば、政府は自民党政権としての具体的なエネルギー政策に関する議論を進め、夏ごろまでには焦点となる原発の割合などのエネルギーミックスを決める方針とのことです。具体的には、総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会の下に、長期エネルギー需給見通し小委員会を設置するとのことです。
 前政権が、閣議決定こそ見送ったものの、原発ゼロを目指すエネルギー政策を発表していることもあり、議論の内容はもちろん、議論のあり方についてどのような、透明性や公開性が確保され、配慮されるのかについても注目されるところです。

 また、各電源のコストについても、同小委員会の下に発電コスト検証ワーキンググループを設置し、過去の検証結果も踏まえつつ、最新のデータ等を反映し、改めて試算を行うとしています。


プレスリリース / 経済産業省、平成26年12月26日
エネルギーミックスを検討するため「長期エネルギー需給見通し小委員会」を設置します

"本件の概要
経済産業省は、本年4月に閣議決定された「第4次エネルギー基本計画」の方針に基づき、長期的なエネルギー需給の見通しについて検討を行うため、「長期エネルギー需給見通し小委員会」を設置します。
また、発電コストの試算を行うため、「発電コスト検証ワーキンググループ」を本小委員会の下に設置します。

1.趣旨

本年4月11日、第4次エネルギー基本計画を閣議決定しました。
このエネルギー基本計画に記載された方針に基づき、現実的かつバランスの取れたエネルギー需給構造の将来像について検討するため、新たに、総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会の下に、長期エネルギー需給見通し小委員会を設置します。
また、電源毎の発電コストについて、本小委員会の下に発電コスト検証ワーキンググループを設置し、過去の検証結果も踏まえつつ、最新のデータ等を反映し、改めて試算を行います。

2.委員・スケジュール

委員名簿については、別紙をご覧下さい。
今後のスケジュールについては、確定次第随時当省HPにてお知らせする予定です。
.......... "


 

関連
エネルギーミックス 原発の割合焦点に-----NHK、1月3日

追加情報
国は、エネルギーミックスの議論を開始。#meti #電源構成 #エネルギー政策-----ソフトエネルギー、2015/02/19


おすすめエントリー
資料2014 「未利用材の供給不足が懸念される木質バイオマス発電」 農林中金総合研究所-----自然エネルギー、2015/01/08

再生可能エネルギー技術入門講座(資源エネルギー庁関連 E-ラーニング)が始まりました-----ソフトエネルギー、2015/01/06
 

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2013/03/20

国土交通省、平成24年の燃費の良い乗用車ベスト10を発表。トヨタ アクアとスズキ アルトがNo.1

 国土交通省、平成24年の燃費の良い乗用車ベスト10を発表。普通・小型車部門では、ハイブリッド車(HV)が上位を独占する中で、三菱 ミラージュとニッサン ノート、マツダ デミオがガソリン車としてトップ10入りを果たしています。ガソリン車の今後を考える上で、大きな可能性を感じさせてくれます。

普通・小型自動車 ベスト10 JC08モード燃費値 総排気量 HV
1 トヨタ アクア 35.4km/L(1.496L) HV
2 トヨタ プリウス 32.6km/L(1.797L) HV
3 レクサス CT200h 30.4km/L(1.797L) HV
4 ホンダ インサイト 27.2km/L(1.339L) HV
〃 三菱 ミラージュ 27.2km/L(0.999L)
6 ホンダ フィット 26.4km/L(1.339L) HV
7 トヨタ プリウス α 26.2km/L(1.797L) HV
8 ホンダ フィット シャトル 26.0km/L(1.339L) HV
9 ニッサン ノート 25.2km/L(1.198L)
10 マツダ デミオ 25.0km/L(1.298L)

 軽部門では、OEMを含めると、スズキとダイハツの製造となります。軽自動車については、軽く燃費がよく、そして一定以上の安全基準を満たしていることから、エコカーの世界戦略車とかんがえていますが、TPPでの扱いいかんでは、その存在さえ危ぶまれるという話もあります。

