2010/02/10

車は、静か過ぎてもいけない。ハイブリッド、電気自動車などは、音をさせるべきか? それはどんな音?

 最近は、音の静かな車が路上に存在することにも慣れてきたのでドキッとすることも減った。しかし、ハイブリッド車が販売されたばかりの時は、そのあまりの音のなさに危険を感じることもあった。エコカーの魅力のひとつにも数えることができる走行音の小ささが、交通弱者といわれる人々の脅威になるとの指摘があるようです。

 そうした危険性を指摘する向きは前からあり、ハイブリッド、電気自動車など車は、低速走行時に音を発することを機能として備えることが検討されています。発音が検討されている状況は、発進時から車速20km/h までの速度域及び後退時で、発音の種類として、①チャイム音、②メロディ音、③単音、④和音、⑤自動車の走行状態を想起させる音(原動機類似音等)、その他を検討しているということです。音量は、一般エンジン車と同程度ということで、結構でかそうです。

 安全性は大切ですが、せっかくの静けさを大切にしてほしい気もします。幸い、ハイブリッド車の静音性に起因する事故の発生は確認されていないようです。日本の道路、交通事情にあった適切な選択がされることを期待しています。
 
プレスリリース / 国土交通省、平成22年1月29日
「ハイブリッド車等の静音性に関する対策について(報告)」の取りまとめ等について

Ecocarsound
-----image : 同リリース、添付書類「ハイブリッド車等の静音性に関する対策について(報告)」P.7より

" ハイブリッド車や電気自動車は、登録台数が増加しており、今後更に増加していくことが予想されている。一方、これらの自動車は構造的に音がしなくて危険を感じるという意見が自動車ユーザーや視覚障害者団体等から寄せられていることから、国土交通省では、昨年7月より「ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会」(委員長:鎌田 実 東京大学高齢社会総合研究機構長・教授)を開催し、ハイブリッド車や電気自動車等の静音性に関する対策について検討を進めてきました。
 その後、同年11月に対策案を取りまとめるとともにパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、今般、「ハイブリッド車等の静音性に関する対策(報告)」が取りまとめられましたので、お知らせします。(報告書は別添1、取りまとめにあたっての委員長コメントは別添2のとおり。)
 この報告を受け、国土交通省は、本日「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」を定め、一定の要件を満たした装置を任意で装備できるようにし、自動車メーカー等の関係者に周知しましたので、併せてお知らせします。(ガイドラインは別添3のとおり。)
 なお、対策の策定に先立って行いましたパブリックコメントの結果につきましては、国土交通省のホームページに公表しています。

添付資料
別添1 報告書(PDF ファイル809KB)
別添2 委員長コメント(PDF ファイル107KB)
別添3 ガイドライン(PDF ファイル110KB)
別添1,2,3(テキスト版)(Word ファイル320KB)
.......... "

関連
「ハイブリッド車等の静音性に関する対策について」(案)に対するパブリックコメントの募集について-----国土交通省、平成21年11月5日

コメント続き
 このハイブリッド、電気自動車の走行音が静か過ぎる「問題点」、日本以外の国でも問題視している国はあるのでしょうか? ちょっとしらべてみた結果では、みつかりませんでした。日本独自の交通事情による特殊ケースなのでしょうか?(t_t)

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2010/02/09

経済産業省、スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップについて資料、タイムテーブルなどを公表

 日米のスマートグリッドに関する共同研究も始まるようですし、日本でもスマートグリッドという言葉がメディアは本格的ににぎわせる状況になってきました。
 1月28日、経済産業省がスマートグリッドに関する国際標準化ロードマップについて資料、タイムテーブルなどを公表しました。

プレスリリース / 経済産業省、平成22年1月28日
スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップについて

Smartgrid2010jp
-----image : 次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に向けて(PDF)より

" 本件の概要

昨年8月に設置された「次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に関する研究会(座長:横山明彦東京大学大学院工学研究科教授)」における検討の成果を、このたび、「スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップ」としてとりまとめましたので、公表します。
.....
発表資料名

スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップについて(PDF形式:142KB)
次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に向けて(PDF形式:4,212KB)
(参考資料1)研究会での検討(PDF形式:419KB)
(参考資料2)標準化項目(PDF形式:854KB)


