2012/05/11

東京都、電力緊急対策として住宅用蓄電システムの補助事業の受付を開始

 東京都は、電力緊急対策として住宅用蓄電システムの補助事業の受付を開始すると発表しました。これは、東京都がこれまで実施してしてきた、平成23年5月27日策定の「東京都電力対策緊急プログラム」に、家庭の電力不足への対応及び防災機能の強化を図るために追加で設定されたものです。
 補助要件としては、国が実施する定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業における補助対象機器として認定されたシステム利用する必要があります。そして、都内に新規に設置された住宅用蓄電システム(戸建・集合、個人・法人等を含む)が対象となります。

 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業における補助対象機器の数は、まだ少なく社としては、平成24年3月30日時点で、ソニー、パナソニック、エリ-パワ-の3社、7システムしか発表されていません。最近、さまざまな”家庭用蓄電システム”が発売されるような状況ですが、補助を受けるならば、対象機器かどうかについては、まめにチェックし該当機器を利用する必要があります。

平成23年度 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金> 補助対象機器一覧-----環境共創イニシアチブ リチウムイオン蓄電池補助金事務局リスト(平成24年3月30日(金)更新に確認した内容です)

 あとは、今後こうした高価な機器を導入し利用するユーザーが、実際に省エネや停電時にどれぐらい活用し、効果があったのかについて、検証していく仕事も東京都にお願いしたいところです。

 医療、通信、映像、たまに冷蔵庫などの電力を絶対に確保したいという人が結構な数に上ると言われています。実際、小社は販売をしていないにも係わらず、問い合わせがありました。そのため、この補助の対象とは別にリストを作って、どんな機器があるのか、調べてみました。下の参考エントリーをご覧いただき、チェックしてみてください。補助対象機器が増えると考えますが、選定条件も知りたいところです。

プレスリリース / 東京都環境局、東京都環境公社、平成24年5月7日
電力緊急対策 住宅用蓄電システムの補助事業の受付を開始します

20m57500_01
-----image(”4 事業スキーム”) : 同リリースより

" 東京都では、平成23年5月27日策定の「東京都電力対策緊急プログラム」を踏まえ、家庭の電力不足への対応及び防災機能の強化を図るために、家庭における創エネルギー機器(太陽光発電システム、太陽熱利用システム、ガスコージェネレーションシステム)の導入補助を実施しています(http://www.tokyo-co2down.jp/sou-energy/)。

 このたび、東京都は、公益財団法人東京都環境公社と連携し、新たに蓄電システムの補助事業の受付を開始しますのでお知らせします。

1 受付開始
 平成24年5月8日(平成25年3月31日まで実施予定)

2 主な補助対象要件
 国が実施する定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業における補助対象機器として認められており、かつ都内に新規に設置された住宅用蓄電システム(戸建・集合、個人・法人等を含む)

3 補助金の単価
 定格出力1キロワットあたり10万円
.......... "

関連
東京都地球温暖化防止活動センター  : 東京都住宅用創エネルギー機器等導入促進事業(愛称:クール・ネット東京) 創エネルギー補助金担当
/ 蓄電システム

" .......... 事業概要
1.事業期間
平成24年度

2.主な補助対象要件
都内に住宅用蓄電システムを新規に設置された方 (戸建・集合、個人・法人を含む)

3.補助対象システム及び補助単価
対象システム 住宅用蓄電システム
補助単価 100,000円/kW

4.補助額の上限
対象システム 住宅用蓄電システム
戸建住宅で充電した電力を使用する場合 50万円
集合住宅で充電した電力を使用する場合 50万円(対象システムが各戸に設置される場合) 50万円に当該集合住宅の総戸数を乗じて得た額(対象システムが各戸に設置される場合を除く)

※ ただし、国及び区市町村等の補助金も併せて申請する場合は、補助対象経費から対象システムに対し、別途国等並びに公社が交付する補助金その他の給付金の額を控除した額又は上記金額のいずれか小さい額が上限となります。

5.事業の流れ
.......... "

