2008/11/21

産業技術総合開発機構が二酸化炭素から作るプラスチックの飛躍的改質に成功

 二酸化炭素から作るプラスチックを包装材やさまざまなフィルム材料として利用するために必要な製品としての品質の改良に大きな進歩があったようです。

プレスリリース / 産業技術総合開発機構,2008年11月18日 
二酸化炭素から作るプラスチックの飛躍的改質に成功
Fig081118_2
-----image(pop up ; ”図 PPC、複合化PPCおよび汎用プラスチックの弾性率”) : 同リリースより

" -ポリ(プロピレンカーボネート)を複合化して汎用ポリマーに勝る高弾性率を実現-
ポイント
二酸化炭素から作るプラスチックの複合化により2.4 GPaの弾性率を有する高性能材料を開発。
ポリエチレン、ポリプロピレン等化石資源由来プラスチックの代替材料として普及可能。
国内外で大量に排出されるCO2の固定化・利用技術として、地球温暖化対策への貢献に期待。

概要
 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 南 信次】ナノ構造制御マテリアルグループ 清水 博 研究グループ長とLi Yongjin研究員は、二酸化炭素(CO2)を原料とするプラスチック(脂肪族ポリカーボネート)に他のプラスチックをブレンド、複合化することにより、実用には程遠かった弾性率や強度などの力学的性能を大幅に向上させることに成功した。脂肪族ポリカーボネートのうち、特に、CO2とプロピレンオキシドから作られるポリ(プロピレンカーボネート)(PPC)を、他のプラスチックと複合化することで、弾性率 2.4 GPa、強度17.9 MPaという優れた力学的性能をもつプラスチックを開発した(図参照)。複合化PPCは、力学的性質だけでなく耐熱性も向上した高性能材料であり、今後ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の石油資源から作られている汎用プラスチックを代替していくことが期待される。

 PPCはCO2から製造すると、その重量の43%はCO2が固定化された材料となる。高性能化のために他のプラスチックを少量複合化する必要がありCO2の重量は約30%となるものの、この複合化PPCは汎用プラスチックに比べるとCO2排出量削減の見地から有利である。国内でも発電所ならびに製鉄所から排出されるCO2は年間5億トンレベルに達しており、CO2の隔離・固定化技術の確立が早急に求められている。今回開発した複合化PPCが汎用プラスチックに代わって広く利用されることで、地球温暖化対策への貢献や、石油資源への依存度の低減化につながると期待される。
..........
今後の予定
 今後、複合化PPCの更なる性能改善を進めるとともに、汎用的な構造材料の分野だけでなく、透明性を生かしたフィルム材料分野やガスバリアー性を生かした包装材料分野へと展開し、実用材料としての評価を行っていく。そのため、関心のある企業には積極的に技術移転を行っていく予定である。 "

コメント
 こういう発表を読むと、学生のころに化学をさぼってたことが悔やまれます。石油を使わないプラスチック、それも重量の43%が二酸化炭素という合成樹脂の開発にあと一歩ということのようです。(t_t)

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2008/11/20

A New Chapter on Climate Change / クリッピング ChangeDotGov(オバマ新大統領の気候変動対策への演説)


(ChangeDotGov,2008年11月17日

 オバマ次期大統領が、選挙戦で放ったYouTubeのビデオクリップは、1823に上った。マケインさんの330よりかなり多い。そして、大統領が決まってからは、ChangeDotGovには今日現在で6本のクリップがアップされていました。
 気候変動問題に、そして再生可能エネルギーに積極的に取り組む姿勢を示したことは、期待されていたことです。今後の展開にいい影響を与えてくれるといいですね。

Change.gov
プレスリリース / Change.gov,November 18, 2008
President-elect Obama promises “new chapter” on climate change

" More than 600 climate change leaders from across the country and around the world convened in Los Angeles today for the opening sessions of the Global Climate Summit, a 2-day event arranged by California Governor Arnold Schwarzenegger to break gridlock on the issue ahead of next month's United Nations Climate Change Conference in Poznan, Poland.