 未来を担う車として、大事にしたい日本が生んだカテゴリーです。

軽自動車 ベスト10 JC08モード燃費値 総排気量 OEM
1 スズキ アルト 30.2km/L(0.658L)
マツダ キャロル 30.2km/L(0.658L) OEM-SUZUKI
3 ダイハツ ミラ イース 30.0km/L(0.658L)
〃 スバル プレオ プラス 30.0km/L(0.658L) OEM-DAIHATSU
〃 トヨタ ピクシス エポック 30.0km/L(0.658L) OEM-DAIHATSU
6 ダイハツ ムーヴ 29.0km/L(0.658L)
〃 スバル ステラ 29.0km/L(0.658L) OEM-DAIHATSU
8 スズキ ワゴンR 28.8km/L(0.658L)
〃 マツダ フレア 28.8km/L(0.658L) OEM-SUZUKI
10 スズキ MRワゴン 27.2km/L(0.658L)
〃 ニッサン モコ 27.km/L(0.658L) OEM-SUZUKI


プレスリリース / 国土交通省、平成25年3月12日
平成24年の燃費の良い乗用車ベスト10について~平成24年版「自動車燃費一覧」の公表~

" 国土交通省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、燃費の良い乗用車のベスト10を公表するとともに、「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領(平成16年国土交通省告示第61号)」に基づき、自動車の燃費性能を評価して「自動車燃費一覧」として公表しています。

この度、平成24年のベスト10及び「自動車燃費一覧」を取りまとめましたのでお知らせします。

1.燃費の良い乗用車ベスト10について

平成24年の燃費の良い乗用車ベスト10を表1及び表2に示します。

平成24年末時点で販売されている自動車のうち、最も燃費(JC08モード燃費値)の良い乗用車は、小型・普通自動車ではアクア(トヨタ自動車株式会社)、軽自動車ではアルト(スズキ株式会社)及びキャロル(マツダ株式会社)でした。

また、平成27年度燃費基準達成・向上達成レベル※の最も高い乗用車は、小型・普通自動車ではプリウス(トヨタ自動車株式会社)及びCT200h(トヨタ自動車株式会社)、軽自動車ではアルト(スズキ株式会社)、キャロル(マツダ株式会社)、ムーブ(ダイハツ工業株式会社)及びステラ(富士重工業株式会社)でした。

※ 一般に、自動車は車両重量が重いほど燃料を多く使うため、燃費基準値は車両重量に応じて設定されており、「平成27年度燃費基準達成・向上達成レベル」により、燃費基準の超過達成状況(燃費性能の向上度合い)を異なる車両重量間で比較することができます。(燃費基準値は下記2.の自動車燃費一覧に掲載しています。)

<別添>
表1  燃費の良い乗用車ベスト10
表2  平成27年度燃費基準達成・向上達成レベルベスト10
参考1 ハイブリッド自動車を除く普通・小型自動車区分別ベスト10
参考2 ガソリン乗用車の平均燃費値の推移

2.自動車燃費一覧について
型式認証を受けた自動車であって、平成24年末時点で新車として販売されているものの燃費性能等について、各メーカー別・車種別に取りまとめ、以下のURLに掲載しました。

http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000010.html


添付資料
報道発表資料(PDF ファイル)
表1  燃費の良い乗用車ベスト10(PDF ファイル)
表2  平成27年度燃費基準達成・向上達成レベルベスト10(PDF ファイル)
参考1 ハイブリッド自動車を除く普通・小型自動車区分別ベスト10(PDF ファイル)
参考2 ガソリン乗用車の平均燃費値の推移(PDF ファイル)
.......... "

関連
自動車燃費一覧(平成25年3月)