参考
事業者向けはこちら

東京都
東京都中小企業振興公社 : 自家発電設備導入費用助成事業のご案内
- 電力確保に努める中小企業の皆様へ自家発電・蓄電池導入を支援します! 平成23年度緊急対策事業 中小企業向け電力自給型経営促進支援事業 電力自給型経営の実践を一層促進します-----東京都産業労働局、平成24年2月7日


環境共創イニシアチブ リチウムイオン蓄電池補助金事務局 : 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金
- 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金の一般申請開始のお知らせ-----経済産業省、平成24年3月30日

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2012/05/09

サンワサプライ、使用電力をtwitterに自動でつぶやくワットチェッカーを発売

 タップ型のコンセントに差し込んで使用する機器の消費電力を測れる電力量計の新式がサンワサプライから発売されます。測定したい機器の電源プラグを接続してボタンを押すだけで「電圧(V)」「電流(A)」「有効電力(W)」「皮相電力(VA)」「周波数(Hz)」「力率(PF)」「積算電力量(kWh)」「積算時間(H)」の8種類を簡単に測定でき、そのデーターを無線LANを通じて、インターネットにデーターを自動で送ります。データーは、ツイッターへの自動投稿ができ、そのつぶやきをデーターとして受け取ることができます。また、スマートフォン用の専用アプリでグラフ形式でも閲覧が可能です。大きさは、W60×D36×130mm(突起物含まず)。重さは、約145g。
 測定できる負荷は 15A・125V(1500Wまで)です。気になるのは、意外とこの計測器自身が電力を消費してしまうことです。消費電力  約9.5W とのことです。24時間となれば、結構な量になります。価格は、税込みで \29,400。ちなみに通信機能なしのモデル、TAP-TST7は、税込みで、\12,390。機器本体の消費電力はほぼ同じです。

 お値段も結構しますが、ネットで電気の消費量を把握できると便利なことがあります。出先から家族の電気の消費量がわかることで、安否確認にも利用できます。ちょっと気になるタップ式、家庭用電力量計りです。

プレスリリース / サンワサプライ、2012.03.01
使用電力をtwitterに自動でつぶやくワットチェッカー。いつでもどこでもスマートフォンで確認できる。

Taptst9_ma
-----image(”TAP-TST9”) : 同リリースより

"サンワサプライ株式会社(略)は、ワットチェッカーを使って測定した電力のデータを無線LANを介して「twitter」に自動で記録し、スマートフォンやパソコンでいつでもどこでも簡単に消費電力や電気料金を確認できるワットチェッカー「TAP-TST9」を発売しました。

 「TAP-TST9」は、機器を使用する際に発生する消費電力や二酸化炭素量を測定し、その測定データをtwitterに自動的に記録(投稿)することができる検電器です。スマートフォンやパソコンからいつでもどこでも簡単に電力の利用状況を確認することができます。

 本体を壁のコンセントに差し込み、測定したい機器の電源プラグを接続しボタンを押すだけで「電圧(V)」「電流(A)」「有効電力(W)」「皮相電力(VA)」「周波数(Hz)」「力率(PF)」「積算電力量(kWh)」「積算時間(H)」の8種類を簡単に測定できます。

 本体に無線LANを内蔵しているので、インターネットに自動に接続し、twitterに「電圧(V)」「電流(A)」「有効電力(W)」「積算電力量(kWh)」「電気料金(円)」「二酸化炭素排出量(kg)」の6種類の測定データを自動で投稿することができます。
 twitterへの接続設定は、iPhone・各社スマートフォンを使って、専用の無料アプリ「WattChecker Commander」をダウンロードし、無線LAN経由で手軽に行えます。専用アプリには、測定データのグラフ化や測定ポイントのMAP表示など便利な機能が付いているので大変便利です。

 このワットチェッカーを使うことで機器を使っていない間の消費電力がどれくらい発生しているのか、テレビやレコーダー、パソコン、プリンタ、ゲーム機など普段身の周りで使用している機器を測定することができ、ご家庭での待機電力を少なくする節約方法の1つとしてご利用いただけます。
また、日常で使用する電化製品などに使用することで、少し離れた場所で暮らす家族の安全・安否確認にも利用することができます。
..........
スマートフォンやパソコンから電力測定をチェックできる。省エネもTweetする時代へ。
ワットチェッカーTweet TAP-TST9 \29,400 (税抜き \28,000)
..........
無線LANインターフェースを内蔵し、インターネットへ自動接続します。
※屋内到達距離、約25~50m(障害物のない場合の最大)
..........