In a short video addressed to the Summit's attendees, President-elect Obama emphasized his enthusiasm for the Poznan Conference and promised that his administration would mark a "new chapter in American leadership on climate change."

"Few challenges facing America -- and the world -- are more urgent than combating climate change," he said. "Many of you are working to confront this challenge....but too often, Washington has failed to show the same kind of leadership. That will change when I take office."

President-elect Obama is committed to engaging vigorously with the international community to find solutions and help lead the world toward a new era of global cooperation on climate change.

”Let me also say a special word to the delegates from around the world who will gather in Poland next month: your work is vital to the planet," he said. "While I won’t be President at the time of your meeting and while the United States has only one President at a time, I’ve asked Members of Congress who are attending the conference as observers to report back to me on what they learn there.” "

関連サイト
Global Climate Summit home page(CA州)

Barackobama.com : New Energy for America

プレスリリース / Change.gov,November 18, 2008
Inside the Transition: Meet members of the Energy & Environment Policy Transition Team

Inside the Transition: Energy & Environment Policy Team

(ChangeDotGov,2008年11月18日)
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関連記事
温暖化対策で国際協調=ガス削減へ年次目標策定-米オバマ氏-----時事ドットコム、2008/11/19

Obama vows climate 'engagement' -----BBC News,18 November 2008

" US President-elect Barack Obama has pledged to "engage vigorously" on climate change, ahead of next month's UN summit on the issue.
Mr Obama will not be at the talks in Poland but said the US would "help lead the world" once he has taken office.
His comments came in a video message to a gathering of US state governors.
.......... "

Obama promises leadership on climate change-----Associated Press,18 Nov 2008

コメント
 オバマ次期大統領は、ポーランドには出席せず、おそらくG20と同じようにオブザーバーを派遣するということにとどめるのだろう。しかし、その存在感は大きい。G20に関しての以下のニュースと同様なことが、COP14の開催されるポーランドのポズニン会議のあとでも語られるに違いないです。

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Sustainable Zone -永続地帯 / おすすめサイト

 日本にはすでに再生可能エネルギーで地域内のエネルギーを100%自給している地域が存在することをご存知でしたか?
大分県玖珠郡九重町の自然エネルギーによる自給率2257.9%を筆頭に、福島県南会津郡下郷町の100.1%まで62もの町村が存在しているということです。地方から成功例を積み上げることで、やがては国全体のエネルギー利用の方法を変えるということを考えていますが、国のメインストリームな政策にたいするオルターナティブを意識する上で貴重で勇気付けられるデーターを提供してくれるのが、今回のおすすめサイト、Sustainable Zone -永続地帯です。

プレスリリース / Sustainable Zone -永続地帯(千葉大学公共研究センター、環境エネルギー政策研究所),2008年9月16日
「エネルギー永続地帯」2007年度版試算結果の公表について

" 千葉大学と環境エネルギー政策研究所の共同研究によって、わが国ではじめて国内の自然エネルギー供給の実態が市町村ごとに明らかになった。その結果によれば、日本の62の市町村で、自然エネルギーのみで市町村内の民生用エネルギー需要(電力と熱)をすべて賄っていることがわかった。都道府県では、大分、秋田、富山、岩手、長野、鹿児島、青森の7 県が、区域の民生用エネルギー需要の10%以上を自然エネルギーで賄っていることがわかった。エネルギー源別には、ダムを使わない水力発電、太陽熱利用、風力発電、地熱発電、温泉熱利用(浴用・飲用)、太陽光発電の順で供給量が大きいことがわかった。

<昨年版との変更点>
 昨年7月に公表した2006 年度版では、電力のみを取り扱いましたが、今回の試算では、熱についても把握しました。これにより、はじめて、日本国内における再生可能な自然エネルギー供給の実態が市区町村ごとに明らかになりました。明らかになった事実は以下のとおりです。