Smartgrid2010jp26
-----image : 標準化項目(PDF)より "

 また、NEDOから日米スマートグリッド実証事業の事前調査委託先に関する情報も公開されました。

プレスリリース / NEDO,平成22年1月28日
日米スマートグリッド実証事業の事前調査委託先決定

" 日米スマートグリッド共同プロジェクト始動
NEDOは米国ニューメキシコ州において行うスマートグリッド実証事業の事前調査に、31社(18提案)を委託先として決定いたしました。このプロジェクトは、NEDOが米ニューメキシコ州政府および米連邦政府エネルギー省(DOE)傘下の国立研究所等と協力して行うスマートグリッドの共同プロジェクトです。昨年11月の日米首脳会談においても、スマートグリッドは日米共同で推進することで合意しており、NEDOとしても積極的に取り組んでまいります。
..........
NEDOはニューメキシコ州政府が、州内5カ所で行うスマートグリッド実証プロジェクトのうち、ロスアラモス郡とアルバカーキー市の2カ所で連携し、スマートグリッドに関する実証を展開します。これは新エネルギーの導入拡大、省エネルギーの推進に向け、日本国内では実証研究が難しい技術(需要制御、通信等)を実証し、世界各国で急速に概念整理が進むスマートグリッドの標準化活動への参画を目的としたもので、ニューメキシコ州政府およびロスアラモス、サンディアの両国立研究所などと共同で、この実証プロジェクトを計画してまいりました。
 共同実証プロジェクトを実施するにあたり、日本側の参加企業について、「米国ニューメキシコ州における日米スマートグリッド実証」として2009年11月2日から12月1日までに応募があった19件中、18件の提案を採択しました。
 各研究事業の事業期間、内容は別紙のとおりです。ただし、本年度の事前調査後の事業化評価により来年度以降の事業内容を検討します。
..........
(例 -委託先 【別紙】事前調査委託先一覧(54.3KB)より )
「(Ⅰ) ロスアラモス郡におけるマイクログリッド実証
・2~5MW程度の配電線において、太陽光発電(PV)2MW程度(日本側1MW程度設置)、蓄電池1MW程度を集中的に導入し、配電線の系統構成を切換えることによりPV導入比率を変えることの可能な配電線にて、PV出力の変動吸収を可能とするEMSと情報通信技術を構築・実証する。
・スマート配電機器(情報通信機能を持った配電機器等)を導入し、高い信頼性を有する配電系統を構築・実証する。」
.......... "

関連
次世代電力網 日米実証の事前調査 NEDO 31社・機関に委託-----SankeiBiz,2010.1.29

" 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は28日、2010年度から米国のニューメキシコ州で始まる次世代電力網「スマートグリッド」の日米共同実証事業の事前調査について、東芝や京セラなど31社・機関に委託すると発表した。..... "

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2010/02/08

グリーンポストのTwitter 最新タイムラインなう

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東京ガス、港北NTアースポートビルを再生可能エネルギーと都市ガスの融合によるネット・ゼロ・エネルギー・ビルへ改修

 みなさんは、東京ガスの港北NTアースポートという建物を知っていましたか? 今回再生可能エネルギーと都市ガスを利用したエネルギーゼロビルに改修をするとの発表で、初めて知りました。
 なかなかユニークな形状と機能の建物です。完成したら是非見学に行きたいところです。