Taptst9_ft1l
-----image : 同リリースより

サイズ W60×D36×130mm(突起物含まず)
重量 約145g
..........
定格容量 15A・125V(1500Wまで)
..........
消費電力 約9.5W
※本体の消費電力は入力電圧が高くなると、比例して上昇します。
(本体の消費電流は測定結果と分離されています。)
.......... "

関連
サンワサプライ : ワットチェッカー
- ワットチェッカー > TAP-TST9

Taptst9_07
-----image : 上記サイトより

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2012/04/27

鹿島、自社鹿島赤坂別館にピーク時電力の20%以上の節電を可能とするデマンドレスポンスを導入

 今後私たちは、この単語「デマンドレスポンス Demand Response」を耳にする機会が増えるでしょう。この単語の意味は、電力網における需要に対応して需要家が電力消費を低減したり、他の需要家に余剰電力を供給したりする、需要応答という意味です。
 
 今回、鹿島が自社ビルである、鹿島赤坂別館に既存の建物に導入したとする「鹿島スマート電力マネジメントシステム」は、電力利用者が自身の電力利用において、その快適性を損なわずに使用電力を合理的に抑制することが可能で、なんとピーク時電力の20%以上を節電することを可能にする技術だといことです。

 今年私たちが直面する数パーセントから2割程度ピークに電力が不足するという危機にまさに、レスポンス(対応)システムといえます。今回は、自社ビル1社の実験ですが、短期には発電所増設は間に合わないという現実を考えれば、今年の夏、そしてここ数年間の焦眉の電力の需給調整にまさに必要とされる技術です。

 しかも、よく設計された「デマンドレスポンス技術(需要応答技術)」は、全自動節電制御で利用者(社、地域)にその不足を感じさせないという技術であるということです。
 今回鹿島が導入したシステムでは以下のような、制御を行っているということです。

”制御ロジック概要  外部サーバより天気予報、気温等の情報を取り込み、空調負荷予測を実施  任意の節電時間帯と節電量を設定  建物内での使用電力量をリアルタイムで計測し、節電量に応じた制御レベルの自動判定を実行  節電時間帯において働く人間の快適性に影響のない範囲で、照明の調光、空調温度の調整、コンセント負荷のON/OFFを実行し使用電力量の低減を実施  「デマンドレスポンスモード」と「省エネ節電モード」の選択が可能 ”

 原発の再稼動が電力の需給関係と比較されるこのタイミングで、是非鹿島さん、関電管内の企業に対して強力にプレゼンしてください。今年が無理でも、来年、再来年とここ数年予想される電力ピーク対策に他社のみなさんも、自身のもつすべての技術を駆使してこの日本社会における、省エネと需給調整の可能性をご提供ください。

 まあ、そんな可能性のある技術がここにあります。「デマンドレスポンス Demand Response」、需給応答という単語、みなさん、覚えておきましょう。だって、知らない、不便を感じないうちに数割の節電が可能かもしれない技術ですから。

プレスリリース / 鹿島、2012/04/26
「鹿島スマート電力マネジメントシステム」の開発・運用開始

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-----image(上-”鹿島赤坂別館”、下-”デマンドレスポンスの概念”) : 同リリースより-----
26a1

" 鹿島赤坂別館で電力ピーク抑制を目的としたデマンドレスポンス制御の運用を開始


鹿島(略)は、電力のピークをビル側で自動的に制御して、ピーク時電力の20%以上の節電を可能とする「鹿島スマート電力マネジメントシステム」を開発し、このほど、自社ビルである鹿島赤坂別館に導入、3月より運用を開始しました。 需要家側における電力ピーク時の全自動節電制御を、既存の建物に導入したのは国内で初めてです。

開発の背景
 昨年3月11日に発生した東日本大震災以降、電力会社や政府の要請により、消費者や企業が電力ピーク時の節電を実施しました。当社においても、本社ビル群をはじめ、支店ごとに各種節電対策を実施し、需要抑制目標を上回る効果を達成しました。 今後も継続してピーク電力需要抑制を実行していくために、執務者の快適性を損なわずに使用電力を合理的に抑制する「デマンドレスポンス技術(需要応答技術)」を適用したシステムが社会的に求められています。