おすすめエントリー
週刊GreenPost 65号 2013/3/18- 日版 しなやかな技術研究会

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2012/03/05

今日の図版:エネルギー需給構造の国際比較 / Twitterから

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2011/11/18

東レ、世界初の完全バイオマス原料由来PET繊維の試作に成功

 東レは、完全バイオマス原料由来ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維の試作に成功したと発表しました。ポリエチレンテレフタレート(PET)は、最も生産量の大きい石油化学製品の一つで、これを原料とするポリエステル繊維は、世界で年間約4,000万トン生産されているということです。今回の試作は実験室レベルながら、バイオマス原料のみからなるポリエステル繊維の製造が可能であることを実証したということで、繊維の未来に一石を投じる研究成果となるかもしれません。
 安くて手軽なエネルギー源としての石油のをふんだんに利用した暮らしは、期間限定的なものであることがわかっている現在、時代の暮らしの中での化学繊維の貴重さを印象付ける研究成果ともいえるかもしれません。次のステップとして、バイオマス由来の化学繊維の姿を描くことが、繊維メーカーに課せられた課題としてはっきりと浮かび上がってくる時代をどうむかえるか? ユーザーとしての私たちも頭の片隅に刻む時期が来ているのかもしれません。

プレスリリース / 東レ、2011年11月15日
世界初「完全バイオマス原料由来ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維」の試作に成功

Nr111115_01
-----image : 同リリースより

" 東レ株式会社(略)は、この度、再生可能化学品および先端バイオ燃料のリーディング企業であるGevo社(略)が合成した完全バイオパラキシレンを原料として、世界で初めて「完全バイオマス原料由来ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維」の試作に成功しました。

 Gevo社は、バイオマスを原料とし、同社が独自の先端遺伝子技術で改良した微生物を用いた高効率製造プロセスにより製造したバイオイソブタノールから、商業生産に使用されている化学変換反応によるパラキシレンの合成に成功しました。
 東レは、本年6月にこの再生可能なバイオマス原料由来のパラキシレンから自社技術により誘導されたテレフタル酸と、市販のバイオエタノール由来のエチレングリコールを原料とした完全バイオPETの重合に成功しています。また、これにより得られたバイオマス由来PETは、石油由来PETと同等の特性を有していることも確認しています。
 東レは新規技術を更に深化させ、このたび世界で初めて、完全バイオマス原料由来PETの繊維化にも成功しました。

 ポリエチレンテレフタレート(PET)は、最も生産量の大きい石油化学製品の一つです。これを原料とするポリエステル繊維は、世界で年間約4,000万トン生産されています。また、ポリエステル繊維は生活や産業のいたるところで使用されており、当社も主力製品の一つとして国内外で生産販売しています。
 今回の試作は実験室レベルですが、バイオマス原料のみからなるポリエステル繊維の製造が可能であることを証明したことは、持続可能な低炭素社会の実現に貢献する大きな一歩と言えます。
 当社は、今回試作した「完全バイオマス由来PET繊維」を、本年12月に東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2011」に出展する予定です。
.......... "

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2011/11/17

国際エネルギー機関 International Energy Agency、World Energy Outlook 2011を公開

 国際エネルギー機関 International Energy Agencyは、11月9日にWorld Energy Outlook 2011を公開しました。内容は、プレスリリースでエネルギー消費の増加傾向と脱化石燃料への各国の取り組みの遅れを指摘、対策を怠れば、将来の対策に必要なコストは増大してしまう。そしてなによりも、今後のエネルギー価格の高騰が安全保障を脅かし、気候変動の影響も懸念されることを警告するものになっているということです。象徴的な表現は、「まだ行動のための時間はあるが、それに必要な機会は閉ざされようとしている、、、、」

"..... there is still time to act, but the window of opportunity is closing."