Tokyogaskouhokunewport

-----image: Googleマップ : 東京ガス港北NT アースポート

プレスリリース / 東京ガス、平成22年2月3日
東京ガス港北NT(ニュータウン)ビル(アースポート)の改修について

2010020301_03
-----image(”参考:改修イメージ図”) : 同リリースより

" 再生可能エネルギーと都市ガスの融合によるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)をめざして
 ..........再生可能エネルギーと都市ガスを利用したネット・ゼロ・エネルギー・ビル※1(以下「ZEB」)の実現をめざし、今月1日から東京ガス港北NT(ニュータウン)ビル(横浜市都筑区、愛称:アースポート、以下「アースポート」)の改修を開始しました。改修完了は本年9月末の予定です。
アースポートは、これまで1997年度環境・省エネルギー建築賞建設大臣賞(商業サービスビル部門)等数々の賞を受賞し、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)※2でもSランクに位置付けられるなど、先進的なエネルギー利用設備が導入されたトップレベルの省エネビルであり、現状でも一般テナントビル※3より一次エネルギー使用量は24%少なく、CO2排出量は25%少なくなっています。
今回の改修では、再生可能エネルギーと次世代技術の組合せにより、さらに一次エネルギーを16%、CO2排出量を19%削減し、一般テナントビルに対して一次エネルギーを40%、CO2排出量を44%削減できる見込みです。
さらに、2030年までには、設備のさらなる高効率化やエネルギーの面的利用の推進等により、年間の一次エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることをめざします。
なお、本改修事業は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の「次世代省エネルギー等建築システム実証事業※4」に採択されています。

※1: ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)
建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上、エネルギーの面的利用、オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロまたは概ねゼロとなる建築物。
※2: 建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)
建築物の環境性能で評価し格付けする手法で、「Sランク(素晴らしい)」から、「Aランク(大変良い)」「B+ランク(良い)」「B-ランク(やや劣る)」「Cランク(劣る)」という5段階の格付けが与えられる。
※3: 一般的なテナントビルのエネルギー消費原単位を2,518MJ/m2年、CO2排出原単位を 107kg‐CO2/m2(「東京都地球温暖化対策計画書制度」2005年度実績値)として算出。
※4: 次世代省エネルギー等建築システム実証事業
2030年までにビルにおける年間のCO2排出量を概ねゼロとするゼロ・エミッション・ビルの普及を図るため、ゼロ・エミッション・ビルの将来見通しを踏まえた上での技術開発及び実証事業について実施する補助事業。
..........
■改修概要
太陽熱、ガスエンジンCGSの廃熱、GHPチラーの廃熱を利用した省エネ・省CO2空調システム
..........
太陽光発電とガスエンジンCGS等を組み合わせた電力統合制御システム
..........
自然採光を活用した次世代照明制御システム
.........
アースポート概要
住所 : 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央16-18
竣工 : 1996年3月
延床面積 : 5,645m2
構造・階数 : SRC造・地上4階 塔屋1階
用途 : 事務所
2010020301_02-----image : 同リリースより
.......... "

関連
NEDO 公募情報 / 平成21年8月17日 「次世代省エネルギー等建築システム実証事業」に係る助成先の公募について

コメント続き
 ビル、集合住宅の省エネ化、エネルギーの見える化、再生可能エネルギーの導入など興味のある分野です。でもガス屋さんに是非取り組んでもっと多くの情報を発信していただきたい分野は、ビル用の大型ガス・コジェネレーションシステムです。今後、研究して情報のクリッピングにも力を入れたいと考えています。(t_t)

参考

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2010/02/05

イベント 3/9-12 LED Next Stage 2010 -LED照明の総合展示会

-----イベント案内より-----(事前登録無料)

" LED Next Stage 2010 -LED照明の総合展示会

会期 2010年3月9日(火)〜12日(金)
午前10時〜午後5時(最終日のみ午後4時30分)
会場 東京国際展示場「東京ビッグサイト」東3ホール (東京都江東区有明3-21-1)
主催 日本経済新聞社
特別協力 特定非営利活動法人LED照明推進協議会(JLEDS)
後援 経済産業省、(社)日本照明器具工業会、(社)日本電球工業会、(社)照明学会、(財)光産業技術振興協会、(社)日本照明委員会、日本商工会議所(順不同)
..........
出展規模 出展社数144社、出展小間数346小間(1月14日現在)
来場者数 250,000人(見込み、同時開催全展の合計)
入場料 一般=1,500円/団体(20名以上)1,000円
Webサイトの事前登録で無料(2010年1月上旬より開始)

同時開催
【東ホール】
JAPAN SHOP
建築・建材展
リテールテックJAPAN
IC CARD WORLD

【西ホール】
SECURITY SHOW
フランチャイズ・ショー(3月9日~11日開催)  "