 当社がこれまで培ってきた様々な省エネ技術のノウハウと、昨年夏季以降の節電にて実施した節電エンジニアリングを一体化し、デマンドレスポンス自動制御として完成させたのが「鹿島スマート電力マネジメントシステム」です。 この度、当社所有の鹿島赤坂別館オフィスフロアに導入し、夏季及び冬季の電力供給に対応した電力マネジメント制御の運用を開始致しました。
...........
(※)デマンドレスポンス(DR:Demand Response、需要応答):電力網における需要(デマンド、特にピーク需要時)に応答して需要家が電力消費を低減したり、他の需要家に余剰電力を供給したりすること、またはそのような仕組みを指す。将来、電力会社が電力需要(デマンド)に応じた柔軟な料金制度(ダイナミックプライシング)を導入した場合、需要家は需要の調整により料金メリットを受けることが可能となる仕組み。

本システムの概要
 今回導入した「鹿島スマート電力マネジメントシステム」は、赤坂別館にて既に運用していたB・OAネット(情報ネットワークと設備ネットワークの統合システム)上の中央監視装置とBEMS(ビルエネルギー管理システム、Building and Energy Management System)を連携し、指定した任意の時間帯と節電量に応じて、あらかじめ設定したデマンドレスポンスレベルで自動的に最適な制御を行い、確実で正確な節電を実現するものです。 2011年夏季の節電時に実施した節電レベルと快適性に関するアンケート結果を基に、そこで働く人間の快適性を損なわない節電ロジックを構築し、節電時間帯と節電量を設定することにより、全て自動で最適な制御を実行するシステムです。

 本システムの運用により、電力ピーク時で20%以上の節電が可能となります。更に、従来管理者が手動で行っていた節電対策を自動化することにより、大幅な省力化を実現します。本システム装置は東光電気株式会社(本社:東京都千代田区)の協力により開発いたしました。

制御ロジック概要
 外部サーバより天気予報、気温等の情報を取り込み、空調負荷予測を実施
 任意の節電時間帯と節電量を設定
 建物内での使用電力量をリアルタイムで計測し、節電量に応じた制御レベルの自動判定を実行
 節電時間帯において働く人間の快適性に影響のない範囲で、照明の調光、空調温度の調整、コンセント負荷のON/OFFを実行し使用電力量の低減を実施
 「デマンドレスポンスモード」と「省エネ節電モード」の選択が可能


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-----image(”赤坂別館デマンドレスポンス制御概念図”) : 同リリースより

26a3

-----image(”デマンドレスポンスによる電力削減の概念図”) : 同リリースより

本システムの特長
 鹿島の豊富な省エネ技術と、昨年の節電対策に関するアンケート結果を基に制御ロジックを構築。働く人間の快適性を損なうことなく確実な節電を実施し、電力ピーク時で20%以上の節電を可能とする。
 将来のダイナミックプライシング(時刻別電力料金設定)に対応した任意時間帯、節電量の設定が可能である。
 新築建物以外に中央監視、空調・照明制御を備えた既存建物にも導入が可能である。

今後の展開
 今後は本システムにより、ピーク電力抑制を合理的かつ確実に実施して社会の要請に応えることはもちろん、赤坂別館において実証データを蓄積し、システムをブラッシュアップしていく方針です。 また、既存の建物への導入が容易であることから、今後、主要な社有施設へ適用していく他、広く得意先へも提案していくことにしています。

導入建物概要
■鹿島赤坂別館
所在地 : 東京都港区赤坂6丁目5番地11号
用途  : 事務所、住宅
設計  : KAJIMA DESIGN
規模  : SRC・S造、地下2階/地上15階(事務所1~9階)
延床面積 : 33,350.7m2
建物竣工年月 : 2007年7月
.......... "