World Energy Outlook 2011が示す、シナリオ(WEO's central New Policies Scenario)によれば、2035年までに一次エネルギーは、2010年時点より3分の1増加し、増分の90%は非OECD加盟国によるもので、その中心は中国になるだろうと分析している。

 さらに、福島第一原子力発電所の事故にも触れ、原子力発電の役割に大きな疑念をもたらすことになったこの事故が、

原子力発電は現状に比べて70%以上増加すると分析してきたこのシナリオに影響を与え、各国のエネルギー政策が脱原子力に向った場合、再生可能エネルギーへの追い風とはなるが、結局エネルギー価格の高騰や気候変動対策への悪い影響を懸念する内容となっている。
 この分析は、福島の過酷事故が未だ終息する見込みさえたっていないこの段階で、その被害と原子力政策に与える影響を過小評価していると感じるものになっている。そもそも、原子力の役割が増加するとし続けているシナリオを掲示したこと自体、拙速な感じがします。

 そのシナリオでは、2035年の化石燃料への依存は81%から78%へ低下し、再生可能エネルギーは補助金により、13%から18%へと若干増加するとしていること自体、世界が直面しているエネルギーの危機に対応できていない印象をもちました。
 

プレスリリース / International Energy Agency,09 November 2011
The world is locking itself into an unsustainable energy future which would have far-reaching consequences, IEA warns in its latest World Energy Outlook

" Without a bold change of policy direction, the world will lock itself into an insecure, inefficient and high-carbon energy system, the International Energy Agency warned as it launched the 2011 edition of the World Energy Outlook (WEO). The agency's flagship publication, released today in London, said there is still time to act, but the window of opportunity is closing.
..........
In the WEO's central New Policies Scenario, which assumes that recent government commitments are implemented in a cautious manner, primary energy demand increases by one-third between 2010 and 2035, with 90% of the growth in non-OECD economies. China consolidates its position as the world’s largest energy consumer: it consumes nearly 70% more energy than the United States by 2035, even though, by then, per capita demand in China is still less than half the level in the United States. The share of fossil fuels in global primary energy consumption falls from around 81% today to 75% in 2035. Renewables increase from 13% of the mix today to 18% in 2035; the growth in renewables is underpinned by subsidies that rise from $64 billion in 2010 to $250 billion in 2035, support that in some cases cannot be taken for granted in this age of fiscal austerity. By contrast, subsidies for f
Short-term pressossil fuels amounted to $409 billion in 2010.
ures on oil markets are easing with the economic slowdown and the expected return of Libyan supply. But the average oil price remains high, approaching $120/barrel (in year-2010 dollars) in 2035. Reliance grows on a small number of producers: the increase in output from Middle East and North Africa (MENA) is over 90% of the required growth in world oil output to 2035. If, between 2011 and 2015, investment in the MENA region runs one-third lower than the $100 billion per year required, consumers could face a near-term rise in the oil price to $150/barrel.
..........
Fukushima Daiichi has raised questions about the future role of nuclear power. In the New Policies Scenario, nuclear output rises by over 70% by 2035, only slightly less than projected last year, as most countries with nuclear programmes have reaffirmed their commitment to them. But given the increased uncertainty, that could change. A special Low Nuclear Case examines what would happen if the anticipated contribution of nuclear to future energy supply were to be halved. While providing a boost to renewables, such a slowdown would increase import bills, heighten energy security concerns and make it harder and more expensive to combat climate change.

The future for natural gas is more certain: its share in the energy mix rises and gas use almost catches up with coal consumption, underscoring key findings from a recent WEO Special Report which examined whether the world is entering a "Golden Age of Gas". One country set to benefit from increased demand for gas is Russia, which is the subject of a special in-depth study in WEO-2011. Key challenges for Russia are to finance a new generation of higher-cost oil and gas fields and to improve its energy efficiency. While Russia remains an important supplier to its traditional markets in Europe, a shift in its fossil fuel exports towards China and the Asia-Pacific gathers momentum. If Russia improved its energy efficiency to the levels of comparable OECD countries, it could reduce its primary energy use by almost one-third, an amount similar to the consumption of the United Kingdom. Potential savings of natural gas alone, at 180 bcm, are close to Russia's net exports in 2010.