関連
LED Next Stage > ニュース

 詳細、お問い合わせは、a href="http://www.shopbiz.jp/ld/"target="_blank">イベント案内をご覧ください。

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2010/02/04

55カ国が、国連に温暖化効果ガスの削減目標を提出。世界一海抜の低い国、モルディブ。2019年に温室効果ガスを100%削減するカーボンニュートラルを宣言

 COP15での合意を受けて、1月末を目処に国連に削減目標を提出した国は、日本も含めて55カ国。各国の詳細は、リストを整備後公開されるということです。

UNFCCC receives list of government climate pledges-----United Nations Environment Programme (UNEP),01 February 2010-----02/ 02/ 2010

 リストは、Climate Pledgesなどのサイトに反映されます。さて、この55カ国の中でももっとも野心的な削減目標を掲げたのは、世界一海抜の低い国、モルディブ。2019年に100%削減、カーボンニュートラルを達成すると宣言しました。インド洋の小さな島々からなる人口30万人のモルディブの挑戦に注目しましよう。

Climate Pledges
 / Maldives

" Mitigation actions:
Own Effort: Carbon neutrality by 2019.
Comment: Carbon neutrality by 2019. "

プレスリリース / Maldives President's Office,31 January 2010
Maldives Pledges 100% Mitigation Target Under Copenhagen Accord

" The Maldives has pledged to go carbon neutral by 2020, cutting its net carbon dioxide emissions by 100%, as its contribution to tackling climate change under the Copenhagen Accord.
“The Maldives’ submission of its mitigation action is voluntary and unconditional...The Maldives looks forward to its mitigation action being registered and publicly available.”

The Maldives also said that its mitigation efforts should be “internationally measured, reported and verified.”

Under the Copenhagen Accord, countries should inform the UNFCCC of their emissions reductions targets by January 31st.

The Maldives’ pledge is the most ambitious mitigation target so far submitted under the Copenhagen Accord.
“Climate change threatens us all. If we don’t act now, we will lose the rainforests, lose the coral reefs and, potentially, lose human civilization itself,” said President Mohamed Nasheed.

“The world is wasting billions of dollars per year burning dirty fossil fuels; money that could be saved by switching to clean energy.

“New technologies allow us to both develop and maintain a healthy environment. It is time mankind moves into the Green Age,” the President added.

The Maldives is already working with renewable energy companies and bilateral partners to build wind farms and install solar power capacity.

In its submission to the Copenhagen Accord, the Maldives stated that it is also undertaking detailed work on the implementation of its carbon neutral policy.

Although the Maldives’ submission is voluntary and unconditional, the country will register a request for technological, financial and capacity building support for the implementation of its carbon neutral plan. "

関連
UNEP : Climate Change
Unepclimatechange
-----image : 同サイト画像

温室ガスを「100%削減」=水没危機で野心的目標-モルディブ-----時事ドットコム、2010/02/01

世界の温室効果ガス排出量の78%、55カ国が自主目標提出-----IBTimes,2010年02月02日

" .....1日、米国や中国など55カ国が2020年までの温暖化ガスの削減目標を提出した..... "

環境省、2020年の排出削減目標として、90年比25%削減を”ただし書き付”で気候変動枠組条約事務局に提出-----しなやかな技術研究会、2010/01/28

参考
wikipedia : モルディブ-----Maldives

Maldives
-----image : Google Map : Maldives

世界一海抜が低い国、モルディブ-----自然エネルギー、2010/02/01

Twitter Soichi:http://twitpic.com/115sjc モルジブの美しいサンゴ礁の島々です。船の航跡がはっきり見えますね!

コメント続き

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2010/02/03

ホンダ HONDA 、米で家庭用次世代ソーラー水素ステーションの実証実験開始

 ホンダ、子会社のHonda R&D Americasにて、ガレージに収まるコンパクトな家庭用サイズの次世代ソーラー水素ステーションの実証実験を開始しました。利用される車は、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」でハイブリッド車、電気自動車に次ぎ、新しい車とインフラの可能性の実証実験を行うということです。
 
プレスリリース / HONDA, 2010年1月28日
Honda、家庭用 次世代ソーラー水素ステーションの実証実験開始

4100128b
-----image(”次世代ソーラー水素ステーションと燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」”) : 同リリースより

" ..........
Hondaの研究開発子会社であるホンダR&Dアメリカズ(所在地:米国 カリフォルニア州)は、燃料電池電気自動車への水素供給装置として、ガレージに収まるコンパクトな家庭用サイズの次世代ソーラー水素ステーションの実証実験を、ホンダR&Dアメリカズ ロスアンゼルスセンターで開始した。