関連
鹿島/ピーク時電力20%以上節減/自動制御システム開発、自社ビルで運用開始-----建設工業新聞、4月27日

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2012/04/10

SPring-8大型放射光施設に世界最大級の蓄電池専用解析施設 RISINGビームラインが完成

 兵庫県佐用郡佐用町光都の文部科学省の管轄下の理化学研究所の大型放射光施設 SPring-8。この施設は、加速された高エネルギー電子ビームから発生する放射光を利用したさまざまな実験ができる大型施設で、物質科学・地球科学・生命科学・環境科学・産業利用などの分野で優れた研究成果をあげているということです。

 今回、この SPring-8 大型放射光施設に世界最大級の蓄電池専用解析施設 RISINGビームラインが完成したと、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と京都大学が発表しました。放射光による蓄電池解析研究により、活発な解析評価を行える環境が整備されることで、大学や公的な研究所のみならず、産業界の蓄電池分野の研究者をさらに呼び込み、我が国の蓄電池研究の分野での研究レベルと優位性を維持していくことを目的とした、オールジャパン体制の蓄電池研究国家プロジェクトが本格的に動き出すということです。
 具体的な実施体制と目標は、京都大学・産業技術総合研究所関西センターを拠点として、8大学・4研究機関・12企業が集結して、「2030年に500Wh/kg(現状比5倍)のエネルギー密度を有する革新型蓄電池の実現」を目指すといことです。

プレスリリース / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、京都大学、2012年4月4日
世界最大級の蓄電池専用解析施設「RISINGビームライン」が完成

" オールジャパン体制の蓄電池研究国家プロジェクト本格化へ

 革新型蓄電池先端科学基礎研究事業(RISING事業)では、大型放射光施設(SPring-8)にRISING専用の蓄電池専用解析施設を完成し、4月4日現地にて完成披露式典を行いました。
 RISING事業は2009年から2015年までの7年間、年間予算30億円(総額見込み210億円)にて、京都大学・産業技術総合研究所関西センターを拠点として、8大学・4研究機関・12企業がオールジャパン体制で集結して、「2030年に500Wh/kg(現状比5倍)のエネルギー密度を有する革新型蓄電池の実現」を目指して推進しております。
 RISING発足(2009年)当初より、チャレンジングなRISING目標を達成するためには、「従来よりブラックボックス化しており、技術者の勘に頼った電池内部の反応メカニズムを明らかにすること。そして、その為の解析設備を立ち上げること。」が必要不可欠であることを認識し、発足3年間(2009~2011年度)の活動方針として「解析手法の整備と革新電池新概念の検討」を掲げ、SPring-8「RISINGビームライン」の立ち上げに注力してきました。その結果、世界に類似を見ないオンリーワンの電池解析専用施設が完成しました。

 「RISINGビームライン」の主な特徴は以下の通りです。
 SPring-8固有の高輝度X線を最大限活用し、電池反応解析に必要な「空間分解能」および「時間分解能」を確保する。
 非平衡状態・界面被覆状態・反応分布状態等をその場(in situ)測定する為の解析系を整備する。
 電池サンプル準備からその場(in situ)測定の為の連続的な実験設備を常備する。

 既に、上記の特徴を生かした世界初の解析知見は種々得られており、順次活用しつつあります。なお、「RISINGビームライン」の設備投資額は24.9億円(3年間合計)です。
 今回の「RISINGビームライン」が2030年革新型蓄電池の実現に貢献するとともに、現在競争の中にある現行電池系の改良にも貢献することにより、蓄電技術立国日本の盤石化に寄与することを目指します。
RISING:Research and Development Initiative for Scientific Innovation of New Generation Batteriesの略
.......... "

関連
世界最大級の蓄電池専用解析施設  「RISINGビームライン」が完成-----京都大学 、2012年4月 6日
20120405_145018_mini
-----image(” ビームライン見学風景(中央:京都大学 谷田特定准教授)”) : 上記リリースより

理化学研究所 : SPring-8 大型放射光施設 
- SPring-8に関する一般的な質問

京都大学革新型蓄電池先端基礎科学ビームラインBL28XU (Kyoto University RISING BL-28XU Beamline)の建設-----京都大学 S-spring8 Volume 15, No.2 Pages 64 - 68,革新型蓄電池先端基礎科学