日本の自然エネルギー供給のうち、小水力が48%を占める †
 日本の自然エネルギー供給(電力・熱)のなかでは、小水力発電(ダムをつかわない1 万kW 以下の水力発電)が最も大きく47.5%を占めていることがわかりました。以下、太陽熱利用(12.4%)、風力発電(11.0%)、地熱発電(10.8%)、温泉熱利用(浴用・飲用)(7.4%)、太陽光発電(5.1%)の順となっています。このような自然エネルギーによるエネルギー供給量は、日本の民生用エネルギー需要(電力+熱)量の3.22%にとどまっています。

7 県で自然エネルギーによって民生用エネルギー需要の10%以上を賄っている
 国全体ではわずかな量にみえますが、現状において、自然エネルギーによるエネルギー供給が域内の民生用エネルギー需要の10%を超える都道府県が7 県あります(大分県31.38%、秋田県18.30%、富山県17.69%、岩手県11.86%、長野県11.33%、鹿児島県10.83%、青森県10.58%)。なかでも大分県は民生用エネルギー需要の3 割以上を自然エネルギーで賄っています。

62の市町村が自然エネルギーのみで域内の民生用エネルギー需要を満たしている
 市区町村別では、62の市区町村が再生可能な自然エネルギーのみで域内の民生用エネルギー需要を満たしていることがわかりました。これらの市区町村は「100%エネルギー永続地帯」と認められます。また、自然エネルギー発電のみで域内の民生用電力需要を満たしている市区町村は86 市区町村、自然エネルギー熱のみで域内の民生用熱需要を満たしている市区町村は9 市区町村あることがわかりました。

マッピングデータ
 エネルギー永続地帯2007年度総合版マッピング.pdf

プレスリリース詳細
 エネルギー永続地帯2007年版プレスリリース.pdf

Sustainable_zone2008

-----image : 同リリースP.2「自然エネルギーによるエネルギー供給の状況(2007:日本全国)」キャプチャー画像

 詳細なデータについては逐次掲載していきます。

市区町村総合集計表.xls
都道府県別市町村ランキング.pdf
永続地帯2007都道府県総合ランキング.pdf "

参考記事
永続地帯を見つけよう-----サステイナブルなもの -Something Sustainable-,2007年7月12日

関連エントリー
千葉大学とISEP、76の市町村がすでに再生可能エネルギーによる発電100%以上を達成している”エネルギー永続地帯”だとのリポートを発表-----ソフトエネルギー、2007/07/18

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2008/11/19

2008 Design Los Angeles Challengeにエントリーされた”未来の車”

 コンセプトカーにもいろいろありますが、2008 Design Los Angeles Challengeにエントリーされた車は、デザインコンペということなので、とても斬新です。現地ロサンジェルスで11月20日に受賞車が発表されます。

LA Auto Show : Nov.21-30 / LA Auto Show : L.A. Design Challenge -MOTOR SPORTS 2050-
Ladesignchalenge
-----image : 上記サイトキャップチャー画像

プレスリリース / LA Auto Show, Oct. 20, 2008
Automotive Design Studios Visualize Auto Racing in the Year 2025 -Japanese(pdf)

 未来のレースカーというコンセプトに集まったくるま、なかなかユニークです。個人的には、メルデセスベンツのFomula Zero Racerが、ヨットのように風でも動くことができ、高速なレースをボブスレーのようなコースで展開できるとかで、ちょっといい感じです。
Mercedesbenz_03_l
-----image : Fomula Zero Racer"Designers ; Alan Barrington,George Yoo,Kevin Verduyn "より

Mercedes-Benz Formula Zero
L.A. Design Challenge Motor Sports 2025: The Mercedes-Benz Formula Zero-----eMercedesBenz, October 21, 2008

2008 LA Design Challenge: Mercedes-Benz Formula Zero-----Auto Blog,

関連記事

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2008/11/18

[PR]多結晶太陽電池モジュール SJJ 80 / 多結晶 80W 年末セールのご案内

Sjj80ap004withlogo

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90秒充電で90分使え、130年使えるウルトラキャパシター内蔵のプロ用フラッシュライト 5.11 Light For Life