2001年よりロスアンゼルスセンターで稼働してきた従来型のソーラー水素ステーションは、高圧水素の製造のために、水電解装置および水素圧縮コンプレッサーが必要だった。一方、次世代ソーラー水素ステーションは、Hondaの独自技術である高圧水電解システムにより水素の製造と圧縮を一体化することで、コンプレッサーが不要となり、小型・低騒音・低コスト化を実現し、家庭用水素供給装置としての可能性を広げた。また、従来に比べ水素製造システム効率も25%※向上している。
これにより、8時間で約0.5kgの水素が供給され、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」が30マイル(約50km)走行できる。

また、今回の実証実験では、水素を貯蔵する高圧水素タンクを用いないシステムを採用。システム全体をさらに小型化することで、家庭に導入しやすいサイズとしている。なお、今回のシステムに従来同様に高圧水素タンクを組み合わせることで、将来的に家庭だけでなく様々な環境や用途への幅広い対応が可能となる。

この次世代ソーラー水素ステーションは、公共の水素ステーション・ネットワークの補助的役割を果たすことを念頭に設計。約5分間で急速充填を行うことができる公共の水素ステーションと組み合わせることにより、「FCXクラリティ」をはじめとする燃料電池電気自動車ユーザーの多様なニーズに対応するものとしている。

※シミュレーションによる計算値

次世代ソーラー水素ステーションで水素を製造するための電力は、太陽電池発電による独立電力のほか、商用電源からの電力との併用も可能である。太陽電池のみを使用した場合は燃料電池電気自動車の走行時だけでなく燃料製造時を含めたCO2排出量がゼロとなる。また、同じ商用電源からの電力でも日中(ピーク)電力を使用した場合に比べ、夜間(オフピーク)電力を使用した場合は、CO2排出量の削減効果が見込める。なお、太陽電池は、従来と同様(株)ホンダソルテック製のCIGS薄膜太陽電池モジュールを使用している。

<ソーラー水素ステーションのシステム構成比較>
4100128c
-----image(上-次世代ソーラー水素ステーション、下-従来型ソーラー水素ステーション) : 同リリースより-----
4100128d

Hondaはかねてより、化石燃料の代替、排出ガスの削減、地球温暖化への影響の低減という観点から、燃料電池を将来の究極のクリーンパワーととらえ、燃料電池電気自動車の開発を積極的に行っている。その燃料電池電気自動車に使われる燃料は究極的には水素になると考えており、将来の水素社会の実現に向け、水素の製造から、貯蔵、供給までのプロセスにおいてもCO2を排出しないことが重要であるととらえ、それらの実現に必要な技術開発に取り組んでいる。 今回、次世代ソーラー水素ステーションの稼働を開始することで、循環型エネルギー供給のさらなる効率向上に向けた検証を行うとともに、水素製造・供給ステーションの実用化に向けた技術課題などを見極めていく。 "

関連
Honda : FCXクラリティ / FACT BOOK / 次世代エネルギー「水素」-1

Honda FCX Clarity Overview

(Honda,2008年07月18日)

コメント続き

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2010/02/02

日本の国別環境指標ランキング2010(Environmental Performance Index)は、20位

 ダボス会議で2年毎に発表されている163カ国を対象にした国別環境指標ランキング2010(Environmental Performance Index)は、日本はスコアは下げたものの順位は20位でした。今年のスコアは、72.5で2008年版では、84.5(21位)。いずれにしろ、日本は高い評価を受けていると思います。
 日本より上位、前後のスコアの国を見ると、1位Iceland(93.5)、2位Switzerland(89.1)、3位Costa Rica(86.4)、4位Sweden(86.0)と、人口の少ない環境先進国が並んでいます。納得のできる順位です。G8参加国では、7位にFrance(78.2)、14位United Kingdom(74.2)があり、17位Germany(73.2)、18位Italy(73.1)が日本より上位にきています。アメリカは、61位(63.5)。その他では、62位Brazil(63.4)、69位Russia(61.2)、121位China(49.0)、123位India(48.3)などです。まずは、国民レベルの取り組み、そして経済的な豊かさがランキング上位の国には求められているようです。日本は豊かな風土に支えられているという気がしました。あとは、政策しだいでさらに上位に上ることも可能でしょう。