In the New Policies Scenario, cumulative CO2 emissions over the next 25 years amount to three-quarters of the total from the past 110 years, leading to a long-term average temperature rise of 3.5°C. China's per-capita emissions match the OECD average in 2035. Were the new policies not implemented, we are on an even more dangerous track, to an increase of 6°C.
.......... "

関連
World Energy Outlook 2011 - JUST RELEASED-----9 NOVEMBER 2011-----World Energy Outlook 2011, 660 pages, ISBN 978-92-64-12413-4, paper -150, PDF -120 (2011)
Weo2011-----image : 上記サイトより

追加情報
IEA report highlights “end of cheap oil”, says Global Renewable Fuels Alliance-----Renewalble Energy Magazine,10 November 2011

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2011/10/21

イベント10/22 13:00-18:15 みんなのエネルギー・環境会議 札幌 (Ustream、ニコ生中継予定。明日土曜日)

 ネット中継で見よう!

-----みんなのエネルギー・環境会議サイトより-----

" 10月22日(土)13:00~18:15、Ustreamとニコニコ動画で「みんなのエネルギー・環境会議 札幌」を中継します。

・Ustream : http://www.ustream.tv/channel/meec-live

・ニコニコ生放送 : http://live.nicovideo.jp/watch/lv67655945

13:00~ 主催者挨拶、趣旨説明
13:15~15:15 セッション1「エネルギー政策と原子力」
「新しい」エネルギー基本計画はどうあるべきか?
コーディネーター:枝廣淳子氏(幸せ経済社会研究所所長)
登壇者:飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所)
 上田文雄氏(札幌市長)
 澤昭裕氏(国際環境経済研究所)
 澤田哲生氏(東京工業大学原子炉工学研究所)
 鈴木達治郎氏(原子力委員会委員長代理)
 吉岡斉氏(九州大学)
 吉田文和氏(北海道大学大学院)
15:30~17:30 セッション2「再生可能エネルギー」
日本と北海道の自然エネルギーは増えるのか?何が必要か?
コーディネーター:枝廣淳子氏(幸せ経済社会研究所所長)
 鈴木亨氏(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)
登壇者:飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所)
 上田文雄氏(札幌市長)
 小林基秀氏(北海道新聞社編集局報道本部編集委員)
 吉田文和氏(北海道大学大学院)
 (その他、北海道電力、研究者、報道関係者に登壇依頼中)
17:40~18:15 質疑・まとめ
18:15 閉会
.......... "

関連
<札幌>
みんなのエネルギー・環境会議 札幌  「これからのエネルギー」のこと、考えるために
-----北海道グリーンファンド

エネルギー基本計画 (2011.10.21)-----es-inc.jp,2011.10.21

参考エントリー
イベント10/3 経産省はエネルギー基本計画見直しに際し、総合資源エネルギー調査会基本問題委員名25人を公開-----ソフトエネルギー、2011/09/28

注目! 国家戦略室の動き エネルギー・環境会議 コスト等検証委員会-----ソフトエネルギー、2011/10/13

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2011/09/05

日経トレンディネット、「エコカー総選挙」 業界の500人が“選んだ”クルマを発表

 日経トレンディネットが、「エコカー総選挙」を実施し、 業界の500人が“選んだ”クルマを発表しました。

「エコカーの勢力図に大異変が起きている。これまでの主役だったハイブリッド車(HV)に対し、安くて低燃費の新世代ガソリン車の「逆襲」が始まった――。」とし、これまでプリウスをはじめとするハイブリッド車(HV)に対し、一位となった、「デミオ 13-SKYACTIV」(マツダ)、3位にダイハツ工業が9月中に発売する新型軽自動車「イース(仮称)」という低燃費ガソリン車への高い評価と期待が現れた特徴的な結果を評価しています。トップ10には、エンジンの小排気量化に取り組むフィアット「フィアット 500 ツインエア」やフォルクスワーゲン「ポロ TSI コンフォートライン」が非ハイブリッド車として10位にランキングされています。
 ハイブリッド車としては、2位にプリウスをはじめ、7車種がランクインしています。

プレスリリース / 日経トレンディネット、2011年09月02日
発表!「エコカー総選挙」 業界の500人が“選んだ”クルマとは?