 すごいフラッシュライトが出たということで、チェックしに、、、、。ウルトラキャパシター搭載で、90秒充電で90分使える。球は、3LEDで定番の並ということです。問題はお値段、予約段階で$169.99もします。しかし、このフラッシュライトが想定している業界では、このライトは、お安いとのことです。その業界とは、ガードマンとか警察などのセキュリティ屋さん。つまり、公安関係者向けのフラッシュライトです。ただし、2-D cell セキュレティ・フラッシュライトで検索すると3-4千円であのマグライトが購入できるので、高いことは間違いないと思います、、、、

5.11 Tactical / 5.11 Light For Life(TM)
/ Light for Life Flashlight UC3.400 -Pre Order

Flashlightuc3_400
-----image : 上記サイトより

 性能をもう少し詳しくみてみると、なんといっても売りは、90秒充電で60分間-全光束90ルーメンス+30分間-全光束25ルーメンス(スタンバイモード)、または15分間-全光束270ルーメンス+30分間-全光束90ルーメンスといった抜群の明るさをもつ能力です。単一乾電池2本の懐中電灯では、一番明るい時が200ルーメンスぐらいです。90ルーメンスは、その半分程度ですから、結構たよりない感じです。270ルーメンスはかなり明るい。
 さらに、5万回というウルトラキャパシターならではの驚異的なサイクル寿命とメモリー効果がないこと、自己放電が際待て少ないこと、さらに保存時も電池の劣化がなく、長期間つかわなかった場合でも充電すれば当初の性能を発揮してくれる点です。サイクル寿命5万回は、毎日1回の使用とした場合、130年分以上ですから、、、確かに”Light for Life”という商標にもなっているキャッチフレーズに偽りはないようです。2万円弱の価格も生涯保障付きのライトを手に入れると考えれば、タフに利用する人々にとっては、安い買い物なのかもしれませんね。

関連記事(ソース)
Ultracapacitator Flashlight Charges in 90 Seconds, Doesn’t Use Batteries-----Cleantechnica,November 10th, 2008

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2008/11/17

日本の07年度CO2排出量、8.7%増 なぜ"増"なの?!

 日本は京都議定書に失敗したのか?

Japan “Plans” to Miss Kyoto Protocol Commitment-----GreenPacks,Nov 13,2008

 一方で、日本のメディアは、日本が排出権を海外から購入することになっても、日本の内需と産業の状況を考えればメリットがあり、もちろん海外の排出権を売る国にとってもメリットがあるという。さて、誰にとってメリットがあるのか? 真剣に考えよう。

 わかっていたこととはいえ、天災が原因とはいえ、、、、日本は国内努力では、温暖化降下ガスの削減に失敗した」ということなんですかねぇ。
 環境省が2007年度の温室効果ガス排出量の速報値を発表しました。前年度比で2.3%増、基準年の1990年度比では8.7%の増加は、あまりに大きな数字。削減すべき6%+8.7% = 14.7%はあまりに大きな開きです。

プレスリリース / 環境省、平成20年11月12日
2007co2rasouhaisyutu
-----image(pop up ; ”温室効果ガスの総排出量”) : 資料 2007 年度(平成19 年度)の温室効 果ガス排出量(速報値)<概要>PDF版より
2007年度(平成19年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について

"  今般、2007年度(平成19年度)の温室効果ガス排出量の速報値をとりまとめました。

2007年度の温室効果ガスの総排出量(速報値(注1))は、13億7,100万トンでした。
 京都議定書の規定による基準年(CO2、CH4、N2Oは1990年、HFCs、PFCs、SF6は1995年)の総排出量と比べると、総排出量としては8.7%上回っています。
 2006年度の総排出量と比べると、エネルギー起源二酸化炭素について産業部門、家庭部門などからの排出量が増加したことなどにより、総排出量としては2.3%増加しています。