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2012/03/06

NECとセブン-イレブン・ジャパン、コンビニエンスストアの電力見える化に最適な「インテリジェント分電盤」を共同開発

NECとセブン-イレブン・ジャパン、コンビニエンスストアの電力見える化に最適な「インテリジェント分電盤」を共同開発-----日本電気、2012年3月6日

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-----image : 同リリース(PDF添付資料)より

"日本電気株式会社(略)と株式会社セブン-イレブン・ジャパン(略)はこのたび、コンビニエンスストア等の店舗の"電力見える化"に最適な「インテリジェント分電盤」を共同で開発しました。

 当分電盤は、業界トップクラスの最大誤差3%以内の高精度で電力量を計測できる「スマートコントローラ」を内蔵し、空調、冷凍室外機、調理器等各種設備の電力量をリアルタイムに計測し、"見える化"します。また店舗内に設置したサーバや各種設備とのデータ通信インタフェースを搭載しており、収集した電力データに基づいて省エネ対策を立案することが可能です。すでにセブン-イレブンの一部店舗へ試験導入済みであり、今春以降、順次全国の新店へ導入していく計画です。

24時間365日営業のコンビニエンスストアでは、お客様へのサービス品質と省エネの両立が課題となっています。NECとセブン-イレブンはこれまで、店舗の電力使用量の見える化による業務の改善等について共同で実証実験等を行ってまいりました。当分電盤は、これらの取り組みで得た経験やノウハウを活かして開発されたものです。
..........
なお、NECは当分電盤を3月6日から3月9日まで東京ビックサイトにて開催中の「リテールテック JAPAN」に展示します。
.......... "

関連
セブン-イレブン・ジャパン News / 2012年03月06日 NECとセブン-イレブン・ジャパンが「インテリジェント分電盤」を共同開発(PDF)

コメント
 ユーザー、この場合はコンビニ側とメーカーが共同開発だそうです。これを一般家庭のユーザーと共同開発してくれるようなら嬉しい。そういう会社でてこないかな、、、、。

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2012/03/05

今日の図版:Global エクセルギー Exergy Resource Chart / Twitterから

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2012/02/14

住友林業、太陽光発電+大容量(12kWh)蓄電池搭載のスマートハウス Smart Solabo スマート ソラボを新発売

高性能、長寿命、大容量の定置型家庭用蓄電池システムを標準搭載 住友林業のスマートハウス「Smart Solabo(スマート ソラボ)」新発売-----住友林業、平成24年2月3日
201202034
-----image(”「Smart Solabo」イメージ”) : 同リリースより

" エネルギーを賢く活かす木の家

住友林業株式会社(略)は、自然の恵みを活かした木の家そのものが持つ省エネルギー機能に、スマートハウス技術を搭載した「Smart Solabo」を2月3日から発売しますので、お知らせいたします。

 本商品は、「住友林業の家」特長である、再生可能で優れた自然素材である「木」の良さを活かしながら、エネルギーのさらなる効率的な活用を実現する住まいです。太陽光発電システムによりエネルギーを創り、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)によってエネルギーを見える化し、12kWhという大容量定置型の家庭用蓄電池システムによって電気を蓄える、エネルギーを賢く活かすスマートハウス技術を搭載しています。電力消費とCO2排出量を抑え、経済性と環境負荷低減を両立する暮らしを提案します。
..........
■商品概要
商品名 Smart Solabo(スマート ソラボ)
発売日 2012年2月3日
販売エリア 全国(沖縄、および一部地域を除く)
構造 マルチバランス構法、ビッグフレーム構法、ツーバイフォー構法
搭載システム (1)太陽光発電システム
(2)家庭用蓄電池システム
・蓄電池容量12kWh(冷蔵庫200W、液晶テレビ150W、照明100Wを約24時間継続使用可能)
(3)ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)
本体価格 3.3m2あたり68万円から(税込)
初年度販売目標 300棟

■開発経緯
当社は、再生可能な資源である木を活かした住まいづくりを通じて、日々の暮らしの中で効率的なエネルギー消費と、最適なマネジメントを行うことにより、住宅のライフサイクル全体を通してCO2排出量をマイナスにするライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅の研究開発を推進しています。