" 日経トレンディ2011年10月号(2011年9月3日発売)では「エコカー総選挙」と題し、激変したクルマ選びを総点検する特集を掲載している。この特集のために行ったのが、クルマ業界の500人が最強のエコカーを選ぶ投票だ。
..........
 「日経トレンディ」と、自動車業界の調査・研究を行う住商アビーム自動車総合研究所は、自動車メーカーやディーラー、サプライヤーなどの500人以上を対象にアンケートを実施。今、自動車業界の関係者が推すエコカーはどれか、本邦初の「エコカー総選挙」を行ったところ、こんな傾向が明らかになった。

 今回ノミネートしたのは、低燃費ガソリン車とハイブリッド車の計24台。そのなかで自動車業界に関わるビジネスマンからの圧倒的な支持を集めたのが、「デミオ 13-SKYACTIV」(マツダ)だった。2位には、エコカーの代名詞ともいえる「プリウス」(トヨタ自動車)が入ったが、3位には再び低燃費ガソリン車がランクイン。ダイハツ工業が9月中に発売する新型軽自動車「イース(仮称)」だ。
.......... "

関連
日経トレンディ2011年10月号(2011年9月3日発売)-「エコカー総選挙」

マツダ、新型 デミオ 13-SKYACTIVの新型エンジンとアイドリングストップで、 30.0km/L(10・15モード燃費)、25.0km/L(JC08モード燃費)を実現-----しなやかな技術研究会、2011/06/16

ダイハツ工業 : 「第3のエコカー」がやってくる。

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2011/08/05

川崎重工、セントラル自動車向け世界最高効率のカワサキグリーンガスエンジン KG-18V、7800KWを受注

 川崎重工は、トヨタ自動車傘下のセントラル自動車向けにカワサキグリーンガスエンジン KG-18V、発電出力7800KWを受注したと発表しました。全国的に省エネ、電力の需給関係に関心が高まり、さらには長期化も懸念される中で、企業のバックアップ電源の確保という問題が新たに注目されています。

 カワサキグリーンガスエンジン KG-18Vは、世界最高となる発電効率49.0%を誇る高効率タイプで、熱併用利用のガスコージェネレーションを採用した場合の総合効率は、最大84.1%に達します。今回も該当システムより発生する電力および蒸気は全てセントラル自動車宮城工場内で使用されるということです。

プレスリリース / 川崎重工、2011年08月02日
国内自動車会社向けに「カワサキグリーンガスエンジン」を受注

Img_machinery_a6_01
-----image : グリーンガスエンジンより

" 川崎重工は、エンジニアリング会社である(株)エネ・ビジョンより、トヨタ自動車(株)100%出資のセントラル自動車(株)宮城工場向けに「カワサキグリーンガスエンジン」を受注しました。
今回受注した「カワサキグリーンガスエンジン」は発電出力7,800kW、世界最高となる発電効率49.0%を誇る高効率タイプであり、当社はエネ・ビジョンに対してガスエンジン発電設備、電気・制御装置およびエンジン補機を供給します。
エンドユーザーであるセントラル自動車の宮城工場はトヨタグループの最新工場であることから、東北地区における重要な生産拠点として位置付けられており、このたびエネルギー使用合理化を目的としてガスエンジン・コージェネレーションシステムが採用されることとなりました。このガスエンジン・コージェネレーションシステムは今年度公募の都市ガス振興センター「ガスコージェネレーション推進事業費補助金」の採択を受けており、本システムより発生する電力および蒸気は全て宮城工場内で使用されます。
 本システムのセントラル自動車への最終引き渡しならびに稼動開始は2012年1月の予定です。
エネルギーの有効利用と環境負荷の低減が求められる中、当社は今後ともガスエンジンを始めとした環境負荷低減に貢献する発電設備の提供、販売に取り組み、エネルギー・環境ビジネスを積極的に展開していきます。

主要目
型式
KG-18V
シリンダ数
18シリンダ
発電出力
7,800kW
発電効率
49.0%
NOx排出量
200ppm以下(O2=0%換算)
.......... "