 2006年度と比べて2007年度の排出量が増加した原因としては、原子力発電所の利用率の低下及び渇水による水力発電電力量の減少に伴い、火力発電電力量が大幅に増加し、電力排出原単位が悪化した影響が大きかったことから、この影響を除いた場合の排出量の増減傾向をみるために、電力排出原単位が0.34kg-CO2/kWh(注2)であったと仮定した場合について試算しました。この場合の総排出量を推計すると、2007年度の排出量は基準年比で0.5%増であり、同様の仮定をおいた2006年度比で0.8%の減となりました。

 また、2007年度の原子力発電所の利用率が長期停止の影響を受けていない時の水準(1998年度の実績値)にあったと仮定して総排出量を推計すると、2007年度の総排出量は基準年比で3.7%増であり、同様の仮定をおいた2006年度比で0.5%の増となると試算されます。

(注1)速報値の算定について……温室効果ガス排出量の確定値は各種統計の年報値に基づいて算定されますが、現段階では2007年度の年報値は公表されていないものがあります。そこで、2007年度の年報値が公表されていないものについては、2006年度の年報値等を代用しています。このため、今般とりまとめた速報値と2009年4月に報告予定の確定値との間には誤差が生じる可能性があります。 (注2)0.34kg-CO2/kWh……京都議定書目標達成計画における電力排出原単位目標値が0.34kg-CO2/kWh程度とされていることから、この値を使用しています。


2007co2kakubumon
-----image(pop up ; ”各部門のエネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出量(電気・熱 配分後)”) : 資料 2007 年度(平成19 年度)の温室効 果ガス排出量(速報値)<概要>PDF版より "

関連情報
環境省 : 我が国の温室効果ガス排出量

日本の07年度CO2排出量、8.7%増-----AFP BB News,2008/11/13

Japan emissions bill to soar-----FT.times,November 13 2008

" .....The price of UN-certified emissions credits known as CERs ? the gold standard for carbon trading ? has fallen sharply since the summer, tracking the decline in oil prices. Even at the current price of around $18 a tonne Japan would have to pay $3.3bn annually to comply with Kyoto at its current emissions level.
..... "

コメント
 さて、京都議定書は国際公約ですから、なんらかの方法、排出権買取などでお金を使うことになります。税金です。国内対策の不備、不十分な対策で、膨大な資金が流出します。柏崎刈羽原発の地震による破壊による停止分は、8.7%の中で5%も占めるということですが、、、、ちょっと待ってください。基準年に対して、またしても3.7%増やしたことは、この金融危機の情勢の中では重大なポイントです。

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2008/11/14

GEがプラグイン・ハイブリッド車にも使われているリチウムイオン蓄電池に追加投資

 GEがリチウムイオン蓄電池の分野で画期的な性能を誇るといわれるLiFePO4(Lithium Iron Phosphate : オリビン酸型リン酸鉄)の製造を手がけるA123Systemsへの投資を続けています。結構、充電制御がむずかしいといわれているリチウム電池ですが、このLiFePO4は、安全ということです。また、高価な金属を一切使わない安価な電池が作れる可能性があるとみなされて開発が進められています。この電池はすでに、ラジコンなどの模型や電動カーとなどさまざまなホビーにも使われテストされ、高い評価を与えているユーザーもいました。

クリッピング / truecarbon.org,September 26, 2008
Show Me The Money… Real Money!!! Next Generation Batteries---*1

 LiFePO4は性能的には最強ではないものの、多くのすぐれた特徴をもっているようです。電動車、プラグインハイブリッド車の市場投入の時期とその評価を大きく左右する蓄電池の開発競争は急ピッチで進んでいます。そんな中で、A123SystemsのLiFePO4は、すでに市場で入手できる蓄電池としてすでに多くのユーザーの利用するところとなっている点がユニークです。


プレスリリース / GE(日本GE)、2008年10月30日
GE、電気自動車商用化を支援
2385498_1225350495_efs_oct30_a123
-----image(”A123Systems社製の電池”) : 上記リリースより