2008年、家庭用蓄電池に関する検討・研究開発を開始し、2010年からは日産自動車株式会社と住友商事株式会社の合弁によるフォーアールエナジー株式会社と共同で、「日産リーフ」に搭載されるリチウムイオンバッテリーを活用する定置型家庭用蓄電池の実証実験に取り組んでまいりました。

2011年には10件の定置型家庭用蓄電池搭載住宅モニターを募集し、現在、一般家庭における充放電、電力消費のデータ収集、使用状況に関するアンケート情報の蓄積を始めています。

HEMSと連携する設備機器、最適な制御システムの拡充をはかり、当社独自のスマートハウス技術の開発を進めることで、LCCM住宅の実現を目指し、低炭素社会の構築に貢献します。

■商品特長
(1)エネルギーを創る
.....
201202031
-----image(”「Smart Solabo」概念”) :  同リリースより
..........
(2)エネルギーを蓄える
家庭用蓄電池システム
「Smart Solabo」に採用した蓄電池は、電気自動車にも使われている高性能のリチウムイオン電池で、住宅用としては最大級となる12kWh(定格容量)という大きな容量を備えています。今までは蓄えることのできなかった電気を蓄え、必要な時に使い、また蓄えるというコントロールが可能です。平均的な家庭1日分の電力使用量は8kWh~10kWhといわれており、「Smart Solabo」では連続使用した場合で24時間程度、使用する電力を抑えた場合は2日間程度使用することができます。夏の冷房、冬の暖房等によって電力需要が増える時間帯に、貯めておいた深夜電力を使用することで電気料金の節約ができ、また、電力需要のピークを低く抑える「ピークカット」に寄与する等、環境負荷の低減を実現します。
<非常用電源として活用可能>
停電時においては、蓄えた電力を非常用電源として活用できます。太陽光発電システムからの電力を充電することで、より長く活用でき、長引く停電にも対応可能です。

(3)エネルギーを賢く使う
..........
(4)電気自動車(EV)、プラグインハイブリット車(PHV)対応、充電専用コンセント標準装備
..........
(5)再生可能な資源である木を活かし、自然の恵みを活かす省エネルギーな住まい
.......... "

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2012 2月のクリッピング

クリッピング 2012

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2012/02/10

NTT東日本、フレッツ光ユーザー向け電力見える化サービス、フレッツ・ミルエネを開始

電力見える化サービス「フレッツ・ミルエネ」の提供について-----NTT東日本、平成23年12月22日

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-----image : 同リリースより

" ・NTT東日本は、「フレッツ光」※1をご利用のお客様向けに、平成23年7月よりトライアル中の家庭内消費電力量等を可視化するサービスについて「フレッツ・ミルエネ」として、平成24年1月下旬(予定)より提供開始します。

・「フレッツ・ミルエネ」は月額210円(税込)、「フレッツ・ミルエネ」対応機器(無線親機、分電盤計測器)がレンタルでのご利用で月額210円(税込)、計420円(税込)という手軽な料金でのご利用が可能です。

・「フレッツ・ミルエネ」対応機器の取り付けは、トライアルユーザの85%がお客様ご自身で実施しており、新築物件のみならず既築物件にも手軽に設置が可能です。
..........
2.「フレッツ・ミルエネ」の概要※2

(1)家庭内消費電力見える化機能
「フレッツ・ミルエネ」対応機器で、家庭全体の消費電力量や家電個別※3の消費電力量を推計・計測し、「光iフレーム」やパソコン、スマートフォン等ブラウザに表示します。
表示方法として、分・時間・日・月単位など設定することが可能です。
(2)電力供給情報見える化機能
電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力)より提供される電力供給情報を、「使用量」「供給能力」「使用率」で数値表示します。※4
(3)エコアドバイス表示・読み上げ機能
エコに役立つアドバイスを表示するとともに、「光iフレーム」をお使いの場合は音声で読み上げます。
(4)目標設定機能
月ごとの使用電力量目標を設定し、進捗度合いを表示します。
(5)ランキング表示機能
ユーザが設定した属性(地域・家族構成等)ごとに、電力消費状況の順位を表示します。
.......... "

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フレッツ・ミルエネ

[ カテゴリー : Clipping ]


2012 2月のクリッピング

クリッピング 2012

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2012/01/13

脱原発世界会議 テレビ / Ustreamで放映

・Twitter DATSUGENPATSUtw : 【拡散お願いします!】脱原発世界会議では、メインフロアに設置された特別スタジオから脱原発世界会議テレビとして会議の全容をUSTREAMで配信します!ご来場頂けない方でもネットを介して会議に参加することができます!http://t.co/YC9mQyEc

関連
脱原発世界会議 テレビ-----英語版

" ..2012年1月14・15日にパシフィコで開催される脱原発世界会議の様子をインターネット(USTREAM)を通じ多チャンネルで..