プレスリリース / Yale Center for Environmental Law & Policy,January 28, 2010
Environmental Performance Index / 2010 : Iceland Ranks at Top of 2010 Environmental Performance Index

"  Press release (91 KB)
Main Report (8.6 MB)
Summary for policymakers (3.2 MB)
Ranking charts (275.8 KB)
Country profiles (26.5 MB)
Indicator metadata (854.8 KB)
Sensitivity analysis (702.6 KB)
EPI data (4.9 MB)

.....以下リリースより.....
Iceland leads the world in addressing pollution control and natural resource
management challenges, according to the 2010 Environmental Performance Index (EPI) produced by a
team of environmental experts at Yale University and Columbia University. This is the third edition of
the EPI, which has been revisited biannually since 2006.
Released today at the World Economic Forum Annual Meeting 2010, the EPI ranks 163 countries on
their performance across 25 metrics aggregated into ten categories including: environmental health, air
quality, water resource management, biodiversity and habitat, forestry, fisheries, agriculture, and
climate change.
Iceland’s top-notch performance derives from its high scores on environmental public health,
controlling greenhouse gas emissions, and reforestation. Other top performers include Switzerland,
Costa Rica, Sweden, and Norway . all of which have made substantial investments in environmental
infrastructure, pollution control, and policies designed to move toward long-term sustainability.
Occupying the bottom five positions are Togo, Angola, Mauritania, the Central African Republic, and
Sierra Leone .impoverished countries that lack basic environmental amenities and policy capacity.
.......... "

関連
Environmental Performance Index 2008 / Contents

Iceland Leads Environmental Index as U.S. Falls-----NYTimes.com,2010/01/27

<ダボス会議>金融危機などで意見交換し閉幕-----中国国際放送局,2010-02-01

日本の国別環境指標ランキング(Environmental Performance Index)は14位 ダボス会議にて発表-----しなやかな技術研究会、2006/01/27

Twitter / greenpost: Environmental Performance Index 2010 http://bit.ly/auV9UZ :MEMO"Japan rank20 (score 72.5)" #renewjapan #renewworld

コメント続き
 指標となる10の項目は、(1) Environmental Burden of Disease; 疾病対策、(2) Water Resources for Human Health; 健全なる飲料水の確保、(3) Air Quality for Human Health; 健全なる室内空気環境の確保、(4) Air Quality for Ecosystems;大気環境の確保、 (5) Water Resources for Ecosystems; 水資源の涵養と管理、(6) Biodiversity and Habitat; 生物多様性と生息地の保全、(7) Forestry; 林業、(8) Fisheries; 漁業、(9)Agriculture;農業、 (10) Climate Change;気候変動対策となっています。各項目は、細かいチェック項目により採点され、総合点が計算されています。
 ちなみに、一位はアイスランド2008年版では11位でした。(2008年版の1位はスイス)
 各国の取り組み、状況の差を細かくみていければ、かなり興味深いことが理解できそうです。

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2010/02/01

北陸電力、富山市で路線バスで電気自動車の実証運行へ

 北陸電力が、経済産業省の「低炭素社会実証モデル事業」として、富山市で路線バス初の電気自動車を運行するということです。公道走行試験を経て、本年2月から3月に、富山市内の実際のバス路線(まいどはや)で実証運行されるということです。

プレスリリース / 北陸電力、2010年1月18日
プレスリリース / 電気コミュニティバスの展示公開について(pdf)