"..........
A123社はナノテクノロジーを活用して充電式のリチウムイオン電池を製造しています。この電池は、他の種類の電池と比べ、電力密度が高く、軽量、また低コストで安全性が高いという特色を兼ね備えています。通常のリチウムイオン電池と比べ、A123社の電池は過熱しにくいことも特徴です。A123社は、ハイブリッド電気自動車とプラグイン・ハイブリッド電気自動車用の電池技術で、米エネルギー省より数々の賞を受賞しており、現在、主要自動車メーカーと連携し、ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車から完全電気自動車まで、19種類のモデル車両を用いて研究を行っています。A123社の技術はまた、ブラック&デッカー社やデウォルト社製の電動工具、静止グリッドの電源にも採用されています。
.......... "

プレスリリース / A123Systems,April 28, 2008
A123Systems Begins Taking Consumer Orders for its Hymotion? L5 Plug-in Conversion Modules (archived)
-----Cells: 32 Series

" 32 Series Automotive Class Lithium Ion(TM) Cells "

 以前に紹介したハイブリッド車をプラグイン車に改造するユニットに搭載されている蓄電池にも、このA123Systems社の製品が今年になって、搭載されているようです。

Hymotion Hybrid (プラグイン・ハイブリッド キットがカナダのHymotion社からリリース) / クリッピング Hybrid Car Blog-----しなやかな技術研究会、2006/03/27

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2008/11/13

イベント 12/11-12(東京) 地球観測連携拠点(温暖化分野)平成20年度ワークショップ「統合化された地球温暖化観測を目指して -温暖化影響観測の最前線-」 気象庁

-----イベント案内「気象庁、平成20年11月6日 発表」より-----要事前申込

" 概要
地球観測連携拠点(温暖化分野)平成20年度ワークショップを東京で開催いたします。

本文
 地球温暖化に関する統合的な観測を関係府省・機関の連携により推進するために気象庁と環境省が共同で設立した地球観測連携拠点(温暖化分野)の事務局(地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁)が主催となり下記のとおり開催します。
 地球温暖化の影響のうち水資源、森林・生態系を中心に、その実態と観測の現状を紹介する公開講演会とともに、地球温暖化の観測に関する異なる分野の連携を目指した専門家によるワークショップを行います。

                   記
1 期日  平成20年12月11日(木)~12月12日(金)
2 場所  KKRホテル東京(東京都千代田区大手町1-4-1)
3 実施体制
   主催 地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁
   後援(予定) 内閣府、文部科学省、農林水産省、国土交通省、
          (独)国立環境研究所地球環境研究センター
4 実施内容
   タイトル「統合化された地球温暖化観測を目指して -温暖化影響観測の最前線-」
(1)公開講演会「地球温暖化の影響/その実態と観測の最前線」
     (平成20年12月11日(木)13時~16時50分、KKRホテル東京 11階 孔雀の間)
基調講演 「わが国における温暖化影響の実態」  陽捷行(北里大学)
講演 ① 「温暖化時の水資源・水災害」  鼎信次郎(東京大学)
② 「周極域の森林とはどのような森林か」  松浦陽次郎(森林総合研究所)
③ 「サンゴ礁 地球温暖化の指標生態系」  茅根創(東京大学)
④ 「植物季節現象に見られる長期変化」  中山博義(気象庁)
⑤ 「地球温暖化と海氷変動」  榎本浩之(北見工業大学)
(2)分野間連携に関するワークショップ「陸域炭素循環観測と生態系観測の連携」
     (平成20年12月12日(金) 9時30分~12時、KKRホテル東京 11階 丹頂の間)
講演 ① 「日本長期生態学研究ネットワーク(JaLTER)の可能性」  日浦勉(北海道大学)
② 「タワー観測ネットワーク(JapanFlux)の現状」  平野高司(北海道大学)
③ 「陸域生態系研究と炭素循環観測との有機的連携に向けて
 -JaLTERとJapanFluxの連携と国際ネットワーク-」  柴田英昭(北海道大学)
④ 「陸域の温室効果ガス交換モデルと観測連携」  伊藤昭彦(国立環境研究所)
⑤ 「将来への展望」(総合討論を含む。)  三枝信子(国立環境研究所)
   ※ 詳細は別紙のリーフレットを御覧ください。
5 その他
   定員 公開講演会(12月11日)200名、ワークショップ(12月12日)100名
      (いずれも事前申込制、入場無料)
   ※ 参加につきましては、下記ホームページからお申し込みください。
      http://occco.nies.go.jp/081211ws/index.html