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脱原発世界会議のメインフロアに設置された特別スタジオからお伝えする「脱原発世界会議テレビ」!
100以上にものぼる企画の全容を紹介しながら、まる2日間、ゲストトークを展開します。
司会白石草(OurPlanetTV)/松元千枝(ジャーナリスト) リポーター小野寺愛(ピースボート)/ 松村真澄(ピースボート) ゲスト肥田舜太郎さん(医師)/金平茂紀さん(TBSニュースキャスター)/野中ともよさん(ガイアイニシアティブ/西片嘉代子さん(キッズボイス) ほか多数
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脱原発世界会議

イベント 1/14-15 脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA-----しなやかな技術研究会、2011/12/14

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2012/01/06

経済産業省、電力行政のありかたを見直すための研究会「電力システム改革タスクフォース」の論点整理を公開

 経済産業省は、わが国の電力行政のありかたを見直すための研究会「電力システム改革タスクフォース」を昨年11月10日から都合6回開催し、このほど昨年末の12月27日に、「論点整理」を発表しました。これまで、電力市場の諸類型、国内外の電力市場の現状などを有識者に問い、今後の電力をめぐる環境を整備するための指針としたい考え。
 今回、言葉としては、電力自由化、発送配電分離など、福島第一原子力発電所事故後に急速に高まった私たちの関心にも重要な見直しとなります。また、報道では、政府は、電力会社の送電と配電事業を一括運営するアメリカの独立系統運用機関(ISO)のような公的機関の設立を検討しているとのことです。

送配電、公的機関で一括運営検討…発電参入促す-----YOMIURI ONLINE,2012年1月4日

 問題は、この重大な”見直し”が非常に早いスピードで、あまり表にでない形で、どこかで確実に進められている点です。果たして、ユーザーサイド、原子力発電の電力に締める量と位置に関して重大な関心を国民がもっているという現状において、公正な見直しが行われていくのか? 注視していく必要があります。

電力システム改革タスクフォース「論点整理」-----経済産業省、平成23年12月27日

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◇「電力システム改革に関するタスクフォース」においては、以上のような状況、問題点を踏まえ、白紙から、我が国の電力供給システムを果断に見直すため、主に以下のテーマを中心に、精力的な意見交換を行った。
(1) 電力市場のあり方 ~ピーク需要の抑制ができる電力システム、需要家の選択と公平で透明な事業参入の確保など~
(2) 欧米における電気事業制度改革と論点
(3) 電力小売事業(PPS等)の実態と課題
(4) 電力系統システムの現状と今後の可能性(スマート化等)
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II.タスクフォースの議論を通じて得られた示唆

1.電力市場のあり方
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2.欧米の電力供給システム
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3.我が国の電力市場と電力技術の現状と課題
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III.我が国の今後の制度設計に当たっての視座と論点
1.我が国が目指すべき電力システム改革の理念

 震災により明らかになった、我が国電力供給システムの問題点を踏まえ、以下の4つの基本的視座の下、「低廉で安定的な電力供給」を実現する「より競争的で開かれた電力市場」を構築することを基本理念とし、改革に早急に着手すべきではないか。

(1) 需給逼迫時に需要抑制や供給促進のインセンティブが働く電力市場の形成
(2) 企業や消費者の自由な選択、創意工夫を最大限活用する電力市場の形成
(3) 需要サイドによる需給管理が可能な次世代スマート社会の構築
(4) このような電力市場を支える公正で透明な競争環境の整備
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2.「競争的で開かれた電力市場」を構築するための論点整理
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経済産業省 : 電力システム改革タスクフォース

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