Hokurikudenryokuevbus
-----image : 同リリースより

 " ..........地域の企業と開発を進めております「電気コミュニティバス」について、..........
当該バスは、当社が経済産業省の「低炭素社会実証モデル事業」*として、中部経済産
業局からの委託を受け、昨年4月より再委託先5社と開発を進めてきたものです。
 同バスは、リチウムイオン電池を搭載した低床型電気コミュニティバスであり、今
後、公道走行試験を経て、本年2月~3月には、富山市内の実際のバス路線(まいどは
や)での実証運行試験を実施する予定です。
 当社としては、本事業を通じて、蓄電池技術に関する研究開発を進めるとともに、公
共交通の利用促進に協力し、低炭素社会の地域づくりに努めてまいります。
【再委託先企業】  ジェイ・バス(株)    (株)東京アールアンドデー   富山地方鉄道(株)
         富山ライトレール(株)   (株)まちづくりとやま 
<開発した電気バスの特徴> いずれも全国で初めての試みとなります。(当社調べ)
①高齢者も利用し易い「低床型」の電気コミュニティバス
 (交通バリアフリー法に適合したベース車両を採用)        
②リチウムイオン電池を搭載し、電気自動車用急速充電装置で充電可能  
③コミュニティバス路線での電気バスの実証運行試験の実施

..........

添付資料1 : 低炭素社会実証モデル事業の実施体制
添付資料2 : 電気コミュニティバス仕様
*:「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」
地域社会を支える大学、産業界、自治体等が連携することで「低炭素社会」構築に必要な技術の地域
ぐるみの実証を行い、他の地域へ普及、新たな社会システム構築を目的としたモデルとなる取組み支
援事業。
.......... "

関連
まちづくりとやま(バス事業運営) / まいどはや

日野ポンチョ(ベース車体)

東京アールアンドデー(バス改造) / 電気コミュニティバスの展示発表について

ジェイバス(バス製造)

路線バス初の電気自動車出展 新型充電器も EVジャパン展-----asahi.com,2010年1月20日
" 電気自動車の路線バスが2月中旬、富山市で運行を始める。地元に本店を置く北陸電力が国の補助を受けて開発、路線バスへの電気自動車導入は全国初という。........ "

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2010/01/29

パナソニック電工、省エネハウス「エコイエ」を発表

 パナソニック電工は、耐震住宅工法「テクノストラクチャー」に太陽光発電や省エネに役立つエネルギーマネージメントしシステムを組込むことができるトータルな環境を意識した家の提案「エコイエ」を発表しました。
 システムは一部選択性ということですが、1990年比でCO2排出量60%以上削減を目指すという言葉がふるっていると思いました。国土交通省の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」として採択されているということですから、是非その知識を他のメーカー、家作りをしたい人々と共有できる形にしてほしいです。また、耐震住宅というのは、これから家を建てる人にとっては、重要な検討要素だと思います。

プレスリリース / パナソニック電工、2010年1月26日
パナソニックの省エネ・創エネ設備を搭載 CO2排出量 マイナス60%を目指す「エコイエ」開発

10019b
10019c
.....
10019d
-----image(”エコイエ フラッグシッププラン”) : 同リリースより

" 耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の新・トータルエコロジー提案
パナソニック電工は、独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー」に外張り断熱工法や省エネ、創エネ設備を搭載し、CO2削減を徹底追及した提案型住宅「エコイエ」を開発。2月1日よりパナソニックビルダーズグループ(※1)加盟店(以降PB店)が販売を開始します。

......昨年11月には国土交通省の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」として採択(※2)され補助金の対象となりました。
 「エコイエ」は、当社独自の耐震住宅工法テクノストラクチャーに、外張り断熱工法「くるみ~な」を採用し断熱性を高めるほか、太陽光発電システム「サンベスト」、家の中の電力使用量がチェックできる「ECOマネシステム」や省エネ家電など、パナソニックの省エネ・創エネ設備を搭載。さらに地域特性に合わせ、自然の力を生かした間取りや開口にするなどの工夫を凝らし、1990年比でCO2排出量60%以上削減を目指します。
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■環境に配慮した暮らしを実現する「エコイエ」の4つの特長
(1)高気密・高断熱の構造体で、冷暖房効率を格段に向上
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(2)省エネ&創エネ設備で、総消費エネルギーを抑制
日々の暮らしで消費するエネルギーを削減するために、パナソニックの省エネ設備を搭載。
また、自然の力をエネルギーに変える太陽光発電システムなどの「創エネ」設備も併用し、住まいとしてのCO2排出量削減にも配慮しています。
(3)使った電気量の「見える化」で、楽しみながらエコライフ
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(4)自然と共生し、その力を生かすために、間取りや開口、庇を工夫
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平成21年度(第2回)住宅・建築物省CO2推進モデル事業の採択プロジェクトの決定について-----国土交通省、平成21年11月5日

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