問い合わせ先
地球環境・海洋部 地球環境業務課
..........
資料全文
地球観測連携拠点(温暖化分野)平成20年度ワークショップ「統合化された地球温暖化観測を目指して -温暖化影響観測の最前線-」の開催について[PDF:96KB]
「統合化された地球温暖化観測を目指して -温暖化影響観測の最前線-」(地球観測連携拠点(温暖化分野)平成20年度ワークショップ)リーフレット[PDF:778KB] "

関連サイト
地球温暖化観測推進事務局(環境省・気象庁) / 地球観測連携拠点(温暖化分野)平成20年度ワークショップ

 詳細、お問い合わせは、イベント案内「気象庁、平成20年11月6日 発表」をご覧ください。

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2008/11/12

豪華なIsland Pilot社製のソーラーハイブリッドボート

 これまでも一般の船舶の屋根に太陽電池を結構な容量のっけて、船で利用する電力を賄うことができるボートはぼちぼちとあった。また、太陽電池だけで大西洋を横断することに成功したsun 21という偉大なる旅を成功させたボートもありました。しかし、意外に太陽電池とエンジンのハイブリッド船というのは本格的なものは、今回のIsland Pilot社製のものが初だと思います。少なくともアメリカでは、ソーラー&ディーゼルエンジンのハイブリッドボートということです。
 
プレスリリース / Island Pilot,October 29, 2008-BUSINESS WIRE
Hybrid Technology Now a Reality in Yachting Industry
Island_pilot_dse_hybrid
-----image(”Island Pilot's DSe Hybrid (Photo: Business Wire)”) : 同リリースより

" Reuben Trane, president of Island Pilot, LLC, announced today that the company will introduce the first-ever truly “green” motoryacht in America this week at the Ft. Lauderdale International Boat Show.(a) Following the much anticipated unveiling, The Island Pilot DSe Hybrid 12m is expected to be seen as the most economic as well as environmentally-friendly choice in yachting due its remarkable efficiency. This was accomplished by the creative utilization of technology that combines diesel, solar and electric power ? the components that create the DSe acronym.

Measuring 40 ft., the DSe Hybrid can travel at 6 knots indefinitely using only solar power and 13 knots using diesel. The revolutionary combination of technology, along with a structural design resulting in the maximum amount of horizontal area on which to mount solar panels, is what enables the DSe to achieve a new standard for cruising economy.
.......... "

関連サイト
The Island Pilot DSe Hybrid

Island Pilot / News / The first DSe Hybrid has completed preliminary Sea Trials in Zhuhai City, China. “She worked perfectly right out of the box!”

関連記事
Island Pilot to Introduce Diesel-Electric Series Hybrid Motor Yacht-----Green Car Congress,19 August 2008

コメント
 12mのボートで、太陽電池だけで6ノット、エンジンでは13ノットということです。いくつかプランがあるようです。詳細については、詳細などを見て眺めてみてください。中国でのテスト航海もすませ各国への販売も計画されているようです。太陽電池は6kWp分をルーフに搭載、7kwのモーターで航行できます。居住空間も豪華で、DC12Vならびにインバーターを介してAC120Vも各所で使える便利で、快適そうな船です。(t_t)

参考エントリー

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«『生きている地球レポート2008年版』が発行 世界を揺るがす金融危機と同様に、エコロジーの分野にも危機が迫っている / プレスリリース WWFジャパン