関連
川崎重工、グリーンガスエンジン

" 特長
・世界最高の発電効率48.5%
 燃焼室形状の最適化と、シリンダ毎の個別制御により世界最高の48.5%を達成しました。
・優れた環境性能
 排出NOxは200ppm以下(O2=0%換算)を達成しました。
・液体燃料不要
 電気着火方式の採用で、パイロット着火用液体燃料が不要です。
・幅広い出力レンジ
 シリンダ径300mmの小型高出力エンジンです。5~7.8MWの発電出力をカバーしています。
・高いフレキシビリティ
 川崎重工の技術を結集した自社開発エンジンです。種々のご要求にフレキシブルに対応可能です。
・発電効率をさらに向上させ、49.0%を達成したKG-Vシリーズの販売を開始しました。

KG-18-V
発電出力(kW)7,800
発電効率(%)49.0% 

Green_kg18_1
-----image(”KG-18型発電装置外形”) : 上記サイトより

Green_kg18_2 -----image(”エネルギーバランス”) : 上記サイトより Green_kg18_3 -----image(”プラント構成例”) : 上記サイトより  "

関連
川崎重工 : カワサキ非常用ガスタービン発電設備をお使いの皆様へ 計画停電に対する非常用ガスタービン発電設備運用上のお知らせ

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2011/06/17

東北電力、H24年1月に能代火力発電所構内に2千kW*40台 合計8万kWの大容量「NAS電池」を設置する計画発表

 東北電力は、東日本大震災により、太平洋側にある火力発電所が甚大な設備被害を受けたことに対処するために、能代火力発電所構内に2千kW*40台、合計8万kWの大容量「NAS電池」を設置する計画を発表しました。完成予定は、来年(H24年)1月。
 NAS電池とは、日本ガイシが開発したナトリウム・硫黄電池のことで、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーと組みあわせることで、電力の需給調整に威力を発揮するといわれてきました。今回は、国内最大規模のNAS電池システムが、火力発電所に導入され、需要の高い時間帯に放電することで冬場の電力需給の調整に利用されることになります。

プレスリリース / 東北電力、平成23年 6月17日
大容量「NAS電池」の設置について - 今冬の供給力対策として国内最大規模のNAS電池を設置 -

A
-----image(”2.構内配置図”) : 同リリースより

" .....平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、太平洋側にある火力発電所が甚大な設備被害を受け、当面、供給力として見込むことができないことなどから、可能な限りの供給力を確保するため、全力を挙げて取り組んでおります。

 このたび、今冬の供給力対策として、能代火力発電所構内に大容量のNAS電池(ナトリウム・硫黄電池)を設置することといたしました。
 設置を予定しているNAS電池の出力は合計で8万kW(2千kW×40台)を予定しており、国内最大規模となります。

 設置する大容量NAS電池については、電気の需要の低い深夜などに蓄電を行い、需要の高い時間帯に放電するという運用を行ってまいります。
 今後、今年7月より本格的な設置工事を開始し、平成24年1月に運用開始する予定です。なお、計画の概要は以下のとおりです。

<NAS電池設置計画の概要>
1.設備概要
所 在 地 : 秋田県能代市字大森山1-6
電池出力 : 8万kW
工事開始 : 平成23年7月
運転開始 : 平成24年1月(予定)
.......... "

関連
日本ガイシ : NAS電池

Img_nas_02

-----image : 上記サイトより

"
2010年02月09日 英国でのNAS電池を用いた共同プロジェクトに基本合意
2009年12月10日 NAS電池が「eco japan cup 2009」で「環境ビジネスアワード」を受賞
2009年08月26日 UAEアブダビでNAS電池システム300MWを受注
2009年05月08日 仏電力会社とNAS電池納入について基本合意
2009年02月04日 米ニューヨーク市交通局のバスステーションにNAS電池を納入
2009年01月05日 UAEアブダビでNAS電池50MWを受注
.......... "

東北電力 : 当社管内の電気の使用状況

コメント続き
  世界的に大規模蓄電池システムが注目される中で、NAS電池-ナトリウム・硫黄電池も注目されてきました。

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